7その他の管理者機能

この章の内容は次のとおりです。

YouTubeビデオ検索を使用可能にすると、学習者はチュートリアルの作成時にYouTubeビデオを検索できます。詳細は、GoogleのYouTubeデータAPIの概要を参照してください。

パラメータ・オプションの構成

「管理者」作業領域の「設定の管理」ページにある「外部プロバイダ」タブで、YouTubeビデオ検索を使用可能にして構成します。次の表に、YouTube構成パラメータ・オプションを示します。

パラメータ 説明

YouTube APIキー

Google APIコンソールの資格証明ページで作成する、プロジェクトの一意の識別子を入力します。

ビデオ・ライセンス・タイプ

検索結果に表示するビデオを特定のライセンス・タイプに制限するか、またはすべてのライセンス・タイプのビデオを表示するかを選択します。YouTubeビデオには、「クリエイティブ・コモンズ」ライセンスまたは標準YouTubeライセンスがあります。

セーフ検索モード

制限されたコンテンツを検索結果から除外する場合に選択します。オプションは次のとおりです。

  • 「厳格」は、制限されたすべてのコンテンツを検索結果から除外します。

  • 「中」は、ユーザーのロケールで制限されているコンテンツを除外します。

  • 「なし」は、検索結果をフィルタしません。すべてのコンテンツが含まれます。

最大結果セット・サイズ

検索結果の最大数を指定する、50までの数字を入力します。デフォルト値は6です。

公開者IDフィルタ

オプションで、チャネル識別子を入力して、単一チャネルで作成されたビデオに検索結果を制限します。

リージョン・コード・フィルタ

オプションで、リージョン・コードを入力して、単一リージョンの公開者からのビデオに検索結果を制限します。

Oracle Learning Cloudのスケジュール済プロセス: 概要

学習での特定のビジネス・ニーズを満たすため、レコード・セットに対して学習関連のスケジュール済プロセスを実行できます。学習スペシャリストは、次のプロセスを実行します。

プロセス名 説明

ターゲット・ユーザーに必須参照をデプロイ

マネージャが作成した割当の必須参照を処理します。これは単一エントリですが、プロセスでは、組織内の複数のターゲット・ユーザーに必須参照がデプロイされます。たとえば、ターゲットとして選択された組織のメンバーです。

動的割当の調整

分析レポートから得た人物のリストを生成します。割当ルールが、ある学習者セットを対象とし、それらに学習アイテムを割り当てると、プロセスは割当ルールに基づき、追加または削除されたPerson IDと割当を突き合せます。

割当ルールに対するPerson IDの評価

あるユーザー・セットを対象とした新しい割当ルールが作成され、学習アイテムが割り当てられると、プロセスは別の人物のプロファイルを参照し、割当ルールが対象とする学習者を抽出します。

学習アイテム索引の再構築

学習アイテムのインデックスを構築します。インデックスは、アプリケーションでのキーワードによる学習アイテムの検索を支援します。

注意: アプリケーションは、一部のプロセス(コミュニティの待ち状態の要求など)を自動的に実行します。管理者またはコミュニティ・マネージャは、このプロセスの実行やスケジュールを行いません。待ち状態の要求の数は、「自分の学習」ページのコミュニティ・タイルに表示されます。

学習でのディープ・リンクの作成: 手順

ディープ・リンクを使用すると、メニュー構造をナビゲートせずにページを開くことができます。たとえば、学習アイテムへのディープ・リンクを作成し、そのリンクをコピーしてEメール・メッセージまたは通知に貼り付けます。受信者はリンクを使用して、Eメールまたは通知から学習アイテムに直接アクセスできます。

セルフサービス学習者と管理者の両方に対して、この表に表示されているオブジェクトへのディープ・リンクを作成できます。

学習者ロール 学習アイテム

セルフサービス

  • コース

  • 専門

  • ビデオ

  • チュートリアル

  • コミュニティ

  • 講義

管理者

  • 専門

  • コース

  • 講義

  • コミュニティ

学習者に学習アイテム・リンクが表示されるようにするには、ページ・コンポーザを使用して、Learning Cloudのページに学習アイテムへの直接リンクを配置します。

  1. ソース・ビュー・モードでページ・コンポーザを開き、学習アイテム・リンクを配置する領域を選択します。

  2. ページにHTML要素を追加します。

  3. HTML要素を編集します。

  4. 値の式ビルダーを選択します。

  5. ディープ・リンク・ページ・コンポーザ・スニペットをコピーして貼り付けます。

  6. 構成ウィンドウを閉じて、リンクがソース・ビュー・モードで表示されることを確認します。

  7. ソース・ビュー・モードを閉じると、エンド・ユーザーに対して、リンクが正しくページに表示されます。

管理者は、「学習カタログ」ページから、カタログ・アイテムへの共有可能リンクにアクセスできます。

  1. ホーム・ページから「自分のクライアント・グループ」「学習」を選択します。

  2. 管理者ダッシュボードで、「学習カタログ」「講義」、「コース」または「専門」を選択します。

  3. コースを検索します。

  4. 検索結果で、「講義番号」「コース番号」または「専門番号」列のリンクをクリックします。

  5. 表示されるポップアップ・ウィンドウで、次の3つのオプションのいずれかを選択します。

    • セルフサービス・リンク: コピーおよび共有可能なURLで、アイテムのセルフサービス詳細ページへの直接アクセスを提供します。

    • セルフサービス・リンクの埋込みコード: コピー可能なHTMLコードで、セルフサービス・リンクをラップします。

    • 管理者リンク: コピーおよび共有可能なURLで、アイテムの管理詳細ページへの直接アクセスを提供します。

    注意: すべてのケースで、これらのディープ・リンクURLにアクセスするユーザーは引き続き認証を必要とし、学習カタログ・アイテムで定義されるアクセス・コントロール(セルフサービス・リンクの場合はセルフサービス・アクセス・ルール、管理リンクの場合は機能およびデータ・セキュリティ)によって拘束されます。