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Oracle E-Business Suiteとのコンタクト・データ照合

このプロセスでは、Oracle CX Salesの担当者レコードをOracle E-Business Suiteと照合できます。

ユーザーがOracle CX Salesの商談の見積りタブまたは見積りを作成ボタンをクリックすると、商談に割り当てられたプライマリ担当者がOracle E-Business Suiteの組織レコードと比較されます。 プライマリ担当者は、Oracle E-Business Suiteにnullの相互参照があるOracle CX Salesの担当者です。

このプロセスでは、組織レコード全体をOracle E-Business Suiteから取得し、組織レコード内のすべての担当者レコードをループします。 1つの一致が見つかった場合は、Oracle E-Business Suiteに担当者の相互参照が作成されます: Oracle E-Business SuiteにリモートIDとして、担当者のローカルIDをOracle CX Salesに保存します。

プロセスで一致が見つからない場合、または一致する候補が複数ある場合は、Oracle E-Business Suiteの組織サービスの作成webサービスを呼び出します。 また、Oracle CX Salesに担当者のローカル識別情報をリモート識別としてOracle E-Business Suiteに格納します。

詳細な担当者データ照合プロセス

次の図は、担当者データの一致順序の詳細を示しています。

営業担当がOracle CX Salesの商談の見積タブまたは見積の作成ボタンをクリックすると、次のようになります:

1. このプロセスは、Oracle CX SalesからAccountオブジェクトを返し、同期ステータスを決定します。

2. 顧客が以前に同期されていた場合は、XREFカスタム・オブジェクトからリモート顧客IDが返されます。 前回の同期のため、リモート顧客識別はOracle E-Business Suiteにすでに存在します。

3. このプロセスでは、XREFオブジェクトからリモート担当者IDが読み取られます。

4. プロセスは、Oracle CX Salesの商談担当者オブジェクトからプライマリ担当者をフェッチします。

5. このプロセスは、リモート顧客IDを入力引数として使用して、Oracle E-Business Suiteの組織サービスwebサービスでGetOrganizationメソッドをコールします。

6. 返された組織に担当者が一致する場合は、ローカルおよびリモートの担当者IDを持つXREFオブジェクトが作成されます。

7. 一致する担当者または一致する担当者が複数存在しない場合、プロセスは、Oracle E-Business Suiteの組織担当者サービスwebサービスでcreateOrgContactメソッドをコールします。 createOrgContactメソッドは、Oracle E-Business Suiteからのリモート担当者IDを返します。

8. このプロセスでは、ローカルおよびリモートの担当者IDを使用してXREFオブジェクトが作成されます。