4検索の使用
この章の内容は次のとおりです。
販売アプリケーションの検索
販売アプリケーションには2種類の検索方法があります。
-
アプリケーション内のすべてのオブジェクト内で検索するには、アプリケーション上部にあるグローバル検索を使用します。
次の図は、「検索」ボックスの画面キャプチャです。
-
検索するオブジェクトの作業領域にナビゲートし、そこで名前または複数の検索基準を使用してオブジェクトを検索します。
次の図は、「商談」作業領域ランディング・ページの検索リージョンの画面キャプチャです。
この項では、この2種類の検索について簡単に説明します。関連トピックにこれらの使用方法に関するヒントが記載されています。
グローバル検索
各ページの上部にあるグローバル検索ボックスに検索用語を入力すると、その検索用語に関連するすべてのレコードが検出されます。たとえば、検索用語として担当者の名前を入力すると、担当者自身の情報だけでなく、その担当者について記述している商談やリード、アクティビティも検出されます。
グローバル検索では、次のオブジェクトのすべての主要フィールドを検索できます。これらのオブジェクトの内、どれが検索対象とするかは、実装の中でアプリケーション管理者によって決定されます。
-
アカウント
-
アクティビティ
-
キャンペーン
-
担当者
-
予測
-
世帯
-
リード
-
商談
-
パートナ
-
サービス要求
すべてのオブジェクトまたはフィールドを検索できるとはかぎりません。グローバル検索では、子オブジェクトや、アップロードされたノートやプレゼンテーションなどは検索できません。添付の検索は添付ファイル名に限定されます。グローバル検索では商談の通貨値やアクティビティの期限など、計算された値は検索できません。アプリケーション管理者は変更されたオブジェクトを検索可能にすることができますが、変更された子オブジェクトは検索できません。変更されたオブジェクトには独自の作業領域があります。変更された子オブジェクトは他のオブジェクトのタブとして表示されます。
グローバル検索で新しいレコードが検索可能になるのは、索引付けプロセスに依存しています。各アプリケーション・オブジェクトに定期的に索引を付けるため、アプリケーションの管理者によって別のプロセスがスケジュールされます。パフォーマンスへの影響を最小限にするため、索引付けプロセスは通常1日1回オフピーク時間に実行するようスケジュールされます。自分が作成した新しいレコードは索引付けプロセスが実行されるまでは、自分も他のユーザーも検索できません。
作業領域での検索
次の図で強調表示されている3つの方法のいずれかを使用して、探している特定のオブジェクトを迅速に検索するには、各種の作業領域内の検索を使用します。
-
「検索」ボックスにオブジェクト名を入力します。
入力中、アプリケーションは検索用語をユーザーが最近アクセス、作成またはアップロードしたレコードと照合して、それらを「最近の項目」ウィンドウに表示します。
-
リストを選択します。リストには、自分または管理者が以前に保存した検索基準を使用するレコードが表示されます。
-
「拡張検索の表示」(フィルタ・アイコン)をクリックして、「拡張検索」パネルに検索基準を入力します。
次の図は、「商談」作業領域検索の画面キャプチャです。コールアウトは、表にリストされた各種検索要素を示しています。
コールアウト | 検索要素 |
---|---|
1 |
検索ボックス |
2 |
リストの選択肢 |
3 |
拡張検索アイコン |

作業領域での「拡張検索」パネルを使用した検索
作業領域ランディング・パッドで「拡張検索の表示」アイコン(フィルタ・アイコン)をクリックすると、「拡張検索」パネルが開き、ページに表示されたリストの検索基準が表示されます。リストの既存の検索基準を変更したり、検索語をさらに追加したり、検索のベースとして異なるリスト(保存済検索)を選択できます。
次の図は、「商談」作業領域ランディング・パッドの「拡張検索」パネルの画面キャプチャです。自分のオープン商談リストの検索条件を示しています。レコード・セットが自分の所有するレコードと等しく、クローズ期間が現会計四半期と等しく、かつクローズ日が2015年7月1日から2015年9月30日の間であるという検索条件です。

「検索」をクリックして検索を開始します。「保存」をクリックすると、関連トピックで説明されているように、変更が保存されるか、または新しいリストが作成されます。
アプリケーションで作成された最新レコードの検索
検索は、2つの索引付けプロセスによって異なります。これらのプロセスは定期的に実行されるようアプリケーション管理者によって設定されており、1つは作業領域検索用、もう1つはグローバル検索用です。作業領域検索は5分ごとに索引が作成されるため、最新の情報を検索する場合には、この検索タイプを使用します。たとえば、顧客アポイントメントの最新情報を検索するには、作業領域検索が適しています。推奨されるグローバル検索の索引付けは1日に1回であるため、異なるオブジェクト全体で情報を検索する場合は、グローバル検索を使用します。
自分が作成した新しいレコードは各検索で索引付けされるまでは検索対象になりませんが、「最近の項目」リストにはいつでも表示されます。グローバル検索と作業領域検索のいずれかで検索語を入力すると、自分が過去30日以内(または、管理者が構成した別の期間)に個人的に作成、編集またはアクセスしたレコードのリストが、自動的に表示されます。各検索では、最近の項目に関する独自のリストが保守されます。グローバル検索を使用する場合、作業領域からの最近の項目は表示されません。
検索のヒント
ビデオ
手順
グローバル検索を使用する際のヒントを示します。
「最近の項目」リストからの選択
検索用語内のいずれかの単語の入力を開始します。大文字小文字は区別されません。入力中、アプリケーションは入力内容をユーザーの最近の検索およびアクセスしたレコードと照合して、それらを「最近の項目」見出しの下のリストに表示します。探しているものが表示されたら、リストからそれを選択します。
次の図は、デモンストレーション環境で「gr
」の文字を入力した場合の、グローバル検索ボックスの画面キャプチャです。一致するオブジェクト(米国のボード・キャンプに本拠を置くEagle Green Severアカウントの商談Eagle Green Server)が、「最近の項目」見出しの下にリストされています。「最近の検索」見出しには、最近の検索とフィルタがリストされています。

単語の完全一致検索
「最近の項目」内で探しているものが見つからない場合は、次のようにします。
-
検索用語を最後まで入力します。
-
検索速度を上げるには、「パーソナライズ」(歯車アイコン)をクリックし、検索するオブジェクトを選択して、検索するオブジェクトのリストを絞り込みます。
次の図は、パーソナライズ・アイコンの場所が強調表示されたグローバル検索の画面キャプチャです。
-
「検索」(虫眼鏡アイコン)をクリックします。
検索用語を含むレコードのリストが表示されます。類似するスペルの検索用語がある場合は、検索結果の上にその用語も表示されます。
フィルタを使用した検索の向上
「フィルタを表示」をクリックして、検索の向上に役立つフィルタを表示します。「すべて」リンクをクリックし、オブジェクトや日付でフィルタをかけることができます。
次の図は、グローバル検索ページで「フィルタ」パネルを開いたときの画面キャプチャです。たとえば、「最終更新日」の「すべて」リンクをクリックすると、検索の日付範囲を選択できます。図のコールアウト1は、「すべて」リンクの場所を示しています。コールアウト2は、「フィルタの非表示」ボタンの場所を示しています。「フィルタ」ページが開くと、フィルタの表示ボタンがフィルタの非表示ボタンになります。

単語の部分検索と完全一致の語句での検索
検索用語を引用符で囲むと、完全一致の語句を検索できます。
部分的な単語を検索することもできます。
-
2または3文字入力した後にアスタリスク(*)を入力すると、それらの文字で始まる単語を持つ名前がすべて検出されます。
たとえば、
pin*
を検索すると、Pinnacle TechnologiesとAll Pines Furnitureが検出されます。 -
単語の真ん中に入力したアスタリスクは任意の数の文字を表します。たとえば、
pi*acle
とすると、PinnacleとPinacleの両方が検出されます。
-
グローバル検索では検索用語の先頭にアスタリスクを使用できません。
-
アスタリスクを使用すると検索速度が遅くなることがあるため、単語がわかる場合は最後まで入力することをお薦めします。
作業領域でのオブジェクトの検索: 説明
この項では、アカウント、商談、リードおよびその他のオブジェクトを迅速に検索する方法について説明します。
検索には次の方法を使用します。
-
オブジェクト名の入力を開始し、最近の項目のリストから項目を選択します。
-
完全一致の単語または語句を使用して名前を検索します。
-
欠落している文字または単語を表すためにパーセント記号(%)を使用して、部分的な単語を検索します。
-
リストを選択して「拡張検索の表示」(フィルタ・アイコン)をクリックし、検索基準を変更します。
-
最初にアカウント自体を検索して、アカウントに関連するアクティビティ、リードおよびその他のオブジェクトを検索します。
オブジェクト名の入力および最近の項目のリストのレビュー
名前でオブジェクトを検索するには、検索するオブジェクトにナビゲートし、「検索」フィールド内をクリックして、名前に含まれるいずれかの単語の入力を開始します。大文字小文字は区別されません。
入力中、アプリケーションは入力内容をユーザーが最近アクセス、作成またはアップロードしたレコードと照合して、それらを「最近の項目」ウィンドウに表示します。探しているものが表示されたら、それを選択します。
次の図は、「商談」作業領域での検索の画面キャプチャです。この例では、「検索」検索ボックスに「Server
」と入力した結果、最近の項目見出しの下に2つの項目(「Opportunities: Green Server (Blade) 6000」と「Opportunities: Server Upgrade Opportunity」)が返されています。

完全一致の単語または語句を使用したオブジェクト名による検索
「最近の項目」で探しているものが見つからない場合は、単語の入力を止め、「検索」(虫眼鏡アイコン)をクリックします。検索語を含む名前のレコードのリストが表示され、その後に、単語の入力ミスの可能性を考慮して関連する単語のレコードも表示されます。たとえば、software
という単語を使用するアカウントを検索する場合、最初にその単語を含むアカウント名(Compucon SoftwareやForte Software Incなど)が表示され、その後に、類似するスペルの名前(Softgear Inc.など)が表示されます。
次の図は、「アカウント」作業領域ランディング・ページの部分的な画面キャプチャです。このページは、software
という単語のサンプル検索を示しています。コールアウト1は、名前にwordの厳密なスペルが含まれている、2つのアカウント名の場所を示しています。コールアウト2は、類似のスペルが含まれているアカウント名の場所を示しています。

検索対象の名前に完全一致するものを探す場合は、検索用語を引用符で囲みます。たとえば、"Forte Software Inc"とすると、該当する1つのレコードのみが検出されます。
名前に含まれる部分的な単語の検索
部分的な単語を検索することもできます。
-
2文字以上入力した後にパーセント(%)記号を入力すると、それらの文字で始まる単語を持つ名前がすべて検出されます。
たとえば、
pin%
を検索すると、Pinnacle TechnologiesとAll Pines Furnitureが検出されます。 -
単語の先頭にパーセント記号を入力すると、その単語で終わるレコードが検出されます。たとえば、
%ard
を検索すると、The Board of EducationとEdward Ward and Coが検出されます。 -
最初と最後にパーセント記号を入力すると、それらの文字を含む単語が使用されているすべての顧客名が検出されます。
パーセント(%)記号を使用すると検索速度が遅くなることがあるため、単語がわかる場合は最後まで入力することをお薦めします。
事前定義済リストを使用した検索および検索基準の変更
名前による検索以外にも検索方法があります。自分または管理者が作成したいずれかのリストを「リスト」フィールドから選択して検索できます。次の手順を使用すると、検索用語を変更できます。
-
「拡張検索の表示」(フィルタ・アイコン)をクリックします。
次の図は、「拡張検索の表示」アイコンの場所が強調表示された「商談」作業領域検索リージョンの画面キャプチャです。
「拡張検索」ウィンドウが開き、ページに表示されたリストの現在の検索基準が表示されます。
次の図は、強調表示された拡張検索パネルの画面キャプチャです。
-
異なる検索基準を選択するには、「保存済検索」リストから異なるリストを選択します。
-
検索は次のように変更できます。
-
検索範囲を変更するために、異なるレコード・セットを選択します。たとえば、「自分のテリトリ階層」を選択することで、自分のテリトリとその下位階層にあるテリトリ内のすべてのレコードが検索されます。使用可能なレコード・セットは、オブジェクトによって異なります。
保存済検索のパフォーマンスを向上させるには、保存済検索をより小さいレコード・セットに制限します。たとえば、表示可能なすべてのレコードを検索するのではなく、自分のテリトリ階層内のすべてのレコードを検索します。または、検索をより小さい地理的地域に制限します。たとえば、国全体ではなく、1つの都道府県内のすべてのアカウントを検索します。
-
「追加」をクリックすることで、検索する追加のフィールドを追加します。
-
検索内のフィールドに、異なる演算子を選択します。フィールドごとに異なる演算子のほとんどは、見ただけで意味がわかりますが、より複雑な演算子についての説明を次に挙げます。
-
次の間にある
日付フィールドに「次の間にある」演算子を選択すると、検索の特定の日付範囲を入力するよう求められます。
-
「昨日」、「本日」、「明日」、「前週」、「今週」、「次週」、「前月」、「今月」、「次月」などのローリング時間演算子
たとえば、今月作成された案件を検索すると、現在の暦月に作成された案件が返されます。ローリング時間フィルタでは、ログインしたユーザーのタイムゾーンを計算に使用します。
-
現在のユーザー
「最終更新者」フィールドと「作成者」フィールドに「現在のユーザー」演算子を含めると、自分のレコード、つまりサインインしたユーザーに関連するレコードのみが表示されます。たとえば、現在のユーザーが最後に更新した商談を検索すると、自分が最後に更新した商談のリストが表示されます。
-
「空白である」、「空白でない」、「次と等しくない」
「空白である」演算子を選択すると、テキスト・フィールドの値の欠落しているレコードや、値のリストによって検証されたフィールドなどを検索できます。管理者は、2つのシステム・プロファイル・オプションを設定することで、これらの演算子を使用可能にする必要があります。「テキスト・フィールドに対する追加検索演算子使用可能」(ZCA_ENABLE_ADDITIONAL_TEXT_OPERATORS)プロファイル・オプションを使用すると、テキスト・フィールド検索で「空白である」演算子と「空白でない」演算子が有効になります。「値リストに対する追加検索演算子使用可能」(ZCA_ENABLE_ADDITIONAL_LOV_OPERATORS)を使用すると、値リスト(固定の選択肢と動的選択リスト・フィールドの両方)によって検証されたフィールドで「空白である」、「空白でない」、「次と等しくない」の各演算子が有効になります。
-
-
「表示」メニューから「列」を選択することで、検索結果表に表示する属性を指定します。
特定の列を選択するか、すべての列を表示できます。
-
「順序変更」をクリックして、フィルタ条件の順序を変更します。
-
検索に自分が追加したフィールドをすべて削除します。
Oracleにより提供されるフィールドは、一切削除できません。自分で追加したフィールドのみを削除できます。
-
-
「検索」をクリックします。
検索結果が表示されます。
-
変更した検索を新しい保存済検索(リスト)として保存するには、次の手順を実行します。
-
「保存」をクリックします。
保存済検索の作成ウィンドウが表示されます。次の図は、保存済検索の作成ウィンドウの画面キャプチャです。
-
保存済検索の新しい名前を入力します。
-
オプションで、この検索を作業領域にナビゲートすると常に表示されるリストとして設定するには、「デフォルトとして設定」オプションを選択します。
-
「OK」をクリックします。
-
商談およびその他の関連オブジェクトにアクセスするためのアカウントの検索
アカウントを検索し、次に、「アカウント概要」ページからオブジェクトにドリルダウンします。どの検索方法を使用する場合でも、アプリケーション内のすべての情報にアクセスできるとはかぎらないことに留意してください。たとえば商談を表示するには、自分が営業テリトリを所有している、営業チームの一員である、またはその一員を管理している必要があります。
レコードの作成または更新後にそのレコードが自分や他のユーザーが検索できるようになるまで、数分のタイムラグが発生することがあります。これは検索を有効にするため、アプリケーションで索引を更新する必要があるためです。その間は「最近の項目」リストから新しく作成した項目にアクセスできます。
販売アプリケーションのグローバル検索と作業領域検索にはどのような違いがありますか。
ページの最上部にあるグローバル検索を使用すると、複数の営業オブジェクト全体を検索できます。様々な作業領域ランディング・パッドで使用可能な検索では、単一オブジェクトについて検索します。
次の表は2つの検索方法の主な違いを説明したものです。
機能 | グローバル検索 | 作業領域検索 |
---|---|---|
検索範囲 |
複数の営業オブジェクト内の主要フィールドを検索します。 担当者名を検索すると、担当者レコードだけでなく、関連する商談やリード、アクティビティなど、他のオブジェクトも検出されます。 |
名前または複数の検索基準を使用して、1つのオブジェクトを検索できます。 |
索引付けの頻度 新しいレコードは索引が付けられるまで、検索できません。 |
通常1日1回。 |
通常5分ごと。 |
「最近の項目」リスト 最近、作成、編集またはアクセスしたレコードをリストします。これには索引付けが行われていないレコードも含まれます。 |
検索で有効にしたすべてのオブジェクトの最近の項目が表示されます。 |
作業領域関連の最近の項目を表示します。 |
ワイルド・カード |
文字の省略を表すには、単語の最後または真ん中でアスタリスク(*)を使用します。 |
文字の省略を表すには、単語の最初、最後または真ん中でパーセント記号(%)を使用します。 |
保存済検索(リスト) |
保存済検索は、アプリケーションの管理者が別途特別に構成していなければ使用できません。 |
保存済検索(リスト)を作成して、1つ以上のフィールドを使用して検索できます。たとえば、New York内のアクティブのアカウントのリストを表示する保存済検索を作成できます。 アプリケーション管理者は組織内の他のユーザーのために保存済検索を作成できます。 |
独自のリストの作成
ビデオ
手順
商談、リード、アカウントなどのリストをサポートするいずれかの作業領域で、Oracleにより提供されるいずれかのリストを変更し、独自のパーソナル・リストを作成できます。リストの詳細はオブジェクトごとに異なりますが、原則は同じです。次の例は、表示可能なNew York州内のすべてのアカウントを表示するリストの作成方法を示しています。この例を使用して、任意の作業領域で新しいリストを作成する方法を学習します。
Oracleにより提供されるリストの検索基準をコピーおよび変更して新しいリストを作成し、管理者が作成したフィールドなどの複数のフィールドで検索できます。検索パフォーマンスを最適化するために、検索で使用する管理者が作成したフィールドは、索引付きフィールドである必要があります。
作成するリストは作成者のみが使用できます。ただし、営業管理者は、ページ・コンポーザで作業しているときに、この項で概説されているのと同じ一連の手順を使用して、様々なユーザーのセットを対象にリストを作成できます。
リストの作成
-
作業領域ランディング・パッドで、「リスト」フィールドの右側にある「拡張検索の表示」(フィルタ・アイコン)をクリックします。
「拡張検索」パネルが、ページの左側に表示されます。
-
「保存済検索」リストから、新しい保存済検索のベースとして使用する保存済検索を選択します。この例では、New York内のすべてのアカウントのリストを作成しているため、デフォルトの「自分のアカウント」保存済検索を使用できます。
ヒント: 保存済検索をすべて独自のフィールドを使用して作成するには、「アカウント名」を選択します。 -
この例では、アクセス可能なNew Yorkのアカウントをすべて表示することが目的であるため、「レコード・セット」リストから「自分が表示できるすべてのレコード」を選択します。
レコード・セットにより、検索対象のレコードのセットを指定します。検索パフォーマンスを向上させるには、検索をより小さいレコード・セットに制限する必要があります。ただし、この例では、「都道府県」フィールドを追加して検索するレコード数を制限するため、「自分が表示できるすべてのレコード」を選択できます。
-
「追加」をクリックします。
-
リストから「都道府県」を選択します。
-
「都道府県」フィールドに「
NY
」と入力します。 -
「保存」をクリックします。
保存済検索の作成ウィンドウが表示されます。
-
新しい名前を入力します。
-
この新しい検索をデフォルトにしない場合は、「デフォルトとして設定」オプションの選択を解除します。
-
「自動的に実行」オプションが選択されたままであることを確認します。このように選択すると、UIでリストを選択するたびに問合せが実行されます。
-
新しい名前(例:
NY Accounts
)を入力します。 -
「OK」をクリックします。
作業領域ランディング・パッドおよび「拡張検索」パネルに、新しい検索および検索結果が表示されます。
リストの削除または非表示: 手順
この項の手順を使用して、作成した任意の作業領域リストを削除にする方法を学習します。営業管理者以外は、Oracleが提供したリストを非表示にできるのみです。リストを非表示にする場合、ユーザー独自のUIにのみ反映されます。
作成したリストの削除
次の手順を使用して、作成した任意のリストを削除します。
-
作業領域ランディング・パッドで、「拡張検索の表示」(フィルタ・アイコン)をクリックします。
「拡張検索」パネルが、ページの左側に表示されます。
-
「保存済検索」リストから、「パーソナライズ」を選択します。
「保存済検索のパーソナライズ」ウィンドウが表示されます。
-
「削除」をクリックします。
-
警告されたら「はい」をクリックして、削除を確認します。
Oracleにより提供される保存済検索の非表示
-
作業領域ランディング・パッドで、「拡張検索の表示」(フィルタ・アイコン)をクリックします。
「拡張検索」パネルが、ページの左側に表示されます。
-
「保存済検索」リストから、「パーソナライズ」を選択します。
「保存済検索のパーソナライズ」ウィンドウが表示されます。
-
非表示にする保存済検索を選択して、「検索リストに表示」オプションの選択を解除します。
-
「OK」をクリックします。
Oracleにより提供される保存済検索は将来の使用のために使用可能なままとなりますが、作業領域には表示されません。「検索リストに表示」オプションを選択すると、保存済検索を「リスト」に戻すことができます。
管理者定義フィールドを1つのみ含む保存済検索を作成するにはどのようにしますか。
Oracleにより提供される2つの単一フィールドの保存済検索(「名前」と「クローズ日」)のいずれかを編集して、管理者が定義したフィールドに基づく保存済検索を作成できます。商談とリードの場合は、「クローズ日」リストを使用します。アカウントなどのその他すべてのオブジェクトの場合は、「アカウント名」リストや「担当者名」リストなどの「名前」リストを使用します。新しい検索の作成は既存の保存済検索を編集することによってのみ行うことができ、既存のフィールドは一切削除できません。ただし、一部のフィールドの値を空白にしておくことは可能であるため、管理者が定義したフィールドに基づいて効率的に検索できます。検索パフォーマンスを最適化するために、検索で使用する管理者が定義したフィールドは、検索用に索引付けする必要があります。
たとえば次の手順に従って、自分が作成したフィールドに特定の値があるすべてのアカウントを検索する保存済検索を作成できます。
-
「アカウント」などの作業領域ランディング・パッド・ページで、「拡張検索の表示」(フィルタ・アイコン)をクリックします。
「拡張検索」パネルが、ページの左側に表示されます。
-
「保存済検索」リストから「アカウント名」を選択します。
-
「追加」をクリックし、管理者が定義したフィールドを選択します。
-
管理者が定義したフィールドに値を入力します。
-
「保存」をクリックします。
保存済検索の作成ウィンドウが表示されます。
-
検索の新しい名前を入力します。
-
この新しい検索をデフォルトにする場合は、「デフォルトとして設定」オプションを選択します。
-
「自動的に実行」オプションが選択されたままであることを確認します。このオプションを選択すると、UIでリストを選択するたびに問合せが実行されます。
-
「OK」をクリックします。