25Sales Lightboxの使用

この章の内容は次のとおりです。

Sales Lightbox: 概要

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリを使用すると、スライド資料、Webベースのコンテンツ、.pdfなどのファイルを格納、アクセス、共有できます。このコンテンツ・ライブラリの機能を大まかにまとめると次のようになります。

  • コンテンツのアップロードおよびアクセス: 後にアクセスしたり共有したりするために、コンテンツをコンピュータからライブラリにアップロードできます。サポートされているファイル・タイプは、.pptx、.html (マイクロサイトの.zipファイルに格納)、.pdfです。イメージ・ファイル・タイプの.jpgと.pngも、独立したファイル・タイプとしてサポートされています。

  • コンテンツの検索: ライブラリ・コンテンツを参照および検索できます。検索には、ファイル名、所有者、キーワードが含まれます。

  • コンテンツの共有: 他のユーザー、販売アカウント、営業商談とコンテンツを共有できます。共同所有権もサポートされています。

  • オンザフライ方式による新しいプレゼンテーションの作成: .pptxファイルについてのみ、ライブラリのスライドを使用して新しいスライド資料を組み立てることができます。

  • カートへの追加: .pptxファイルについてのみ、スライドをカートに追加できます。

各ファイル・タイプで使用可能な処理の詳細は、「様々なコンテンツ・タイプで使用可能なLightboxの処理」を参照してください。

ライブラリ・ビュー

ライブラリを開くと、次のビューが表示されます。

  • コンテンツ: 自分が所有するすべてのコンテンツが表示されます。これには、自分がアップロードしたコンテンツと、他のユーザーが自分に対して共有を設定したコンテンツが含まれます。文書の共有には共同所有権を含むものと、含まないものがあります。

  • 共有コンテンツ: 自分が所有するすべてのコンテンツと、他のユーザーが自分に対して共有を設定したすべてのコンテンツが表示されます。

管理者には、「すべてのコンテンツ」ビューも表示されます。このビューには、すべてのユーザーがアップロードしたすべてのコンテンツ(管理者に属するすべてのコンテンツを含む)が表示されます。管理者の詳細は、『営業の実装』ガイドを参照してください。

コンテンツ・ライブラリのユーザー・タスクの詳細は、オンライン・ヘルプおよび『販売の使用』ガイドを参照してください。

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、使用可能な処理がファイル・タイプによって異なります。たとえば、スライド・プレゼンテーションはカートに追加できますが、マイクロサイト・ファイルや.pdfファイルは追加できません。

様々なファイル・タイプで使用可能なLightboxの処理

次の表に、様々なファイル・タイプで実行できるLightboxの処理の一覧を示します。

処理 PowerPoint PDF マイクロサイト 画像

アップロード

はい

はい

はい

はい

ダウンロード

はい

はい

はい

はい

更新

はい

はい

はい

はい

オープン

はい

はい

はい

はい

新規ページ

はい

はい

いいえ

いいえ

共有

はい

はい

はい

はい

カートに追加

はい

はい

いいえ

いいえ

削除

はい

はい

はい

はい

検索

はい

はい

はい

はい

プロパティの表示

はい

はい

はい

はい

次の表に、各種Lightboxファイル・タイプに対する処理とその実行時に考慮する必要がある情報を示します。

処理 情報

アップロード

  • スライドは、.pptxファイルでなければなりません。

  • マイクロサイトは、.zipファイルでなければなりません。詳細は、「Lightboxコンテンツ・ライブラリでのマイクロサイトの使用」および「マイクロサイトの.zipファイルの作成およびアップロード: 手順」を参照してください。

  • イメージ・ファイルは、.jpg形式または.png形式でなければなりません。

共有

他のユーザー、アカウント、商談との共有が可能です。共同所有権もサポートされています。

削除

ファイルの所有者は、自分が所有しているファイルを削除できます。管理者は、すべてのコンテンツを削除できます。

検索

  • スライド: ファイル名、所有者、文書内のキーワードを使用できます。

  • PDF: ファイル名、所有者、文書内のキーワードを使用できます。

  • マイクロサイト: ファイル名および所有者を使用できます。マイクロサイト内のキーワード検索が使用可能になっている場合は、キーワードによる検索も可能です。キーワード検索が使用可能になっていない場合は、HTMLタグを取り除いたメイン.htmlファイルが検索可能なコンテンツとして格納されます。

  • イメージ・ファイル: ファイル名および所有者を使用できます。

プロパティの表示

  • スライド: ファイル名、所有者、スライド数、アップロード日時、現在のバージョン番号、ダウンロード回数、表示回数、共有回数を表示できます。

  • PDF: ファイル名、所有者、アップロード日時、表示回数、ダウンロード回数、共有回数を表示できます。

  • マイクロサイト: ファイル名、所有者、ページ数、アップロード日時、現在のバージョン番号、ダウンロード回数、表示回数、共有回数を表示できます。

  • イメージ・ファイル: ファイル名、所有者、スライド数、アップロード日時、現在のバージョン番号、ダウンロード回数、表示回数、共有回数を表示できます。

コンテンツの分解および組み立てについて

Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、分解および組み立てという特殊な用語が使われています。

  • 分解する: Lightboxでファイルを開くと、コンテンツが分解されます。「分解する」とは、ファイルを開くとファイルの個々のページが表示されることです。このプロセスでは、ファイルが個々のページに分割された後、それらのページが分析され、保存されて、各ページのレコードがデータベースに作成されます。

  • 組み立て: 個々のページをカートに保存してダウンロードすると、コンテンツが組み立てられます。「組み立て」とは、1つまたは複数のファイル(コンテンツ・タイプは同じ)のページを含むコンテンツがカートに保存され、場合によっては再編成されて、ダウンロードされることです。組み立て中にファイルがバックグラウンドでコンパイルされて、1つのファイル・セットが生成されます。

コンテンツ・ライブラリの使用の詳細は、オンライン・ヘルプおよび『販売の使用』ガイドを参照してください。

コンテンツの作成

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリにプレゼンテーションをアップロードするには、まず、プレゼンテーションを作成してハード・ドライブに保存する必要があります。Lightboxでサポートされているファイル・タイプは次のとおりです。

  • Microsoft PowerPoint: プレゼンテーション・ライブラリはOpen XMLファイル形式(.pptx 2007)をサポートしています。Microsoft Office互換機能パックをインストールしている場合は、プレゼンテーションをOpen XML形式(.pptx 2007)で保存すると、それらのプレゼンテーションはSales Lightboxと完全に互換します。

  • PDF: .pdfファイルをアップロードして他のユーザーと共有できます。ただし、.pdfファイルをLightboxで開いたり、カートに追加したりすることはできません。

  • マイクロサイト: マイクロサイトとは、.zip圧縮ファイル・タイプで保存された、htmlファイルとサポート・ファイルのコレクションです。このコンテンツ・タイプの詳細は、「Lightboxコンテンツ・ライブラリでのマイクロサイトの使用」および「マイクロサイトの.zipファイルの作成およびアップロード: 手順」を参照してください。

  • イメージ・ファイル: イメージ・ファイル・タイプの.jpgと.pngがサポートされており、独立したコンテンツとしてアップロードしたり共有したりできます。

各ファイル・タイプで使用可能なユーザー処理の詳細は、「様々なコンテンツ・タイプで使用可能なLightboxの処理」を参照してください。

Lightboxコンテンツ・ライブラリでのマイクロサイトの使用

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリを使用すると、マイクロサイト・コンテンツを格納および共有できます。複数ページと単一ページのマイクロサイト・コンテンツがサポートされています。マイクロサイト・コンテンツは、.zipファイル形式で作成します。.zipファイルには、必要な.htmlファイルとサポート・ファイル(イメージ、カスケード・スタイル・シートなど)を含めます。

マイクロサイト・ファイルの作成およびアップロードの手順は、「マイクロサイトの.zipファイルの作成およびアップロード: 手順」を参照してください。

.zipファイルについて

マイクロサイトのファイル構造をハード・ドライブ上に作成したら、.zip圧縮ユーティリティを使用してファイルをアップロードのために圧縮します。使用できる圧縮形式は.zipのみです。マイクロサイトのメイン・ランディング・ページには、固有のドメイン名またはサブドメイン名を割り当てることができます。マイクロサイトが単一ページのマイクロサイトと見なされるか、複数ページのマイクロサイトと見なされるかは、.zipファイルの構造によって決まります。

  • 単一ページのマイクロサイト: .zipファイルに埋込み.zipファイルが含まれておらず、ディレクトリ構造に1つの.html (または.htm)ファイルが含まれています。また、このページには、追加のサポート・イメージ・ファイル、カスケード・スタイル・シート(.css)ファイルまたはJavaScript (.js)ファイルが個別のフォルダに含まれています。

  • 複数ページのマイクロサイト: .zipファイルに埋込み.zipファイルが含まれており、埋込み.zipファイルのディレクトリ構造に1つの.html (または.htm)ファイルが含まれています。また、このページには、追加のサポート・イメージ・ファイル、カスケード・スタイル・シート(.css)ファイルまたはJavaScript (.js)ファイルが個別のフォルダに含まれています。

このトピックには、マイクロサイトの.zipファイルでサポートされるフォルダ構造の例が含まれています。

.htmlファイルには次のルールが適用されます。

  • 単一ページのマイクロサイトでは、.zipファイルのフォルダの最上位に.html (または.htm)ファイルが1つだけ含まれている必要があります。複数ページのマイクロサイトでは、埋込み.zipファイルがそれぞれ独立したマイクロサイト・ページとして機能します。したがって、各埋込み.zipファイルに、単一ページのマイクロサイトに含まれるすべての要素(.htmlファイルを含む)が含まれている必要があります。

  • .htmlファイルの名前は、.zipファイルの名前と同じでなければなりません。たとえば、visionservers.zipのフォルダの最上位にはvisionservers.html (または.htm)という名前のファイルが含まれている必要があります。

  • 適切な名前が付いたフルサイズのサムネイル・イメージが.zipファイルに含まれている場合、そのサムネイル・イメージがサムネイルとして使用されます。詳細は、次のイメージ・ファイルのルールを参照してください。

イメージ・ファイルには次のルールが適用されます。

  • サポートされているイメージ・ファイル・タイプは、.pngと.jpgです。

  • マイクロサイトのサムネイル・イメージを指定するには、.htmlファイルと同じ場所にイメージ・ファイルを含めて、ファイル名の末尾に-fullを追加します。たとえば、visionservers.zipファイルにはvisionservers-full.jpgという名前のイメージ・ファイルを含めます。

  • サムネイル・イメージを指定しない場合は、デフォルトのサムネイル・イメージが表示されます。

マイクロサイトのキーワード検索を使用可能にするには、キーワードを含むテキスト・ファイルを含めます。詳細は、この後の、マイクロサイトのキーワード検索の有効化に関するトピックを参照してください。

マイクロサイト・ファイルの名前および構造

コンテンツ・ライブラリにマイクロサイトをアップロードするには、ファイルの名前と構造に関するいくつかのルールに従う必要があります。各ページに同名のフォルダが含まれている必要があり、そのフォルダに同名の.htmlファイルが含まれている必要があります。したがって、visionservers.zipには、visionserversというフォルダが含まれている必要があります。そのフォルダには、visionservers.htmlというファイルが含まれている必要があります。ほかにファイルやフォルダがいくつ含まれていても構いませんが、少なくともこのファイルが含まれている必要があります。

単一ページのマイクロサイトでは、同名の.htmlファイルを含む.zipファイルを用意します。さらに、必要に応じて、サムネイル・イメージ、キーワード検索用のテキスト・ファイル、サポート・ファイル(カスケード・スタイル・シート・ファイル、JavaScriptファイルなど)を用意します。

次の図は、visionserversという単一ページのマイクロサイトの適切なフォルダ構造の例を示しています。

単一ページのマイクロサイトの適切なフォルダ構造の例

複数ページのマイクロサイトでは、複数の.zipファイルを含む親.zipファイルとして.zipファイルを作成します。

次の図は、visionserversという複数ページのマイクロサイトの適切なフォルダ構造の例を示しています。

複数ページのマイクロサイトの適切なフォルダ構造の例

マイクロサイトのキーワード検索の有効化

ユーザーがマイクロサイト・ファイルをキーワードで検索できる機能を追加できます。キーワードを含むテキスト・ファイルを作成し、適切な名前を付けてマイクロサイトの.zipファイルに追加します。キーワード検索が使用可能になっていない場合は、HTMLタグを取り除いたメイン.htmlファイルが検索可能なコンテンツとして格納されます。テキスト・ファイルを作成するときには次のガイドに従ってください。

  • テキスト・ファイルの作成には、Microsoftのメモ帳などのテキスト・エディタ・アプリケーションを使用します。

  • テキスト・ファイルの名前には、.zipファイルおよび.htmlファイルと同じ名前の末尾に-Searchdataを付けた名前を使用します(ファイル名では大文字と小文字が区別されることに注意してください)。たとえば、visionservers-Searchdata.txtなどの名前を使用します。

  • テキスト(.txt)ファイルは、対応する.htmlファイルと同じ場所に含めます。

  • 入力するキーワードの区切りにはスペースのみを使用します。

  • カンマ、ピリオドなどの句読点は使用しないでください。

マイクロサイトの.zipファイルの作成およびアップロード: 手順

マイクロサイトのファイルおよびファイル構造が完成したら、正しい構造のフォルダとファイルを含む.zipファイルを作成する必要があります。

マイクロサイト・ファイルの作成およびアップロード

次に示すのは、マイクロサイトの.zipファイルを作成してコンテンツ・ライブラリにアップロードする手順の概要です。.zipファイルのフォルダ構造を作成する方法の詳細は、「Lightboxコンテンツ・ライブラリでのマイクロサイトの使用」を参照してください。

  1. .htmlファイルとサポート・ファイルを作成して、コンピュータ上の場所に格納します。フォルダ構造を作成する際には、「Lightboxコンテンツ・ライブラリでのマイクロサイトの使用」の例を参考にしてください。

  2. ファイル圧縮アプリケーションを使用して、ファイルを.zipファイルに追加します。

  3. アプリケーションにサインインして、「営業」「LightBox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。

  4. 「コンテンツ」ビューで、「アップロード」をクリックします。

    「コンテンツのアップロード」ダイアログ・ウィンドウが表示されます。

  5. コンピュータ上の.zipファイルを参照します。

  6. 「オープン」をクリックします。

  7. 「コンテンツのアップロード」ダイアログ・ウィンドウで「アップロード」をクリックします。

    確認メッセージにより、アップロードが成功したことを通知されます。

コンテンツのアップロード

カートの使用: 説明

カートでは、コンテンツを組み立ててダウンロードできます。カートにあるコンテンツはその詳細を表示できます。コンテンツを選択し、コンテンツのドロップダウン・ボタンを使用して削除したり、カートをクリアしたり、すべてのコンテンツを削除できます。

カートに同時に追加できるコンテンツのタイプは1つのみです。カートに種類の異なるコンテンツを追加しようとすると、コンテンツのタイプが異なる旨のエラーが表示されます。たとえば、.pptxプレゼンテーションがアップロード済で、そこにPDFファイルを追加しようとするとエラー・メッセージが表示されます。カートをクリアしてから他の項目タイプを追加してください。カートにコンテンツを追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「営業」「Lightbox」をクリックします。

    「Lightbox」概要ページが表示されます。

  2. 「Lightbox」概要ページのコンテンツのプラス記号(+)をクリックし、カートにコンテンツを追加します。

  3. 「カート」をクリックしてコンテンツを表示します。

    「Lightbox: カート」ページが表示されます。

  4. コンテンツのドロップダウン・ボタンをクリックして、コンテンツを削除または移動します。

  5. 「カートのクリア」をクリックしてカートからすべてのコンテンツを削除します。

Lightboxコンテンツのアップロード: 説明

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、後に表示したり他のユーザーと共有するコンテンツをアップロードできます。

コンテンツをアップロードする方法の詳しい手順は、「Lightboxコンテンツのアップロード: 手順」を参照してください。

コンテンツをアップロードすると、アプリケーションで次の動作が行われます。

  • コンテンツのアップロードに成功した場合、ビューをリフレッシュすると「コンテンツ」ビューにサムネイル・イメージが表示されます。初回のアップロード後は、プレースホルダのサムネイルが表示され、アップロード後処理が続きます。この間も自分の作業を継続できます。

  • アップロードされたファイルがサポートされているファイル・タイプでない場合、エラー・メッセージが表示されます。

  • 初回のアップロード後は、アップロード後処理でサムネイルの抽出やアップロードされたファイルのウィルス・チェックなどが行われます。コンテンツのアップロードに成功すると、確認のメッセージが表示されます。アップロードの完了後、コンテンツのサムネイル・イメージを確認し、コンテンツにアクセスするには、ビューをリフレッシュします。

  • アップロード後処理に失敗した場合で、希望する通知方法が構成されている場合は、エラーが発生したことを通知するメッセージが届きます。このエラーが発生した場合は、管理者に連絡してください。アップロード後処理に失敗したコンテンツは「コンテンツ」ビューから削除されます。

  • アップロード中にサインアウトした場合、アップロード後処理は続行されます。

注意: アップロードできるコンテンツの最大ファイル・サイズは、100 MBです。

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、他のユーザーと共有するコンテンツをアップロードできます。潜在的な営業商談やアカウントとコンテンツを共有することもできます。

コンテンツのアップロード

次の手順を使用して、新しいコンテンツをアップロードします。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。各項目がサムネイル・イメージで表されます。イメージ上のアイコンを使用して、処理や情報にアクセスできます。

  2. 「コンテンツ」ビューで、「アップロード」をクリックします。

    「コンテンツのアップロード」ダイアログ・ウィンドウが表示されます。

  3. 「参照」をクリックします。コンピュータ上の場所からアップロードするコンテンツを参照して選択します。

  4. 「オープン」をクリックするか、ファイルをダブルクリックします。

  5. 「コンテンツのアップロード」ダイアログ・ウィンドウで「アップロード」をクリックします。

  6. 確認メッセージにより、アップロードが成功したことを通知されます。

  7. アップロードの完了後、コンテンツの新しいサムネイル・イメージを確認し、コンテンツにアクセスするには、ビューをリフレッシュします。

コンテンツの更新

Lightboxコンテンツの更新: 説明

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、所有する既存のコンテンツを置換または上書きできます。たとえば、コンテンツをすでに他のユーザーと共有していて、そのコンテンツを新しいデータを含むバージョンに置き換えるような場合です。

既存のコンテンツを更新する方法の詳しい手順は、「Lightboxコンテンツの更新: 手順」を参照してください。

コンテンツを更新すると、アプリケーションで次の動作が行われます。

  • アップロード後処理中にプレースホルダ・サムネイル・イメージが変更されますが、ファイル名は変更されません。この間も自分の作業を継続できます。

  • コンテンツをカートに追加したり、共有したりなど、他のユーザーがコンテンツを使用しているときにコンテンツを更新しても、他のユーザーの操作は正常に実行され、このときには現行バージョンのコンテンツが使用されます。

  • コンテンツを更新しているとき、そのコンテンツを検索したときの結果には以前のバージョンのコンテンツが表示されます。

  • すでに他のユーザーが共同所有者として更新または削除しているコンテンツを更新しようとすると、更新中であるため操作を後でやり直すよう通知するメッセージが表示されます。

  • コンテンツのプロパティ・パネルは更新中も使用できますが、回転する円のイメージがサムネイルの上に表示されて、新しいアップロードの処理中であることが示されます。

  • 更新中は、他のユーザーが以前のバージョンのコンテンツを開くことができます。

  • 元のコンテンツと名前が異なるコンテンツでコンテンツを更新する場合は、元のコンテンツの名前が維持され、コンテンツのスライドのみが更新されます。

コンテンツの更新後に、アプリケーションで次の動作が行われます。

  • コンテンツの更新に成功すると、そのコンテンツがリストの最初の文書として表示されます。

  • コンテンツの更新に失敗すると、既存のバージョンがその場に残り、更新の失敗を伝えるEメール通知が届きます。

  • 新しいコンテンツのカバー・サムネイル・イメージは、以前に選択されたカバー・サムネイル・イメージによって決定されます。たとえば、スライド番号5が以前のカバー・サムネイルであれば、新しいコンテンツでもスライド番号5が選択されます。スライドを並べ替えた場合、別のカバー・サムネイルが表示されます。

  • コンテンツ内のスライド数が減った場合、最初のスライドのサムネイルがカバー・サムネイルになります。たとえば、以前のコンテンツではスライド番号20がカバー・サムネイルとして選択されていて、新しいコンテンツにスライドが10枚しかない場合は、最初のスライドのサムネイルがコンテンツのカバー・サムネイルになります。

  • コンテンツの更新が完了すると、「バージョン」プロパティと「アップロード済」プロパティが適宜更新されます。

  • コンテンツの共有状態は存続し、所有権は他のユーザーと共有のままとなります。

  • 特定のコンテンツを更新するたびに、そのコンテンツは「コンテンツ」ビューのコンテンツ・リストの先頭にリストされます。

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、所有する既存のコンテンツを置換または上書きできます。たとえば、コンテンツをすでに他のユーザーと共有していて、そのコンテンツを新しいデータを含むバージョンに置き換えるような場合です。

コンテンツの更新

次の手順を使用して、コンテンツを更新します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。各項目がサムネイル・イメージで表されます。イメージ上のアイコンを使用して、処理や情報にアクセスできます。

  2. 「コンテンツ」ビューで、置換して更新するコンテンツを見つけます。

  3. 「処理」メニューから「更新」をクリックします。

    コンテンツの新規バージョンをアップロード・ダイアログ・ウィンドウが表示されます。

  4. 「参照」をクリックします。コンピュータ上の場所から更新されたコンテンツを参照して選択します。

  5. 「オープン」をクリックするか、ファイルをダブルクリックします。

  6. 「アップロード」をクリックします。

    確認メッセージにより、アップロードが成功したことを通知されます。

  7. 更新の完了後、コンテンツの新しいサムネイル・イメージを確認し、コンテンツにアクセスするには、ビューをリフレッシュします。

コンテンツの検索

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、コンテンツをファイル名、所有者、キーワードで検索できます。検索では、自分が所有するコンテンツまたは他のユーザーが自分に対して共有を設定したコンテンツが対象となります。ファイルがアップロードされ処理されるとすぐに、そのファイルは検索結果で使用可能となります。

Lightboxコンテンツを検索する方法の詳細は、「Lightboxコンテンツの検索: 手順」を参照してください。

検索時には、次の点に注意してください。

  • 検索では大文字小文字が区別されません。たとえば、Americaの検索結果とaMERICAの検索結果は同じになります。

  • 検索では部分的な単語の一致が返されます。たとえばmasを検索すると、MastersonMasterおよびMaskという単語を含むファイルが検出されます。

  • パーセント記号(%)を文字列の先頭でワイルドカードとして使用できます。たとえば、%oreを検索すると、coresoreなどを含むコンテンツがすべて検出されます。

  • アンパサンドなどの特殊文字やアクセント文字を含むファイル名を検索できます。

  • 検索文字列内のキーワードの順序は関係ありません。検索文字列をファイル名およびコンテンツと照合する場合は、すべてのキーワードが一致しないと一致とみなされません。ブールAND演算子が暗黙的に含まれます。したがって、検索文字列にブールAND演算子を入力する必要はありません。検索文字列の各キーワードの間(または、キーワードとフレーズの間)に自動的に挿入されます。

  • 検索結果から、そのコンテンツに対して使用可能な処理を実行できます。使用可能な処理の詳細は、「様々なコンテンツ・タイプで使用可能なLightboxの処理」を参照してください。

Lightboxコンテンツの検索: 手順

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、コンテンツをファイル名、所有者、キーワードで検索できます。検索では、自分が所有するコンテンツまたは他のユーザーが自分に対して共有を設定したコンテンツが対象となります。ファイルがアップロードされ処理されるとすぐに、そのファイルは検索結果で使用可能となります。

Lightboxの検索処理およびヒントの詳細は、「Lightboxコンテンツの検索: 説明」を参照してください。

コンテンツの検索

次の手順を使用して、特定の単語またはテキストを含むコンテンツを検索します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。

  2. 「コンテンツ」ビューまたは「共有コンテンツ」ビューで、虫眼鏡のアイコンをクリックします。

  3. 検索フィールドに検索するテキストを入力し、[Enter]を押すか、検索アイコンをクリックします。

  4. 「処理」メニューを使用してコンテンツをダウンロードするか、またはカートに追加します(該当する場合)。コンテンツを開くには(可能な場合)、コンテンツの名前をクリックします。

使用可能な処理の詳細は、「様々なコンテンツ・タイプで使用可能なLightboxの処理」を参照してください。

検索結果は、現在のセッションで次の検索を実行するまで使用可能です。

コンテンツのダウンロードおよびオープン

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリを使用すると、自分と共有されているコンテンツをダウンロードできます。自分のカートに追加した.pptxスライドもダウンロードできます。

コンテンツは、Sales Lightbox内の次の場所からダウンロードできます。

  • 「共有コンテンツ」ビュー

  • 「コンテンツ」ビュー

  • カート

注意: カートに追加できるのは.pptxスライドのみです。したがって、これがカートからダウンロードできる唯一のコンテンツ・タイプになります。

「Lightbox」ページからのコンテンツのダウンロード

次の手順を使用して、「Lightbox」ページからコンテンツをダウンロードします。コンテンツのビューをフィルタするには、「共有コンテンツ」および「コンテンツ」ビュー・フィルタを使用します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。各項目がサムネイル・イメージで表されます。イメージ上のアイコンを使用して、処理や情報にアクセスできます。

  2. 「コンテンツ」または「共有コンテンツ」ビュー内のコンテンツ項目上で「処理」メニューをクリックし、「ダウンロード」を選択します。

  3. 次のいずれかを実行します。

    • 「ファイルを開く」ウィンドウで「保存」をクリックし、コンテンツを自分のコンピュータのローカル・ドライブに保存します。

    • 「ファイルを開く」ウィンドウで「オープン」をクリックし、コンテンツを開いてから、自分のコンピュータのローカル・ドライブに保存します。

コンテンツが保存されダウンロードが完了すると、各スライドのダウンロード・プロパティが更新されます。

カートからのスライドのダウンロード

この手順は、.pptxスライドにのみ適用されます。その他のコンテンツ・タイプは、カートに追加したり、カートからダウンロードしたりできません。次の手順を使用して、カート内のすべてのスライドを単一のスライド資料に組み立て、自分のコンピュータのローカル・ドライブにダウンロードします。

注意: スライドをカートからダウンロードするには、先にカートに追加する必要があります。詳細は、「カートの管理: 説明」を参照してください。
  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。各項目がサムネイル・イメージで表されます。イメージ上のアイコンを使用して、処理や情報にアクセスできます。

  2. 「カート」をクリックし、カートを開きます。

  3. 「ダウンロード」ボタンをクリックします。

  4. 次のいずれかを実行します。

    • 「ファイルを開く」ウィンドウで「保存」をクリックし、コンテンツを自分のコンピュータのローカル・ドライブに保存します。

    • 「ファイルを開く」ウィンドウで「オープン」をクリックし、コンテンツをMicrosoft PowerPointで開いてから、自分のコンピュータのローカル・ドライブに保存します。

コンテンツを保存すると、各スライドのダウンロード・プロパティが更新されます。スライドは、削除されるまでカート内に残ります。

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、自分のコンテンツや、自分と共有されているコンテンツを開くことができます。

コンテンツを開いて、次のことを実行できます。

  • PowerPointスライドのサムネイル・イメージをダイアログ・ボックスに表示する(利用可能な場合)。

  • 複数ページのマイクロサイトのサムネイル・イメージをダイアログ・ボックスに表示する(イメージが用意されている場合)。

  • 特定のスライドをコンテンツのカバー・サムネイル・イメージとして設定する(スライド・プレゼンテーションおよびマイクロサイトの場合)。

  • スライド・プレゼンテーションの個々のスライドをカートに追加する。

  • コンテンツがダウンロードまたは共有された回数などのコンテンツ・プロパティを表示する。

注意: .pdfファイルをライブラリから開くことはできません。.pdfファイルのリンクをクリックすると、各ページの個々のサムネイル・イメージではなく、文書全体を表す単一のサムネイルが表示されます。

コンテンツのオープン

次の手順を使用して、コンテンツを開きます。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。

  2. 「コンテンツ」または「共有コンテンツ」ビューで、開くコンテンツを見つけます。

    検索を実行してコンテンツを見つけることもできます。ファイルはアップロードされた日付順にリストされます。

  3. コンテンツを開くには、次のいずれかを実行します。

    • 「処理」メニューをクリックして「オープン」を選択します。

    • 各サムネイルの下にあるファイル名のリンクをクリックします。

    • 検索結果から、コンテンツ名をクリックします。

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリのカートを使用すると、使用可能なMicrosoft PowerPoint (.pptx)スライドを追加して組み立てることができます。その他のコンテンツ・タイプ(.pdfファイル、マイクロサイト・ファイル、イメージ・ファイルなど)をカートに追加することはできません。

Lightboxカートのタスクは次のとおりです。

  • カートへのプレゼンテーションの追加

  • カートへのスライドの追加

  • カートからのスライドの削除

  • カートの中身の削除

  • カートからのスライドのダウンロード

  • カート内のスライド順の変更

ヒント: カート内の現在のスライドの数は常にカート・ボタンに表示されます。プレゼンテーション内のスライドの数は「カートに追加」処理の横に表示されます。

プレゼンテーション内のすべてのスライドのカートへの追加

プレゼンテーション内のすべてのスライドをカートに追加するには、次を実行します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。各項目がサムネイル・イメージで表されます。イメージ上のアイコンを使用して、処理や情報にアクセスできます。

  2. 「コンテンツ」または「共有コンテンツ」ビューで、カートに追加するプレゼンテーションを探します。

  3. 次のいずれかを実行します。

    • サムネイルの上部中央にあるプラス記号(+)のアイコンをクリックし、カートにプレゼンテーションを追加します。

    • 「処理」メニューをクリックして「カートに追加」を選択します。

    確認メッセージにより、カートへの追加が成功したことを通知されます。

単一のスライドのカートへの追加

単一のスライドをカートに追加するには、次を実行します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。各項目がサムネイル・イメージで表されます。イメージ上のアイコンを使用して、処理や情報にアクセスできます。

  2. 「コンテンツ」または「共有コンテンツ」ビューで、カートに追加するスライドを含むプレゼンテーションを開きます。「処理」アイコンをクリックしてから「オープン」をクリックし、プレゼンテーションを開きます。

  3. プレゼンテーションの単一のスライドをカートに追加するには、次のいずれかを実行します。

    • カートに追加するスライドの上部中央にあるプラス記号(+)のアイコンをクリックします。

    • 「処理」メニューをクリックして「カートに追加」を選択します。

    確認メッセージにより、カートへの追加が成功したことを通知されます。

  4. 「完了」をクリックして「コンテンツ」または「共有コンテンツ」ビューに戻ります。

注意: カート内のスライドの対応するプレゼンテーションが削除された場合、スライドはそのままカート内に残りますが、スライドのプロパティは使用できなくなります。

カートからのスライドの削除

スライドをカートから削除するには、次を実行します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。各項目がサムネイル・イメージで表されます。イメージ上のアイコンを使用して、処理や情報にアクセスできます。

  2. 「カート」をクリックし、削除するスライドを見つけます。

  3. 次のいずれかを実行します。

    • カートから削除するスライドの上部中央にあるマイナス記号(-)のアイコンをクリックします。

    • 「処理」メニューをクリックして「削除」を選択します。

  4. 確認メッセージに対して「はい」をクリックします。

  5. 「完了」をクリックして「コンテンツ」または「共有コンテンツ」ビューに戻ります。

カートの中身の削除

カートの中身を削除するには、次の手順を実行します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。各項目がサムネイル・イメージで表されます。イメージ上のアイコンを使用して、処理や情報にアクセスできます。

  2. 「カート」をクリックし、カートを表示します。

  3. 「カートのクリア」をクリックします。

カートからのダウンロード

カート内のすべてのスライドを単一のプレゼンテーションとしてダウンロードし、自分のコンピュータのローカル・ドライブに保存するには、次の手順を実行します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。各項目がサムネイル・イメージで表されます。イメージ上のアイコンを使用して、処理や情報にアクセスできます。

  2. 「カート」をクリックし、カートを開きます。

  3. 「ダウンロード」をクリックします。

  4. 次のいずれかを実行します。

    • 「ファイルを開く」ウィンドウで「保存」をクリックし、プレゼンテーションを自分のコンピュータのローカル・ドライブに保存します。

    • 「ファイルを開く」ウィンドウで「オープン」をクリックし、プレゼンテーションをMicrosoft PowerPointで開いてから、自分のコンピュータのローカル・ドライブに保存します。

    プレゼンテーションを保存すると、スライドのプロパティ情報が更新されます。スライドは、削除されるまでカート内に残ります。

  5. 「完了」をクリックして「コンテンツ」または「共有コンテンツ」ビューに戻ります。

カート内のスライド順の変更

カート内でのスライドの表示順序を変更するには、次の手順を実行します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。各項目がサムネイル・イメージで表されます。イメージ上のアイコンを使用して、処理や情報にアクセスできます。

  2. 「カート」をクリックし、カートを開きます。

  3. カート内で移動するスライドを見つけます。

  4. 次のいずれかを実行します。

    • スライドを目的の位置に移動します。

    • 「処理」メニューをクリックし、「左に移動」または「右に移動」を選択します。

    • サムネイルの上部中央にある左または右の矢印をクリックします。

  5. 「完了」をクリックして「コンテンツ」または「共有コンテンツ」ビューに戻ります。

コンテンツの共有

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、コンテンツを次のものと共有できます。

  • 商談

  • アカウント

  • ユーザー

コンテンツ項目を自分とともに所有する共同所有者として、ユーザーを選択することもできます。

商談およびアカウントとのコンテンツの共有

コンテンツをアカウントおよび商談と共有できます。コンテンツを商談またはアカウントと共有する場合、基本的に、選択した商談またはアカウントにコンテンツのコピーを添付します。次の点に注意してください。

  • コンテンツをアカウントまたは商談と共有できるのは、販売アカウントまたは商談のアプリケーションへのアクセス権がある場合のみです。

  • コンテンツを商談と共有した後に、コンテンツを変更しても、共有した文書には影響しません。

他のユーザーとのコンテンツの共有

共同所有権を付与せずに、コンテンツを他のユーザーと共有できます。次の表は、コンテンツの共有後に他のユーザーが実行できる処理を示しています。共同所有権なしで共有したコンテンツはすべて、ユーザーの「共有コンテンツ」ビューに表示されます。

処理 ユーザー権限

コンテンツの表示

はい

コンテンツのダウンロード

はい

共同所有権なしでのコンテンツの共有

はい

コンテンツの更新

いいえ

共同所有権込みでのコンテンツの共有

いいえ

コンテンツの削除

いいえ

共同所有者としてのユーザーとのコンテンツの共有

自分が所有しているコンテンツ項目は、他のユーザーと共有して、そのユーザーに共同所有権を付与できます。次の表は、コンテンツを共同所有権込みで共有したときに他のユーザーが実行できる処理を示しています。共同所有権込みで共有したコンテンツはすべて、ユーザーの「コンテンツ」ビューに表示されます。

処理 ユーザー権限

コンテンツの表示

はい

コンテンツのダウンロード

はい

コンテンツの更新

はい

所有権込みでのコンテンツの共有

はい

所有権なしでのコンテンツの共有

はい

コンテンツの削除

はい

共有操作の詳しい手順は、コンテンツの共有に関するその他のトピックを参照してください。

商談とのLightboxコンテンツの共有: 手順

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、商談にコンテンツのコピーを添付できます。コンテンツを商談と共有した後に、コンテンツを変更しても、共有した文書には影響しません。コンテンツを商談と共有できるのは、商談アプリケーションにアクセスする権限がある場合のみです。

商談とのコンテンツの共有

次の手順を使用して、コンテンツを商談と共有します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。

  2. 「コンテンツ」または「共有コンテンツ」ビューで「処理」メニューをクリックし、「商談とのコンテンツの共有」を選択します。

    商談用の「検索と選択」ページが表示されます。

  3. 商談を検索して選択します。

  4. 「OK」をクリックします。

    確認メッセージにより、コンテンツの共有が成功したことを通知されます。

ユーザーとのLightboxコンテンツの共有: 手順

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、販売アプリケーションを使用してコンテンツを他のユーザーと共有できます。コンテンツを別のユーザーと共有すると、そのコンテンツはユーザーの「共有コンテンツ」ビューに表示されます。コンテンツをユーザーと共有した後に、コンテンツを変更すると、文書の共有者であるユーザーすべてにそれらの変更が表示されます。コンテンツの共有相手にできるのはSales Lightboxへのアクセス権を持つユーザーのみで、コンテンツ所有者から自分に共同所有権が付与されている必要があります。

ユーザーとのプレゼンテーションの共有

次の手順を使用して、コンテンツをユーザーと共有します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。

  2. 「コンテンツ」または「共有コンテンツ」ビューで「処理」メニューをクリックし、「ユーザーとのコンテンツの共有」を選択します。

    ユーザー用の「検索と選択」ページが表示されます。

  3. ユーザーを検索して選択します。

  4. 「OK」をクリックします。

    確認メッセージにより、コンテンツの共有が成功したことを通知されます。

共同所有者としてのLightboxコンテンツの共有: 手順

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、コンテンツを他の販売アプリケーション・ユーザーと共有し、これらのユーザーをコンテンツの共同所有者に設定できます。コンテンツをユーザーと共有した後に、コンテンツを変更すると、文書の共有者である所有者すべてにそれらの変更が表示されます。文書を共同所有権込みでユーザーと共有した場合、そのユーザーには文書の更新と削除が許可されます。コンテンツの共同所有権込みの共有相手にできるのはSales Lightboxへのアクセス権を持つユーザーのみで、コンテンツ所有者から自分に共同所有権が付与されている必要があります。

共同所有者としてのユーザーとのコンテンツの共有

次の手順を使用して、コンテンツを共同所有者としてのユーザーと共有します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。

  2. 「コンテンツ」または「共有コンテンツ」ビューで「処理」メニューをクリックし、「共有者としてのユーザーとのコンテンツの共有」を選択します。

    ユーザー用の「検索と選択」ページが表示されます。

  3. ユーザーを検索して選択します。

  4. 「OK」をクリックします。

    確認メッセージにより、コンテンツの共有が成功したことを通知されます。

アカウントとのLightboxコンテンツの共有: 手順

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、アカウントにコンテンツ項目のコピーを添付できます。コンテンツをアカウントと共有した後に、コンテンツを変更しても、共有した文書には影響しません。コンテンツをアカウントと共有できるのは、販売アカウント・アプリケーションにアクセスする権限がある場合のみです。

アカウントとのコンテンツの共有

次の手順を使用して、コンテンツをアカウントと共有します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。

  2. 「コンテンツ」または「共有コンテンツ」ビューで「処理」メニューをクリックし、「顧客とのコンテンツの共有」を選択します。

    アカウント用の「検索と選択」ページが開きます。

  3. アカウントを検索して選択します。

  4. 「OK」をクリックします。

    確認メッセージにより、コンテンツの共有が成功したことを通知されます。

サムネイル・イメージの使用

カバー・サムネイルとして使用するスライドの設定: 説明

.pptxのスライド資料をOracle Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリのコンテンツとして使用する際には、スライド・プレゼンテーションのいずれかのスライドをカバー・サムネイル・イメージとして設定できます。これにより、ライブラリ項目の内容を識別しやすくなります。

カバー・サムネイル・イメージを設定する方法の詳しい手順は、「カバー・サムネイルとして使用するスライドの設定: 手順」を参照してください。

カバー・サムネイル・イメージ用のスライドを設定する前に、次の点を考慮します。

  • カバー・サムネイルを設定しなかった場合、デフォルトのカバー・サムネイルが割り当てられます。デフォルトのカバー・サムネイルは、カバー・サムネイルとして最後に使用されたスライドまたはプレゼンテーションの最初のスライドです。

  • プレゼンテーション用のカバー・サムネイルを明示的に設定した場合は、明示的に変更するまではそのカバー・サムネイルが使用され続けます。

  • 自分が所有している文書のカバー・サムネイルを設定した場合は、設定したカバーは自分用のカバー・サムネイルとなり、さらに、この文書を共有していて、かつ自身のカバー・サムネイルを明示的に設定していない他のユーザーのカバー・サムネイルとしても使用されます。

  • 他のユーザーと共同所有している文書があり、自分および第2ユーザーがカバー・サムネイルをデフォルト・カバーから変更した場合、新しいカバーを設定していない他の文書所有者には最後に設定されたサムネイルが新しいカバーとして表示されます。

カバー・サムネイルとして使用するスライドの設定: 手順

.pptxのスライド資料をOracle Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリのコンテンツとして使用する際には、スライド・プレゼンテーションのいずれかのスライドをカバー・サムネイル・イメージとして設定できます。これにより、ライブラリ項目の内容を識別しやすくなります。

カバー・サムネイルとして使用するスライドの選択

次の手順を使用して、プレゼンテーションのカバー・サムネイル・イメージとして表示するスライドを設定します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なプレゼンテーションが表示されます。

  2. 「コンテンツ」ビューで、プレゼンテーションを開きます。

  3. 目的のスライド上の星のアイコンをクリックし、スライドをカバー・サムネイルとして設定します。

    スライドをカバー・サムネイルとして設定すると、スライド上の星のアイコンがグレーの星に変わります。

コンテンツの削除

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、所有するコンテンツを削除できます。コンテンツを削除すると、自分も他のユーザーもそのコンテンツを使用できなくなります。

コンテンツを削除する方法の詳しい手順は、「Lightboxコンテンツの削除: 手順」を参照してください。

コンテンツ項目を削除する前に他のユーザーと共有していて、そのユーザーがそのコンテンツを作業しているときにコンテンツを削除した場合、次のいずれかの状況が発生します。

  • 削除されたコンテンツを含むコンテンツ・ライブラリを参照している場合、削除されたコンテンツはページをリフレッシュしたときに使用不可になります。

  • 参照開始後に削除されたコンテンツを参照している場合、次のコンテンツ・セットにスクロールしたときに警告メッセージでコンテンツが削除されたことを通知されます。その後、コンテンツを開く前に表示していたビュー(「共有コンテンツ」ビューなど)に戻されます。

  • 参照開始後に削除されたコンテンツを参照している場合で、「コンテンツ・プロパティの表示」や他のメニュー・オプションをクリックした場合、警告メッセージでコンテンツが削除されたことを通知されます。その後、ファイルを開く前にアクティブだったビュー(「共有コンテンツ」ビューなど)に戻されます。

  • スライド資料で、削除されたコンテンツのスライドをすでにカートに追加している場合は、スライドのサムネイル・イメージはそのまま表示され、カートからスライドを手動で削除しないかぎり、またはカートをクリアしないかぎり、カートから表示およびダウンロードが可能です。ただし、削除されたスライドのスライド・プロパティは利用できません。

  • 「処理」メニューまたはいずれかのビューから、削除されたコンテンツを直接ダウンロードしようとすると、警告メッセージでコンテンツは削除されておりダウンロードできないことを通知されます。

  • 削除されたコンテンツ項目が検索結果に表示された場合に、そのコンテンツを選択または開こうとすると、警告メッセージでコンテンツは削除されたことを通知されます。検索結果の項目をこれ以上操作することはできません。

注意: 営業管理者や設定ユーザーは、「すべてのコンテンツ」ビューからあらゆるコンテンツを削除できます。このビューを使用できるのは、営業管理者と設定ユーザーのみです。

Sales Lightboxコンテンツ・ライブラリでは、所有するコンテンツを削除できます。コンテンツを削除すると、自分も他のユーザーもそのコンテンツを使用できなくなります。

コンテンツの削除

次の手順を使用して、コンテンツを削除します。

  1. 「営業」「Lightbox」に移動します。

    「Lightbox」ページが開き、使用可能なコンテンツが表示されます。

  2. 「コンテンツ」ビューで、削除するコンテンツを見つけます。

  3. 「処理」メニューをクリックし、メニューから「削除」を選択します。

  4. 「はい」をクリックして削除を確定します。

注意: 営業管理者や設定ユーザーは、「すべてのコンテンツ」ビューからあらゆるコンテンツを削除できます。このビューを使用できるのは、営業管理者と設定ユーザーのみです。