5雇用プロセス

この章の内容は次のとおりです。

オンボーディング就業者

エンタープライズ・オンボーディング: 説明

「オンボーディング」作業領域で、従業員のオンボーディングを体系的に管理および促進します。新規採用をオンボードするために、ライン・マネージャは「自分のチーム」→「オンボーディング」を使用し、HR担当者は「自分のクライアント・グループ」→「オンボーディング」を使用します。就業者は「自分」→「オンボーディング」を使用します。

HR担当者またはライン・マネージャは、「自分のタスク」および「従業員」ページを使用してオンボーディング・タスクを管理します。

オンボーディング・タスクの管理

「タスク」ページを使用して、割り当てられたオンボーディング・タスクを処理します。各タスクは、期日または完了日とともにリストされます。タスクを選択して、次に示すいずれかの処理を実行します。

  • ノートの表示

  • タスクを適用不可としてマーク

  • 別のユーザーへのタスクの再割当

従業員の進捗の追跡

従業員のタスク進捗を追跡するには、「従業員」ページを使用します。従業員を選択する場合は、その基本プロファイルおよびタスク完了ステータスにドリルダウンします。このページには、完了した必須タスクの数、期限超過のタスクの数が表示され、タスクに関するリマインダを送信できます。このページには、従業員に対して実行する必要があるタスクと他の実行者が完了する必要があるタスクも含まれます。たとえば、ITまたは財務からユーザーに割り当てられたタスクです。ライン・マネージャまたはHR担当者は、チェックリストの割当後でも新規タスクを作成できます。「従業員の進捗」ページで「追加」を使用して「タスク・ライブラリ」からタスクを選択して追加するか、新しいタスクを追加します。このタスクは、従業員の「未完了タスク」リストに追加されます。ある従業員から別の従業員にタスクをコピーすることはできません。タスクの再割当のみが可能です。このステップでこのような未完了タスクが完了していない場合は、自動的に次のステップに引き継がれます。

タスクは、完了ステータスに基づいてグループ化され、次のいずれかの処理を実行できます。

  • タスクの追加

  • タスク・リマインダの送信

  • ノートの表示

  • 他のユーザーに割り当てられたタスクの進捗の表示

  • 完了としてマーク

  • 適用不可としてマーク

  • 期日の編集

  • タスクの再割当

  • タスクの削除

  • タスクの再オープン

就業者のオンボーディングに関するFAQ

処理待ち就業者は、どのようにしてオンボーディングのサインインの詳細を通知されますか。

処理待ち就業者は、ライン・マネージャからサインインの詳細を受け取ります。

タスク・リマインダを送信するとどうなりますか。

ライン・マネージャまたはHR担当者がタスク・リマインダを送信すると、ワークリスト通知またはEメール通知によって、期限超過オンボーディング・タスクまたは優先オンボーディング・タスクが就業者に通知されます。就業者は通知からタスクを完了するための処理を実行できます。

ロックされたアイコンが表示されるチェックリスト・タスクを処理するにはどうすればよいですか。

ロックされたアイコンが付いたタスクは、前提条件タスクがまだ完了していないことを示しています。前提条件タスクを完了する必要があります。前提条件タスクを完了すると、ロックされたタスクはロック解除され、処理を実行できます。たとえば、タスクの一部として、新規採用で、内部Webサイトにアクセスする前に機密保護契約に署名する必要がある場合があります。

オンボーディング主催者は誰ですか。

オンボーディング主催者は、HRマネージャ、HR担当者、ライン・マネージャのいずれかです。オンボーディング主催者の詳細は、オンボーディング・プロセス中に就業者が連絡してサポートを求めることができるように、「オンボーディング」ホーム・ページにリストされます。

ログインしたとき、オンボーディング・プロセスのフェーズの中に、無効なものと有効なものがあるのはなぜですか。

オンボーディング・プロセスの各フェーズは、処理日に関連付けられます。次のフェーズは、イベントの日付に基づいて有効になります。たとえば、初日フェーズは加入日に有効になり、最初の30日間フェーズは2日目に有効になります。

オンボーディング・タスクを期日までに完了しないとどうなりますか。

タスク・タイプと期日に基づいて、次のことが適用されます。

  • 期日: 「オンボーディング」ホーム・ページで説明されている期日までにタスクが完了していない場合、タスクは期限超過とマークされます。特定のステップ内で完了できないタスクは、複数ステップのオンボーディング・プロセスの次のステップに引き継がれます。

  • 必須タスク: 期日を過ぎても完了していない場合は、常にオープンのままとなります。

  • オプション・タスク: 完了していない場合、「完了日」フィールドの構成に基づいてクローズされます。

昇格・昇進

個人の昇格・昇進

ビデオを見る

ビデオを見る: このチュートリアルでは、就業者の昇格・昇進方法を示します。このビデオの内容はテキスト・トピックでも説明しています。

この例は、就業者の昇格・昇進方法を示しています。Kate Williamsは、健康管理会社のCook County Healthcareに雇用されています。Kateは、現在、Archer病院の救急看護部門の緊急治療室看護師として勤務しています。Kateの現在の等級は、E4です。Kateのマネージャは、彼女を救急看護師マネージャに昇格させることに決定しました。

次の表に、このシナリオの主な決定がまとめます。

検討する決定事項 この例の場合

昇格・昇進はいつから有効になりますか。

2011年6月1日

新しいジョブ名は何ですか。

救急看護師マネージャ

部門変更はありますか。

いいえ

新しい等級は何ですか。

M1

給与変更はありますか。

はい。給与ベースは月次から年次に変更され、新しい年俸は$85,000です。

マネージャ変更はありますか。

はい。新しいマネージャはPat Millerです。

追加される直属および他のタイプの部下はいますか。

はい。3人がKateの直属の部下になります。

報酬分配の変更はありますか。

いいえ

昇格・昇進にロール変更は含まれますか。

はい。Kateは、救急看護師マネージャと緊急治療室管理者という2つの追加ロールを持ちます。

指定がある場合を除き、デフォルト値を使用します。

雇用詳細の入力
  1. 「ディレクトリ」ページで、Kate Williamsを検索して選択します。

  2. 「雇用詳細」タブをクリックします。

  3. 「処理」リストで「個人および雇用 - 昇格・昇進」を選択し、「Kate Williamsの昇格・昇進: 雇用詳細」ページを開きます。

  4. 次の表に示すようにフィールドに入力します。

    フィールド

    昇格・昇進日

    6/1/11

    ジョブ

    救急看護師マネージャ

    マネージャとして勤務

    はい

    等級

    M1

  5. 次の表に示されているマネージャ詳細に値を入力します。

    フィールド

    名前

    Pat Miller

    タイプ

    HRマネージャ

  6. 「直属の部下の追加」セクションで、次の表に示されているフィールドに値を入力します。

    フィールド

    名前

    • Ashley Richardson

    • Bradley Randall

    • Ward Scott

    提示マネージャ・タイプ

    • ライン・マネージャ

    • ライン・マネージャ

    • ライン・マネージャ

サポート分析の表示

分析により、昇格・昇進に関連するサポート情報が提供されるため、タスクの完了に役立ちます。

  1. 「パフォーマンス」タブを選択して、Kateの最新のパフォーマンス文書を表示します。

  2. 「同僚比較」タブを選択して、Kateのパフォーマンスおよびポテンシャル・スコアを他のレポートのスコアと比較します。

  3. 「コンピテンシ照合」タブを選択して、Kateのコンピテンシを新しいジョブのコンピテンシ要件と比較します。

  4. 「昇格・昇進分析」タブを選択して、Kateの昇格・昇進情報を同様のジョブおよび等級の就業者のものと比較します。

  5. 「アサイメント変更」タブを選択して、Kateのアサイメント履歴を表示し、給与変更を分析します。

  6. 「減員見込み」タブを選択して、昇格・昇進がKateの予測パフォーマンスおよび減員レベルに与える影響を分析します。

  7. 「次」をクリックして報酬詳細を入力します。

報酬詳細の入力
  1. 「Kate Williamsの昇格・昇進: 報酬詳細」ページで、次の表に示されているフィールドに値を入力します。

    フィールド

    新規給与ベース

    年次

    新規給与

    85,000

報酬関連分析の表示
  1. 「給与範囲」タブを選択して、Kateの提示給与が指定された等級範囲内に存在するかどうかを分析します。

  2. 「履歴」タブを選択して、Kateの給与の変化の推移を表示します。

  3. 「変更率」タブを選択して、Kateの給与の変化の推移をパーセントで表示します。

  4. 「支給率」タブを選択して、Kateの支給率の変化と給与の変化の比較の推移を分析します。

  5. 「増加率」タブを選択して、Kateの給与の増加の推移を分析します。

ロール情報の入力
  1. 「Kate Williamsの昇格・昇進: ロール」ページで、「ロールの追加」をクリックします。

  2. 「緊急治療室管理者」ロールを検索して選択します。

  3. 「次」をクリックして選択および入力をレビューします。

  4. 「Kate Williamsの昇格・昇進: レビュー」ページで、「送信」をクリックします。

昇格・昇進に関するソーシャル・ネットワーキング: 説明

「昇格・昇進」ページに「ソーシャル」リンクがある場合は、他のユーザーに昇格・昇進に関して協力を依頼できます。たとえば、マネージャは人事(HR)担当者と会話を開始して、昇格・昇進トランザクションに関する質問をすることができます。会話は、履歴レコードとして昇格・昇進に残ります。

昇格・昇進に関するコラボレーション

  • コラボレーションのヒント: 開始するには、「昇格・昇進」ページで「ソーシャル」をクリックします。「共有」ボタンをクリックするか、コラボレーションが進行中の場合は「参加」をクリックします。

  • 昇格・昇進の名前をクリックしてそのウォールにアクセスし、会話を開始したりメンバーを追加できます。

  • 昇格・昇進に関するコラボレーションが開始された後、社内のすべてのユーザーに会話への参加を依頼できます。たとえば、マネージャはHR担当者に参加依頼できます。

  • 昇格・昇進のウォールで、参加依頼されたすべてのユーザーは、昇格・昇進の基本属性を表示したり、すべてのメンバーが閲覧できる文書やコメントを投稿できます。

  • ヒント: 出席インジケータを使用して、質問に回答できるユーザーを識別します。

異動

次の処理を使用して、同じアサイメント内の個人を異動できます。

処理 仕組み

異動

現在のアサイメントは更新され、雇用関係およびその他のアサイメントはそのまま変更されません。

ローカル異動およびグローバル異動

現在の雇用主を変更しない場合、異動はローカルで同じアサイメント内です。ローカル異動では、現在のアサイメントは更新され、雇用関係およびその他のアサイメントはそのまま変更されません。

現在の雇用主を変更する場合、異動はグローバルで別の雇用主になります。グローバル異動では、現在のアサイメントおよびその他のアサイメントは終了し、現在の雇用関係も終了します。新しい雇用主内に、新しい雇用関係およびプライマリ・アサイメントを作成します。新しいプライマリ・アサイメントには、デフォルトで古いプライマリ・アサイメントからのデータがすべて含まれますが、変更できます。

次の処理を使用すると、同じ雇用主内で個人を異動できます。

処理 仕組み

アサイメントの追加

追加アサイメントが作成され、プライマリ・アサイメントおよびその他のアサイメンはそのまま変更されません。デフォルトでは、追加アサイメントは非プライマリです。

臨時アサイメント

既存のアサイメントは休止され、雇用関係はそのまま変更されません。

同じ雇用関係に新しいプライマリ・アサイメントを作成します。既存のアサイメントのステータスを「休止」からその他の値に変更できます。

臨時アサイメントの終了

臨時アサイメントは終了し、元のアサイメントが回復されます。

雇用関係の作成

追加の雇用関係および関連するアサイメントが作成されます。同じ雇用主内に追加の雇用関係を作成した場合は、別の就業者タイプを選択する必要があります。これは、雇用主に同じ就業者タイプの雇用関係を2つ指定できないためです。

次の処理を使用すると、別の雇用主に個人を異動できます。

処理 仕組み

グローバル異動(HR担当者の場合)

現在のアサイメンおよびその他のアサイメントは終了し、現在の雇用関係も終了します。新しい雇用主内に、新しい雇用関係およびプライマリ・アサイメントを作成します。新しいプライマリ・アサイメントには、デフォルトで古いプライマリ・アサイメントからのデータがすべて含まれますが、変更できます。

この処理は、HR担当者がグローバル異動の一部として個人詳細を管理できるようになるローカル異動およびグローバル異動の処理とは異なります。

雇用主の変更

現在の雇用関係は終了し、新しい雇用主内に新しい雇用関係が作成されます。

新しいプライマリ・アサイメントが作成され、古いプライマリ・アサイメントは終了します。新しいプライマリ・アサイメントには、デフォルトで古いレコードからのデータがすべて含まれますが、変更できます。

ローカル異動およびグローバル異動

現在の雇用主を変更しない場合、異動はローカルで同じアサイメント内です。ローカル異動では、現在のアサイメントは更新され、雇用関係およびその他のアサイメントはそのまま変更されません。

現在の雇用主を変更する場合、異動はグローバルで別の雇用主になります。

グローバル臨時アサイメント

既存のアサイメントは休止され、現在の雇用関係はそのまま変更されません。

新しい雇用主内に、新しい雇用関係およびプライマリ・アサイメントを作成します。既存のアサイメントのステータスを「休止」からその他の値に変更できます。

退職プロセスを使用してグローバル臨時アサイメントを終了します。その結果、グローバル臨時アサイメントは終了し、ソース雇用主のアサイメントが復職日に自動的に回復されます。

グローバル臨時アサイメントの終了

一時アサイメントおよび雇用関係は終了し、元の雇用主でアサイメントが回復されます。

一括雇用主変更(HR担当者の場合)

複数の従業員が異なる雇用主から同じ異動先雇用主に異動されます。

従業員の現在の雇用関係は終了し、異動先雇用主内に新しい雇用関係が作成されます。

新しいプライマリ・アサイメントが作成され、古いプライマリ・アサイメントは終了します。新しいプライマリ・アサイメントには、デフォルトで古いレコードからのデータがすべて含まれますが、変更できます。

雇用関係の作成

追加の雇用関係および関連するアサイメントが作成されます。別の雇用主に追加の雇用関係を作成すると、同時に2つの雇用関係が異なる雇用主に存在します。

異動処理の操作場所

処理を操作できる場所は次のとおりです。

  • ホーム・ページの「クイック処理」の下。

  • 個人スマート・ナビゲーション・ウィンドウが使用できるすべてのページ。

  • (ライン・マネージャの場合)「自分のチーム」または「ディレクトリ」ページでチーム・メンバーを検索し、「雇用の管理」処理を選択して「編集」「更新」をクリックします。

  • (HR担当者の場合)「個人管理」作業領域で個人を検索し、「雇用の管理」処理を選択して「編集」「更新」をクリックします。

直属の部下に対する処理

マネージャを異動すると、新しい雇用主に異動した場合でも、直属の部下は自動的に保持されます。ただし、これは変更できます。異動の一部として、直属の部下を他のマネージャに再割当することができます。新しい部下を追加することもできます。また、他のマネージャ・タイプ(プロジェクト・マネージャやリソース・マネージャなど)の部下を追加および再割当することもできます。

個人の異動

ビデオを見る

ビデオを見る: HR担当者が就業者を異動する方法を学習します。このビデオの内容はテキスト・トピックでも説明しています。

HR担当者として、US Sales West部門で働いているRalph Amberを異動するとします。同じ雇用主内の彼をニューヨークのUS Sales East部門に異動します。

この異動における主な値を更新する手順を見てみましょう。その他のフィールドには、デフォルト値を使用できます。

Ralphおよび異動処理の選択

  1. ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」「個人管理」を選択します。

  2. Ralph Amberを検索し、彼のレコードを選択します。

  3. 左側のペインで、「雇用情報」を選択します。

  4. 「編集」ドロップダウン・ボタンで「更新」を選択します。

  5. 「雇用の更新」ウィンドウで、次の値を入力します。

    フィールド

    有効開始日

    異動が有効になる日付を選択します。

    処理

    異動

    処理事由

    組織変更

  6. 「OK」をクリックして続行します。

ジョブ詳細の更新

  1. 「ジョブ詳細」セクションで、次の値を入力します。

    フィールド

    部門

    US Sales East

    事業所

    New York

  2. 「次」をクリックして、変更内容を確認します。さらに変更が必要な場合は、「戻る」ボタンをクリックします。

変更が完了したら「送信」をクリックします。

異動に関するFAQ

いいえ。すべてのアサイメントにアクセスできる場合のみ、個人を異動できます。

グローバル異動時に、個人は自動的に別の給与に移動されますか。

いいえ、給与管理者はこれを手動で実行する必要があります。

はい、グローバル異動では、先日付の退職日は無視され、新しい雇用関係の開始日の1日前に既存の雇用関係が終了します。

休止されたアサイメントに対してグローバル異動を実行できますか。

はい、グローバル臨時アサイメントのためにアサイメントが休止されていない場合にかぎります。

先日付のグローバル異動またはグローバル臨時アサイメントがある個人に対して「グローバル異動」処理を使用できますか。

いいえ、このような個人はグローバル異動できません。

アクティブなグローバル臨時アサイメントがある雇用関係を終了できますか。

いいえ、まずグローバル臨時アサイメントを終了してから、雇用関係を終了する必要があります。

別の雇用主に異動される個人の雇用関係を取り消すことはできますか。

いいえ、このような雇用関係を取り消すことはできません。

退職

「個人管理」作業領域の「雇用関係の管理」タスクを使用して、就業者または非就業者の雇用関係を終了できます。

雇用関係の終了

雇用関係のすべてのアサイメントを終了する場合、就業者または非就業者の雇用関係を終了します。個々のアサイメントを終了するには、「個人管理」作業領域の「雇用の管理」タスクを選択し、アサイメントを更新して、「処理」リストの「アサイメントの終了」処理を選択します。ただし、個人が1つのアサイメントを持っている場合、そのアサイメントを終了する唯一の方法は、雇用関係全体を終了することです。個人が複数の雇用関係を持っており、それらすべてを終了する場合、プライマリ関係を最後まで残しながら、1つずつ雇用関係を終了する必要があります。

雇用の終了

雇用関係を終了するとどうなるかを次に示します。

  • 雇用関係に関連付けられているすべてのアサイメントは、自動的に終了します。

  • 雇用関係とそれに関連するアサイメントのステータスは、退職日の翌日に「非アクティブ」に変更されます。

  • 雇用主と企業の勤続期間は、両方とも退職日に終了します。個人は、その雇用主の前従業員または前派遣就業者になります。

  • 個人のユーザー・アクセスおよびロールは、デフォルトで退職日後に取り消されます。退職の承認と同時に、より早い時点でユーザー・アクセスを取り消すように選択できます。(つまり、退職日前にユーザー・アクセスを取り消すことができます。)

給与退職

Oracle Payrollを使用している場合、給与管理者に退職を知らせる通知が送信されます。給与管理者は、給与退職を完了するために必要な関連タスクを完了します。

直属の部下

マネージャが退職するとき、その就業者に直属の部下がいる場合、それらの部下は退職マネージャのマネージャに再割当されます。

  • ポジション同期化が使用可能で、マネージャがポジションのマネージャ値に同期化されている場合、すべての直属の部下はそのポジションのマネージャにレポートします。

  • ポジション同期化が使用可能で、マネージャがポジション階層に同期化されている場合、すべての直属の部下は階層内の親ポジションの在職者にレポートします。親ポジションに在職者がいない場合は、アプリケーションによって階層内の1レベル上のポジションに在職者がいるかどうかがチェックされ、在職者が見つかるまで順次チェックされます。親ポジションに複数の在職者がいる場合は、そのポジションの在職期間が最も長い個人が新しいマネージャになります。

「個人管理」作業領域の「雇用関係の管理」タスクを使用して、退職を取り消し、退職前と同じになるように個人の雇用関係を回復できます。

退職の取消

同じ雇用主が従業員を再雇用していない場合(または、派遣就業者の新しい配置を開始していない場合)、いつでも退職を取り消すことができます。この理由は、個人は同時に同じ雇用主との間に複数の従業員関係または派遣就業者関係を持つことができないためです。たとえば、ある従業員が4月15日に退職し、同じ雇用主が5月1日にその従業員を再雇用したものとします。5月15日に退職を取り消そうとしても、従業員が同じ雇用主と同時に2つの雇用関係を持つことになるので、このようなことはできません。

雇用データの復元

退職を取り消す場合:

  • 前に終了したすべての雇用関係およびアサイメントは、退職前のステータスで復元されます。

  • 給与管理者は、退職の取消を通知され、給与退職を取り消すために必要な関連タスクを完了します。

  • 退職でプライマリ雇用関係またはアサイメントの再割当が発生した場合、退職を取り消すと、退職前と同じになるようにそのプライマリ・ステータスが復元されます。

雇用データの検証

退職を取り消すと、退職処理の実行前に個人に割り当てられていたエレメントが復元されます。つまり、退職処理の後に発生した先日付の雇用変更または雇用処理は、復元されません。たとえば、従業員の部門が退職後に終了し、すべての従業員が別の部門に再配置されたとします。退職の取消によって、終了した部門は復元されますが、新しい部門は復元されません。退職の取消後に雇用データの妥当性を手動で検証し、必要な変更を行う必要があります。

ユーザー・アクセスおよびロール

退職を取り消す場合:

  • 退職時に個人に自動的にプロビジョニングされた受取人などのロールは、自動的にプロビジョニング解除されます。

  • 雇用関係の終了時にプロビジョニング解除された、手動および自動でプロビジョニングされたロールは、自動的に個人に復元されます。

  • 個人のユーザー・アカウントが退職時に使用不可になった場合、自動的に再度使用可能になります。

会社都合によるレイオフなど、特定の先日付の退職は、機密となる可能性があり、適切な時期まで非公開にする必要があります。繰延処理日が設定された先日付の退職トランザクションは、すべて機密トランザクションとみなされます。退職は、「個人管理」作業領域の「雇用関係の管理」タスクを使用して入力します。

機密退職

退職を機密として指定するには、繰延処理を使用可能にし、変更を処理する時期を指定する必要があります。退職の処理は、指定した日付に繰り延べられます。トランザクションが承認プロセスに移行する際に、指定した処理日が承認より前に発生する場合、処理は最終承認まで繰り延べられます。いずれにせよ、退職は、トランザクションが処理されてデータベースに適用される時期まで、開始者、承認者および通知受信者を除いて非公開にされます。

機密かつ並列なトランザクション

機密トランザクションは、並列トランザクションの処理方法に影響します。個人に対して承認が待ち状態の並列トランザクションが存在する場合、同じ個人に対してトランザクションを開始することはできません。ただし、並列トランザクションが機密退職の場合、機密トランザクションの存在は公表できないため、同じ個人に対してトランザクションを開始できます。コンカレント・トランザクションが使用可能になると、潜在的なデータ矛盾が発生することがあります。矛盾を自動的に解決できない場合、アプリケーションによって、人事(HR)担当者の職責を持つ個人に処理がルーティングされます。次の例は、いくつかの潜在的なデータ矛盾と、その解決方法の提案を示しています。

例: 異動と退職の並列

ライン・マネージャが就業者の異動を開始したが、同じ個人に対して機密退職が承認待ちであるとします。退職が承認されてデータベースに適用されると、データ矛盾が発生する可能性があります。就業者のHR担当者は、次のデータ矛盾を解決するために必要な変更を手動で適用する必要があります。

  • 異動はまだ承認待ちで、異動の有効日は退職日と同じかそれ以降とします。この場合、アプリケーションによって異動は自動的に否認され、担当者に通知されます。

  • 異動はまだ待ち状態で、異動の有効日は退職日より前とします。担当者は、就業者がすでに退職しているため、異動を取り下げることができるという通知を受信します。異動を取り下げない場合、(異動の適用時に)異動を再入力する必要があるという通知を再度受信します。担当者は、退職によって作成された非アクティブなアサイメントに異動詳細を反映するために、異動を再入力する必要があります。

  • 異動はデータベースに適用され、異動の有効日は退職日と同じかそれ以降とします。機密退職は、異動の開始時点では非表示ですが、異動は退職と矛盾します。担当者は、異動を削除して退職を再入力する必要があるという通知を受信します。退職の開始後に発生したデータ変更のため、退職を再入力する必要があります。

  • 異動はデータベースに適用され、異動の有効日は退職日と同じかそれ以前とします。担当者は、退職を再入力する必要があるという通知を受信します。退職の開始後に発生したデータ変更のため、退職を再入力する必要があります。

ライン・マネージャは、「ディレクトリ」ページおよび「自分のチーム」ページから就業者にアクセスして「退職」処理を選択することで、簡易プロセスを使用して就業者を退職させることができます。人事担当者も、この簡易プロセスを代替方法として使用し、ディレクトリを使用して単純な退職を開始できます。

雇用関係を終了するとどうなるかを次に示します。

  • 雇用関係に関連付けられたアサイメントは自動的に終了し、そのステータスは退職日の翌日に「非アクティブ」に変更されます。

  • 雇用主と企業の勤続期間は、両方とも退職日に終了します。

  • 個人は、その雇用主の前従業員または前派遣就業者になります。

  • 個人のユーザー・アクセスおよびロールは、デフォルトで退職日後に取り消されます。退職の承認と同時に、より早い時点でユーザー・アクセスを取り消すように選択できます。(つまり、退職日前にユーザー・アクセスを取り消すことができます。)

個人の雇用関係を終了するには、「個人管理」作業領域の「雇用関係の管理」タスクを選択します。先日付の機密退職を入力し、指定期間中はその退職を非表示にする場合、次の2つのオプションのうちのいずれかを使用します。

  • 退職表示

  • 繰延処理

退職表示

退職を送信する前に、退職表示オプションを使用して退職を非表示にできます。このオプションは、退職従業員の個人スポットライトに退職を表示するかどうかを制御します。また、このオプションを使用して、退職日後の指定期間中、退職を非表示にできます。この期間中、退職は、退職した個人のレコードにアクセスできるユーザーのみに表示されます。

繰延処理

退職の送信の一部として、退職トランザクションの処理を繰り延べることができます。繰延処理オプションは、通常、先日付の有効日を持つ退職を非表示にする場合に便利です。たとえば、会社都合による先日付の退職を入力するとします。退職を送信したいのですが、退職する個人はその個人に退職を公開する機能にアクセスできるため、退職日まで処理を繰り延べします。繰延処理オプションを使用して、退職日まで退職の処理を延期します。これにより、退職は、トランザクションが処理される時期まで、開始者、承認者および通知受信者を除いて非公開にされます。

雇用関係の終了

ビデオを見る

ビデオを見る: このチュートリアルでは、雇用関係の終了方法を示します。このビデオの内容はテキスト・トピックでも説明しています。

この例は、個人が複数のアサイメント、直属の部下、および先日付の異動処理を持つ場合に雇用関係を終了する方法を示しています。この例は、特定のポリシー選択に応じた雇用データへの退職の影響も示しています。

シナリオ

Samantha GreenとJohn Smithは、健康管理会社のCook County Healthcareに雇用されています。Samanthaは、主にArcher病院で看護師として勤務しながら、Butler病院でボランティア看護師として勤務しています。Johnは、Kent病院で放射線科医として勤務しています。Johnは企業の決定により退職しますが、Samanthaは自己都合で退職します。

雇用および退職詳細

SamanthaとJohnは次の雇用関係を持っています。

個人 雇用関係 就業者タイプ アサイメント 先日付異動処理 直属のラインの部下の存在 他の部下の存在

Samantha Green

Archer Hospital

従業員

看護師

いいえ

はい

はい

Samantha Green

Butler Hospital

非就業者

ボランティア看護師

いいえ

いいえ

いいえ

John Smith

Kent Hospital

派遣就業者

放射線科医

はい

いいえ

いいえ

次の表で、これらの雇用関係の終了時に準拠する必要のあるポリシーの決定について説明します。

退職詳細 Samantha Green John Smith

退職を公開できますか。

はい

いいえ。他の会社都合による退職を入力する必要があるため、個人スポットライトへの退職の表示を1週間延期します。

ユーザー・アクセスを取り消す必要があるのはいつですか。

退職日後

退職日まで待機せず、退職の承認および保存の直後

個人の再雇用推薦を行いますか。

はい

いいえ

退職後に支払処理は必要ですか。

Butler病院では不要(これは非就業者関係であり、この関係の支払は給与と無関係であるため)

はい

直属のラインおよび他の部下タイプを再割当する必要があるのはいつですか。

退職トランザクション時に、看護師のアサイメントの直属のラインの部下が再割当される必要があります。他の部下タイプは、退職有効日の前に「直属の部下の管理」タスクから再割当される必要があります。

該当なし

分析

これらの雇用関係を終了する前に、次のことを実行する必要があります。

  • 「マネージャの変更」ページを使用して、Samantha Greenの直属の部下を別のマネージャに再割当します。

  • John Smithの先日付のグローバル異動を削除し、異動に対して作成される新しい雇用関係を取り消します。

個人に他の非プライマリ雇用関係が存在する場合、プライマリ雇用関係を終了することはできません。そのため、最初にSamanthaのButler病院との非就業者関係を終了します。

実行される退職

Samantha Greenの2つの雇用関係を終了する場合:

  • 関連付けられたアサイメントは終了し、そのステータスは退職日の翌日に「非アクティブ」に変更されます。

  • ロールおよびユーザー・アカウントは、退職日後に取り消されます。

  • 雇用主のArcher病院とButler病院および企業のCook County Healthcareにおける勤続期間は、退職日に終了します。彼女は、雇用主Archer病院の前従業員に、Butler病院の前非就業者になります。

  • Archer病院の雇用関係終了の通知が給与管理者に自動的に送信され、給与管理者は給与を終了するタスクを完了します。

  • 退職トランザクション時に、看護師のアサイメントの直属のラインの部下が再割当される必要があります。他の部下タイプは、退職有効日の前に「直属の部下の管理」タスクから再割当される必要があります。

  • 他の部下タイプは、「直属の部下の管理」タスクを使用して、他のマネージャに再割当されます。

John Smithの雇用関係を終了する場合:

  • 雇用関係およびアサイメントは終了します。これらのオブジェクトのステータスは、退職日の翌日に「非アクティブ」に変更されます。

  • ロールおよびユーザー・アカウントは、退職の承認と同時に、退職日前に取り消されます。

  • 雇用主のKent病院および企業のCook County Healthcareにおける勤続期間は、退職日に終了します。彼は、雇用主の元派遣就業者になります。

  • 退職の通知が給与管理者に自動的に送信され、給与管理者は給与を終了するタスクを完了します。

退職したマネージャの直属の部下が再割当されると、すべての直属の部下のライン・マネージャ値が更新されます(アクティブ・アサイメントおよび休止アサイメントを含む)。このトピックでは、HCMポジション階層を使用した同期化を使用可能にした場合に、退職時にライン・マネージャ値を同期化する方法を説明します。

ライン・マネージャの同期方法

直属の部下が存在するマネージャが退職するとき、「雇用の管理」ページの直属の部下の再割当セクションには、直属のラインの部下が読取り専用モードで表示されます。直属の部下のライン・マネージャは、次の条件に基づいて同期化されます。

  • ポジションに複数の在職者が存在する場合は、他の在職者が新規マネージャになります。

  • ポジションに他の在職者が存在しない場合は、親ポジションの在職者が新規マネージャになります。親ポジションにも在職者が存在しない場合は、在職者が検出されるまで、階層内を1レベルずつ上昇して在職者がチェックされます。

  • 親ポジションに複数の在職者が存在する場合は、在職期間が最も長い在職者が新規マネージャになります。

  • 親ポジションが存在しない場合、または階層内のすべての親ポジションに在職者が存在しない場合は、直属の部下を他のマネージャに手動で再割当できます。

退職に関するFAQ

退職通知日とは、退職の開始者が他のパーティに退職を通知する日付です。たとえば、就業者が雇用主に辞職を通知したり、雇用主が就業者に会社都合による退職(レイオフなど)を通知します。退職日は就業者の雇用最終日です。これは、通知日に、アサイメントから導出された通知期間を加えた日付にデフォルト設定されます。このデフォルトは、退職の入力時に上書きできます。退職は、「個人管理」作業領域の「雇用関係の管理」タスクを使用して入力します。

はい。先日付の変更がグローバル臨時アサイメントに関連しない場合は終了できます。グローバル臨時アサイメントに関連する先日付の変更が存在する場合は、現在の雇用関係を終了する前に、それらを手動で削除して新しい雇用関係を取り消す必要があります。雇用関係を終了すると、先日付の変更はすべて失われます。雇用関係を終了するには、「個人管理」作業領域の「雇用関係の管理」タスクを使用します。

ただし、就業者およびライン・マネージャが開始した退職について、先日付の変更が存在する場合は雇用関係を終了できません。

グローバル臨時アサイメントの作成元となるソース雇用関係を終了できますか。

いいえ。まずグローバル臨時アサイメントを終了してから、ソース雇用関係を終了する必要があります。

グローバル臨時アサイメントがある雇用関係を終了する際に、一部の退職処理および事由が表示されないのはなぜですか。

このような雇用関係を終了する場合、グローバル臨時アサイメントの終了に関連する処理しか使用できないため、表示されません。

ライン・マネージャは、「自分のチーム」ページから直属の部下にアクセスし、「マネージャの変更」処理を使用して部下を再割当できます。

個人の退職の結果発生するすべての矛盾シナリオを自動的に識別して解決することは不可能です。データに必要な変更を手動で行う必要があります。たとえば、退職した個人に割り当てられているチェックリスト・タスクを手動で再割当したり、個人に予定されているトレーニングを取り消す必要があります。

その個人は、その雇用関係のアサイメントに対してのみ自動的にプロビジョニングされたロールを喪失します。

次のロールは保持されます。

  • 手動でプロビジョニングされたロール

  • 他のアクティブな雇用関係で自動的に取得したロール

退職時にロールがある場合、ユーザー・アカウントはアクティブなままになります。それ以外の場合は自動的に休止されます。

退職に対して入力する再雇用推薦は情報提供のみを目的としており、個人を再雇用するかどうかは自動的に決定されません。再雇用推薦は、「自分のチーム」作業領域で、または(HR担当者のみ)「個人管理」作業領域の「雇用関係の管理」タスクを使用して、退職を実行するときに入力できます。

直属の部下の管理

既存の直属のラインの部下および他の部下タイプ(プロジェクトの部下、リソースの部下、メンタリング対象者など)を同じ有効日の時点で再割当できます。「個人管理」または「自分のチーム」作業領域で使用可能な「直属の部下の管理」タスクを使用して、直属の部下を再割当します。直属の部下を再割当すると、部下ごとにアサイメント・レベルで変更が発生します。

直属の部下の追加と再割当

次のトランザクションの実行時に、マネージャの直属の部下を追加および再割当できます。

  • 事業所の変更

  • マネージャの変更

  • 雇用関係の作成

  • 採用

  • 昇格・昇進

  • 異動

  • 退職

すべての直属の部下または選択した直属の部下を再割当および追加できます。すべての部下に同じ新規マネージャを選択するか、部下ごとに異なる新規マネージャを選択できます。

たとえば、John Smithが別の部門に異動したため、彼の直属の部下を再割当する必要があるとします。Johnには、4人の直属のラインの部下および2人のメンタリング対象者がいます。彼らを新しいライン・マネージャおよび指導者に再割当します。

次のように再割当します。

  • 部下のうち3人は、同じ新規ライン・マネージャに再割当します。

  • 4人目の部下は、異なるライン・マネージャに再割当します。

  • 2人のメンタリング対象者は別の指導者に再割当します。

Johnの既存の部下のうち何人かは、引き続き新しい部門で彼に直属する可能性があります。直属の部下の大部分が同じ新規マネージャに再割当される場合、そのマネージャをすべての部下に対するデフォルトの提示マネージャとして選択し、後で選択した直属の部下を異なるマネージャに再割当できます。

部下を再割当する場合、マネージャ・タイプは変更できません。たとえば、直属の部下が現在のマネージャのラインの部下である場合、他のタイプ(プロジェクトの部下やメンタリング対象者など)ではなく、ラインの部下としてのみ新規マネージャに直属の部下を再割当することができます。

「直属の部下の管理」タスクを使用して、異なる有効日に部下を再割当します。たとえば、John Smithの異動日が2016年10月1日で、2016年9月15日に彼の直属の部下を再割当するとします。「直属の部下の管理」ページで、有効日を2016年9月15日に設定して彼の直属の部下を再割当します。

親トランザクションが承認されると、新しく追加された直属の部下が承認されます。

ポジション同期化を使用し、HCMポジション階層を使用してライン・マネージャを同期化する場合は、すべての直属の部下に対してライン・マネージャが自動的に変更されます。再割当時に、親ポジションの在職者が直属の部下の新規マネージャとして割り当てられます。親ポジションに在職者がいない場合は、アプリケーションによって階層内の1レベル上がチェックされ、在職者が見つかるまで順次チェックされます。

注意: 「直属の部下の管理」タスクでは、再割当プロセス中にマネージャに新しいロールは割り当てられません。「設定および保守」作業領域で「ロール・プロビジョニング・ルールの管理」または「HCMロール・プロビジョニング・ルールの管理」タスクを使用して、ロールの割当を管理します。再割当プロセスの前に部下を持っていなかった個人には、マネージャ・ロールを割り当てる必要があります。

職責範囲

マネージャのロールに関連付けられた職責範囲は、「直属の部下の管理」タスクによって影響を受けません。たとえば、ライン・マネージャがHR担当者としての職責範囲も持っている場合、HRの部下をこのタスクから管理することはできません。

辞職または退職する就業者が、直属の部下および他の部下タイプ(プロジェクトの部下、リソースの部下など)がいるライン・マネージャの場合、辞職要求を承認したり雇用関係を終了する前に、すべての部下を新しいマネージャに再割当する必要があります。直属の部下を再割当すると、部下ごとにアサイメント・レベルで変更が発生します。ただし、退職、退職の訂正および辞職トランザクション内で、再割当できる部下のタイプは直属のラインの部下のみです。他のタイプの部下を再割当するには、「直属の部下の管理」タスクを使用します。

直属の部下の再割当

辞職または退職プロセス中に、新しいマネージャにすべてまたは選択した直属のラインの部下を再割当できます。すべての直属のラインの部下に同じ新規マネージャを選択するか、部下ごとに異なる新規マネージャを選択できます。辞職または退職する就業者が複数のアサイメントを持つマネージャの場合、再割当される直属のラインの部下とともに各アサイメントが個別にリストされます。

退職有効日の前に、「直属の部下の管理」タスクを使用して、他の部下タイプ(プロジェクトの部下、リソースの部下、メンタリング対象者など)を再割当する必要があります。

注意: 「ラインの部下の再割当」領域が表示されるのは、就業者にラインの部下がいる場合のみです。

たとえば、John Smithが辞職願を提出したか、または退職することになり、彼の直属の部下を再割当する必要があるとします。Johnには4人の直属のラインの部下がおり、彼らを新しいライン・マネージャに再割当します。

次のように再割当します。

  • 部下のうち3人は、同じ新規ライン・マネージャに再割当します。

  • 4人目の部下は、異なるライン・マネージャに再割当します。

直属のラインの部下の大部分が同じ新規マネージャに再割当される場合、そのマネージャをすべての部下に対するデフォルトの提示マネージャとして選択し、後で選択した直属のラインの部下を異なるマネージャに再割当できます。

直属のラインの部下を再割当する場合、マネージャ・タイプは変更できません。たとえば、直属の部下が現在のマネージャのラインの部下である場合、他のタイプ(プロジェクトの部下やメンタリング対象者など)ではなく、ラインの部下としてのみ新規マネージャに直属の部下を再割当することができます。

現在の日付ではなく退職日時点での、辞職または退職する就業者の直属のラインの部下が表示されます。デフォルトでは、再割当の有効日は就業者の退職日に1日加えた日です。

マネージャに対してグローバル異動または臨時アサイメントを作成するとき、マネージャのプライマリ・アサイメントの直属の部下を追加および再割当できます。グローバル異動が有効になる前に、「直属の部下の管理」ページを使用して、セカンダリ・アサイメントの直属の部下を再割当します。セカンダリ・アサイメントの直属の部下は、セカンダリ・アサイメントの作成時に追加できます。直属の部下を追加または再割当すると、部下ごとにアサイメント・レベルで変更が発生します。

すべての直属の部下に同じ新規マネージャを選択するか、部下ごとに異なる新規マネージャを選択できます。グローバル異動または臨時アサイメント時に再割当する部下を選択するとき、新しいアサイメントの異動マネージャに引き続きレポートする直属の部下を選択解除します。直属の部下を選択し、新規マネージャを選択しない場合、部下は非アクティブのアサイメントの現在のマネージャに引き続きレポートします。

このトピックでは、「個人管理」作業領域を使用して、グローバル異動時に直属の部下を再割当する複数のシナリオを示します。

異動マネージャへの直属の部下の再割当

異動マネージャに直属の部下を再割当するとき、新しいアサイメントの同じマネージャに引き続きレポートする部下はすべて選択解除する必要があります。「グローバル異動: 雇用情報」ページの「ラインの部下の再割当」セクションを使用して、直属の部下を再割当します。

異動マネージャのマネージャへの直属の部下の再割当

異動マネージャのマネージャに直属の部下を再割当するとき、次のいずれかの方法を使用できます。

  • 「退職に対する承認待ちの再割当および無効な上長アサイメントの訂正」プロセスをスケジュールして、直属のラインの部下を自動的に再割当します。異動の翌日付けで、異動マネージャのマネージャにすべての直属の部下が再割当されます。または、

  • グローバル異動トランザクション中に、異動マネージャのマネージャにラインの部下を手動で再割当します。

異なる日付における異動マネージャ、他のマネージャ、およびマネージャのマネージャへの直属の部下の再割当

直属の部下の再割当時:

プライマリ・アサイメント:

  • 「直属の部下の管理」ページを使用して、就業者を異動する前に直属の部下を再割当します。

  • 異動マネージャに引き続きレポートする直属の部下は選択解除します。

  • 残りの直属の部下を、同じまたは異なる新規マネージャに再割当します。

  • 「マネージャの変更」ページを使用して、特定の日付で直属の部下を再割当します。

セカンダリ・アサイメント:

  • 「直属の部下の管理」ページを使用して、新規マネージャに直属の部下を再割当します。

  • 「退職に対する承認待ちの再割当および無効な上長アサイメントの訂正」プロセスをスケジュールして、残りの直属の部下をマネージャのマネージャに自動的に再割当します。異動の翌日付けで、直属の部下が再割当されます。

  • 「マネージャの変更」ページを使用して、特定の日付で直属の部下を再割当します。

マネージャ・アサイメントが非アクティブになった場合は、直属の部下を再割当する必要があります。マネージャに承認待ちの通知がある場合は、その通知も再割当する必要があります。非アクティブなアサイメントは、次の結果として生じる場合があります。

  • アサイメントまたは勤務条件の終了

  • 従業員の退職

  • グローバル異動の実行

承認待ちおよび無効な上長アサイメント

退職したマネージャに直属の部下がいる場合は、それらの無効な上長アサイメントを訂正する必要があります。退職した就業者またはマネージャには、再割当が必要な承認待ちの通知(昇格・昇進や新規採用の承認など)が存在する場合もあります。

承認待ちおよび直属の部下の再割当

「退職に対する承認待ちの再割当および無効な上長アサイメントの訂正」プロセスを実行して、退職またはグローバルに異動したマネージャの直属の部下および承認待ちの通知を再割当します。プロセスは、手動で実行するか、一定の間隔で自動的に実行するように「スケジュール済プロセス」作業領域でスケジュールできます。未割当の就業者が発生しないように、このプロセスを毎日実行するようにスケジュールすることをお薦めします。

このプロセスによって、退職したマネージャの直属の部下がその個人のライン・マネージャに再割当されます。同様に、承認待ちの通知がライン・マネージャに割り当てられます。

待ち状態の通知は、プロセスの実行時に再割当することも、このステップをスキップすることもできます。待ち状態の通知の再割当を選択した場合は、承認待ちを再割当する際に考慮する日数を指定する必要があります。たとえば、30日と指定すると、過去30日に退職した就業者またはマネージャの承認待ちが再割当されます。

直属の部下の管理に関するFAQ

「マネージャの変更」機能では、すべてのタイプのマネージャを変更できますが、一度に1人の就業者のみが対象です。「直属の部下の管理」機能では、単一のプロセスでマネージャのすべてのラインの部下を新規マネージャに再割当できます。

いいえ。再割当できるのは、マネージャの直属の部下のみです。

一括更新の管理

一括更新を使用すると、単一の要求で複数の雇用関連レコードを更新できます。たとえば、会社の組織変更の一環として部門内のすべての就業者をまとめて異動できます。一括更新は、「一括更新」作業領域で管理します。

一括アサイメント変更

一括アサイメント変更を作成して、複数の就業者アサイメントを一度に更新します。処理によってアサイメント変更のタイプが分類されます。一括アサイメント変更では、「アサイメント変更」、「異動」、「昇格・昇進」などの雇用関連処理のリストから選択できます。

スプレッドシートを使用した一括アサイメント変更

非常に多くの行が存在し、スプレッドシート形式の方が簡単に変更ができる場合、「検証」ページからスプレッドシートにデータをダウンロードできます。これを行う前に、次のことを実行する必要があります。

  • デスクトップ・クライアントのOracle ADF 11g Desktop Integrationをインストールします。

  • Microsoft Excelの「セキュリティ センター」の設定で「VBAプロジェクト オブジェクト モデルへのアクセスを信頼する」を使用可能にします。

スプレッドシートを使用して、次のことを実行できます。

  • オフラインでの変更

  • データのチェックイン

  • スプレッドシート内からの変更の検証

パーソナライズを使用して、「変更」ページで他の属性を追加できますが、それらの属性は、データをスプレッドシートにダウンロードするときには非表示になります。スプレッドシートの非表示属性を表示するには、Microsoft Excelの「再表示」機能を使用します。改訂に対応するためにスプレッドシートのデータは複数回チェックインして検証できます。最終チェックインの後、(アプリケーションの)一括アサイメント変更の「レビュー」ページにナビゲートし、変更を送信する必要があります。

注意: 一括更新トランザクションでは、「検証」ページへのナビゲート時に自動的に保存が行われます。現在の変更は、以前の一括更新を上書きし、現在のトランザクションを取り消しても復元することはできません。

先日付の変更のあるアサイメント

先日付の変更のあるアサイメントを一括更新に含めることや、除外することができます。先日付の変更のあるアサイメントを含める場合、変更の有効日が一括更新日より後のレコードを手動で調整して、矛盾を解決する必要があります。一括アサイメント変更と同じ日付に変更が存在するアサイメントでは、一括更新が最終変更として適用され、前のアサイメント変更は保持されます。

一括更新ステータスは、一括更新プロセスでどの処理が完了済で、どの処理が未完了であるかを示します。一括更新ステータスは、「一括更新」作業領域で参照できます。

次の表に、一括更新ステータスとその意味をまとめます。

ステータス 意味

開始済

一括更新を作成すると、ステータスは自動的に「開始済」に設定されます。

ユーザー検証待ち

一括更新の変更が検証を待機しています。

ユーザー検証待ち - エクスポート済

一括更新の行がスプレッドシートにエクスポートされました。

ユーザー検証待ち - インポート済

チェックインされたスプレッドシートの変更が検証を待機しています。

完了

一括更新は完了しました。

この例は、一括更新を使用して一度に複数のアサイメントを更新する方法を示しています。会社の組織変更の一環として、アプリケーション・サポート・ビジネス・ユニットのすべての就業者をグローバル・サポート・ビジネス・ユニットに異動する必要があります。異動には、部門および就業事業所の変更が含まれます。

次の表に、このシナリオにおける主な検討事項の概要を示します。

検討する決定事項 この例の場合

先日付の変更のあるアサイメントを含めますか。

いいえ。これらのアサイメントは、個別に異動するため、この一括更新には含めません。

部門と事業所の変更はすべての就業者に適用されますか。

いいえ。事業所の変更は、在宅勤務の個人には適用されません。

一括異動の作成

  1. 「一括更新の管理」ページで、「作成」をクリックして「一括アサイメント変更の作成: 基本詳細」ページを開きます。

  2. 次の表のように、各フィールドに値を入力します。

    フィールド

    名前

    Reorganization September 2011

    処理

    異動

    先日付の変更のあるアサイメント

    エラーの表示およびアサイメントの除外

  3. 「次」をクリックします。

就業者の選択

  1. 「一括アサイメント変更の作成: 就業者」ページで、「選択および追加」をクリックして「選択および追加: 個人」ページを開きます。

  2. 「拡張」をクリックして「拡張検索」ページを開きます。

  3. アプリケーション・サポート部門を選択し、「検索」をクリックします。

  4. 検索結果のすべての行を選択します。

  5. 「OK」をクリックすると、「選択済の個人」リージョンに検索結果が表示されます。

  6. 「次」をクリックします。

変更の入力

  1. 「一括アサイメント変更の作成: 変更」ページで、次の表に示されているフィールドに値を入力します。

    フィールド

    ビジネス・ユニット

    Global Support

    部門

    Global Applications Support

    建物

    New Pleasanton Campus

  2. 「次」をクリックします。

変更の検証

  1. 「一括アサイメント変更の作成: 検証」ページの「提示変更」列で、在宅勤務の個人の「建物」の値であるNew Pleasanton Campusを削除します。

  2. 「変更の検証」をクリックし、エラーと警告をレビューします。

  3. 「次」をクリックします。

  4. 「一括アサイメント変更の作成: レビュー」ページで、現行値と提示値をレビューします。

  5. 「送信」をクリックします。

一括雇用主変更を実行すると、複数の異なる雇用主に属する複数の就業者を同じ異動先雇用主に異動できます。たとえば、会社の組織変更の一環として部門内のすべての就業者をまとめて異動できます。一括雇用主変更を実行するには、「一括更新」作業領域を使用します。

次の場合は、一括雇用主変更を実行できません。

  • 従業員に対する将来の日付のグローバル異動またはグローバル臨時アサイメント変更が存在します。

  • 従業員に対するアサイメント変更を伴う承認待ちトランザクションが存在します。

  • 従業員の雇用関係開始日が一括雇用主変更の有効日と同じです。

給与変更

次のことが該当する場合は、以前の雇用関係のプライマリ・アサイメントの給与をコピーできます。

  • 異動に関係する雇用主が同じ国別仕様データ・グループを使用しています。

  • 就業者の給与ベース・タイプがユーザー入力の給与額です。

就業者の選択

「一括雇用主変更」プロセスでは、特定の検索基準を満たす検索結果に一度に500件のレコードが表示されます。すべてのレコードを追加するには、「一括雇用主変更の作成: 就業者」ページでレコードを都度保存し、全就業者の追加が終了するまで繰り返す必要があります。

注意: 「一括雇用主変更」プロセスでは、異動先雇用主との間にすでに雇用関係が存在する従業者は追加されません。

一括雇用主変更ステータスは、「一括雇用主変更」プロセスのどの処理が完了し、どの処理がまだ完了していないかを示します。一括雇用主変更のステータスは、「一括更新」作業領域で参照できます。

次の表に、一括雇用主変更ステータスとその意味をまとめます。

ステータス 意味

一括更新適用プロセス待機中

一括雇用主変更の適用中です。

完了

一括雇用主変更プロセスは完了しました。

エラーありで完了

一括雇用主変更プロセスは完了しましたが、エラーが発生しました。

警告ありで完了

一括雇用主変更プロセスは完了しましたが、警告が発生しました。

開始済

一括雇用主変更を作成すると、ステータスは自動的に「開始済」に設定されます。

この例は、「一括雇用主変更」プロセスを使用して、ある雇用主に属する就業者を別の雇用主に一括で異動する方法を示しています。会社の組織変更の一環として、Technology Support Business Unitのすべての就業者をGlobal Operations Business Unitに異動する必要があります。

次の表に、このシナリオにおける主な検討事項の概要を示します。

検討する決定事項 この例の場合

先日付の変更のあるアサイメントを含めますか。

いいえ。これらのアサイメントは、個別に異動するため、この一括グローバル異動には含めません。

部門と事業所の変更はすべての就業者に適用されますか。

いいえ。事業所の変更は、在宅勤務の個人には適用されません。

一括雇用主変更の作成

  1. 「ナビゲータ」「一括更新」の順にクリックして、「一括更新の管理」ページを開きます。

  2. このページで、「タスク」パネル・ドロワー、「一括雇用主変更の作成」の順にクリックして、「一括雇用主変更の作成: 基本詳細」ページを開きます。

  3. 次の表に示すフィールドに値を入力します。

    フィールド

    名前

    Reorganization December 2017

    有効日

    雇用主の変更日

    処理事由

    グローバル異動

    異動先雇用主

    Global Operations Business Unit

    先日付退職の除外

    いいえ

就業者の選択

  1. 「一括雇用主変更の作成: 就業者」ページで、「選択して追加」をクリックして「選択して追加: 個人」ダイアログ・ボックスを開きます。

  2. 雇用主としてTechnology Support Business Unitを選択し、「検索」をクリックします。

  3. 検索結果の1行目を選択し、[Ctrl]を押しながら[A]を押して、すべての行を選択します。

  4. 「OK」をクリックすると、「選択済の個人」リージョンに検索結果が表示されます。

  5. 「次」をクリックします。

変更の入力

  1. 「一括雇用主変更の作成: 変更」ページで、次の表に示されているフィールドに値を入力します。

    フィールド

    給与のコピー

    はい

    建物

    New Pleasanton Campus

  2. 「次」をクリックします。

変更のレビュー

  1. 「一括雇用主変更の作成: レビュー」ページで、現行値と提示値をレビューします。

  2. 「送信」「OK」の順にクリックします。

一括更新の管理に関するFAQ

いいえ。ただし、後で使用するために一括更新を保存して、送信前にいつでもその一括更新を編集または削除できます。一括更新は、「一括更新」作業領域で管理できます。

「一括アサイメント変更の作成」ページの「ジョブ詳細」セクションで就業者またはアサイメント・カテゴリを選択すると、各フィールドの横にタグが表示されます。これらのタグによって、選択したカテゴリに関連付けられた国別仕様が指定され、次の意味があります。

  • +のプリフィクス付きタグ: 選択したカテゴリは、+プリフィクス付きの国別仕様にのみ適用されることを示します。たとえば、+FR,+IE,+NZのタグは、選択したカテゴリがフランス、アイルランドおよびニュージーランドにのみ適用されることを示します。

  • -のプリフィクス付きタグ: 選択したカテゴリは、-プリフィクス付きの国別仕様を除くすべての国別仕様に適用されることを示します。たとえば、-FR,-IE,-BRのタグは、選択したカテゴリがフランス、アイルランドおよびブラジルを除くすべての国別仕様に適用されることを示します。

  • +および-のプリフィクス付きタグ: +および-のプリフィクスの組合せがタグに含まれる場合は、最初のプリフィクスが考慮され、残りのプリフィクスは無視されます。たとえば、+FR,-IE,-BRは、選択したカテゴリがフランス、アイルランドおよびブラジルにのみ適用されることを示します。

補足バッチは、一括雇用主変更の過程で追加した就業者に関する警告またはエラーを修正した後で作成できます。警告またはエラーの件数が「一括更新の管理」ページに表示されます。件数リンクをクリックすると表示される「エラーおよび警告」ダイアログ・ボックスからバッチを作成できます。補足バッチを使用すると、警告またはエラーが原因で異動されなかった就業者を対象として一括雇用主変更プロセスを再送信できます。また、補足バッチの作成時に新しい就業者を追加することもできます。