顧客データのインポート方法

顧客のインポート・プロセスを使用して、Receivablesおよび取引先コミュニティ・モデルのレジストリに顧客データをアップロードします。顧客データには、関連する顧客属性(顧客プロファイル、顧客支払方法、顧客銀行口座など)に加えて、パーティ、パーティ・サイト、アカウント、アカウント・サイトおよびサイト使用が含まれます。

顧客インポートFBDIテンプレートをダウンロードして、データを準備します。このテンプレートには、情報の入力作業を支援するインストラクション・シートが含まれています。

ノート: 「スプレッドシートから顧客をアップロード」プロセスを使用して、取引先コミュニティ・モデルのレジストリのデータなしで、顧客データのみのアップロードを実行することもできます。「スプレッドシートから顧客をアップロード」プロセスを使用して、簡易顧客インポートFBDIテンプレートをダウンロードし、顧客、顧客担当者、顧客請求先サイト参照アカウントおよび顧客銀行口座のデータのみをアップロードします。

テンプレートにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. 『Financialsのファイルベース・データ・インポート』ガイドに移動します。

  2. 目次で「顧客データ・モデル」をクリックします。

  3. 顧客のインポートをクリックします。

  4. 「ファイル・リンク」セクションで、Excelテンプレートへのリンクをクリックします。

ワークシートでデータを準備する際は、次のガイドラインに従ってください。

  • 各列の必須情報を入力してください。詳細なインストラクションは、各列ヘッダーのツールチップを参照してください。

  • テンプレート内の列の順序を変更しないでください。

  • 使用しない列は非表示にしたりスキップできますが、削除しないでください。

  • 顧客プロファイルの特定のフィールドから既存の値を削除するには、対応する列に感嘆符文字(!)を入力します。

テンプレートが完成したら、「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」プロセスを使用してアップロードします。

  1. 「インポート・プロセス」フィールドで、取引先コミュニティ・データの一括インポートを選択します。

  2. 「データ・ファイル」フィールドに、完成したテンプレートを入力します。

  3. 「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」プロセスにより、テンプレートに含まれる各顧客のデータがアップロードされます。

顧客インポート・テンプレートに影響する設定

顧客インポートFBDIテンプレートには、1つのインストラクション・タブ、および顧客情報のインポートに使用する各インタフェース表用の19のタブがあります。

スプレッドシートのタブ

説明

インストラクションおよびCSV生成

データの準備およびロードとテンプレートのフォーマット、顧客のインポート・プロセスの発行、インポート・エラーの修正に関する情報が含まれています。

顧客のインポート・インタフェース表

該当するタブを使用して、各インタフェース表の顧客データを入力します。これらの表は次のとおりです。

  • HZ_IMP_PARTIES_T

  • HZ_IMP_PARTYSITES_T

  • HZ_IMP_PARTYSITEUSES_T

  • HZ_IMP_ACCOUNTS_T

  • HZ_IMP_ACCTSITES_T

  • HZ_IMP_ACCTSITEUSES_T

  • HZ_IMP_ACCOUNTRELS

  • HZ_IMP_ACCTCONTACTS_T

  • HZ_IMP_CONTACTPTS_T

  • HZ_IMP_CONTACTROLES

  • HZ_IMP_CONTACTS_T

  • HZ_IMP_LOCATIONS_T

  • HZ_IMP_RELSHIPS_T

  • HZ_IMP_ROLERESP

  • HZ_IMP_CLASSIFICS_T

  • HZ_IMP_PERSONLANG

  • RA_CUSTOMER_PROFILES_INT_ALL

  • RA_CUST_PAY_METHOD_INT_ALL

  • RA_CUSTOMER_BANKS_INT_ALL

顧客データの処理方法

インポートされたデータは、対応するReceivablesおよび取引先コミュニティ・モデルの表にロードされます。データを最終的に処理する前に、データをモニターおよびプレビューできます。

売掛/未収金顧客データの場合、各顧客には顧客番号、顧客アカウント番号および顧客サイト番号の一意の組合せが必要です。

ノート: タブ当たり最大50,000レコードをインポートするのがベスト・プラクティスです。