9目標プラン
この章の内容は次のとおりです。
目標プラン: 説明
目標プランとは、共通の特性によってグループ化したパフォーマンス目標の集合です。たとえば、指定された時間枠や、プランに取り組む必要がある特定の部門などです。ロールに割り当てられているセキュリティ権限に応じて、目標プランを作成できます。目標プランを作成するには、「目標」作業領域の「タスク」タブの「関連リンク」パネルにある「目標プランの管理」タスクを使用します。目標プラン期間内に就業者に目標を追加または割当できるように、各就業者を目標プランに割り当てる必要があります。「目標管理」ページに表示される「目標プラン」リストには、目標プランがアルファベット順の名前でソートされます。
2つのタイプの目標プランを使用できます。
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就業者プラン: このタイプを使用して、特定の期間について目標を個人に割り当てます。
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組織プラン: 各部門の組織所有者が目標をプランに関連付け、そのような目標を組織に割当および公開できるように、このタイプを使用して、プランを部門に割り当てます。
目標プランを作成した後に、その目標プランを削除することはできません。ただし、既存の目標プランのステータスを非アクティブに変更できます。非アクティブの目標プランは使用できず、アプリケーションの各ページには表示されません。「目標プランの管理」タスクを使用して、既存の目標プランを検索し、目標プランを編集してそのステータスをアクティブまたは非アクティブに変更します。「目標プランの管理」ページは、「目標」作業領域の「タスク」タブにある「関連リンク」パネルで開くことができます。
就業者目標プラン: 説明
就業者目標プランとは、共通の特性によってグループ化したパフォーマンス目標の集合です。たとえば、指定された時間枠や、プランに取り組む必要がある特定の部門などです。就業者目標プランを作成するには、「目標」作業領域の「自分の目標」ページにある「タスク」タブの「関連リンク」パネルで、「目標プランの管理」タスクを使用します。
就業者目標プランを使用すると、次のことができます。
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特定範囲の就業者およびレビュー期間内の期間について目標を追跡するために、レビュー期間を関連付け、目標をグループ化します。
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目標プラン・レベルで目標の加重を使用可能にし、目標プランに追加された目標に対して相対加重を追加します。
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選択した文書タイプを使用するパフォーマンス文書で、目標プランから目標を移入するための文書タイプを選択します。
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目標プランに目標を追加します。
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特定範囲の就業者に目標を割り当てます。
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既存の目標プランに目標を関連付けます。
目標のグループ化と特定の期間についての追跡
目標プランを作成して次のことを行います。
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パフォーマンス文書にもリンクされているレビュー期間への目標プランの関連付け
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個人のグループの目標の組込み
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目標プランの期間中の就業者パフォーマンスの追跡
就業者は、就業者目標プランを使用して、個人目標をソートして追跡できます。その結果として、就業者には目標プラン期間に適切な目標が確保されます。
目標の相対加重の追加
目標プランを作成する際に、プランに対して目標加重を入力できるようにするオプションを選択できます。さらに、目標プラン内のすべての目標加重の合計が確実に100%になるようにするオプションを選択できます。目標プランに含まれている各目標には、加重を割当できます。マネージャおよび就業者は、後で目標プランの目標ごとに加重を変更できます。目標加重は、目標プラン内の各目標の相対的な重要度を示します。他のOracle Fusion Applications製品が、それぞれのプロセスでこれらの加重を消費することがあります。たとえば、インセンティブ報酬プランでこれらの加重および目標の目的に対する就業者の実際の成果を使用して、就業者のインセンティブ支払を計算できます。
パフォーマンス文書への目標プランの組込み
目標プランを作成する際に、選択した文書タイプを使用するパフォーマンス文書で、目標プランから目標を移入するための文書タイプを選択できます。
特定の就業者群への目標の割当
就業者目標プランを作成する際に、個人または1人以上のマネージャの階層構造に固有の目標を割り当てることができます。また、必須の適格プロファイルおよび必須でない少なくとも1つの適格プロファイル(追加された場合)の基準のすべてを満たす個人に目標を割り当てるように、適格プロファイルを選択できます。
目標プランの作成後は、ユーザー・ロールで許可されているかぎり、目標プランがアクティブになっている期間中いつでも目標プランに目標を追加できます。目標の一括割当機能を使用すると、アプリケーションによって、割り当てられた目標が、選択された就業者プランに、または開始日と終了日の間に目標の次の日付が含まれる就業者プランに関連付けされます。
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開始日
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ターゲット完了日
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実績完了日
就業者およびマネージャは、目標が割り当てられた後で、特定の事情に対応するように目標を編集できます。
既存の目標プランへの目標の関連付け
HR担当者は、目標を目標プランにいつでも追加できます。マネージャおよび就業者は、目標プランへの目標の追加を許可されている場合、既存の目標プランに目標を追加できます。追加する目標には、開始日、ターゲット完了日または実績完了日が存在する必要があり、これらの日付は目標プランの開始日と終了日の間(開始日と終了日を含む)にある必要があります。現在の目標プランより後の期間にわたって引き続き就業者に目標の達成に向けた努力をしてもらう場合は、目標を別の目標プランに拡張できます。拡張後、目標はソース目標プランとターゲット目標プランのどちらにも関連付けられています。それ以降にソース目標プラン内の目標に行われた変更は、ターゲット目標プランにも引き継がれます。
組織目標プラン: 説明
組織目標プランとは、共通の特性によってグループ化した組織目標の集合です。たとえば、指定された時間枠や、プランに取り組む必要がある特定の部門などです。組織目標プランを作成するには、「目標」作業領域の「タスク」タブの「関連リンク」パネルにある「目標プランの管理」タスクを使用します。
組織目標プランを使用すると、次のことができます。
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組織およびレビュー期間内の期間に対して、後で追加される組織目標を追跡するために、レビュー期間をプランに関連付けます。
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目標プラン・レベルで目標の加重を使用可能にし、目標プランに後で追加される組織目標に対して相対加重を追加します。
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組織目標プランを部門に割り当てます。
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既存の組織目標プランに組織目標を関連付けます。
目標のグループ化と特定の期間についての追跡
組織の目標を追跡するために、レビュー期間を組織目標プランに関連付けます。目標プランの期間は、関連付けられたレビュー期間内である必要があります。組織所有者は、組織目標プランを使用して、組織目標をソートして追跡できます。「目標管理」ページに表示される「目標プラン」リストには、目標プランがアルファベット順の名前でソートされます。
目標の相対加重の追加
目標プランを作成する際に、プランに対して目標加重を入力できるようにするオプションを選択できます。さらに、目標プラン内のすべての目標加重の合計が確実に100%になるようにするオプションを選択できます。目標プランに含まれている各目標には、加重を割当できます。マネージャおよび就業者は、後で目標プランの目標ごとに加重を変更できます。目標加重は、目標プラン内の各目標の相対的な重要度を示します。他のOracle Fusion Applications製品が、それぞれのプロセスでこれらの加重を消費することがあります。たとえば、インセンティブ報酬プランでこれらの加重および目標の目的に対する就業者の実際の成果を使用して、就業者のインセンティブ支払を計算できます。
部門への目標プランの割当
組織目標プランを作成する際に、組織内のすべての部門または特定の部門を選択できます。組織内の部門を選択するには、ロールに関連付けられているセキュリティ・プロファイルに、組織のデータを表示する適切な権限が付与されている必要があります。特定の部門を検索すると、その部門に関連する、アクティブ・アサイメントのマネージャがいる部門のみが返されます。
既存の目標プランへの目標の関連付け
組織目標プランが割り当てられた場合は、「目標」作業領域の「自分の組織の目標」ページで、プランに目標を追加できます。後で既存の組織目標プランの日付を編集し、組織目標に関連付けられた日付が目標プランの新しい日付範囲内でない場合は、目標プランの日付の変更が、関連する組織目標にカスケードされます。
目標プランの作成: 考慮する点
就業者およびマネージャによるパフォーマンス目標の追跡およびソートを支援するために、ロールに割り当てられているセキュリティ権限に応じて目標プランを作成できます。目標プランを使用するには、次のことを決定する必要があります。
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目標プランのタイプ
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目標プランと関連付けるレビュー期間、および目標プランがアクティブである日付
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目標プランの割当先の個人、およびプランに適格プロファイルを追加するかどうか
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プランへの目標の追加を、今行うか、後で行うか
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目標を割り当てるための目標プランをいつスケジュールするか
目標プラン・タイプの選択
次の目標プラン・タイプを選択します。
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目標プラン内に存在する目標を就業者に割り当てる就業者プラン
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組織内の部門の組織所有者に目標プランを割り当てる組織プラン
レビュー期間および目標プランのアクティブ日の選択
目標プランを作成する際に、レビュー期間を目標プランに関連付けできます。目標プランの開始日と終了日は、選択したレビュー期間内であるか、または同じ期間である必要があります。開始日、ターゲット完了日または実績完了日が就業者プランの開始日と終了日の間にある目標は、そのプランに含めることができます。
プランの割当
就業者、マネージャおよび部門には、複数の目標プランが割り当てられることもあります。たとえば、あるマネージャの直属および非直属の部下に対して就業者目標プランを作成することによって、就業者に現在アクティブのプランを1つ設定すると同時に、開始日が将来の別の就業者目標プランを設定することもできます。将来の就業者目標プランを使用すると、今後取り組む目標や、現行目標プランの期間の終了後も続く現行目標を保持できます。また、異なるタイプのプランを同時に設定することもできます。たとえば、1つを組織目標に対する組織プラン、もう1つをその他のパフォーマンス目標に対する就業者プランに使用できます。
組織目標プランを部門に割り当てます。所属する組織内のすべての部門を選択するか、特定の部門を選択できます。特定の部門を選択する場合は、組織内の部門を検索できます。目標プランを割り当てるスケジュール済プロセスを使用してアサイメント対象の目標プランを送信すると、選択した部門のライン・マネージャおよびエグゼクティブ・マネージャのすべてにその目標プランが割り当てられます。組織目標プランを部門に割り当てることで、ライン・マネージャまたはエグゼクティブ・マネージャは、「自分の組織の目標」ページでプランを確認できるようになります。そのページで、マネージャは目標を参照してプランに割り当てることができます。その後、そのページで組織目標を作成し、公開できます。通知を使用可能にした場合、組織に目標プランが割り当てられたことの通知は、部門の実際の組織所有者だけが受け取ります。部門の実際の組織所有者は、「ワークフォース・ストラクチャ」作業領域で指定します。組織の所有者を編集するときは、「ワークフォース・ストラクチャ」作業領域の「部門の管理」タスクを使用します。
就業者目標プランはマネージャ階層または個人に割り当てます。就業者プランに含まれている目標は、プランを新しく割り当てられた人に割り当てられます。適格プロファイルを就業者目標プランに追加して、プランに含まれる目標を、すべての必須プロファイルの基準を満たす個人に割り当てることができます。ジョブ、ジョブ・ロール、事業所、年齢、その他の基準による適格要件を満たす就業者に、目標を限定します。たとえば、目標を特定場所に事業所がある個人に制限する場合は、事業所適格プロファイルを目標プランに追加できます。勤続期間を追加して適格性をさらに絞り込み、事業所および勤続期間によって就業者を制限できます。
就業者プランへの目標の追加
自分で作成した目標または目標ライブラリから選択した目標を、就業者目標プランに追加できます。次のこともできます。
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企業がタスク、指標およびターゲット結果を使用している場合、プランに追加する目標にそれらを追加できます。
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広い範囲の就業者に適用する目標は、プランに直接割り当てることができます。
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目標が通常の方法でマネージャおよび就業者により追加される場合、目標なしの1つの目標プランを広い範囲の就業者に割り当てることができます。
「次による目標の更新を許可」オプションで「HR担当者、マネージャおよび就業者」を選択した場合、目標のキー属性またはすべての属性のいずれかを就業者が更新することを許可できます。
目標のスケジューリング
「目標プランの作成」または「目標プランの編集」ページで目標プランを送信した後は、それを割当のために送信する必要があります。目標プランを割当のために送信するには、目標プランを検索して選択し、「スケジュール済プロセスの管理」をクリックしてプロセスをすぐに、またはスケジュールした時刻に(1回または固定間隔で)実行する必要があります。プロセスが完了すると、次のようになります。
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就業者目標プランおよびプランに含まれている目標が、プランで選択されたすべての就業者に割り当てられます。
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組織目標プランが、プランで選択された部門に関連付けられます。それらの部門に関連するマネージャは、そのプランの組織目標を作成できるようになります。
「目標」作業領域を使用して、「タスク」タブの「関連リンク」パネルにある「目標スケジュール済プロセスの管理」タスクを開くこともできます。
既存の就業者目標プランに対するプロセスを再実行する場合は、就業者目標プランを編集してプロセスを再実行するか、または新しい就業者目標プランを送信します。
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目標プランで選択した新規就業者は、含まれる目標に割り当てられます。
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目標プランに含まれる新規目標が、選択した就業者に割り当てられます。
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目標プランに含まれているが、選択した就業者にすでに割り当てられている目標は割り当てられたままになります。選択した就業者に対するこのような目標は変更されません。
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目標プランに含まれている目標が以前就業者に割り当てられ、後で就業者がその目標プランから除外された場合、その目標は就業者に割り当てられたままになります。除外した就業者に対するこのような目標または目標プランは変更されません。以前の送信に含まれた就業者については、目標プランから目標を手動で削除する必要があります。
目標プラン: 例
「目標」作業領域には、就業者に割当可能なパフォーマンス目標の目標プランと、組織内の部門に割当可能な組織目標の組織目標プランが含まれています。次の例は、HR担当者およびマネージャが、目標プランを使用して就業者のパフォーマンス目標を追跡する方法を示しています。
既存の目標を含む目標プランへの目標の追加
会社は、レビュー期間に関連付けられた就業者目標プランを使用して就業者パフォーマンス目標を管理します。この会社では、スタッフ全員がレビュー期間内に少なくとも1つのパフォーマンス目標(「倫理講習の完了」)を完了することが必要です。マネージャのEmily Thorneは、直属の部下全員の就業者目標プランにパフォーマンス目標を追加することを考えています。この会社では、目標プランを管理するセキュリティ権限がHR担当者に付与されています。就業者およびマネージャには、目標プラン内の目標の管理のみが許可されています。
HR担当者は、社内の就業者全員に対して適切なレビュー期間に関連する就業者目標プランを作成し、「倫理講習の完了」という目標を含めます。Emilyは「自分のチームの目標」ページを使用して、直属の部下それぞれの就業者目標プランに目標を追加します。
部下の目標プランへのパフォーマンス目標の追加
Emilyは、ある直属の部下にパフォーマンス目標を割り当てることを考えています。
HR担当者は、Emilyの直属および非直属の部下全員に対して就業者目標プランを作成します。Emilyは、「自分のチームの目標」ページから就業者の「目標」ページを開きます。次に、パフォーマンス目標をその部下の就業者目標プランに追加します。
目標プランへの組織目標の追加
Emilyは、自分の組織に組織目標を追加して公開することを考えています。
HR担当者は、組織目標プランを作成し、そのプランをEmilyの部門に割り当てます。Emilyは、「自分の組織の目標」ページで組織プランに目標を追加して、目標を割当、追加または連携する組織全体で使用できるように、その目標を公開します。
目標プランへの目標の追加: 説明
セキュリティ権限およびロールに応じて、就業者および組織の目標プランにパフォーマンス目標を追加できます。
就業者目標プランに目標を追加するには、「目標」作業領域にある次のいずれかのページを使用します(使用可能な場合)。
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目標プランの管理
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目標の一括割当
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自分の目標
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自分のチームの目標
組織目標プランに目標を追加するには、「自分の組織の目標」ページを使用します(使用可能な場合)。
「目標プランの管理」ページからの就業者目標プランへの目標の追加
「目標プランの管理」ページでは、管理している就業者目標プランに目標を追加できます。 プランを作成する際に、就業者目標プランに目標を追加することもできます。就業者目標プランを作成するには、目標プランに関連付けるレビュー期間を最初に作成する必要があります。目標プランに追加された目標は、目標プランが割当のために送信された後、就業者およびマネージャに対して使用可能になります。就業者およびマネージャは、割当済パフォーマンス目標を就業者または企業のニーズに合せて編集できます。
「目標の一括割当」ページからの就業者目標プランへの目標の追加
「目標の一括割当」ページでは、一括割当要求を作成または編集する際に、選択した就業者の特定の目標プランまたは最新の目標プランに目標を追加するように選択できます。特別に選択または自動的に選択された目標プランが、選択した就業者に割り当てられます(すでに割り当てられていない場合)。一括割当要求を使用して追加された目標は、割当のためにプロセスが送信された後、就業者およびマネージャに対して使用可能になります。就業者またはマネージャは、割当済パフォーマンス目標を就業者または企業のニーズにあわせて編集できます。
「自分の目標」ページからの就業者目標プランへの目標の追加
「自分の目標」ページでは、自分に割り当てられている目標プランにのみ目標を追加できます。目標の開始日、ターゲット完了日または実績完了日は、プランの開始日から終了日までにある日付にする必要があります。
「自分の目標」ページから目標プランに目標を追加するには、次の手順を実行します。
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目標プランが関連付けられているレビュー期間を選択します。
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目標プランが含まれている目標プラン・セットを選択します(使用可能な場合)。
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目標を追加する目標プランを選択します。
注意: アプリケーションでは、目標の日付の範囲間にあり、自分に割り当てられている既存の目標プランのみが表示されます。 -
「目標の追加」をクリックし、目標を追加する次のいずれかのオプションを選択します。
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新規目標: 新規目標を追加する場合
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ライブラリ目標: 目標ライブラリから目標を選択して追加する場合
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他のソース: 公開済の組織目標、マネージャまたは同僚によって共有される目標など、他のソースから目標を選択して追加する場合。
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「自分のチームの目標」ページからの就業者目標プランへの目標の追加
「自分のチームの目標」ページでは、次のUIを使用することで直属の部下の目標プランに目標を追加できます。
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「目標の追加」オプション。このオプションを使用すると、複数の就業者を選択して、選択した就業者の目標プランに目標を追加できます。ただし、選択したレビュー期間内に就業者に割り当てられている目標プランがない場合、その就業者には目標を追加できません。
目標を追加する前に、「自分のチームの目標」ページで、就業者目標に関連付けられているレビュー期間を最初に選択する必要があります。その後、「目標の追加」をクリックして、目標を追加する次のいずれかのオプションを選択できます。
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新規目標: 新規目標を追加する場合
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ライブラリ目標: 目標ライブラリから目標を選択して追加する場合
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部下の「目標」ページ: 「自分のチームの目標」ページで部下の名前をクリックし、その部下の「目標」ページを表示できます。「目標」ページでは、その部下に割り当てられている目標プランにのみ目標を追加できます。目標の開始日、ターゲット完了日または実績完了日は、プランの開始日から終了日までにある日付にする必要があります。
部下の「目標」ページから目標プランに目標を追加する手順は、次のとおりです。
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目標プランが関連付けられているレビュー期間を選択します。
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目標プランが含まれている目標プラン・セットを選択します(使用可能な場合)。
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目標を追加する目標プランを選択します。
注意: アプリケーションでは、目標の日付の範囲間にあり、部下に割り当てられている既存の目標プランのみが表示されます。 -
「目標の追加」をクリックし、目標を追加する次のいずれかのオプションを選択します。
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新規目標: 新規目標を追加する場合
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ライブラリ目標: 目標ライブラリから目標を選択して追加する場合
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また、目標のキー属性の更新を就業者に許可するかどうかを選択できます。
「自分の組織の目標」ページからの組織目標プランへの目標の追加
組織目標プランでは、「目標」作業領域の「自分の組織の目標」ページから、組織所有者が目標を目標プランに追加します。組織目標を追加するには、組織目標プランが割り当てられている必要があります。
「自分の組織の目標」ページからの組織目標プランに目標を追加する手順は、次のとおりです。
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目標プランが関連付けられているレビュー期間を選択します。
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目標プランが含まれている目標プラン・セットを選択します(使用可能な場合)。
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目標を追加する目標プランを選択します。
注意: アプリケーションでは、目標の日付の範囲間にあり、自分に割り当てられている既存の目標プランのみが表示されます。 -
「目標の追加」をクリックし、目標を追加する次のいずれかのオプションを選択します。
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新規目標: 新規目標を追加する場合
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ライブラリ目標: 目標ライブラリから目標を選択して追加する場合
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目標プランに関するFAQ
組織の新規採用者に対する就業者目標プランはどのようにして作成できますか。
ロールおよびセキュリティ権限に応じて、既存の就業者目標プランに個人を追加することも、新規の就業者目標プランを作成してから組織の新規採用者である個人にそのプランを割り当てることもできます。新規のパフォーマンス目標を既存の就業者目標プランに追加した場合は、その目標プランを割り当てられているすべての人に新規の目標が割り当てられます。ただし、既存の目標プランに以前含まれていたが、選択した就業者にすでに割り当てられている目標は割り当てられたままになります。選択した就業者に対するこのような目標は変更されません。同様に、目標プランに以前含まれていた就業者を削除し、目標プランを割り当てるプロセスを再送信した場合、目標と目標プランは除外した就業者に割り当てられたままになります。
目標プランを削除するにはどのようにすればよいですか。
就業者に割り当てられていない目標プランは削除できます。一方、割り当てられている目標プラン(就業者または組織)は削除できません。割り当てられている目標プランのステータスをアクティブまたは非アクティブのいずれかに変更できるのみです。非アクティブの目標プランは使用できず、アプリケーションの各ページには表示されません。
目標を別の就業者目標プランに拡張することと、移動することの違いは何ですか。
目標を別の就業者目標プランに移動すると、その目標とソース目標プランとの関連付けはなくなります。たとえば、ある目標を別のパフォーマンス文書と関連付ける必要がある場合は、その目標を別の就業者目標プランに移動します。
目標を別の就業者目標プランに拡張すると、その目標はソース就業者目標プランとターゲット就業者目標プランの両方と関連付けられます。目標を拡張した後、目標の加重を除く目標に対する変更内容は、ソース目標プランとターゲット目標プランの両方に表示されます。たとえば、ソース就業者目標プランの終了日までに目標を完了できなかった場合、拡張した期間で目標に引き続き取り組むために、目標を別の就業者目標プランに拡張します。
目標を別の就業者目標プランに拡張するにはどのようにすればよいですか。
「自分の目標」ページで、レビュー期間と、目標を関連付ける就業者目標プランを選択し、その目標に「拡張」処理を選択します。「ターゲット目標プラン」フィールドで、目標の拡張先の就業者目標プランを選択します。デフォルトでは、目標の開始日およびターゲット完了日は、それぞれ現行目標プランの開始日および終了日となります。デフォルトの日付を受け入れることも、ターゲット目標プラン期間内の新しい日付を入力することもできます。「保存してクローズ」をクリックして、変更を保存します。
目標を別の目標プランに移動するにはどのようにすればよいですか。
組織目標を移動するには、「自分の組織の目標」ページで、レビュー期間と、目標を関連付ける組織目標プランを選択し、その目標に「移動」処理を選択します。「ターゲット目標プラン」フィールドで、目標の移動先の組織目標プランを選択します。デフォルトでは、目標の日付は、ターゲット目標プランの開始日および終了日に変わります。デフォルトの日付を受け入れることも、ターゲット目標プラン期間内の新しい日付を入力することもできます。「保存してクローズ」をクリックして、変更を保存します。
就業者目標を移動するには、「自分の目標」ページで、レビュー期間と、目標を関連付ける就業者目標プランを選択し、その目標に「移動」処理を選択します。「ターゲット目標プラン」フィールドで、目標の移動先の就業者目標プランを選択します。デフォルトでは、目標の開始日およびターゲット完了日は、それぞれターゲット目標プランの開始日および終了日となります。デフォルトの日付を受け入れることも、ターゲット目標プラン期間内の新しい日付を入力することもできます。「保存してクローズ」をクリックして、変更を保存します。
HR担当者は、「目標」作業領域の「目標の管理」タスクを使用することで、就業者目標を別の目標プランに移動できます。就業者目標を検索して選択するには、「目標」作業領域の「目標の管理」ページで「就業者目標」を選択します。目標を別の目標プランに移動するには、「検索結果」ツールバーの「処理」メニューから「移動」を選択します。