リース作成の概要

Oracle Lease Accountingでは、リース作成プロセスが様々なタブに分割されています。これらのタブには、リースの様々な側面が含まれています。

リース会計では、リース作成ページが次のタブに編成されています。

  • 「概要」タブには、主要なリース情報、会計分類および償却費詳細が含まれています。ヘッダー・リージョンで既存のリース契約を検索できます。

    リースの作成

  • 「資産」タブには、資産情報があります。資産契約の場合、「資産」タブにはテナンシの日付および事業所などの情報が含まれます。設備契約の場合、「資産」タブには、品目、モデル、ユニット数および事業所が含まれます。

    資産の作成

  • 「支払」タブには、支払の支出条件、スケジュールおよび会計処理を含む支払詳細が表示されます。

    支払条件の作成

  • 「オプション」タブには、オプションの支出条件、スケジュールおよび会計処理を含むオプションの詳細が表示されます。

    オプションの作成

  • 「検証」タブでは、キャッシュ・フローおよび償却スケジュールを生成する前に、すべての情報が正しいことを確認します。検証プロセスでのエラーは、「検証」タブに表示されます。

    リースの検証

  • 「スケジュール」タブには、リースに対して生成されたスケジュールが表示されます。リース会計では、リースがアクティブになるとスケジュールが削除され、リース詳細レポートにスケジュールが示されます。リース会計では、アクティブなリースが変更されるたびに、リース詳細レポートが生成されてリースの各バージョンに添付されます。

    リース・スケジュールの生成

  • 「添付」タブでは、ドキュメントをリースに添付または削除できます。

    リースへの添付の追加

  • 「履歴」タブには、リースの各修正済バージョンを含むリースの履歴情報が表示されます。

    リース履歴

リースは様々な段階を通過しないと、アクティブ化して使用できません。

リース・ステータス

リース・ステータスを使用して、リースの作成および承認をモニターします。

ステータス

バージョン・ステータス

リースに対する処理

ドラフト

作業中

Oracle Lease Accountingで、リースのドラフトは作成されていますが、まだ発行されていません。

ドラフト

検証済

リース会計で、リースが検証されていますが、スケジュールはまだ生成されていません。

ドラフト

完了

リース会計によりスケジュールが生成されます。

アクティブ

記帳済

リース会計により、リースがアクティブ化されます。

アクティブ

確定済

リース会計により、リース詳細レポートが生成されて添付されます。

ノート: リース会計では、アクティブで確定済のリースのすべてのダウンストリーム・プロセスのみが許可されます。ダウンストリーム・プロセスには、会計、見越計上、AP請求書の生成、修正などが含まれる場合があります。「確定済」バージョン・ステータスに到達するには、リース詳細レポートを添付します。
ノート: 「リース詳細レポートの添付」ボタンが無効になっている場合は、ORA_FLA_OPTIN_OPTIONS参照を有効にする必要があります。