顧客督促の構成オプション

顧客との定期的な通信を容易にするために、督促プランおよび督促状を構成します。

次に示すオプションのうち、督促プロセスの再実行を除くすべてのものが、機能設定マネージャの通信構成で作成されます。

  • 督促状オプション

  • 督促状の送信オプション

  • 督促構成セット

  • 督促トランザクション

  • 督促プロセスの再実行

督促状オプション

アプリケーションに用意されている事前構成済の年齢調べ済督促状または段階的督促状を使用するか、固有の要件を満たす新しい督促状を作成します。次に示す2つの方法のいずれかで督促を実行するように構成します。

  1. 「年齢調べ済督促」は、最も古い期日超過借方品目に基づきます。

  2. 「段階的督促」は、前の通知が送信されてからの日数に基づきます。

督促状の送信オプション

顧客への督促状の送信手段は次のとおりです。

  • Eメール

  • FAX

  • 普通郵便

督促トランザクション

督促状に含めるトランザクションおよび手数料を選択します。

  • 督促状生成プログラムには、期日前請求書、係争請求書およびクレジット・メモを含めることができます。

  • 督促状には現行トランザクションを含めることができます。

  • 延滞金利を明細項目として含めることができます。

  • 「係争請求書を含む」を選択すると、係争解決待ちのトランザクションが表示され、合計に含まれます。

督促構成セット

督促は、1つのビジネス・ユニットまたは複数のビジネス・ユニットで構成できます。セットを定義するときには、次のことを考慮してください。

  • セットによって、サプライヤや顧客など、ビジネス・オブジェクトのマスター・リストのサブセット(この場合は督促構成セット)が定義されます。

  • セット決定要因は、セットとの間に1対1の関係を持つビジネス・オブジェクトであり、通常はいずれかのタイプの組織ユニットです。セット決定要因が表示されている場合は、セットを非表示にできます。

  • データ・セキュリティを適用するために、ビジネス・オブジェクトのセットを組織ユニット(ビジネス・ユニットや法的エンティティなど)に関連付けることができます。その後、ユーザーが組織ユニットに関連付けられると、その組織ユニットに適したビジネス・オブジェクトのサブセットのみが自動的に表示されます。

  • 「セット」フィールドまたはセット決定要因フィールドが、組織ユニットによって使用されるオブジェクトのマスター・リストのサブセットを決定する参照コードとして表示されます。たとえば、購買トランザクションを実行する場合、「セット」またはセット決定要因の値によって、使用できるサプライヤが決まります。

督促プロセスの再実行

エラーを修正したり、督促状を再生成するには、督促プロセスを再実行します。

  • プログラムのフェーズ中にエラーが発生した場合は、督促プロセスを再実行します。

  • 顧客が別のコピーを要求した場合は、前の督促状を再生成します。

顧客が督促状を受け取らないようにするには、「プロファイル」タブで督促から「除く」として指定します。