1Oracle Social Cloudについて
Oracle Social Cloudの概要
Oracle Social Cloudアプリケーションへようこそ。このトピックでは、Oracle Social Cloudの概要、およびアプリケーションの個別の各領域と機能に関する詳細について説明します。
Oracle Social Cloudとは
Oracle Social Cloudは、ブランドおよびマーケティング担当者がコンテンツに関するエンゲージメントを把握し、分析するためのWebベースのアプリケーションです。
Oracle Social Cloudは、すべての機能(リスニング&分析、エンゲージ、ワークフロー&自動化)が一つのWebサイト上でまとまって提供されており、製品全体にアクセスできます。
基本的な用語
Oracle Social Cloud -パブリッシュ、コンテンツ&アプリ、リスニング&分析、エンゲージ、ワークフロー&自動化、ソーシャル・ステーションの各製品を管理するアプリケーションです。
ホーム - 製品に関する更新、リリース・ノート、役立つヒント、知っておく必要がある基本的な事柄が表示されるエリアです。アプリケーションに関する最新の情報を取得するために、ホームは頻繁に確認することをお薦めします。
リスニング&分析 - ユーザーがFacebookページ、ビュー、TwitterストリームおよびGoogle+ページにどのように反応しているかを詳細に調査できるツール。コンテンツおよびブランドに対する影響者やコミュニティの反響を迅速かつ簡単に評価し、エンゲージメントを向上させるために必要な処理を実行し、対応して必要な調整を行うことができます。
エンゲージ - ソーシャル・ネットワークでの会話をよく理解し、適切なアクションやエンゲージメントを行うことにより、強力な関係を築くためのツールです。
ワークフロー&自動化 - ユーザ、ソーシャル・プロパティ、トピックなど、アカウントに関するあらゆるものを編集、管理するためのエリアです。ソーシャル・プロパティやユーザを、バンドルやチームにより組織階層の中で管理することもできます。
Facebookページ - Facebookにおけるブランドまたは組織のホームです。Facebookページには、ウォールや「情報」タブなど、デフォルトでいくつかのタブが含まれています。
ストリーム - Facebookページ、Twitterアカウント、Google+アカウントは、コンテンツを流すストリームのようなものです。そのため、パブリッシュとソーシャル・プロパティ間の接続をストリームと呼びます。
関連トピック
Oracle Social Cloudのログインとログアウト
Oracle Social Cloudでは、1回のみのログインですべてのOracle Social Cloudプログラムにアクセスできます。
Oracle Social Cloudにログインする手順は、次のとおりです。
ユーザーがOracle Social Cloudにログインしない期間が6か月を超えた場合、ユーザーのアカウント・ステータスは「待ち状態の無効化」
に設定されます。アカウントのステータスが「待ち状態の無効化」
に変更されると、そのアカウントがOracle Social Cloudから1週間以内に削除されることを知らせるEメールがユーザーに送信されます。ユーザーがこのEメールを受信してから1週間以内にログインすると、アカウント・ステータスは「アクティブ」
に戻ります。ただし、ユーザーがその週内にログインしなかった場合は、別のEメールがユーザーに送信され、アカウントはOracle Social Cloudから削除されます。
Oracle Social Cloudから削除されたユーザーを再アクティブ化することはできません。そのユーザーがOracle Social Cloudへのアクセス権の再取得を希望する場合は、そのユーザーに対して新しいアカウントを作成する必要があります。
バンドル・ピッカーの使用
バンドルのドロップダウン・メニューを使用して、アカウントに関連付けられた複数のバンドル間を切り替えます。
ドロップダウン・リストをクリックして新しいバンドルを選択します。
以前にアカウントと呼んでいたものが、上位レベルのバンドルとして表示されるようになります。アカウントが1つのみの場合は、上位レベルのバンドルのみが表示されます。
プレビュー
バンドルをクリックすると、検索ウィンドウにプレビューがオープンします。バンドルにサブバンドルがある場合は、フォルダ・アイコンがプレビューに表示されます。
バンドルおよびサブバンドルをクリックするにつれて、元の検索に戻るパスが検索ウィンドウに作成されます。このパスの任意の部分をクリックすると、以前に検索したバンドルに移動できます。
目的のバンドルが見つかった後、それを強調表示します。「このバンドルを選択」をクリックすると、ページがそのバンドルにリフレッシュされます。
バンドルの検索
目的のバンドルがどこにあるかわからない場合は、検索のバンドル・フィールドで検索できます。この操作によって、フォルダ構造の現在の場所から前方のみではなく、アカウント全体が検索されます。
サポートされているブラウザ
次の表に、Oracle Social Cloudでサポートされているブラウザを示します。
Oracle Social Cloudでサポートされているブラウザの表
ブラウザ | サポートされているバージョン | オペレーティング・システム |
---|---|---|
Chrome | 53 | Mac
Windows 8以上 |
Firefox |
|
Mac
Windows 8以上 |
Internet Explorer | 11 | Windows 8以上 |
Safari | 9 | Mac
|
Oracle Social Cloudでサポートされているモバイル・ブラウザの表
ブラウザ | サポートされているバージョン | オペレーティング・システム |
---|---|---|
Chrome | 52 | Android
|
Safari | iOS 9.3.x native | iOS 9.1以上 |
Oracle Social Cloudホーム・ページ
Oracle Social Cloudの「ホーム」セクションは、「ニュースと更新」と「コラボレーション」の2つのタブで構成されています。
ニュースと更新
「ニュースと更新」は、アプリケーションとその中のすべてのツールに関する更新を見つける最適な場所です。開発チームがツールに対する更新または新しい機能をリリースする場合、リリース・ノートはここに公開されます。製品チームもまた、Oracle Social Cloudアプリケーションのすべてのツールに関する有用なヒントを、必要に応じて投稿します。
このページの情報は頻繁に更新されるため、Oracle Social Cloudにログインしたときは毎回このページを確認することをお薦めします。
コラボレーション
「コラボレーション」タブは、ワークフロー機能の一部です。このタブには、自分に関係しているすべてのスレッドが表示されます。
スレッドは、プロジェクトに関して同僚と会話ができ、ワークフローの進行状況をトラッキングできるコラボレーション・スペースです。ユーザーは、参加者(タスクが割り当てられているか、タスクが割り当てられているチームの一員)か、オブザーバ(ステップは割り当てられていないが、スレッドでコメントできる)のいずれかです。
ソーシャル・ステーションについて
ソーシャル・ステーションは、ダッシュボードおよびインテリジェンス・センターのホーム・ベースです。ダッシュボードには、選択したカスタム分析のセットが表示されます。インテリジェンス・センターには、ソーシャル・メディア・コンテンツが表示され、ソーシャル・メディアのトレンドを視覚化できます。「リスニング」トピックに基づいてインサイトを表示できます。
ソーシャル・ステーション・スタート・ガイド
メインのナビゲーション・ドロップダウン・リストからソーシャル・ステーションにアクセスします。
トピック・インサイト・ビュー: リスニング&分析で作成したトピックに関するメトリックを表示します。
トピック・インサイト・ビューの追加
ビューの編成および表示
ビューの作成後は、ソート・ボタンを使用して、ビューをトピック・インサイトでソートできます。
ビューを削除するには、ビューにカーソルを置くとごみ箱アイコンが表示され、クリックするとビューが削除されます。
ビューの表示
ビューを作成すると、ビューを表示できる状態になります。
画面の解像度を1080pに変更します。
ブラウザをプレゼンテーション・モードにします。
トピック・インサイトのテーマ・ビューについて
テーマ・ビューには、トピックに対するテーマのワード・クラウド、およびこれらのテーマに関する3つのメトリックが表示されます。表示は10秒ごとに入れ替わり、新しいテーマとそのテーマに対するメトリックに変わります。
ボリューム - このテーマのメンション数に関する値で、トピック内の他のテーマと比較したもの。低、中、大、特大として、チャートに表示されます。
トピックの正確性 - 個々のテーマと、トピックとの類似性の程度に関する値です。棒グラフで、トピックに適合しない、少し適合しない、適合する、とても適合する、非常に適合する、として表示されます。
コンテンツ・フォーカス - 個々のメンションの相互類似性に関する値です。類似しているほど、集中度が高くなります。チャートで、非常に多様、多様、わずかに集中的、集中的またはきわめて集中的として表示されます。
距離 - テーマのコンテンツのトピックに対する正確性の程度の測定。中心から遠くなるほど、トピックに対するテーマの類似性は低くなります。
色 - コンテンツの集中度の測定。円で表示されたチャートが濃くなるほど、集中度が高くなります。
サイズ - メンションの数の測定。円で表示されたチャートが大きくなるほど、メンションの数が多くなります。
トピック・インサイトの対象層情報ビューについて
対象層情報ビューには、特定のリスニング&分析のトピックのほぼリアルタイムのエンゲージメントに関するメトリックが表示されます。表示は20秒ごとにリフレッシュされ、メトリックのデータが更新されます。
性別の分類 - 選択したトピックを話題にしている男性と女性の比率。
ソーシャル・ソース - コンテンツが、次のような様々なソーシャル・ソースからどの程度取得されているかを表示します。
ブログ: 個人的な思考およびWebリンクの公開
コンシューマ・レビュー: 製品およびサービスに関するコンシューマの意見サイト
メッセージ・ボード: オンライン・ディスカッション・サイト
マイクロブログ: Twitter
ニュース: 現在のイベントおよび更新
ソーシャル・ネットワーク: FacebookおよびG+
ビデオ: YouTube
ネット・センチメント - 当日収集されたメッセージと前日収集されたメッセージ間の式[(ポジティブ・メンションの数 - ネガティブ・メンションの数)/(ポジティブ・メンションの数 + ネガティブ・メンションの数)]を使用したパーセント変更。
ボリューム - トピック別に分類されたメンションの数。
リーチ - 作成者ごとメンションごとの合計フォロワ数の総計。これは、メンションを表示できたユーザーの潜在数を計算するため、潜在リーチと呼ばれることもあります。
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最近のアクティビティ - トピックに対するアクティビティのボリュームおよびリーチ。各棒は20秒間を表します。濃い青の棒はボリュームを表し、薄い青の棒はリーチを表します(Twitterのみ)。注意: 各棒のセグメント(リーチまたはボリューム)の高さは相対的です。
Twitterアクティビティ - トピックに対する最新のTwitterアクティビティの量。
メンション - メンションのサンプルであり、トピックから取得されるコンテンツの例です。