ハッシュ変換
「ハッシュ」変換タイプでは、入力ファイルのデータがハッシュ値に変換されます。ハッシュ変換は、電子メール・アドレスなどの属性値に使用できます。
ハッシュ変換は、文字列またはテキストのデータ型のデータにのみ使用できます。
ハッシュ変換には、次のいずれかのアルゴリズムを選択できます。
- SHA-256: 256ビットのハッシュ値を生成します。
- MD-5: 128ビットのハッシュ値を生成します。
ハッシュ変換用のカスタム属性の作成
属性のハッシュ値および非ハッシュ値を管理する必要がある場合は、ハッシュ値専用のカスタム属性を作成し、非ハッシュ値の元の属性を保持する必要があります。
例: Email属性のハッシュ値を作成し、この属性のハッシュされていない値も保持する場合。Hashed - Emailという名前の別のカスタム属性を作成し、ハッシュされたEmail属性値にこのカスタム属性を使用できます。また、元のEmail属性値をそのままにして、変換する必要がないようにします。これにより、Email属性値のハッシュ値と非ハッシュ値の両方を管理できます。
ハッシュ変換値の構成
次のステップに従って、ハッシュ変換値を構成します。
ハッシュ変換を構成するには:
- 入力ソース・フィールドを変換するデータ・モデル属性を見つけて、その「変換」リンクをクリックします。「変換」ダイアログが表示され、ソース・フィールド(ソース)およびスキーマ属性(ターゲット)が表示されます。
- 「変換タイプ」リストを使用して、「ハッシュ」を選択します。
- ハッシュ変換のタイプとして、SHA-256またはMD-5を選択します。
- ハッシュ変換の前に値を小文字に変換しない場合は、「小文字に変換」の選択を解除します。
- 「適用」をクリックします。