4管理タスク
この章の内容は次のとおりです。
Eメール通知タスクの送信: 説明
人事(HR)担当者は、就業者にEメール通知を送信して、パフォーマンス文書に関する今後のイベントおよびタスクを通知できます。たとえば、Eメール通知を使用して、部門に今後のパフォーマンス評価について通知します。受信者は、Eメールとワークリストの両方で通知を受信します。「パフォーマンス管理」作業領域の「タスク」パネルで、「Eメール通知の送信」タスクを使用します。
受信者フィルタ
受信就業者をフィルタするには、次の基準のうち少なくとも1つを入力する必要があります。
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部門
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パフォーマンス文書名
部門を選択して、部門のすべての就業者に通知します。パフォーマンス文書を選択して、文書にアクセスする資格があるすべての就業者に通知します。両方を選択して、選択した部門内の文書にアクセスする資格がある就業者にのみ通知します。
さらに、採用日の範囲を選択して、受信者リストをさらにフィルタできます。たとえば、日付範囲を使用して、入社月日に受信者に対して次の評価について通知できます。
Eメールの件名とテキスト
デフォルトのEメール件名およびテキストを、目的に合ったメッセージになるよう編集できます。テキスト・メッセージの書式を設定したり、リンクを追加できます。
採用日
採用日の開始および終了範囲を選択して、その範囲に採用された就業者にのみ通知を送信します。たとえば、採用日を使用して、就業者採用日が一致する就業者に次の年間評価について通知できます。
パフォーマンス文書の転送タスク: 説明
HR担当者およびマネージャは、マネージャ間で就業者パフォーマンス文書を転送できます。このタスクは、たとえば就業者が新しいマネージャに割り当てられた場合や、マネージャが退職する場合に使用します。パフォーマンス文書を転送するには作成済である必要があります。「パフォーマンス管理」作業領域の「タスク」パネルで使用可能な、「パフォーマンス文書の転送」タスクを使用します。
HR担当者による転送
HR担当者は、マネージャ間で任意のステータスの就業者文書を転送できます。その際には、就業者および文書の転送先のマネージャに対するセキュリティ・アクセス権が必要です。HR担当者は自分の文書を別のマネージャに転送できません。1人のマネージャに対して複数のパフォーマンス文書を一度に転送できます。
マネージャによる転送
パフォーマンス文書マネージャは、自分がマネージャとして処理している文書を別のマネージャに転送できます。マネージャは、一度に1つの文書のみ転送でき、完了または取り消されたパフォーマンス文書を転送することはできません。
複数の就業者アサイメントおよび文書
就業者に現在のアサイメントまたは文書が複数ある場合、検索結果には各アサイメントの文書が含まれます。HR担当者およびマネージャはそれらの文書を、同じマネージャまたは別のマネージャに転送できます。
パフォーマンス文書の転送の影響
パフォーマンス文書を転送した後は、次のようになります。
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前のパフォーマンス文書マネージャはパフォーマンス文書を表示できなくなります。
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新しいマネージャは、パフォーマンス文書およびその中のすべてのデータを表示できます。
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前のマネージャと関係者フィードバックによるパフォーマンス評点とコメントはパフォーマンス文書にそのまま残ります。
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新しいマネージャは、コンピテンシと目標を追加および削除したり、前の文書マネージャによるコメントと評点を編集できます。
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就業者、新しいマネージャおよびフィードバック関係者は、プロセス・フローの次の使用可能タスクを実行して評価を続行できます。
通知が有効になっている場合、前のマネージャ、新しいマネージャ、および就業者は、HR担当者が文書を転送したことの通知を受信します。
印刷可能ページ
「印刷可能ページ」列で、「PDF」アイコンを選択してパフォーマンス文書を表示します。表示されるバージョンには、パフォーマンス文書のオンライン・バージョンに表示されるものと同じデータが表示されます。
目標設定コラボレーション・ステータスの転送タスク: 説明
人事(HR)担当者は、パフォーマンス文書の「目標の設定」タスクのタスク所有者をマネージャまたは就業者に変更できます。その後、選択したロールはタスクを続行できます。「パフォーマンス管理」作業領域の「タスク」パネルで使用可能な、「目標設定コラボレーション・ステータスの転送」タスクを使用します。
検索基準および結果
プロセス・フローに「目標の設定」タスクが含まれ、そのタスクが進行中であるパフォーマンス文書を検索できます。自分がセキュリティ・アクセス権を持つパフォーマンス文書および就業者を検索できますが、自分自身や自分自身のパフォーマンス文書は検索できません。
検索結果には、適格なパフォーマンス文書と、どのロールが「目標の設定」タスクの現在の所有者かが表示されます。変更が必要なパフォーマンス文書を選択し、「コラボレーション・ステータスの転送」をクリックして、タスクの転送先のロールを選択します。
目標設定コラボレーション・ステータスの転送の影響
選択したロールは、タスクを続行して、コンピテンシおよび目標をパフォーマンス文書に追加できます。マネージャおよび就業者は、通知が有効になっている場合、HR担当者がタスクを別のロールに転送すると通知を受信します。
印刷可能ページ
「印刷可能ページ」列で、「PDF」アイコンを選択してパフォーマンス文書を表示します。表示されるバージョンには、パフォーマンス文書のオンライン・バージョンに表示されるものと同じデータが表示されます。
期日の変更タスク: 説明
人事(HR)担当者は、パフォーマンス文書内の任意のタスクの期日を変更できます。「パフォーマンス管理」作業領域の「タスク」パネルで、「期日の変更」タスクを使用します。
検索基準および結果
完了していない、または取り消されていないパフォーマンス文書内の、タスクの期日を編集できます。パフォーマンス文書や、自分がセキュリティ・アクセス権を持つ就業者を検索できます。自分のパフォーマンス文書は検索できません。
期日の変更
「期日の変更」をクリックすると、すべてのタスクが表示されるダイアログ・ボックスが表示されます。パフォーマンス文書内の任意のタスクの期日を変更できます。
フィードバック期日の変更
パフォーマンス文書に「関係者フィードバックの管理」タスクが含まれる場合、関係者がフィードバックを実行する期日を編集できます。次の条件を満たすパフォーマンス文書のフィードバック期日を変更できます。
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マネージャまたは就業者は、パフォーマンス文書に関係者を追加している必要があります。
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関係者がフィードバックを発行していません。
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関係者がフィードバックの発行からロックアウトされていません。
タスクが完了していない場合、関係者は期日の後でもフィードバックを実行できます。
印刷可能ページ
「印刷可能ページ」列で、「PDF」アイコンを選択してパフォーマンス文書を表示します。表示されるバージョンには、パフォーマンス文書のオンライン・バージョンに表示されるものと同じデータが表示されます。
パフォーマンス文書の完了タスク: 説明
文書のすべてのタスクが完了していない場合、人事(HR)担当者およびマネージャはパフォーマンス文書を「完了」ステータスに変更できます。たとえば、マネージャや就業者が文書の確認を拒否したり退職したことにより文書処理が停止した場合に、パフォーマンス文書を完了できます。「パフォーマンス管理」作業領域の「タスク」パネルの、「パフォーマンス文書の完了」タスクを使用します。
検索基準および結果
HR担当者は、まだ完了していないまたは取り消されていないパフォーマンス文書を検索して完了できます。マネージャは、次の条件を満たす文書を検索して完了できます。
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パフォーマンス文書には、「就業者の自己評価」および「就業者のマネージャ評価」タスクが含まれている必要があります。
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「就業者の自己評価」および「就業者のマネージャ評価」タスクの両方が完了している必要があります。
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文書のステータスは、まだ「完了」または「取消済」ではありません。
HR担当者は、自分がセキュリティ・アクセス権を持つパフォーマンス文書および就業者を検索できますが、自分自身や自分自身のパフォーマンス文書は検索できません。マネージャは、直属の部下または自分が文書を管理する他の就業者の文書を完了できます。
文書の完了の影響
パフォーマンス文書を完了すると、次のようになります。
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存在するコンテンツ、評点およびコメントは、就業者プロファイルにおいて、パフォーマンス・テンプレートで指定された構成に基づいて更新されます。
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文書を後で再オープンし、「パフォーマンス文書の完了」タスクを使用して完了した時点から続行できます。ドキュメントを再オープンするには「パフォーマンス文書の再オープン」タスクを使用します。
通知が有効になっている場合、次のようになります。
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マネージャおよび就業者は、HR担当者がパフォーマンス文書を完了したときに通知を受け取ります。
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就業者は、マネージャがパフォーマンス文書を完了したときに通知を受け取ります。
印刷可能ページ
「印刷可能ページ」列で、「PDF」アイコンを選択してパフォーマンス文書を表示します。表示されるバージョンには、パフォーマンス文書のオンライン・バージョンに表示されるものと同じデータが表示されます。
パフォーマンス・タスクの更新: 説明
パフォーマンス文書内のビジネス・フローのタスクを先に進めてタスクをバイパスする、または前に戻ってすでに完了したタスクを再度実行できます。就業者グループまたは個人用のパフォーマンス文書のタスクを先に進めるまたは前に戻すことができます。タスクを移動するには、「パフォーマンス管理」作業領域の「パフォーマンス・タスクの更新」タスクを使用します。
次のタスクに進める
マネージャまたは就業者が完了していないタスクからプロセス・フローの次のタスクにパフォーマンス文書を進めることができます。この処理は、就業者またはマネージャがタスクを完了していないときに評価プロセスを続行する場合に使用します。タスクを通過して先に進めた場合、パスしたタスクのステータスは「バイパス済」になります。
タスクを先に進める場合、進めるために選択するすべてのパフォーマンス文書のタスクは、プロセス・フロー内の同じタスクである必要があります。パフォーマンス文書は、一度に1つのタスク分のみ先に進めることができます。パフォーマンス文書を複数のタスク分先に進める場合は、この処理を繰り返す必要があります。
バイパスされたタスクの分析および表内での説明
パフォーマンス文書をタスクを通過して先に進めた場合、スキップされたタスクは、次のページに「バイパス済」と表示されます。
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自分の評価(就業者のビュー)
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自分のマネージャの評価(マネージャのビュー)
前のタスクに戻る
パフォーマンス文書を、現在のタスクから、プロセス・フロー内の前の完了済タスクに戻すことができます。現在のタスクとは、進行中であるかまだ開始されていないタスクであり、前のタスクとは完了したタスクのことです。戻すように選択するパフォーマンス文書には、現在のタスクとは異なる複数のタスクがある可能性があり、そのすべてを同じ前のタスクに戻す必要があります。
タスクにサブタスクがある場合、タスクはサブタスク・レベルで戻されます。たとえば、レビュー会議タスクには、マネージャが実行する「レビュー会議開催済」と、就業者が実行するレビュー会議開催の確認という2つのサブタスクを設定できます。「レビュー会議」タスクは、いずれかのサブタスクに戻すことができます。
タスクを前に完了したタスクに戻すことによる影響
タスクを前に戻すと、後続のすべてのタスクのステータスが「未開始」に変更されるため、それらのタスクを再度完了する必要があります。タスクがすでに完了していた場合、入力されていたすべてのデータは保存されます。
前後への移動が不適切なタスク
「次期間目標の設定」および「関係者フィードバックの管理」という2つのタスクを除くすべてのタスクを進めるか戻すことができます。これらのタスクは、両方とも他のタスクと並行して実行できるため、進めることも戻すこともできません。
ただし、「関係者フィードバックの管理」タスクは、パフォーマンス文書を「マネージャ評価」タスクまたはプロセス・フロー内の前のタスクに戻した場合は、再オープンされます。タスクが再オープンしても、前に実行されていたフィードバックには影響しません。ただし、マネージャおよび就業者は、追加の関係者を選択し、新しいフィードバック要求を送信できます。
承認タスクを先に進めると、タスクは「バイパス済」としてマークされます。ただし、タスクが承認者によって完了されている場合でも、ワークリストとEメール通知は引き続き配信されます。
タスクを進めるまたは戻す理由の記録
タスクを進めるまたは戻す場合は、その理由を選択できます。選択した事由コードはレポートで使用され、「パフォーマンス管理」ページには表示されません。1つのタスクには1つの事由コードのみが保存されるため、タスクを複数回移動した場合は、最新の事由コードのみが保存されます。
パフォーマンス・タスクの更新: 例
パフォーマンス文書内のタスクを先に進めるか前に戻して、評価を先に進めるか過去の処理を再実行できます。次に示すシナリオは、タスクを先に進めるか前に戻す典型的な理由と、対象となった文書に与える影響について説明しています。
マネージャが休暇を取る場合にタスクを先に進める
「サポート・センター年間評価」パフォーマンス文書のプロセス・フローには、「就業者の自己評価」、「マネージャの評価」および「就業者の最終フィードバック」タスクが含まれています。サポート・センター部門のライン・マネージャであるDaniel Wongは、「マネージャ評価」タスクで直属の部下に対する総合評点を指定しました。ただし、個々の目標とコンピテンシに対するコメントはまだ完了していません。Danielは、長期休暇のため不在になります。組織の所有者から、就業者が総合レーティングを表示できるように「マネージャの評価」タスクを先に進めることを求められました。
「パフォーマンス・タスクの更新」ページで、「サポート・センター年間評価」パフォーマンス文書を選択し、マネージャ名としてDaniel Wongを選択します。就業者の名前をすべて選択し、Danielの直属の部下用のタスクを先に進めます。
これで、Danielの直属の部下全員が文書にアクセスして総合レーティングを表示でき、「就業者の最終フィードバック」タスクを実行できます。「マネージャ評価」タスクは、「自分のマネージャの評価」ページで「バイパス済」とマークされます。
目標を再評価するためにタスクを前に戻す
「サン・フランシスコ営業組織」パフォーマンス文書のプロセス・フローには、「目標の設定」、「就業者の自己評価」および「マネージャの評価」タスクが含まれています。パフォーマンス・サイクルは、終わりに近づいています。一部の就業者は引き続き自分の目標を設定しており、他の就業者は自己評価を行っています。自己評価を完了した就業者もいるため、マネージャは、「マネージャの評価」タスクを実行しています。
組織の所有者は、新しい販売ターゲットを設定したため、組織内のすべての就業者およびマネージャに対して、評価対象の就業者の目標を再評価することを求めています。「パフォーマンス・タスクの更新」ページで、「サンフランシスコ販売組織」パフォーマンス文書を検索し、タスク名として「すべて」を選択します。就業者またはマネージャが現在実行しているタスクに関係なく、すべての就業者文書を検索します。現在のタスク・ステータスに関係なく、すべての就業者名を選択し、全員を「目標の設定」タスクに戻します。「目標の設定」タスクが現在アクティブなタスクになります。
パフォーマンス文書の取消タスク: 説明
HR担当者およびマネージャはパフォーマンス文書を取り消してパフォーマンス管理プロセスから削除できます。「パフォーマンス管理」作業領域の「タスク」パネルの、「パフォーマンス文書の取消」タスクを使用します。
検索基準および結果
すでに取り消されているものを除く、任意のステータスの文書を検索して取り消すことができます。マネージャは、自分が管理しているパフォーマンス文書を検索できます。また、直属の部下の名前を使用して文書を検索することもできます。また、直属の部下を検索することもできます。HR担当者は、自分がセキュリティ・アクセス権を持つパフォーマンス文書および就業者を検索できますが、自分自身のパフォーマンス文書は検索できません。HR担当者は、一度に複数のパフォーマンス文書を選択して取り消すことができます。
パフォーマンス文書の取消の影響
コンピテンシ評点などの、パフォーマンス文書の更新によって変更されたタレント・プロファイル・コンテンツは、パフォーマンス文書が作成される前の元の状態に復元されます。取り消された文書は、アプリケーションから完全に削除されるわけではありません。パフォーマンス文書はまず取り消してから削除する必要があります。
通知が有効になっている場合、次のようになります。
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マネージャおよび就業者は、HR担当者がパフォーマンス文書を取り消したときに通知を受け取ります。
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就業者は、マネージャがパフォーマンス文書を取り消したときに通知を受け取ります。
パフォーマンス文書を復元または再オープンして、ステータスを「取消済」から変更し、評価プロセスを再開できます。文書を再オープンまたは復元すると、コンテンツ、評点およびコメントはそのまま残ります。
印刷可能ページ
「印刷可能ページ」列で、「PDF」アイコンを選択してパフォーマンス文書を表示します。表示されるバージョンには、パフォーマンス文書のオンライン・バージョンに表示されるものと同じデータが表示されます。
パフォーマンス文書の削除タスク: 説明
人事(HR)担当者およびマネージャは、取り消されたパフォーマンス文書を完全に削除できます。文書を削除すると、そこに含まれるデータは復元できません。「パフォーマンス管理」作業領域の「タスク」パネルの、「パフォーマンス文書の削除」タスクを使用します。
検索基準および結果
すでに取り消された文書を検索して削除できます。取消済の文書のみを削除できます。マネージャは、自分が管理しているパフォーマンス文書および直属の部下である就業者を検索できます。HR担当者は、自分がセキュリティ・アクセス権を持つパフォーマンス文書および就業者を検索できますが、自分自身のパフォーマンス文書は検索できません。HR担当者は、一度に複数のパフォーマンス文書を選択して削除できます。
パフォーマンス文書の削除の影響
パフォーマンス文書を削除すると、次のようになります。
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パフォーマンス文書に追加されたすべてのコンテンツは、評点およびコメントとともに、文書から完全に削除されます。
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削除されたパフォーマンス文書の更新によって変更されたプロファイル・コンテンツは、文書が作成される前の元の状態に復元されます。
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文書は「パフォーマンス管理」作業領域に引き続き表示でき、検索で見つけることができます。
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就業者またはマネージャはその文書を再度作成してやり直すことができます。
通知が有効になっている場合、次のようになります。
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マネージャおよび就業者は、HR担当者がパフォーマンス文書を削除したときに通知を受け取ります。
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就業者は、マネージャがパフォーマンス文書を削除したときに通知を受け取ります。
適格プロファイルが使用されている場合に、ある1人の就業者に対して削除済のパフォーマンス文書が使用されないようにするために、HR担当者は「パフォーマンス文書に対する就業者の適格性の決定」タスクを使用できます。マネージャおよび就業者の「パフォーマンス管理」作業領域から文書を削除するために、実装者はパフォーマンス・テンプレートの文書期間の「使用可能」チェック・ボックスを選択解除できます。
印刷可能ページ
「印刷可能ページ」列で、「PDF」アイコンを選択してパフォーマンス文書を表示します。表示されるバージョンには、パフォーマンス文書のオンライン・バージョンに表示されるものと同じデータが表示されます。
関係者フィードバックのタスクの削除: 説明
人事(HR)担当者は関係者を削除でき、それに伴いパフォーマンス文書からその関係者のフィードバックが削除されます。HR担当者は、関係者のフィードバック・ステータスには関係なく、任意の関係者およびフィードバックを削除できます。「パフォーマンス管理」作業領域の「タスク」パネルの、「関係者フィードバックの削除」タスクを使用します。
検索基準および結果
関係者フィードバックの管理タスクを含む文書を検索して、関係者を削除できます。自分がアクセス権を持つパフォーマンス文書や就業者を検索できますが、自分自身や自分自身のパフォーマンス文書は検索できません。
パフォーマンス文書の関係者が検索結果に表示されます。1人または複数の関係者を選択してパフォーマンス文書から削除できます。
関係者フィードバックの削除の影響
関係者を削除すると、そのフィードバックも文書から削除されます。関係者を削除すると、削除した関係者およびそのフィードバックのいずれも元に戻せません。
印刷可能ページ
「印刷可能ページ」列で、「PDF」アイコンを選択してパフォーマンス文書を表示します。表示されるバージョンには、パフォーマンス文書のオンライン・バージョンに表示されるものと同じデータが表示されます。
パフォーマンス文書内の遅延タスクのモニター・タスク: 説明
HR担当者は、マネージャおよび就業者による実行が遅延しているパフォーマンス文書のタスクを検索できます。HR担当者はまた、就業者およびマネージャに通知を送信してタスクを実行するように通知し、タスクの期日を変更することもできます。「パフォーマンス管理」作業領域の「タスク」パネルで使用可能な、「パフォーマンス文書内の遅延タスクのモニター」タスクを使用します。
検索基準および結果
遅延タスクは、パフォーマンス文書の作成元のパフォーマンス・テンプレートに文書期間として入力された期日によって決まります。アプリケーションでは、完了したまたは取消済のパフォーマンス文書は検索されません。パフォーマンス文書の複数のタスクが遅延している場合は、すべての遅延タスクが検索結果に表示されます。一度に検索できるパフォーマンス文書名は1つです。パフォーマンス文書や、自分がセキュリティ・アクセス権を持つ就業者を検索できます。自分自身や自分のパフォーマンス文書は検索できません。
検索結果には、タスクが遅延しているパフォーマンス文書と、その文書を所有するマネージャおよび就業者の名前が表示されます。結果にはさらに次のものも表示されます。
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遅延しているタスク
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タスクの実行が遅延している個人のロール
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タスクの期日
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タスク・ステータス
期日の変更
パフォーマンス文書を選択し、「期日の変更」をクリックすると、文書内の任意のまたはすべてのタスクを編集できます。
Eメール通知
就業者およびマネージャにEメール通知を送信して、パフォーマンス文書の処理を催促できます。他の受信者に通知を送信することもできます。通知はEメールとワークリストの両方に表示されます。一度に1つのパフォーマンス文書についてのみ通知を送信できます。遅延就業者タスクの場合、就業者名が「タスク所有者」フィールドに表示され、変更できません。デフォルトでは就業者のマネージャの名前が「その他の受信者」フィールドに表示されますが、これは変更できます。遅延マネージャ・タスクの場合、マネージャの名前がデフォルトで「タスク所有者」フィールドに表示されますが、これは変更できます。デフォルトではマネージャのマネージャの名前が「その他の受信者」フィールドに表示されますが、これは変更できます。
欠落しているパフォーマンス文書のモニター・タスク: 説明
HR担当者は、就業者およびマネージャが作成していないパフォーマンス文書を検索し、その欠落している文書を作成できます。HR担当者はまた、就業者およびマネージャに通知を送信してパフォーマンス文書を開始するように通知することもできます。「パフォーマンス管理」作業領域の「タスク」パネルで使用可能な、「欠落しているパフォーマンス文書のモニター」タスクを使用します。
検索基準および結果
一度に検索できるパフォーマンス文書名は1つです。この検索では開始されていないパフォーマンス文書が検索され、これには就業者、マネージャまたはHR担当者がまだ作成していなかった文書が含まれます。取消済文書は欠落とは見なされず、検索結果には表示されません。パフォーマンス文書や、自分がセキュリティ・アクセス権を持つ就業者を検索できます。自分自身や自分のパフォーマンス文書は検索できません。
文書作成
単一の就業者または複数の就業者に対してパフォーマンス文書を作成できます。
Eメール通知
就業者およびパフォーマンス文書マネージャ、または他の受信者に、文書が開始されていないことを通知できます。就業者名が「受信就業者」フィールドに表示され、変更できません。デフォルトでは就業者のマネージャの名前が「その他の受信者」フィールドに表示されますが、これは他の受信者に変更できます。通知はEメールとワークリストの両方に表示されます。一度に1つのパフォーマンス文書についてのみ通知を送信できます。
終了したアサイメントおよび退職した就業者
拡張検索を使用して、HR担当者は「終了したアサイメントおよび退職した就業者を含める」チェック・ボックスを選択して、次について就業者パフォーマンス文書を検索できます。
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就業者の終了したアサイメント
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就業者を評価するために割り当てられたマネージャのアサイメントが完了したパフォーマンス文書
評価ステータスのリセット・タスク: 説明
マネージャは、自分が管理するパフォーマンス文書の完了した就業者自己評価のステータスをリセットでき、管理者は引き続き自分の評価を続行できます。それから、マネージャ、就業者および関係者は、パフォーマンス文書の残りのタスクを再度完了できます。「パフォーマンス管理」作業領域の「タスク」パネルの、「評価ステータスのリセット」タスクを使用します。
検索基準および結果
自分が管理しているパフォーマンス文書を検索できます。リセットできる文書には、次の条件を満たすものが含まれます。
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パフォーマンス文書が、就業者自己評価タスクを含めるように構成されている
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就業者自己評価タスクが完了している
評価ステータスのリセットの影響
就業者自己評価タスクをリセットすると、次のようになります。
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就業者自己評価タスクおよびパフォーマンス文書のステータスが「進行中」に変更されます。
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就業者は評価を再開できます。
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就業者自己評価タスク後のパフォーマンス文書のすべてのタスクは再オープンして再度完了する必要があります。
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以前に完了したタスクの既存のデータはそのまま残るため、評価タスクは再度完了する必要がありますが、評価者はデータを再作成する必要はありません。
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就業者は、タスクをリセットしたという通知を受け取ります。
終了したアサイメントおよび退職した就業者
拡張検索を使用して、HR担当者は「終了したアサイメントおよび退職した就業者を含める」チェック・ボックスを選択して、次について就業者パフォーマンス文書を検索できます。
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就業者の終了したアサイメント
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就業者を評価するために割り当てられたマネージャのアサイメントが完了したパフォーマンス文書
印刷可能ページ
「印刷可能ページ」列で、「PDF」アイコンを選択してパフォーマンス文書を表示します。表示されるバージョンには、パフォーマンス文書のオンライン・バージョンに表示されるものと同じデータが表示されます。
1人の就業者に対するパフォーマンス文書の適格性の処理: 考慮する点
選択した就業者の適格性を処理して、就業者が使用する資格があるパフォーマンス文書を決定できます。通常、このプロセスは、組織に加わった、または適格バッチ・プロセスの実行後に適格性が変更されている1人の就業者に対して使用します。選択した就業者の就業者適格性を処理する場合は、次を実行するかどうかを決定する必要があります。
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就業者の複数の文書を処理する
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就業者の1つの文書を処理する
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就業者の適格性を変更する
1人の就業者の適格性を処理するには、「パフォーマンス管理」作業領域の「パフォーマンス文書に対する就業者の適格性の決定」タスクを使用します。
就業者の複数の文書の処理
選択した就業者の適格性を処理して、その就業者が特定の日付範囲内に使用できるすべての文書を決定します。
例
就業者は、適格バッチ・プロセスの実行後に雇用または異動されるため、実行前はパフォーマンス文書を使用する資格がありません。就業者の適格性を処理するには、「パフォーマンス文書に対する就業者の適格性の決定」ページにナビゲートして、就業者名を検索します。「検索結果」セクションで就業者名を選択し、表示された「パフォーマンス文書適格の管理」ページで「適格の処理」処理を使用して、複数の文書に対する適格性を処理します。文書を処理する日付範囲を選択します。処理が完了すると、就業者と就業者のマネージャは、選択した日付範囲内に就業者が使用する資格があるすべての文書にアクセスできます。
就業者の1つの文書の処理
就業者を適格にする1つのドキュメントを選択します。この処理は、就業者を適格にする必要がある特定のパフォーマンス文書がわかっている場合に使用します。
例
就業者には、特別なアサイメントがありますが、そのアサイメントには通常のアサイメントで使用できるパフォーマンス文書とは異なる文書があります。「パフォーマンス文書に対する就業者の適格性の決定」ページにナビゲートして、就業者名を検索します。「検索結果」セクションで就業者名を選択し、表示された「パフォーマンス文書適格の管理」ページで「適格の処理」処理を使用して、単一文書に対する適格性を処理します。パフォーマンス文書を選択します。処理が完了すると、就業者と就業者のマネージャはその文書にアクセスできます。
就業者の適格性の変更
就業者の適格性を変更して、選択したパフォーマンス文書に対して就業者を強制的に適格または不適格にしたり、文書に対する就業者の適格性を保持します。
パフォーマンス文書に対する適格性の強制
文書に対する適格プロファイルを現在満たしていない就業者を、適格性を強制することで適格にできます。
例
組織では、適格プロファイル用の基準として、場所を使用しています。就業者は年度の途中でサンフランシスコから北京に異動しています。就業者の異動後に適格バッチ・プロセスを実行したため、就業者は、サンフランシスコを拠点とする就業者用のパフォーマンス文書の使用が不適格になっています。ただし、組織のビジネス・プロセスに従うと、就業者はそれぞれの事業所で必要な最小月数を勤務したため、両方の事業所で適切なパフォーマンス文書を使用して評価される必要があります。「適格の変更」処理の「適格の強制」オプションを使用して、サンフランシスコ・ベースの文書を不適格から再度適格に変更します。就業者と就業者のマネージャは、その文書にアクセスできるようになります。
パフォーマンス文書の適格性の維持
就業者はパフォーマンス文書に対して現在適格ですが、その適格性が後続のバッチ・プロセスで削除される場合は、「適格の保持」処理を使用して、就業者の適格性を保守できます。この処理は、就業者の文書に対する適格性をそのままにする必要があるが、就業者のステータスまたは文書に関連付けられた適格プロファイルの変更によって、バッチ・プロセスの実行後はその就業者が不適格になる場合に使用します。
パフォーマンス文書の不適格性の強制
就業者はパフォーマンス文書に対して適格であり続けるが、適格であってはならない場合は、就業者を強制的に不適格にすることで、就業者が文書にアクセスすることを禁止できます。この機能は、バッチ・プロセスの実行後、就業者の適格ステータスが変更された場合に使用します。この処理によって、就業者は適格でなくなった文書にアクセスできなくなります。
例
就業者は、営業組織から異動され、「年次営業評価」パフォーマンス文書に対して適格でなくなりました。適格バッチ・プロセスはその就業者が販売組織から異動する前に実行されたため、就業者は引き続き文書にアクセスできます。「適格の変更」処理の「不適格の強制」オプションを使用して、「年間販売評価」パフォーマンス文書を処理します。処理が完了すると、就業者はその文書にアクセスできなくなります。
管理タスクに関するFAQ
パフォーマンス・タスクを次のタスクに進める方法を教えてください。
「パフォーマンス・タスクの更新」ページで、タスクを先に進めるパフォーマンス文書の名前を選択します。追加の検索基準を選択することにより、パフォーマンス文書をさらにフィルタできます。たとえば、「現在のタスク」フィールドを使用して、検索フィールドを同じタスク上のパフォーマンス文書に絞り込みます。「検索結果」セクションで、同じタスク上の先に進めるパフォーマンス文書を使用しているすべての就業者の名前を選択し、「次のタスクに進む」をクリックします。
現在のタスクが同じであるパフォーマンス文書のみ、プロセス・フローの次のタスクに進めることができます。
パフォーマンス・タスクを前のタスクに戻す方法を教えてください。
「パフォーマンス・タスクの更新」ページで、タスクを戻すパフォーマンス文書の名前を選択します。追加の検索基準を選択することにより、パフォーマンス文書をさらにフィルタできます。「検索結果」セクションで、同じタスクに移動するパフォーマンス文書を使用しているすべての就業者の名前を選択し、「前のタスクに戻る」をクリックします。
就業者評価を続行するためにパフォーマンス文書はどのようにして再オープンしますか。
HR担当者およびマネージャは、マネージャまたは就業者が就業者評価を続行できるように、「パフォーマンス文書の再オープン」タスクを使用してパフォーマンス文書を再オープンできます。マネージャは、就業者が評価を続行できるように、「評価ステータスのリセット」タスクを使用して文書を再オープンします。「パフォーマンス文書の再オープン」タスクおよび「評価ステータスのリセット」タスクは、「パフォーマンス管理」作業領域に表示されます。
HR担当者およびマネージャは、「パフォーマンス文書の再オープン」ページで、「完了」ステータスまたは「取消済」ステータスの文書を検索して検出し、再オープンできます。完了した最後のタスクに対して文書がオープンします。すべてのタスクが完了している場合、プロセス・フローの最後のタスクが再オープンされます。HR担当者はパフォーマンス文書の更新タスクを使用して、以前のタスクに戻すことができます。「目標の設定」タスクのみが進行中だった場合に管理タスクを使用して文書が完了している場合、パフォーマンス文書を再オープンするとそのタスクは「進行中」に設定されます。文書を再オープンしても、既存のすべての評点、コメントおよびコンテンツ項目は再オープン前の内容から変更されません。
適格な文書を検出するために、HR担当者およびマネージャは、就業者名またはパフォーマンス文書名(あるいはその両方)を使用して検索できます。HR担当者は、一度に複数の文書を再オープンできますが、ライン・マネージャは、一度に1つの文書のみ再オープンできます。
就業者の完了した自己評価タスクをリセットして就業者がこのタスクを再度実行できるようにするために、マネージャは「評価ステータスのリセット」ページを使用できます。マネージャは、パフォーマンス文書の「評価ステータスのリセット」ボタンを使用して就業者の評価をリセットすることもできます。マネージャは、どちらかの方法を使用して「就業者の自己評価」タスクのステータスを「進行中」にリセットし、就業者がパフォーマンス文書をオープンして評価を続行できるようにします。後続タスクのステータスは「未開始」に変更されます。パフォーマンス文書のステータスは「進行中」に変更されます。タスクをリセットしても、既存のすべての評点、コメントおよびコンテンツ項目は変更されません。