11マトリックス管理

この章の内容は次のとおりです。

パフォーマンス目標を使用するマトリックス管理の使用: 説明

マトリックス管理機能を使用すると、就業者のライン・マネージャ以外のマネージャが就業者の目標を表示および追跡できます。「目標管理」作業領域でマトリックス管理を使用可能にするには、「マトリックス管理を目標に使用可能」プロファイル・オプションを使用します。プロファイル・オプションは、「設定および保守」作業領域で、「就業者目標設定プロファイル・オプション値の管理」タスクまたは「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して管理します。

マトリックス・マネージャ

マトリックス・マネージャはライン・マネージャ以外のタイプのマネージャ(たとえば、プロジェクト・マネージャ、チーム・マネージャ、機能マネージャ)です。就業者にマネージャのタイプを追加するには、「個人管理」作業領域の「雇用の管理」タスクを使用します。

タスク

マトリックス・マネージャは次のことができます。

  • 直属以外の部下のパフォーマンス目標の管理

  • 直属以外の部下のパフォーマンス目標の追加および割当

  • 直属以外の部下のパフォーマンス目標と他の目標との連携

  • 直属以外の部下のパフォーマンス目標の取消(それらの目標がマトリックス・マネージャによって部下に割り当てられた場合)

  • 直属以外の部下のパフォーマンス目標の削除(それらの目標がマトリックス・マネージャによって部下に割り当てられた場合)

  • 直属以外の部下の個人プロファイルを、パフォーマンス目標にターゲット結果を追加して更新

通知およびアクセス

就業者が目標を達成すると、通知オプションが使用可能に設定されている場合は、マトリックス・マネージャが通知を受信します。目標管理の通知は、「設定および保守」作業領域で設定します。

マトリックス・マネージャは、「目標」作業領域の「自分のチームの目標」タブから、レビュー期間に関連付けられた部下の目標にアクセスします。「自分のチームの目標」ページで、マトリックス・マネージャは、「表示」オプションを使用して直属以外の部下を表示できます。