Verizon Mediaとのオーディエンスの共有
オーディエンスをVerizon Mediaと共有することにより、Oracle Data CloudのCookieおよびMobile Advertising ID (MAID)にリンクされたファーストパーティ・データおよびサードパーティ・データを送信できます。これにより、測定可能なアクションおよび会話を推進するために、Ad platformを使用してユーザーをターゲット、リーチおよびエンゲージできるようになります。
共有を構成する前に、Verizon MediaからMDM IDを取得する必要があります。MDM IDにより、Ad platformでユーザーが識別されます。
オーディエンスをAd platformに送信する手順は、次のとおりです。
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Verizon Mediaに配信するユーザーをターゲットするオーディエンスを作成します。オーディエンスは、CookieまたはMAID IDソースのいずれかに基づきます。
オーディエンスを作成するときには、ターゲット国を指定しないでください。オーディエンスにEUデータが含まれている場合は、次のステップ2で説明するように、「Notes」フィールドにその情報を含めます。
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「Receiver」ボックスに「23: Verizon Media」と表示されているVerizon Mediaとオーディエンスを共有します。
オーディエンスを共有する場合は、次の設定を指定します。
- First-Party Details: Full
- Third-Party Details: Full
- Sharing Types: Modeling, Targeting, and Analytics
- Notes: MDM IDを入力します。また、オーディエンスにEUデータを含めるかどうかも指定します。
- Send Copy Email To Users: thedatahotline@oracle.com
Oracle Data Hotlineチームは、オーディエンスが共有されたという電子メール通知を受信します。そのチームは、Ad platformにオーディエンスを配信し、オーディエンスをMDM IDにマッピングするようVerizon Mediaにリクエストを送信します。
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「Manage」→「Taxonomy Management」→「Taxonomy permissions」を選択します。
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購入者として「23: Verizon Media」が表示されない場合(またはVerizon Mediaの下に含まれる特定のカテゴリのみが表示される場合)は、「Create New」をクリックします。
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「Create New Taxonomy Permissions」ダイアログ・ボックスで、次の手順を実行します。
- 「Selected Recipients」リストで、「23: Verizon Media」を選択します。
- 「Permissioning Type」リストで、「Modeling, Targeting, and Analytics」を選択します。
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「Your Taxonomy」領域で、共有データを表示する親レベルのノードを選択します。ノードを選択すると、ノードの色が緑色に変わります。
親ではなく特定のカテゴリを選択できますが、そのようにすると、Verizonと新しいオーディエンスを共有するたびに新しいカテゴリを追加する必要があることを意味します。
Verizon Mediaでのメディア・ターゲッティング・キャンペーンの作成
オーディエンスの共有後、48-72時間以内に、Ad platformでメディア・ターゲッティングに使用できるようになります。
Oracle Data CloudデータをAd platformで使用する手順は、次のとおりです。
- Verizon Mediaアカウントにログインします。
- 「Audiences」→「Create Audiences」を選択します。
- セグメント名を検索するか、「3rd Party」→「BlueKai」→「DMP」→AudienceName→SegmentNameの順にナビゲートします。
- セグメントを選択し、右側のブール論理を使用してオーディエンスに追加します。
- オーディエンスに名前を付けて保存します。
- ターゲッティングを追加することにより、オーディエンスをライン・アイテムに適用します。