データ収集アプリケーションの概要
Oracleのデータ収集アプリケーションは、会社のデジタル戦略を実装するためのタグを作成および管理するのに役立ちます。タグを使用すると、WebサイトまたはユーザーがアクセスしたWebアプリケーションでユーザーの行動データを気づかれずに収集できます。ユーザー行動データは、Webサイトのビジターに関する情報(ビジターのアクティビティ、ページ・クリック、購入、エンゲージメントなど)です。
ノート: 本番コンテナでモジュールをクリックして開くことはできますが、編集できません。本番モジュールをクリックすると開くパネルは読取り専用です。ユーザーは、まず別のコンテナを変更してから公開する必要があります。
この項の内容:
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タグの生成 — データ収集アプリケーション内でタグを作成および管理する方法について学習します。
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タグの実装 — WebサイトでCXタグを実装する方法を学習します。
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ロールおよびユーザー・アクセスの管理 — タグへのアクセスを管理する方法について学習します。
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モジュール — 様々なCX製品のモジュール(Oracle InfinityやOracle Maxymiserなど)と、タグ内でこれらのモジュールを有効にして構成する方法を学習します。
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タグ・コンテナと公開 — タグ内でコンテナを作成および管理して、様々なWebサイト環境に対して異なる構成を提供する方法をご紹介します。
CXタグの概要
Oracle CXタグは、Oracle CX Marketing Cloud製品スイートの複数のタグを単一のタグの下に統合するのに役立ちます。個々の製品は、データ収集アプリケーションのユーザー・インタフェース内のモジュールとして使用できます。各モジュールには、モジュールの動作を構成するためのオプションがあります。Infinityなどの一部のモジュールには、特定の条件でユーザーの動作データを収集するように構成できるプラグインもあります。
CXタグは、Oracle Infinity、Oracle MaxymiserおよびOracle Recommendationsモジュールで使用できます。
タグの使用目的
タグは、ユーザーが対話するWebページから行動データを収集して送信するコードのスニペットです。タグは、ページ・タグ、マーケティング・タグ、Webバグ、トラッキング・バグ、Webタグ、トラッキング・ピクセル、ピクセル・タグ、1×1 GIF、クリアGIFなどとも呼ばれます。
タグは、WebサイトまたはWebアプリケーションでのユーザー・アクティビティおよび行動を監視するために使用されます。タグは、Web分析、キャンペーン分析、オーディエンス測定、Eメール・トラッキング、Webページのパーソナライズ、A/Bテスト、行動リターゲティング、コンバージョン・トラッキングなど、複数のマーケティング要件の解決に役立ちます。
JavaScriptを使用して実装されたタグは、JavaScriptタグと呼ばれます。
CXタグへのアクセス方法
データ収集アプリケーションを選択すると、データ・アプリケーションページにリダイレクトされます。アカウントにタグが作成されていない場合は、次のメッセージが表示されます。
ユーザー・アカウントにタグがすでに存在する場合、タグのリストがタグの削除とタグURLのコピーのアイコンとともに表示されます。また、タグごとに、公開されたモジュール列に、本番構成で使用できるモジュールがリストされます。
Oracle Infinity Developer Help Center - Oracle CXタグ - Oracle Infinityやその他のサポートされているCX Marketing Cloud製品を使用してWebサイトのビジターを追跡し、対話する方法を学習します。