一般会計ダッシュボード
Oracle General Ledgerは、リスクを強調表示し、最も重要な問題に関する処理を優先させるのに役立つ、一般会計ダッシュボードを備えています。ダッシュボードでは、決算処理の遅延、パフォーマンスの低い事業部門、過剰な経費、未消込の勘定科目、および未配賦の残高が指摘されます。
すべてのインフォレットから、問題を処理できる関連ページおよび機能に直接アクセスできます。
一般会計ダッシュボードには、次のようなインフォレットがあります。
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「仕訳」および「会社間トランザクション」インフォレット: 未処理の仕訳および会社間トランザクションの重要性を評価します。
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「買掛/未払金」および「売掛/未収金」インフォレット: 買掛/未払金または売掛/未収金の元帳残高および補助元帳残高の差異を分析し、消込を迅速にします。未処理の項目を解決するための、トランザクション詳細の消込レポートをリンクします。
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「会社間消込」インフォレット: 送り側への金額と受け側からの金額の差異を識別することにより、会社間消込を迅速化します。最も大きな差異がある取引先を特定し、未転記のトランザクションを表示して項目をオープンする詳細レポートをリンクします。
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「収益」および「経費」インフォレット: 収益パフォーマンスが最も高い組織と最も低い組織、および最も支出が多い組織を強調表示し、実績金額を目標金額と比較します。
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「未配賦残高」インフォレット: 配賦プールから残余金額を表示し、残余のある勘定科目詳細、残高および処理に関する知見を提供します。
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「オープン補助元帳」インフォレット: どのモジュールがまだオープンしているかをトラッキングすることにより、締め処理の管理を強化します。クローズ・モニターにドリルダウンし、組織階層の締め処理全体を包括的に表示します。
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「クローズ・カレンダ」インフォレット: 期間終了までの日数をカウント・ダウンすることにより、締め処理の予測を強化します。
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「予算管理」インフォレットは、「予算マネージャ」ロールを持つユーザーが利用できます。