LiveRampのオフライン・データ・マッチング

LiveRampとOracle Data Cloudプラットフォームのオフライン・データ・マッチングを使用して、個人識別情報(PII)にリンクされたカスタマ・データをオンボーディングできます。このインテグレーションにより、LiveRampとOracle Data Cloudプラットフォームの間でIDが同期されたユーザーの大量プールを活用して、データ・ウェアハウスに格納されている顧客属性および行動データ、顧客関係管理(CRM)システム、またはその他のオフライン・ソースをさらにアクティブ化できます。

LiveRampにPIIを含むファイルを送信すると、LiveRampによって、オンラインCookieに対してPIIが照合され、LiveRamp Cookie IDおよびユーザー属性を表すコードを使用して、Oracle Data Cloudプラットフォームにファイルが送信されます。Oracle Data Cloudプラットフォームで、LiveRamp Cookie IDにリンクされたOracle Data Cloud Cookieプロファイルが検索されます。該当するデータが見つかった場合、LiveRampコードをカテゴリにマッピングする分類ルールを介して、タクソノミにデータがオンボーディングされます。

このインテグレーションを使用して、Mobile Advertising ID (MAID)にリンクされたデータをオンボーディングすることもできます。この場合、LiveRampから、(Cookie IDではなく) PIIにリンクされたMAIDを使用してOracle Data Cloudプラットフォームにファイルが送信され、Oracle Data Cloudプラットフォームの既存のMAIDプロファイルまたは直接作成される新しいプロファイルにデータが追加されます。

多くの構成ステップで、LiveRampと会話する必要があります。これらのステップに関する詳細情報が必要な場合は、LiveRampアカウント・マネージャに連絡してください。

ノート: インテグレーションを有効にするために実行するステップの正確な順序は、LiveRampやOracleとどのような関係にあるかによって異なる場合があります。ただし、すべてのインテグレーションで、すべてのステップを完了する必要があります。

1. LiveRampアカウント・マネージャへの連絡

インテグレーションを開始するには、LiveRamp Connectユーザー・インタフェースを使用して、LiveRampアカウント・マネージャに連絡します。

LiveRampに送信するセグメントを特定し、宛先としてOracle Data Cloudを選択します。LiveRampで、Oracle Data CloudアカウントID、顧客名、アカウント担当者およびデータの収集元のデバイス・タイプが認識される必要があります。

次のスクリーン・ショットは、LiveRamp ConnectのOracle Data Cloud情報を入力するページを示しています。

リクエストが処理されたら、このインテグレーションに関する今後のすべての通信に使用する電子メール・アドレスが生成されます。

2. データのマッピング

LiveRampを使用して、データの分類方法を決定する必要があります。LiveRampでは、ユーザー属性はRLCDNコードと呼ばれるキーと値のペアとして定義されます。たとえば、靴の買い物客をrlcdn=25としてコーディングできます。

LiveRampからDMPにデータをオンボーディングするには、RLCDNコードをDMPタクソノミのカテゴリにマッピングする必要があります。たとえば、次のようにRLCDNコードをマッピングできます。

RLCDNコード DMPカテゴリ
rlcdn=25 5273: In-Market > Retail > Clothing, Shoes & Accessories > Footwear Status
rlcdn=M 22598: Demographic > Gender > Male
rlcdn=2 31094: Interest > Shopping > Bargain Hunting

LiveRampを使用して、データのマッピング表を作成します。データを既存または新規のOracleタクソノミ(ブランド、キュレートまたはプライベート)に分類できます。カテゴリとその作成方法の詳細は、タクソノミの操作を参照してください。

マッピング表を開発する場合は、カテゴリの価格設定を検討し、その情報をカテゴリ・マッピングとともにオラクル社に提供します。

3. Oracle Data Cloudアカウント・マネージャへの連絡

LiveRampから電子メール・アドレスを取得した後、Oracle Data Cloudアカウント・マネージャに連絡してDMP構成プロセスを開始できます。次の情報を指定する必要があります。

  • 収集するデータに関連付けられたIDタイプ。これは、Oracle Data Cloud IDまたはモバイルID (ADIDまたはIDFA)になります。
  • パートナID。
  • パートナ名。
  • データがファーストパーティかサードパーティか。

リクエストが処理されたら、Oracle Data Cloud運用チームから、DMPのデータを識別するためのサイトIDが提供されます。

4. マッピング情報の送信

基本的な識別情報をアカウント・マネージャに提供した後で、データ・マッピング表を含むファイルを送信します。このファイルには、LiveRampから提供されるルール、カテゴリ・パス、カテゴリの説明および価格設定情報(CPM)が含まれている必要があります。

Oracle Data Cloud運用チームでは、この情報を使用して、LiveRampでコーディングされたデータをDMPのルールとカテゴリに分類するルールを作成します。

次に、マッピング・ファイルのいくつかの行の例を示します。この場合、ファイルはスプレッドシート形式ですが、これは必須ではありません。Oracle Data Cloudアカウント・マネージャは、必要に応じて、マッピング・テンプレートを提供できます。

5. LiveRampへのサイトIDの送信

LiveRampから取得した電子メール・アドレスを使用して、Oracle Data CloudプラットフォームのサイトIDをLiveRampに提供します。DMPへのデータのオンボーディングに使用されるファイルの名前には、サイトIDが含まれている必要があるため、LiveRampでサイトIDが必要になります。

6. LiveRampおよびDMPへのデータのアップロード

初期構成が完了したら、データをLiveRampにアップロードできます。データをアップロードするプロセスは異なりますが、ほとんどのクライアントには、SFTPに基づく自動化された収集プロセスがあります。詳細情報が必要な場合は、LiveRampアカウント・マネージャに連絡してください。

LiveRampによって、データ内のユーザーにIDが割り当てられ、その属性が定義されます。その後、DMPにアップロードするオフライン・マッチ・ファイルが生成されます。

ファイルには、ユーザーごとに1行が含まれます。各行には、LiveRamp IDと、パイプで区切られた一連のRLCDNコードが含まれます。次に、非常に簡略化された例を示します。

awytM3DD rlcdn=25|rlcdn=M|rlcdn=2
3d5zYU7i rlcdn=22|rlcdn=F|rlcdn=1

次に、より現実的なファイルの1行の例を示します。

その後、LiveRampからOracle Data Cloudプラットフォームにファイルがアップロードされます。LiveRampとの関係によっては、かわりに、DMPにアップロードするためのファイルがあなたに送信される場合があります。ファイルのアップロード方法の詳細は、オフライン・データ・マッチングを参照してください。

DMPがデータ・ファイルを受信すると、LiveRamp IDがプラットフォームIDにマッピングされます。DMPでのID照合が可能になるように、LiveRampでIDスワップが使用されます。LiveRampでは、IDスワップ・ピクセルがネットワーク内のすべてのサイトに配置されており、定期的に発火されます。このピクセルによって、LiveRamp IDがOracle Data Cloud IDとともにDMPに配信されます。

Oracle Data Cloud運用チームがマッピング・ファイルに基づいて作成したルールによって、IDはその属性に基づいてカテゴリに割り当てられます。

7. インベントリの確認

Oracle Data Cloudプラットフォームにファイルが収集された後、データに基づいたインベントリに取り込まれます。モバイルIDはすぐに取り込まれますが、Cookieベースのデータはランプアップに30日かかります。

Inventory Trendレポートを使用して、インベントリが増加していることを確認します。疑問または懸念事項がある場合は、My Oracle Supportに連絡してください。

重要:LiveRampによって、DMPに送信するファイルの形式が変更された場合、またはデータ・マッピング表を変更した場合は、すぐにOracle Data Cloudアカウント・マネージャに通知してください。このような変更は、データのオンボーディング方法に影響を及ぼすため、インベントリにも影響を及ぼします。