相互元帳配賦
仕訳は、元帳セット内の単一元帳用または複数元帳用にできます。相互元帳配賦を作成する場合は、1つの借方明細または1つの貸方明細のみが必要です。仕訳の反対側には、必要な数の明細を設定できます。
配賦に影響する設定
一般会計配賦
「一般会計配賦の生成」プロセスでは、次の表に示されたパラメータを設定して配賦仕訳を作成します。
パラメータ |
摘要 |
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ルールまたはルール・セット |
配賦明細を作成するルールまたはルール・セットを選択します。 |
配賦の転記 |
配賦仕訳をインポートした後に自動的に転記する場合に選択します。 |
会社間配賦
「会社間配賦の生成」プロセスでは、次の表に示されたパラメータを設定して会社間配賦を作成します。
パラメータ |
摘要 |
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ルールまたはルール・セット |
配賦計算を作成するルールまたはルール・セットを選択します。 |
会社間トランザクション・タイプ |
会社間トランザクションの作成に使用するトランザクション・タイプを選択します。 |
「一般会計配賦の生成」プロセスを使用した配賦の処理方法
「一般会計配賦の生成」プロセスにより、ルールまたはルール・セットで生成された配賦明細から仕訳が作成されます。
仕訳は、単一元帳用または複数元帳用にできます。配賦明細が複数の元帳にまたがっている場合、各仕訳は会社間貸借一致ルールを使用して貸借一致されます。相互元帳配賦ルールを作成する場合、各ルールの結果として、1つの借方明細または1つの貸方明細のみが存在し、反対側には必要な数の明細が存在するようになる必要があります。次に、プロセスにより、会社間売掛/未収金明細または会社間買掛/未払金明細が相互元帳仕訳に追加され、関連する元帳にインポートできるようになります。
「会社間配賦の生成」プロセスを使用した配賦の処理方法
「会社間配賦の生成」プロセスにより、ルールまたはルール・セットで生成された配賦明細から、会社間バッチ、トランザクション、送り側配分および受け側配分が作成されます。プロセスでは、会社間トランザクションが配賦明細の入力通貨で作成されます。
会社間では、プライマリ貸借一致セグメント値、法的エンティティへの貸借一致セグメントの割当ておよび会社間組織の設定を使用して、配賦からトランザクションが作成されます。
単一元帳または相互元帳の配賦明細から会社間トランザクションを作成できます。相互元帳配賦を正常に処理するには、配賦ごとに1つの借方明細または1つの貸方明細が存在し、反対側には必要な数の明細が存在している必要があります。単一の借方明細または単一の貸方明細によってトランザクションの送り側が形成され、反対側の明細によってトランザクション受け側が形成されます。
また、各プライマリ貸借一致セグメント値は借方側または貸方側のいずれかにのみ配置できます。両側に配置することはできません。