1. 顧客データ管理の使用
  2. 重複の識別

10重複の識別

この章の内容は次のとおりです。

重複顧客情報の識別

重複セットの管理: 説明

データベース内で重複の可能性がある顧客情報を識別するには、重複識別バッチを作成して実行する必要があります。バッチが完了すると、バッチには重複の可能性がある2つ以上のレコードのセットが含まれています。完了した重複識別バッチの詳細をレビューし、重複解決要求を発行することによって、それらの重複セットを管理できます。

重複セットを管理するときには、次のことを実行できます。

  • マージまたはリンク要求を介して、識別された各重複セット内の重複を解決します。マージ要求を作成して重複レコードを組み合せるか、リンク要求を作成して重複レコードを結合するか、または一般的な要求を作成して後で解決策を選択します。

  • 重複解決要求に含めないレコードを削除します。削除したレコードは、削除済レコード表で参照できます。また、これらのレコードをセットに戻すこともできます。

  • レコードのペアを非重複としてマークし、それらが一致の可能性があるとして識別されないようにします。非重複リストからこのペアを削除するには、非重複レコードに終了日を指定します。

  • マスター・レコードを変更します。

  • 重複を解決するために重複セットをマージまたはリンク要求として発行します。

重複識別バッチの作成: 考慮する点

重複識別バッチを作成するとき、次のオプションを使用できます。

  • 1回の実行または定期的な実行のための重複識別バッチを最初から作成します。

  • 既存の重複識別バッチのコピーから重複識別バッチを作成します。

重複識別バッチの作成時に、次の2つのバッチ照合モードを選択できます。

  • バッチ内: バッチ内で重複識別プロセスを実行します。

  • レジストリに対して: レジストリに対して重複識別プロセスを実行します。

1回の実行または定期的な実行のための重複識別バッチ

1回の実行または定期的な実行のための重複識別バッチを作成できます。定期的な重複識別バッチは、レジストリ重複識別の実行など、一般的に継続中で繰返し実行されるタスクに使用されます。

特定の時間または特定の間隔で実行するように定期的なバッチをスケジュールできます。たとえば、毎日、毎晩午後9時、毎週、または毎週日曜日午後10時に実行するというようにバッチをスケジュールできます。

既存の重複識別バッチのコピーの使用方法

既存の重複識別バッチをコピーすることで、重複識別バッチをすばやく作成できます。サブセット・ルールまたはバッチ選択基準ルール、重複識別ルール、バッチ発行までのバッチ・プロセスのスケジュールなどのバッチ詳細を編集できます。

重複識別バッチの詳細が独自である場合は、既存のバッチをコピーするのではなく、新しい重複識別バッチを作成します。

バッチ内照合モードの重複識別

バッチ内照合モードでは、重複識別は、サブセット・ルール条件またはバッチ選択基準ルールを満たすバッチ内のレコードに限定されます。選択基準を満たさないレコードは、このモードでは処理されません。

「レジストリに対して」バッチ照合モードの重複識別

「レジストリに対して」バッチ照合モードでは、重複識別はバッチ内のレコードに限定されません。この処理では、バッチ内のサブセット・ルール条件を満たすレコードが集計され、これらのレコードは、相互に照合され、また、データベース内の他のレコードとも照合されます。

追加属性の追加によるサブセット・ルールの定義: 手順

重複識別バッチを作成するには、「重複識別バッチの作成」ページで、サブセット・ルール(バッチ選択基準ルールとも呼ばれる)を指定する必要があります。より適切な結果を得るために、データベース問合せに類似したサブセット選択基準を定義します。サブセット・ルールは、複数のオブジェクト、属性、演算子および対応する値をAND条件で結合して定義します。

重複を識別するサブセット・ルールを定義するために、アカウント(組織)または担当者(個人)の別のカスタム属性や標準属性を、UIで使用可能な属性のセットに追加できます。

新しい属性をバッチ選択基準に追加するには、参照コードとして参照タイプZCH_MATCH_OBJ_PERSONおよびZCH_MATCH_OBJ_ORGANIZATIONに必須属性を追加する必要があります。参照タイプを更新する前に、追加する各属性の表示名およびAPI (内部)名を識別する必要があります。

属性の表示名およびAPI名の識別

サブセット・ルール選択基準として追加する属性の表示名およびAPI (内部)名を識別する必要があります。

トピック「標準のアカウント属性と担当者属性」で、アカウントおよび担当者の標準属性のリストと、その参照コード、表示名(内容)およびAPI名(タグ)を確認できます。アプリケーション・コンポーザを使用してアカウント(組織)または担当者(個人)のカスタム属性の表示名およびAPI名を識別するには、次の手順を使用します。

注意: アプリケーション・コンポーザでオブジェクトを表示および更新するには、アクティブなサンドボックスが表示されている必要があります。

  1. 設定ユーザー(マスター・データ管理アプリケーション管理者など)としてサインインし、アプリケーション・コンポーザに移動します。

  2. 「標準」オブジェクト・リストを展開し、「アカウント」または「担当者」に移動します。

  3. 「アカウント」または「担当者」で、「フィールド」をクリックします。「フィールド」ページが表示されます。

  4. 「カスタム」タブを選択すると、使用可能な属性のリスト表示されます。

  5. 追加する「表示ラベル」リンクをクリックします。カスタム・フィールドの編集ページが表示されます。

  6. 表示名およびAPI名をコピーします。

新規属性による属性参照の更新

新しい属性をサブセット選択基準に追加するには、個人(担当者)オブジェクトの属性参照タイプZCH_MATCH_OBJ_PERSONまたは組織(アカウント)オブジェクトの属性参照タイプZCH_MATCH_OBJ_ORGANIZATIONに、それぞれ必須属性を追加する必要があります。

参照コードとして必須属性を属性参照タイプに追加するには、次の手順を実行します。

  1. マスター・データ管理アプリケーション管理者などの設定ユーザーとしてサインインします。「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。

    • オファリング: 販売

    • 機能領域: 販売基盤

    • タスク: 標準参照の管理

  2. タスク「標準参照の管理」を検索し、移動します。

  3. 必要な「参照タイプ」を入力します。

    • 参照タイプZCH_MATCH_OBJ_ORGANIZATIONを使用して、組織(アカウント)オブジェクトのサブセット・ルール選択基準に、新しいカスタム属性または標準属性を追加します。

    • 参照タイプZCH_MATCH_OBJ_PERSONを使用して、個人(担当者)オブジェクトのサブセット・ルール選択基準に新しい属性を追加します。

  4. 「検索」をクリックします。

  5. 「標準参照の管理」ページの「参照コード」セクションの「新規」をクリックします。

  6. 各属性に参照コードを追加します。

    • 参照コード: 属性の内部名。このフィールドは大文字/小文字が区別されます。値はすべて大文字にし、スペースはアンダースコアに置き換える必要があります。たとえば、CUSTOM_ATTRはカスタム属性の参照コードにできます。

      注意: 日付フィールドの場合、参照コードに接尾語_DATEを付ける必要があります。これにより、アプリケーションでこの属性値が日付として識別され、日付ピッカーを表示できます。

    • 表示順序: 参照コードの表示順序。これは、必須のフィールドではありません。

    • 内容: 属性の表示名。このフィールドは必須で、大文字/小文字が区別されます。

    • 摘要: 重複識別作業領域に表示される属性の摘要。

    • タグ: 属性のAPI (内部)名。このフィールドは必須で、大文字/小文字が区別されます。

  7. 「保存してクローズ」をクリックします。

属性を非表示にしたり削除するには、参照コードを削除する必要があります。

注意: サンドボックスを公開して、新規に追加した属性をアクティブ化する必要があります。新規に追加した属性は、サンドボックスを公開した後でのみ、「重複識別バッチの作成」ページの「重複を識別するサブセット・ルール」セクションに表示されます。サンドボックスが公開されていない場合、属性名を含むタグ値は無効とみなされます。

標準のアカウント属性と担当者属性

このトピックでは、サブセット・ルール選択基準で使用可能な標準のアカウント属性および担当者属性について説明します。

注意: 日付関連属性の場合、参照コードに接尾語_DATEを付ける必要があります。アカウントの標準属性。

アカウントの標準属性

次の表に、重複を識別するためのサブセット・ルール選択基準として追加できるアカウント(組織)の標準属性と、その参照コード、表示名(内容)およびAPI名(タグ)をリストします。

参照コード 内容(属性表示名) タグ(API名)

ANALYSIS_FY

分析年

AnalysisFy

BANK_CODE

銀行コード

BankCode

BANK_OR_BRANCH_NUMBER

銀行または支店番号

BankOrBranchNumber

BRANCH_CODE

支店コード

BranchCode

BRANCH_FLAG

支店インジケータ

BranchFlag

BUSINESS_SCOPE

業務範囲

BusinessScope

CEO_NAME

最高経営責任者名

CeoName

CEO_TITLE

最高経営責任者タイトル

CeoTitle

CERTIFICATION_LEVEL

認証レベル

CertificationLevel

CERTREASON_CODE

認証事由

CertReasonCode

CLEANLINESS_SCORE

クリーン度

CleanlinessScore

COMMENTS

コメント

コメント

COMPLETENESS_SCORE

完全性

CompletenessScore

CONG_DIST_CODE

下院選挙区

CongDistCode

CONTROL_YR

組織統制年度

ControlYr

CORPORATION_CLASS

企業区分

CorporationClass

CREATION_DATE

作成日

CreationDate

CURRENT_FY_POTENTIAL_REV

現在の会計年度の潜在的売上

CurrFyPotentialRevenue

DATA_CLOUD_STATUS

エンリッチメント・ステータス

DataCloudStatus

DATA_CONFIDENCE_SCORE

データ確度

DataConfidenceScore

DB_RATING

DB信用評価

DbRating

DIS_ADV_IND

条件不利インジケータ

DisadvantagedIndicator

DOM_ULTIMATE_DUNSNUM_C

国内D-U-N-S番号

DomesticUltimateDunsNumC

DO_NOT_CONFUSE_WITH

混同禁止

DoNotConfuseWith

DUNS_NUMBER_C

D-U-N-S番号

DunsNumberC

DUPLICATE_INDICATOR

重複タイプ

DuplicateIndicator

DUPLICATE_SCORE

重複

DuplicateScore

EMPS_AT_PRIMARY_ADDRESS

識別住所の従業員数

EmpAtPrimaryAdr

EMPS_AT_PRIMARY_ADDR_EST

識別住所の従業員数見積クオリファイア

EmpAtPrimaryAdrEstInd

EMPS_AT_PRIMARY_ADDR_MIN

識別住所の従業員数最小クオリファイア

EmpAtPrimaryAdrMinInd

EMPLOYEES_TOTAL

従業員数

EmployeesTotal

ENQUIRY_DUNS

ENQUIRY_DUNS

EnquiryDuns

ENRICHMENT_SCORE

エンリッチメント

EnrichmentScore

EXPORT_IND

輸出業者インジケータ

ExportInd

FISCAL_YEAREND_MONTH

会計年度終了月

FiscalYearendMonth

GLOBAL_ULTIMATE_DUNSNUM_C

グローバル最上位D-U-N-S番号

GlobalUltimateDunsNumC

GROWTH_STRATEGY_DESC

成長ストラテジ摘要

GrowthStrategyDesc

GSA_INDICATOR_FLAG

GSAインジケータ

GsaIndicatorFlag

HOME_COUNTRY

自国

HomeCountry

HQ_BRANCH_INDICATOR

HQ支店インジケータ

HqBranchInd

IMPORT_IND

輸入業者インジケータ

ImportInd

INCORP_YEAR

会社設立年度

IncorpYear

INTERNAL_FLAG

内部

InternalFlag

JGZZ_FISCAL_CODE

納税者識別番号

JgzzFiscalCode

LABOR_SURPLUS_IND

労働余剰インジケータ

LaborSurplusInd

LAST_ASSIGNMENT_DATE

最終割当日

LastAssignedDate

LAST_ENRICHMENT_DATE

最終エンリッチメント日

LastEnrichmentDate

LAST_SCORE_UPDATE_DATE

最終スコア日付

LastScoreUpdateDate

LAST_SOURCE_UPDATE_DATE

最終ソース更新日

LastSourceUpdateDate

LAST_UPDATE_DATE

最終変更日

LastUpdateDate

LAST_UPDATED_BY

最終更新者

LastUpdatedBy

LAST_UPDATE_SOURCE_SYSTEM

最新更新ソース・システム

LastUpdateSourceSystem

LEGAL_STATUS

法的ステータス

LegalStatus

LINE_OF_BUSINESS

事業分野

LineOfBusiness

LOCAL_ACTIVITY_CODE

現地アクティビティ・コード

LocalActivityCode

LOCAL_ACTIVITY_CODE_TYPE

現地アクティビティ・コード・タイプ

LocalActivityCodeType

LOCAL_BUS_IDENTIFIER

共通企業識別子

LocalBusIdentifier

LOCAL_BUS_IDEN_TYPE

共通企業識別子タイプ

LocalBusIdenType

MINORITY_OWNED_IND

少数民族経営インジケータ

MinorityOwnedInd

MINORITY_OWNED_TYPE

少数民族経営組織のタイプ

MinorityOwnedType

MISSION_STATEMENT

業務内容

MissionStatement

NAMED_FLAG

指定アカウント

NamedFlag

NEXT_FY_POTENTIAL_REVENUE

次会計年度の潜在的売上

NextFyPotentialRevenue

OOB_IND

倒産インジケータ

OobInd

ORGANIZATION_NAME

名前

OrganizationName

OWNER_PARTY_ID

所有者ID

OwnerPartyId

PARENT_DUNS_NUMBER_C

親D-U-N-S番号

ParentDunsNumC

PARENT_SUB_IND

子会社インジケータ

ParentSubInd

PARTY_ID

パーティID

PartyId

PARTY_NUMBER

登録ID

PartyNumber

PREF_CONTACT_METHOD

優先連絡方法

PreferredContactMethod

PREF_CONTACT_PERSON_ID

優先連絡先Person ID

PreferredContactPersonId

PREF_FUNCTIONAL_CUR

優先機能通貨

PrefFunctionalCurrency

PRINCIPAL_NAME

社長名

PrincipalName

PRINCIPAL_TITLE

社長タイトル

PrincipalTitle

PUBLIC_PRIVATE_OWNER_FLAG

私有

PublicPrivateOwnershipFlag

RECENCY_SCORE

最新性

RecencyScore

REGISTRATION_TYPE

登録タイプ

RegistrationType

RENT_OWN_IND

賃貸借または所有インジケータ

RentOwnInd

SALES_PROFILE_STATUS

販売プロファイル・ステータス

SalesProfileStatus

SALES_PROFILE_TYPE

タイプ

SalesProfileType

SMALL_BUS_IND

中小法人インジケータ

SmallBusInd

STOCK_SYMBOL

銘柄記号

StockSymbol

TOTAL_EMP_EST_IND

従業員数見積クオリファイア

TotalEmpEstInd

TOTAL_EMPLOYEES_IND

子会社を含む従業員数

TotalEmployeesInd

TOTAL_EMP_MIN_IND

従業員数最小クオリファイア

TotalEmpMinInd

TOTAL_EMP_TEXT

総従業員数

TotalEmployeesText

TOTAL_PAYMENT_AMOUNT

支払合計

TotalPayments

UNIQUE_NAME_ALIAS

組織名

UniqueNameAlias

UNIQUE_NAME_SUFFIX

名前サフィクス

UniqueNameSuffix

VALIDITY_SCORE

妥当性

ValidityScore

WOMAN_OWNED_IND

女性経営インジケータ

WomanOwnedInd

YEAR_ESTABLISHED

創立年

YearEstablished

担当者の標準属性

次の表に、重複を識別するためのサブセット・ルール選択基準として追加できる担当者(個人)の標準属性と、その参照コード、表示名(内容)およびAPI名(タグ)をリストします。

参照コード 内容(属性表示名) タグ(API名)

CERTIFICATION_LEVEL

認証レベル

CertificationLevel

CERT_REASON_CODE

認証事由

CertReasonCode

CLEANLINESS_SCORE

クリーン度

CleanlinessScore

COMMENTS

コメント

コメント

COMPLETENESS_SCORE

完全性

CompletenessScore

CREATED_BY

作成者

CreatedBy

CREATION_DATE

作成日

CreationDate

DATA_CLOUD_STATUS

エンリッチメント・ステータス

DataCloudStatus

DATA_CONFIDENCE_SCORE

データ確度

DataConfidenceScore

DATE_OF_BIRTH_DATE

生年月日

DateOfBirth

DATE_OF_DEATH_DATE

死亡日

DateOfDeath

DECEASED_FLAG

死亡者

DeceasedFlag

DECLARED_ETHNICITY

申告人種

DeclaredEthnicity

DEPARTMENT

部門

部門

DEPARTMENT_CODE

部門コード

DepartmentCode

DO_NOT_CALL_FLAG

電話不可

DoNotCallFlag

DO_NOT_CONTACT_FLAG

連絡不可

DoNotContactFlag

DO_NOT_EMAIL_FLAG

Eメール不可

DoNotEmailFlag

DO_NOT_MAIL_FLAG

郵送不可

DoNotMailFlag

DUPLICATE_INDICATOR

重複タイプ

DuplicateIndicator

DUPLICATE_SCORE

重複

DuplicateScore

ENRICHMENT_SCORE

エンリッチメント

EnrichmentScore

GENDER

性別

性別

INTERNAL_FLAG

内部

InternalFlag

JGZZFISCAL_CODE

納税者識別番号

JgzzFiscalCode

JOB_TITLE

ジョブ・タイトル

JobTitle

JOB_TITLE_CODE

ジョブ・タイトル・コード

JobTitleCode

LAST_ASSIGNMENT_DATE

最終割当日

LastAssignedDate

LAST_CONTACT_DATE

最終連絡日

LastContactDate

LAST_ENRICHMENT_DATE

最終エンリッチメント日

LastEnrichmentDate

LAST_KNOWN_GPS

最終認知場所

LastKnownGPS

LAST_SCORE_UPDATE_DATE

最終スコア日付

LastScoreUpdateDate

LAST_SOURCE_UPDATE_DATE

最終ソース更新日

LastSourceUpdateDate

LAST_UPDATE_DATE

最終変更日

LastUpdateDate

LAST_UPDATED_BY

最終更新者

LastUpdatedBy

LAST_UPDATE_SOURCE_SYS

LastUpdateSourceSystem

LastUpdateSourceSystem

MARITAL_STATUS

婚姻区分

MaritalStatus

MARITAL_STATUS_EFF_DATE

婚姻区分有効日

MaritalStatusEffectiveDate

NAMED_FLAG

指定担当者

NamedFlag

OWNER_PARTY_ID

所有者ID

OwnerPartyId

PARTY_ID

PartyId

PartyId

PARTY_NUMBER

登録ID

PartyNumber

PERSON_ACADEMIC_TITLE

学位

PersonAcademicTitle

PERSONAL_INCOME

年間所得

PersonalIncome

PERSON_FIRST_NAME

名

PersonFirstName

PERSON_INITIALS

イニシャル

PersonInitials

PERSON_LAST_NAME

姓

PersonLastName

PERSON_LAST_NAME_PREFIX

姓プリフィクス

PersonLastNamePrefix

PERSON_MIDDLE_NAME

ミドル・ネーム

PersonMiddleName

PERSON_NAME_SUFFIX

サフィクス

PersonNameSuffix

PERSON_PRENAME_ADJUNCT

プリフィクス

PersonPreNameAdjunct

PERSON_PREV_LASTNAME

旧姓

PersonPreviousLastName

PERSON_SECOND_LASTNAME

第2姓

PersonSecondLastName

PERSON_TITLE

タイトル

PersonTitle

PLACE_OF_BIRTH

出生地

PlaceOfBirth

PREF_CONTACT_METHOD

優先連絡方法

PreferredContactMethod

PREF_FUNCTIONAL_CUR

優先機能通貨

PrefFunctionalCurrency

RECENCY_SCORE

最新性

RecencyScore

RENT_OWN_IND

賃貸借または所有インジケータ

RentOwnInd

SALES_AFFINITY_CODE

親密度

SalesAffinityCode

SALES_BUYING_ROLE_CODE

購買ロール

SalesBuyingRoleCode

SALES_PROFILE_STATUS

販売プロファイル・ステータス

SalesProfileStatus

SALES_PROFILE_TYPE

タイプ

SalesProfileType

SALUTATION

敬称

敬称

UNIQUE_NAME_SUFFIX

名前サフィクス

UniqueNameSuffix

VALIDITY_SCORE

妥当性

ValidityScore

重複識別バッチの作成とサブセット・ルールの定義: 作業例

重複識別バッチを作成してサブセット・ルール(バッチ基準ルールとも呼ばれる)を定義し、バッチ内のレコードまたはレジストリ内のレコードのサブセットを取得できます。

サブセット・ルールでは、重複識別バッチでレコードのサブセットを取得する基準を指定します。データ品質エンジンは、このレコードのサブセットから重複レコードを識別します。重複を識別するルールは、次のいずれかのオプションを使用して定義されます。

  • すべてのキーワードに一致: このオプションを選択するとAND演算が行われます。

  • いずれかのキーワードに一致: このオプションを選択するとOR演算が行われます。

この例では、まずレジストリ内で重複する個人を識別するための重複識別バッチを作成し、個人名にJohn、住所にRedwoodが含まれるレコードのサブセットを取得するルールを作成します。

  1. 「ナビゲータ」→「顧客データ管理」→「重複識別」を選択して、「重複識別」作業領域に移動します。

  2. 「作成」メニュー・オプションまたはボタンをクリックします。「重複識別バッチの作成」ページが表示されます。

  3. バッチの名前と説明を入力します。

    注意: あるいは、既存の重複識別バッチを選択し、「コピー」をクリックして新しい重複識別バッチをすばやく作成することもできます。バッチを発行する前に、バッチの詳細を編集できます。

  4. 「レジストリに対して」または「バッチ内」などのバッチ照合モードを指定します。

    バッチ内照合モードでは、重複識別は、サブセット・ルール条件を満たすバッチ内のレコードに制限されます。「レジストリに対して」バッチ照合モードでは、プロセスはバッチ内のサブセット・ルール条件を満たすレコードを集計し、これらのレコードは、相互に照合され、さらにデータベース内の他のレコードとも照合されます。

  5. 「パーティ・タイプ」で「個人」を指定します。

  6. 重複する個人をマージするために、「自動処理」オプションで「マージ要求の作成」を指定します。

  7. 「重複識別バッチ: 選択基準」の下の「追加」メニュー・オプションまたはボタンをクリックします。

  8. 「ルールの適用」オプションで「いずれかのキーワードに一致」を選択します。

  9. 「重複識別バッチ: 選択基準」に次のサンプル情報を入力します。

    オブジェクト 属性 演算子 値

    個人

    名前

    次を含む

    John

    住所

    住所行1

    次を含む

    Redwood

  10. 要件に合わせて、「保存してクローズ」または「スケジュール」をクリックします。

非重複マッピングの表示

非重複レコード: 説明

レコードのペアを非重複としてマークし、そのペアが一致の可能性があるとして識別されないようにします。「非重複レコードの管理」UIページでは、次のように非重複レコードを表示できます。

  1. 「重複識別」作業領域に移動します。

  2. 「タスク」をクリックします。

  3. 「非重複レコードの管理」をクリックします。「非重複レコードの管理」ページが表示されます。

  4. 非重複レコードを検索します。

終了日を変更することで、レコードが非重複とみなされる期間を変更できます。また、終了日を指定することで、レコードの非重複ステータスを削除することもできます。

重複識別バッチの割当てに関するFAQ

重複識別バッチを割り当てたり、拒否できないのはなぜですか。

データ・スチュワード・マネージャのみが、レビューおよび処理のために新しい重複識別バッチをデータ・スチュワードに割り当てることができます。「重複識別」作業領域の「割当」ボタンをクリックすることによって、割当て先への重複識別バッチの割当てを開始し、「重複識別バッチの割当」ページでそれを完了できます。データ・スチュワード・マネージャはどの重複識別バッチでも拒否できますが、データ・スチュワードは自分に割り当てられているバッチのみを拒否できます。重複識別バッチの割当て先のユーザーに、「顧客データ・スチュワード」リソース・ロールが割り当てられていることを確認してください。このロールがユーザーに割り当てられていないかぎり、重複解決UIの「割当先」ドロップ・ダウンにそのユーザーの名前は表示されません。

バッチ・プロセスはどのように取り消すことができますか。

バッチ・プロセスは、スケジュール済プロセス概要ページで取り消すことができます。「ナビゲータ」→「ツール」→「スケジュール済プロセス」を選択すると、このページに移動できます。プロセスIDでバッチ・プロセスを検索して、そのバッチ・プロセス要求を取り消す必要があります。

保存した重複識別バッチをスケジュールするにはどうすればよいですか。

保存した重複識別バッチを「重複識別」作業領域で検索し、その処理オプションを編集することによって、保存した重複識別バッチをスケジュールできます。

「単一要求の作成」オプションはいつ選択すればよいですか。

「単一要求の作成」オプションは、重複識別バッチ内の個々の重複セットに対して使用できます。このオプションを使用して、バッチ・レベルで選択している重複処理オプションとは異なる重複処理オプションを個々の重複セット・レベルで指定できます。このオプションを使用して、異なる重複セットに対して異なる重複処理オプションを指定することもできます。