16見積の使用

この章の内容は次のとおりです。

見積使用の概要

自動化された商談、見積、オーダーのプロセスを使用して、商談から見積およびオーダーを、ディールの一部として、またはアカウントから直接作成します。見積およびオーダー機能では、次のことができます。

  • 専門提案文書の作成。

  • 見積の共有および顧客とのコラボレーションによるディールのクローズ。

  • 見積要約情報の表示および見積のドリルダウンによる詳細の表示。

  • 統合見積アプリケーションでの有効な製品構成の作成。

  • 自動価格設定計算の実行。

  • 価格設定および割引の指定。

  • 承認プロセスの合理化。

販売での見積の作成

商談またはアカウントの処理中に、見積を作成、更新、複製およびバージョニングできます。製品を追加および削除したり、価格設定を変更できます。見積に問題がない場合は保存し、その見積をアクティブとしてマークできます。見積を作成、編集またはバージョニングする場合は、統合見積サービスのOracle Configure, Price and Quote (CPQ) Cloudに移動します。アプリケーションによって商談IDとアカウントIDがCPQに引き継がれ、見積を保存すると、CPQによって新しい見積が作成されます。販売アプリケーションに戻ると、新規に作成された見積が反映され、関連する商談またはアカウントに関連付けられます。

見積へのアクセス

営業作業領域で、次の方法で見積にアクセスします。

  • グローバル検索を使用して見積を検索する

  • 営業作業領域で「見積およびオーダー」ランディング・ページに移動する

  • 商談またはアカウント内から見積を表示および更新する

アクセス権がある見積の場合、詳細には見積番号、見積金額、ステータスおよび提案文書が含まれます。

商談製品とステータスの同期

商談製品および関連する売上を見積明細と自動的に同期できます。見積をアクティブとしてマークすると、その見積のソースであった商談売上明細と見積明細品目の同期が有効になります。商談を更新すると、情報のある最初の3行が保存されます。

Oracle CPQの使用の詳細は、このトピックでリンクされているOracle CPQ Help Centerを参照してください。

見積の開始

ビデオ

ビデオの視聴

視聴: このビデオ・チュートリアルでは、販売アプリケーションで見積を使用する方法を示します。このビデオの内容はテキスト・トピックでも説明しています。

概要

Oracle Engagement Cloudの見積およびオーダー機能を使用すると、見積を商談からディール・サイクルの一部として、またはアカウントから直接作成できます。アクセス権を持つすべての見積の見積番号、見積金額、ステータス、提案文書などの基本的な見積情報を表示し、見積にドリルダウンして詳細を表示できます。

グローバル検索を使用して、必要な見積にすばやくアクセスします。外部見積番号、オーダー合計、ステータス、有効期限、商談名、商談番号およびアカウント名を検索します。

見積および自分が所有している見積をリストするだけでなく、独自のリストを作成できます。たとえば、オーダーが送信された見積や、金額が百万ドルを超える見積のリストにすばやくアクセスできます。

「見積およびオーダー」ランディング・ページから見積リンクをドリルダウンして、商談またはアカウントの見積詳細を変更できます。この処理では、Oracle Configure, Price and Quote (CPQ) Cloudサービス画面に移動し、見積の詳細を変更できます。たとえば、顧客が購入するサーバーの数量を更新でき、売上の数値はただちに更新されます。「商談の更新」をクリックして、変更内容を販売アプリケーションに同期化し、完了したら販売アプリケーションに戻ります。

商談をドリルダウンして「見積およびオーダー」タブをクリックすると、結果ページから見積を編集したり、新規バージョンを作成したり、見積を複製できます。新規見積を作成したり、見積レコードにナビゲートすることもできます。

商談の見積の作成および更新

見積アプリケーションとのシームレスな統合を使用して、商談から見積を作成、表示および共有します。見積およびオーダーのユーザー・インタフェースからスタンドアロン・リストで見積を管理することもできます。

見積では、次のことを実行できます。

  • 既存の商談内の現在の製品や価格設定情報などの専門提案文書を作成できます。

  • 同じ見積に対して複数のバージョンなど、商談に対して複数の見積およびオーダーを作成できます。

    注意: 商談に対してアクティブにできる見積または販売オーダーのバージョンは1つのみです。

見積または販売オーダーを見積アプリケーションのOracle Configure, Price, and Quote (Oracle CPQ Cloud)で作成または更新した後、それが商談に対してアクティブになっている場合は、見積または販売オーダーに対して行われた変更により、関連付けられている商談を販売アプリケーションで更新する必要があります。更新には、商談の製品(売上)明細への追加、削除および更新が含まれます。

注意:

顧客への見積の発行や販売オーダーとしての見積の発行などの更新は、Oracle CPQ Cloudアプリケーション内でのみ実行されます。

商談からの見積の作成

販売アプリケーションで商談から見積を作成すると、Oracle CPQ Cloudが自動的に開始されます。アプリケーションによって商談IDとアカウントIDがCPQに引き継がれ、見積を保存すると、CPQによって新しい見積が作成されます。販売アプリケーションに戻ると、新規に作成された見積が反映され、関連する商談またはアカウントに関連付けられます。

商談から見積を作成する方法を次に示します。

  1. スプリングボードまたはナビゲータで、「販売」「見積およびオーダー」をクリックします。

  2. 「見積およびオーダー」ランディング・ページで商談を編集します。

  3. 「商談の編集」ページで「見積およびオーダー」タブをクリックします。

  4. 「見積の作成」をクリックすると、自動的にCPQにサインインします。

  5. CPQで、「明細品目の追加」をクリックして見積の作成を開始します。

  6. 残りの見積情報を入力します。

    見積の明細品目を追加する方法の詳細は、CPQ Cloudのオンライン・ヘルプを参照してください。

  7. 完了したら、「商談の更新」タブをクリックして、変更を自分の販売アプリケーションに同期化します。

  8. Engagement Cloudに戻るをクリックします。

商談製品およびステータスの更新

商談製品および関連する売上を見積明細と自動的に同期できます。見積に問題がない場合は保存し、その見積をアクティブとしてマークします。見積をアクティブとして設定すると、見積明細品目と商談売上明細の同期化が可能になります。商談を更新すると、売上情報を含む最初の3行が保存されます。

商談から見積を更新する方法を次に示します。

  1. スプリングボードまたはナビゲータで、「販売」「見積およびオーダー」をクリックします。

  2. 「見積およびオーダー」リスト・ページで、見積を更新する商談のリンクをクリックします。

  3. 「商談の編集」ページで「見積およびオーダー」タブをクリックします。

  4. 必要な見積を探して、「処理」メニューから「編集」をクリックします。CPQにサインインします。

  5. CPQで見積を更新します。

  6. 「商談の更新」タブをクリックして、変更を自分の販売アプリケーションに同期化します。

  7. Engagement Cloudに戻るをクリックします。

Oracle CPQの使用の詳細は、このトピックでリンクされているOracle CPQ Help Centerを参照してください。

アカウントの見積の作成および更新

アカウントを処理するときに、製品および価格設定の構成を反映するように、関連付けられた見積を作成、更新、複製およびバージョニングできます。

アカウントから見積を作成する方法を次に示します。

  1. スプリングボードまたはナビゲータで、「販売」「アカウント」「見積およびオーダー」をクリックします。

  2. 「見積およびオーダー」ランディング・ページでアカウントを編集します。

  3. 「アカウントの編集」ページで「見積およびオーダー」タブをクリックします。

  4. 「見積の作成」をクリックすると、自動的にCPQにサインインします。

  5. Oracle Configure, Price and Quote (CPQ Cloud)で、「明細品目の追加」をクリックし、見積の作成を開始します

  6. 残りの見積情報を入力します。

    見積の明細品目を追加する方法の詳細は、CPQ Cloudのヘルプ・センターを参照してください。

  7. 完了したら、「アカウントの更新」タブをクリックして、変更を自分の販売アプリケーションに同期化します。

  8. Engagement Cloudに戻るをクリックします。