17競合相手の設定

この章の内容は次のとおりです。

営業組織は、各商談の競合相手を記録して、販売に関して競合相手が持つ影響を追跡および分析できます。デフォルトでは、営業担当が商談クローズ時にプライマリ競合相手を入力する必要があります。このデフォルトを変更しないかぎり、商談クローズを使用可能にするために競合相手のリストを作成する必要があります。

競合相手のリストを作成するには、競合相手の名前の入力のみを行う必要があります。ただし、「競合相手」作業領域で競合相手に関するその他の情報を追跡できます。次の表に、異なるタブに入力できる情報を示します。

入力できる情報 「競合相手」作業領域のタブ

強み、弱み、機会および脅威レベル(SWOT)に関する情報

SWOT

競合相手と競合する販売カタログの製品グループ

製品グループ

関連文書

添付

競合相手を把握している社内担当者の名前

社内エキスパート

インポートした地理参照データに基づいて競合相手がアクティブになる地理的地域

地理

使用している産業分類に基づいて競合相手がアクティブになる産業

産業

「商談」タブには、競合相手がプライマリ競合相手として選択されているすべての商談が自動的に表示されます。

「競合相手」作業領域へのアクセスは、営業管理者ジョブ・ロールを持つユーザーに制限されます。ただし、営業組織の営業マネージャなどのユーザーは、事前構成済レポートにアクセスして、商談に入力した競合相手の影響を表示できます。

次の手順を使用して、「商談の編集」ページで選択する競合相手のリストを作成します。

  1. 設定ユーザーとしてサインインし、実装プロジェクトからタスク「競合相手の作成」を開きます。営業管理者または設定ユーザーは、ナビゲータの「営業」見出しの下にある「競合相手」リンクをクリックすることもできます。

    「競合相手のレビュー」ページが表示されます。

  2. 「作成」をクリックします。

    「競合相手の作成」ページが表示されます。

  3. 「組織名」フィールドに競合相手の名前を入力します。

  4. 「名前サフィクス」フィールドにLtd.Co.などのサフィクスを入力できます。

    アプリケーションで、サフィクスが自動的に名前に付加されます。

  5. 脅威レベルを選択します。営業担当は、脅威レベルを使用して競合相手の検索をフィルタできます。

  6. オプションで、競合相手の追加情報を入力します。

    入力した追加情報は、「競合相手」作業領域にのみ表示されます。競合相手の名前は、商談で競合相手を選択しているときにのみ表示されます。

  7. 「保存してクローズ」をクリックします。

競合相手の編集時に、競合相手の追加情報を入力できます。