6目標のアップロード用のスプレッドシート
この章の内容は次のとおりです。
スプレッドシートを使用した就業者目標、指標およびタスクのアップロード: 説明
アプリケーション生成スプレッドシートを使用すると、次のことができます。
-
就業者パフォーマンス目標および育成目標のアップロードと割当。
-
就業者目標への指標およびタスクの追加。
-
就業者に割り当てられた既存の目標の更新。
-
既存の指標およびタスクの更新。
「目標の管理」ページの「就業者目標」オプションを使用して、スプレッドシートをダウンロードします。
就業者目標のアプリケーション生成スプレッドシートには、次の3つのワークシートが含まれています。
-
就業者目標の更新: このワークシートを使用して、新規就業者パフォーマンス目標または育成目標のアップロード、あるいは既存の就業者パフォーマンス目標または育成目標の更新を実行します。
注意:-
パフォーマンス目標は目標管理で更新され、育成目標はキャリア開発で更新されます。
-
-
指標の更新: このワークシートを使用して、就業者目標、パフォーマンスまたは育成に関連付けられた新規指標のアップロードまたは既存の指標の更新を実行します。パフォーマンス目標に関連付けられている指標は目標管理で更新されます。育成目標に関連付けられている指標はキャリア開発で更新されます。
-
タスクの更新: このワークシートを使用して、就業者目標、パフォーマンスまたは育成に関連付けられた新規タスクのアップロードまたは既存のタスクの更新を実行します。パフォーマンス目標に関連付けられているタスクは目標管理で更新されます。育成目標に関連付けられているタスクはキャリア開発で更新されます。
スプレッドシートの生成
目標をアップロードして就業者に割り当てるため、または就業者の既存の目標を更新するためのスプレッドシートを生成します。
-
「目標」作業領域の「自分の目標」ページにある「関連リンク」パネルで「目標の管理」をクリックします。
-
「目標の管理」ページで、「就業者目標」を選択して「就業者目標」セクションを開きます。
-
「アップロード」をクリックし、「就業者目標データのアップロード」処理を選択します。「ファイル・ダウンロード」ダイアログ・ボックスが表示されます。
-
「保存」をクリックします。ローカル・ハード・ディスク上の保存先を選択し、WorkerGoalsWorksheet.xlsxスプレッドシートを保存します。
就業者の新規目標のアップロード
就業者の新規目標をアップロードする手順は、次のとおりです。
-
「就業者目標の更新」ワークシートで必要な列をすべて指定します。
-
「アップロード」をクリックして、新規目標をOracle Fusion HCMデータベースに保存します。
アップロードする新規目標の目標タイプによって、次のように表示されます。
-
パフォーマンスの場合、目標は「目標」作業領域の就業者の「自分の目標」ページに表示されます。
-
育成の場合、目標は「キャリア開発」作業領域の就業者の「自分のキャリア開発」ページに表示されます。
就業者に割り当てられた既存の目標の更新
就業者に割り当てられた既存の目標を更新する手順は、次のとおりです。
-
「就業者目標の更新」ワークシートの「検索」リージョンで目標属性を指定します。
-
「ダウンロード」をクリックして、目標をスプレッドシートにダウンロードします。
-
「アップロード」をクリックして、更新済目標をOracle Fusion HCMデータベースに保存します。
関連付けられた目標によって、目標属性の更新は次のように表示されます。
-
パフォーマンス目標の場合は、「目標」作業領域の就業者の「自分の目標」ページに表示されます。
-
育成目標の場合は、「キャリア開発」作業領域の就業者の「自分のキャリア開発」ページに表示されます。
就業者目標に対する新規指標のアップロード
就業者目標に対する新規指標をアップロードする手順は、次のとおりです。
-
「指標の更新」ワークシートで必要なすべての列を指定します。
-
「アップロード」をクリックして、就業者目標に関連付けられた新規指標をOracle Fusion HCMデータベースに保存します。
関連付けられた目標によって、新規指標は次のように表示されます。
-
パフォーマンス目標の場合は、目標管理のページ上の目標に対して表示されます。
-
育成目標の場合は、キャリア開発のページ上の目標に対して表示されます。
就業者目標に関連付けられた既存の指標の更新
就業者目標に対する既存の指標を更新する手順は、次のとおりです。
-
「指標の更新」ワークシートの「検索」リージョンで目標の属性を指定します。
-
「ダウンロード」をクリックして、目標および関連する指標データをスプレッドシートにダウンロードします。
-
目標に対する指標を更新し、「アップロード」をクリックして、目標に対する更新済指標をOracle Fusion HCMデータベースに保存します。
関連付けられた目標によって、指標の更新は次のように表示されます。
-
パフォーマンス目標の場合は、目標管理のページ上の目標に対して表示されます。
-
育成目標の場合は、キャリア開発のページ上の目標に対して表示されます。
就業者目標に対する新規タスクのアップロード
就業者目標に対する新規タスクをアップロードする手順は、次のとおりです。
-
「タスクの更新」ワークシートで必要なすべての列を指定します。
-
「アップロード」をクリックして、就業者目標に関連付けられた新規タスクをOracle Fusion HCMデータベースに保存します。
関連付けられた目標によって、新規タスクは次のように表示されます。
-
パフォーマンス目標の場合は、目標管理のページ上の目標に対して表示されます。
-
育成目標の場合は、キャリア開発のページ上の目標に対して表示されます。
就業者目標に関連付けられた既存のタスクの更新
就業者目標に対する既存のタスクを更新する手順は、次のとおりです。
-
「タスクの更新」ワークシートの「検索」リージョンで目標の属性を指定します。
-
「ダウンロード」をクリックして、目標および関連するタスク・データをスプレッドシートにダウンロードします。
-
目標に対するタスク関連の属性を更新し、「アップロード」をクリックして、更新済タスクをOracle Fusion HCMデータベースに保存します。
関連付けられた目標によって、タスクの更新は次のように表示されます。
-
パフォーマンス目標の場合は、目標管理のページ上の目標に対して表示されます。
-
育成目標の場合は、キャリア開発のページ上の目標に対して表示されます。
「就業者目標の更新」ワークシートの使用
新規および更新済の就業者目標をデータベースにアップロードするには、「就業者目標の更新」ワークシートを使用します。
列ヘッダーの表示の意味は、次のとおりです。
-
1つのアスタリスク: データ行に対して列値が必須です。その列に値を入力する必要があります。入力しない場合は、列に対してエラーが表示されます。
-
2つのアスタリスク: データ行に対して列値が必須です。ただし、2つのアスタリスクで示された各列に入力しない場合は、アプリケーションによってその列にデフォルト値が割り当てられます。
データが指定されていない場合は、アプリケーションによって、その目標の「ステータス」列にエラー・メッセージが表示されます。
「就業者目標の更新」ワークシートの列の編集
表に、ワークシートの列および対応する有効な値の部分的なリストを示します。
列名 | 摘要 |
---|---|
完了率 |
目標の完了率。有効な値は次のとおりです。
|
付加フレックスフィールド |
目標に関連する付加フレックスフィールド。この列に有効な値は、すべての付加フレックスフィールド値のセットをアプリケーションで定義されたデリミタで区切ったものです。セルをダブルクリックすると、フレックスフィールド・ピッカーで各付加フレックスフィールドの値を個別に入力できます。この列は、付加フレックスフィールドがすでに定義されていて、アプリケーションから目標管理で使用できるようにデプロイされている場合にのみ表示されます。 |
目標の加重および優先度を含む割当済目標プラン |
就業者に割り当てられた目標プランに関する詳細、および目標プラン内の目標の加重と優先度が含まれます。この列は、パフォーマンス目標に対してのみ使用する必要があります。 各セットには、次のカンマ区切り値が含まれます。
例: このセル内の値を指定または編集するには、セルをダブルクリックします。次に、表示されるダイアログ・ボックスで、1つの割当済目標プランのみに対して値を入力または更新します。目標加重と目標優先度の値の指定はオプションです。 |
目標の「指標の更新」ワークシートの使用
就業者目標に関連付けられた新規および更新済の指標をデータベースにアップロードするには、「指標の更新」ワークシートを使用します。
列ヘッダーの表示の意味は、次のとおりです。
-
1つのアスタリスク: データ行に対して列値が必須です。その列に値を入力する必要があります。入力しない場合は、列に対してエラーが表示されます。
-
2つのアスタリスク: データ行に対して列値が必須です。ただし、2つのアスタリスクで示された各列に入力しない場合は、アプリケーションによってその列にデフォルト値が割り当てられます。
データが指定されていない場合は、アプリケーションによって、その指標の「ステータス」列にエラー・メッセージが表示されます。
複数の指標を目標と関連付けるには、アプリケーションで「目標の複数の指標使用可能」プロファイル・オプションを使用可能にします。プロファイル・オプションは、「設定および保守」作業領域で設定します。「就業者目標設定プロファイル・オプション値の管理」または「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、プロファイル・オプション値を設定することもできます。
ワークシートで1つの目標に対して複数の指標を定義する場合は、次のようになります。
-
プロファイル・オプションが使用可能になっている場合は、目標に対する「指標」セクションですべての指標を表示できます。
-
プロファイル・オプションが使用不可になっている場合は、目標に対する「指標」セクションで連番1の指標のみ表示できます。
「指標の更新」ワークシートの列の編集
表に、ワークシートの列および対応する有効な値の部分的なリストを示します。
列名 | 摘要 |
---|---|
連番 |
指標が、アプリケーションのページ、およびOracle Transactional Business Intelligence (OTBI)のレポートに表示される順序が表示されます。この列に数値を入力します。 例: 1、2、3、4、5など。 |
単位 |
指標の単位を指定します。この列の値は、「目標完了単位」(HRG_ GOAL_QUANTITATIVE_ UOM)参照を使用して移入されます。デフォルトで、次の単位が表示されます。
|
ターゲット値 |
就業者が、目標を完了するために指標のターゲットとする必要がある数値を指定します。「単位」で「なし」を選択した場合は、この列を空白のままにする必要があります。 |
実績値 |
目標に対する就業者の実績パフォーマンスを測定するための数値を指定します。「単位」で「なし」を選択した場合は、この列を空白のままにする必要があります。 |
目標の「タスクの更新」ワークシートの使用
就業者目標に関連付けられた新規および更新済のタスクをデータベースにアップロードするには、「タスクの更新」ワークシートを使用します。
列ヘッダーの表示の意味は、次のとおりです。
-
1つのアスタリスク: データ行に対して列値が必須です。その列に値を入力する必要があります。入力しない場合は、列に対してエラーが表示されます。
-
2つのアスタリスク: データ行に対して列値が必須です。ただし、2つのアスタリスクで示された各列に入力しない場合は、アプリケーションによってその列にデフォルト値が割り当てられます。
データが指定されていない場合は、アプリケーションによって、そのタスクの「ステータス」列にエラー・メッセージが表示されます。
タスクを目標と関連付けるには、アプリケーションで「パフォーマンス目標タスク使用可能」プロファイル・オプションを使用可能にします。プロファイル・オプションは、「設定および保守」作業領域で設定します。「就業者目標設定プロファイル・オプション値の管理」または「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、プロファイル・オプション値を設定することもできます。
ワークシートで1つの目標に対して複数のタスクを定義する場合は、次のようになります。
-
プロファイル・オプションが使用可能になっている場合は、目標に対する「タスク」セクションで、目標に関連付けられているすべてのタスクを表示できます。
-
プロファイル・オプションが使用不可になっている場合、目標に対して定義されたいずれのタスクも表示できません。
「タスクの更新」ワークシートの列の編集
表に、ワークシートの列および対応する有効な値の部分的なリストを示します。
列名 | 摘要 |
---|---|
タイプ |
タスク・タイプを指定します。この列の値は、「目標タスク・タイプ」(HRG_ GOAL_TASK_ TYPE)参照を使用して移入されます。 |
完了率 |
タスクの完了率。有効な値は次のとおりです。
|
優先度 |
タスクの優先度。有効な値は次のとおりです。
|