22 HCMデータ・ローダーのためのHCM抽出および診断
この章の内容は次のとおりです。
HCMデータ・ローダー抽出: 説明
HCM抽出には、次の表に示すように、HCMデータ・ローダーのための4つの抽出があります。
抽出名 | 説明 |
---|---|
HCMデータ・ローダー・データ・セット要約 |
指定されたデータ・セットとデータ・セットの各ビジネス・オブジェクトの両方に対するステータス値およびレコード件数を提供します。すべてのエラー・メッセージをレポートし、各エラーの影響を受けるすべてのレコードを特定します。 |
報酬変更抽出 |
指定された報酬実行に対して、この実行によって行われたアサイメント、給与および賞与の変更を抽出します。この抽出は、共存シナリオを実装している場合に最も役立ちます。 |
統合オブジェクト・ユーザー・キー・リフレッシュ |
最新のユーザー・キー値を取得します。この抽出は、「統合オブジェクト・ユーザー・キー・マップ抽出」を実行する前に実行します。 |
統合オブジェクト・ユーザー・キー・マップ抽出 |
指定されたビジネス・オブジェクト階層のGUID、ソース・キー、サロゲートIDおよびユーザー・キーを抽出します。 |
デフォルトでは、すべての抽出の出力はXML形式です。BIパブリッシャのレイアウトを提供して、出力を再フォーマットできます。また、出力の提供を自動化するオプションも定義できます。
HCMデータ・ローダー抽出の実行
これらの抽出のいずれかを実行するには、次のようにします。
-
事前定義された抽出をコピーして、提供オプションを指定し、抽出のコピーのFormulaをコンパイルします。
-
抽出のコピーを構成します。
抽出の構成後、ユーザーは抽出を実行して出力を表示できます。
HCMデータ・ローダー抽出の設定
HCMデータ・ローダー抽出定義の管理: 手順
HCM抽出には、HCMデータ・ローダーのための4つの事前定義された抽出があります。
-
HCMデータ・ローダー・データ・セット要約
-
報酬変更抽出
-
統合オブジェクト・ユーザー・キー・リフレッシュ
-
統合オブジェクト・ユーザー・キー・マップ抽出
このトピックでは、事前定義された抽出をコピーして、提供オプションを指定し、コピーされた抽出のFormulaをコンパイルする方法について説明します。HCMデータ・ローダー抽出のいずれかについて、次の手順を実行できます。
抽出のコピー
HCMデータ・ローダー抽出をコピーするには、次の手順に従います。
-
「データ交換」作業領域の「タスク」パネル・タブで、「抽出定義の管理」を選択します。
-
「HCM抽出定義の管理」ページで、抽出を検索します。
-
検索結果で抽出を選択し、「コピー」をクリックします。
-
「抽出定義のコピー」ダイアログ・ボックスに、抽出のコピーの名前を入力して「OK」をクリックします。
コピーが完了すると、確認メッセージが表示されます。
コピーした抽出の提供オプションの指定
提供オプションを指定するには、次の手順に従います。
-
「HCM抽出定義の管理」ページで、抽出のコピーを検索します。
-
検索結果で抽出名をクリックし、「HCM抽出定義の管理」ページにこの抽出定義を表示します。
-
「提供」をクリックします。
-
「抽出提供オプション」セクションで、「追加」をクリックします。
-
提供オプションを指定します。デフォルトのXML出力を保持するには、「出力タイプ」を「データ」に設定します。
-
XML提供オプションについて、「提供オプション名」、「出力名」および「提供タイプ」の値を指定します。
ヒント: 指定する必要がある値は、出力タイプによって異なります。 -
「保存」をクリックします。
詳細は、My Oracle Support (https://support.oracle.com)の『Oracle Fusion HCM抽出: 提供オプション』(文書ID 1573099.1)を参照してください。
コピーした抽出のFormulaのコンパイル
Formulaをコンパイルするには、次の手順に従います。
-
「HCM抽出定義の管理」ページで、「検証」をクリックします。
-
「抽出実行ツリー」セクションで、「すべてのFormulaのコンパイル」をクリックしてFormulaをコンパイルします。
-
すべてのFormulaが正常にコンパイルされるまで、表を定期的にリフレッシュします。チェック・マークは成功を意味します。
-
「送信」をクリックします。
これらの手順が完了した後、「データ交換」作業領域の「HCM抽出の調整」タスクを実行し、コピーしたHCMデータ・ローダー抽出を構成します。
コピーしたHCMデータ・ローダー抽出の構成: 手順
HCM抽出には、HCMデータ・ローダーのための4つの事前定義された抽出があります。
-
HCMデータ・ローダー・データ・セット要約
-
報酬変更抽出
-
統合オブジェクト・ユーザー・キー・リフレッシュ
-
統合オブジェクト・ユーザー・キー・マップ抽出
このトピックでは、抽出をコピーして、提供オプションを指定し、そのFormulaをコンパイルした後に抽出を構成する方法について説明します。次の手順に従います。
-
「データ交換」作業領域の「タスク」パネル・タブで、「抽出の調整」を選択し、「給与フロー・パターンの管理」ページを開きます。
-
「給与フロー・パターンの管理」ページで、「フロー・パターン」フィールドに抽出のコピーの名前を入力し、「検索」をクリックします。
-
検索結果で抽出を選択し、「編集」をクリックします。
-
「パラメータ」タブをクリックし、パラメータ定義をレビューします。
-
各パラメータの「表示」、「順序」、「パラメータ基準」および「基準値」を編集します。必要に応じて、パラメータ名を編集することもできます。
-
変更を保存します。
これで、抽出を実行できるようになりました。
「HCMデータ・ローダー・データ・セット要約」抽出のパラメータ
このトピックでは、「HCMデータ・ローダー・データ・セット要約」抽出のパラメータを構成する方法について説明します。
パラメータを構成するには、「データ交換」作業領域の「抽出の調整」タスクを実行します。
パラメータの構成
次の表は、「HCMデータ・ローダー・データ・セット要約」抽出の場合に編集が必要なパラメータおよび必要な値を示しています。ここに示されていないパラメータは無視できます。
パラメータ | 表示 | 順序 | パラメータ基準 | 基準値 |
---|---|---|---|---|
有効日 |
いいえ |
3 |
コンテキスト・バインド |
システム日付 |
開始日 |
いいえ |
9 |
該当なし |
該当なし |
コンテンツID |
はい |
12 |
該当なし |
該当なし |
データ・セット名 |
はい |
13 |
該当なし |
該当なし |
プロセスID |
はい |
11 |
該当なし |
該当なし |
メッセージの表示 |
いいえ |
14 |
定数バインド |
Y |
スタックトレースの表示 |
いいえ |
15 |
定数バインド |
N |
「報酬変更抽出」のパラメータ
このトピックでは、HCMデータ・ローダーの「報酬変更抽出」のパラメータを構成する方法について説明します。
パラメータを構成するには、「データ交換」作業領域の「抽出の調整」タスクを実行します。
パラメータの構成
次の表は、「報酬変更抽出」の場合に編集が必要なパラメータおよび必要な値を示しています。ここに示されていないパラメータは無視できます。
パラメータ | 表示 | 順序 | パラメータ基準 | 基準値 |
---|---|---|---|---|
有効日 |
いいえ |
3 |
コンテキスト・バインド |
システム日付 |
開始日 |
いいえ |
9 |
該当なし |
該当なし |
ExtractTarget |
いいえ |
15 |
定数バインド |
HDL |
期間名 |
はい |
12 |
該当なし |
該当なし |
プラン |
はい |
11 |
該当なし |
該当なし |
プロセスID |
はい |
13 |
該当なし |
該当なし |
実行ID |
はい |
14 |
該当なし |
該当なし |
「統合オブジェクト・ユーザー・キー・リフレッシュ」および「統合オブジェクト・ユーザー・キー・マップ抽出」のパラメータ
このトピックでは、次のHCMデータ・ローダー抽出のパラメータを構成する方法について説明します。
-
統合オブジェクト・ユーザー・キー・リフレッシュ
-
統合オブジェクト・ユーザー・キー・マップ抽出
パラメータを構成するには、「データ交換」作業領域の「抽出の調整」タスクを実行します。
パラメータの構成
次の表は、「統合オブジェクト・ユーザー・キー・リフレッシュ」抽出のために編集が必要なパラメータおよび必要な値を示しています。
パラメータ | 表示 | 順序 | パラメータ基準 | 基準値 |
---|---|---|---|---|
有効日 |
必須 |
3 |
コンテキスト・バインド |
システム日付 |
開始日 |
いいえ |
9 |
該当なし |
該当なし |
プロセス構成グループ |
はい |
17 |
該当なし |
該当なし |
ビジネス・オブジェクト |
はい |
76 |
該当なし |
該当なし |
コンポーネント弁別子 |
はい |
81 |
該当なし |
該当なし |
子コンポーネントを含める |
はい |
91 |
該当なし |
該当なし |
次の表は、「統合オブジェクト・ユーザー・キー・マップ抽出」のために編集が必要なパラメータおよび必要な値を示しています。
パラメータ | 表示 | 順序 | パラメータ基準 | 基準値 |
---|---|---|---|---|
有効日 |
必須 |
3 |
コンテキスト・バインド |
システム日付 |
開始日 |
いいえ |
9 |
該当なし |
該当なし |
プロセス構成グループ |
はい |
17 |
該当なし |
該当なし |
ビジネス・オブジェクト |
はい |
22 |
該当なし |
該当なし |
コンポーネント弁別子 |
はい |
23 |
該当なし |
該当なし |
子コンポーネントを含める |
はい |
24 |
該当なし |
該当なし |
ソース・システム所有者 |
はい |
25 |
該当なし |
該当なし |
ベースラインのみ |
いいえ |
81 |
該当なし |
該当なし |
変更のみ |
いいえ |
91 |
該当なし |
該当なし |
アーカイブの削除 |
いいえ |
101 |
該当なし |
該当なし |
HCMデータ・ローダー抽出の実行
HCMデータ・ローダー抽出の送信: 手順
HCM抽出には、HCMデータ・ローダーのための4つの事前定義された抽出があります。
-
HCMデータ・ローダー・データ・セット要約
-
報酬変更抽出
-
統合オブジェクト・ユーザー・キー・リフレッシュ
-
統合オブジェクト・ユーザー・キー・マップ抽出
このトピックでは、構成済のHCMデータ・ローダー抽出を送信する方法について説明します。
抽出の選択
次の手順に従います。
-
「データ交換」作業領域の「タスク」パネル・タブで、「抽出の送信」を選択し、「プロセスまたはレポートの送信」ページを開きます。
-
「例による問合せ」フィールドを使用して抽出を検索し、「次」をクリックします。
「パラメータの入力」ページが開きます。
-
「給与フロー」フィールドに、この抽出の実行のフロー名を入力します。
-
抽出のパラメータ値を入力します。
「HCMデータ・ローダー・データ・セット要約」抽出のパラメータの入力
次の表は、「HCMデータ・ローダー・データ・セット要約」抽出のパラメータを示しています。「コンテンツID」、「プロセスID」および「データ・セット名」パラメータのいずれかを入力します。特定のデータ・セットに対するこれらの値はすべて、「データのインポートおよびロード」ページで確認できます。
パラメータ | 説明 |
---|---|
コンテンツID |
データ・セットに関連付けられているコンテンツID。このIDは、Oracle WebCenter Contentサーバーにソース・ファイルをアップロードした場合に割り当てられます。 |
データ・セット名 |
データ・セットの名前(ソース・ファイルの名前でもあります)。 |
プロセス構成グループ |
空白のままにしておきます。 |
プロセスID |
データ・セットを作成したプロセスのプロセスID。このIDは、HCMデータ・ローダーによる処理のためにソース・ファイルを送信した場合に割り当てられます。 |
「報酬変更抽出」のパラメータの入力
次の表は、「報酬変更抽出」のパラメータを示しています。レポートする報酬実行を特定するには、次のいずれかのパラメータまたはパラメータのペアを使用します。
-
「プラン」および「期間名」
-
プロセスID
-
実行ID
パラメータ | 説明 |
---|---|
プラン |
報酬プランの名前 |
期間名 |
報酬実行の期間名 |
プロセスID |
報酬実行のプロセスID |
実行ID |
報酬実行の実行ID |
「統合オブジェクト・ユーザー・キー・リフレッシュ」抽出のパラメータの入力
次の表は、「統合オブジェクト・ユーザー・キー・リフレッシュ」抽出のパラメータを示しています。
パラメータ | 説明 |
---|---|
ビジネス・オブジェクト |
キーをリフレッシュするビジネス・オブジェクトのファイル弁別子。たとえば、就業者オブジェクトの一部またはすべてのコンポーネントで、このパラメータを「就業者」に設定します。ファイル弁別子の値は、「データ交換」作業領域のオブジェクトの「ビジネス・オブジェクト詳細」ページで確認できます。 |
コンポーネント弁別子 |
ビジネス・オブジェクト・コンポーネントのファイル弁別子。たとえば、就業者オブジェクトの雇用関係コンポーネントのキーをリフレッシュするには、このパラメータをWorkRelationshipに設定します。ファイル弁別子の値は、「データ交換」作業領域のオブジェクトの「ビジネス・オブジェクト詳細」ページで確認できます。 |
子コンポーネントを含める |
ビジネス・オブジェクトまたはコンポーネントの子コンポーネントをリフレッシュに含めるには、「はい」に設定します。 |
プロセス構成グループ |
空白のままにしておきます。 |
「統合オブジェクト・ユーザー・キー・マップ抽出」のパラメータの入力
次の表は、「統合オブジェクト・ユーザー・キー・マップ抽出」のパラメータを示しています。
パラメータ | 説明 |
---|---|
ビジネス・オブジェクト |
キーを抽出するビジネス・オブジェクトのファイル弁別子。たとえば、就業者オブジェクトの一部またはすべてのコンポーネントで、このパラメータを「就業者」に設定します。ファイル弁別子の値は、「データ交換」作業領域のオブジェクトの「ビジネス・オブジェクト詳細」ページで確認できます。 |
コンポーネント弁別子 |
ビジネス・オブジェクト・コンポーネントのファイル弁別子。たとえば、就業者オブジェクトの雇用関係コンポーネントのキーを抽出するには、このパラメータをWorkRelationshipに設定します。ファイル弁別子の値は、「データ交換」作業領域のオブジェクトの「ビジネス・オブジェクト詳細」ページで確認できます。 |
子コンポーネントを含める |
ビジネス・オブジェクトまたはコンポーネントの子コンポーネントを抽出に含めるには、「はい」に設定します。 ヒント: 多数のレコードを抽出する場合は、このパラメータを「いいえ」に設定し、各コンポーネントを個別に抽出することをお薦めします。
|
プロセス構成グループ |
空白のままにしておきます。 |
ソース・システム所有者 |
必要に応じて値を選択し、指定したソース・システム所有者のキーを抽出します。抽出にはすべてのタイプのキーが含まれますが、このソース・システム所有者を含むオブジェクト・インスタンスのみが対象となります。 |
抽出の送信
次の手順に従います。
-
「レビュー」ページに到達するまで、「次」をクリックします。
-
「送信」をクリックします。
抽出が正常に送信されると、確認メッセージが表示されます。
-
「確認」ダイアログ・ボックスを閉じます。
これで、抽出出力を表示できるようになりました。
HCMデータ・ローダー抽出の結果の表示: 手順
HCM抽出には、HCMデータ・ローダーのための4つの事前定義された抽出があります。
-
HCMデータ・ローダー・データ・セット要約
-
報酬変更抽出
-
統合オブジェクト・ユーザー・キー・リフレッシュ
-
統合オブジェクト・ユーザー・キー・マップ抽出
このトピックでは、HCMデータ・ローダー抽出からの出力を表示する方法について説明します。次の手順に従います。
-
「データ交換」作業領域の「タスク」パネル・タブで、「抽出結果の表示」を選択し、「抽出実行詳細の表示」ページを開きます。
-
抽出を検索します。
-
検索結果で、抽出の名前をクリックし、「抽出結果の表示」タブを開きます。
-
「抽出実行」セクションで、「例による問合せ」フィールドを使用して、結果を参照したい抽出実行を検索します。
-
「詳細」セクションで、「抽出提供オプション」タブをクリックします。このタブは、抽出を構成するときに提供オプションを指定した場合にのみ表示されます。
-
「ダウンロード」をクリックして、抽出結果をダウンロードします。
HCMデータ・ローダーの診断テスト
HCMデータ・ローダー・エラー分析レポート
HCMデータ・ローダー・エラー分析レポートは診断テストです。これにより、データ・ロード・エラーの解決に役立つ技術情報が提供されます。エラー・メッセージでは、解決策を特定するための十分な情報が得られない場合に、この診断テストを実行します。必要に応じて、このテスト出力をOracle Supportに送信できます。
「HCMデータ・ローダー・エラー分析レポート」テストを実行するには、「設定およびアクション」→「診断テストの実行」を選択します。
- コンテンツID
-
1つのデータ・セットの一意の参照。コンテンツIDは、「データのインポートおよびロード」ページの「検索結果」表の「コンテンツID」列で確認できます。データ・セットを識別するには、コンテンツIDまたはプロセスIDを指定する必要があります。
- プロセスID
-
1つのデータ・セットの一意の参照。プロセスIDは、「データのインポートおよびロード」ページの「検索結果」表の「プロセスID」列で確認できます。データ・セットを識別するには、コンテンツIDまたはプロセスIDを指定する必要があります。
- ビジネス・オブジェクト名
-
データ・セットのビジネス・オブジェクトの名前(就業者やジョブなど)。ビジネス・オブジェクト名は、「データのインポートおよびロード」ページの「詳細」表の「ビジネス・オブジェクト」列で確認できます。このパラメータはオプションですが、データ・セットに複数のビジネス・オブジェクトが含まれる場合は、これを指定することをお薦めします。
- 詳細モード
-
エラー内のレコードのメッセージ・スタック・トレースなど、レポートされたすべてのエラーの詳細を出力に含めるには、このパラメータを「Y」に設定します。
診断テストのパラメータ
診断テスト結果
診断テスト出力は、ユーザーが読取り可能なHTML形式で表示されます。内容は次のとおりです。
-
ステータス情報
-
データ・セットを処理するために送信されたすべてのプロセスの詳細
-
データ・セット内の各ビジネス・オブジェクトについて発生したすべてのエラー
-
「詳細モード」を「Y」に設定した場合には、エラー内のレコードのメッセージ・スタック・トレースおよび非機密属性値
テスト結果に機密データは含められません。
HCMデータ・ローダー・エラー分析レポートの実行: 手順
HCMデータ・ローダー・エラー分析レポートは診断テストであり、エラーの解決に役立つデータ・ロードに関する技術情報を提供します。この診断テストを送信するには、診断ダッシュボードにアクセスできる必要があります。
次の手順に従います。
-
「設定およびアクション」→「診断テストの実行」を選択して、診断ダッシュボードを開きます。
-
診断ダッシュボードの「テストの検索」セクションで、「テスト名」フィールドに「HCMデータ・ローダー・エラー分析レポート」と入力し、「検索」をクリックします。
-
検索結果で、テスト名の隣にあるチェック・ボックスを選択し、「実行に追加」をクリックします。ページの「実行するテストの選択および入力の指定」セクションに、テストが表示されます。
-
パラメータをレビューするには、「ステータス」列の「クリックして入力パラメータを指定または編集します」アイコンをクリックします。
-
「入力パラメータ」ダイアログ・ボックスで、このテスト実行に含めるパラメータを選択し、選択したパラメータの値を指定します。
注意: パラメータを使用して、テストからの出力を調査が必要なエラーに制限します。たとえば、エラーが1つのビジネス・オブジェクトに関連する場合は、データ・セット全体に対してテストを実行しないでください。 -
「OK」をクリックします。
-
必要に応じて、「実行名」フィールドに、テスト実行用の名前を入力します。この名前により、結果を簡単に検索できます。このフィールドを空白にすると、名前が生成されます。
-
「実行」をクリックしてテストを実行し、「OK」をクリックして確認ダイアログ・ボックスを閉じます。
-
「診断テスト実行ステータス」セクションで、「最新のテスト実行ステータス情報を表示します」アイコンをクリックし、テストの結果を表示します。
-
実行対象のテスト階層を展開して、結果を表示します。「レポート」アイコンをクリックすると、レポートが開きます。
必要に応じて、この出力を保存し、これをサービス要求に添付できます。