回収担当の設定に関するガイドライン

回収担当は、様々な回収作業を実施するために顧客に割り当てる、個人または個人のグループです。

タスクは次のとおりです。

  • 通信の送信

  • 顧客履歴のレビュー

  • 顧客からの支払の回収

ノート: 回収担当を作成する前に、個人をOracle Fusion Human Resourcesアプリケーションで従業員として設定し、Oracle Fusion Customer Relationship Management (CRM)アプリケーションでリソースとして設定する必要があります。

回収担当の設定

個人を回収担当として設定するときには、次のことを考慮してください。

  • 回収担当は、1つ以上の顧客に個別に割り当てることも、1つ以上の顧客から回収するグループ・メンバーにすることもできます。組織に最も適した回収ニーズを評価してください。

  • 回収担当は、顧客、アカウントまたはサイト・レベルで割り当てることができます。組織が顧客とどのようにやり取りするかを決定してください。

  • 組織が回収担当間で作業およびタスクをどのように分割するかを調査します。

  • Collectionsの組織体系は、顧客の数に基づいて様々な方法で作成できます。たとえば、サイズに従って小規模から大規模までに顧客をグループ化したり、地域や顧客との取引金額に基づいて顧客を分割することができます。

回収担当グループの使用

回収担当グループは、プライマリ回収担当と1人以上の個別回収担当で構成されます。回収担当グループを使用して、回収タスクをチームとして実行します。回収担当グループの回収担当は、同じ回収タスクを実行できます。

「回収」作業領域では、回収担当グループに属するすべての回収担当に同じ延滞顧客および戦略タスクが表示されます。「戦略タスク」情報タイルには、グループのオープン状態の手動戦略タスクのリストが表示されます。グループの回収担当は、タスクを自分自身またはグループ内の他の回収担当に再割当できます。「戦略タスク」リストには、タスクのプライマリ回収担当と割り当てられた回収担当が表示されます。

プライマリ回収担当に割り当てられた活動は、グループ内の回収担当の活動の数およびリストには含まれません。

回収担当をグループに追加するときには、次のルールを考慮してください。

  • 指定の日付範囲について回収担当をグループ・メンバーまたはバックアップ回収担当として指定できます。

  • 回収担当は、指定の日付範囲の間、1つのアクティブな回収担当グループにのみ属することができます。