6セキュリティ

この章の内容は次のとおりです。

Oracle Learning Cloudの標準のアプリケーション・ユーザー: 概要

アプリケーション・ユーザーは、セキュリティ・ロールと付与された権限を使用して定義されます。これにより、ユーザーはアプリケーション内で様々なタスクを実行できます。

次に示すのは、標準のユーザー・ロールです。

  • 学習管理者

  • 学習者

  • 学習者マネージャ

学習管理者

学習スペシャリストのジョブ・ロールは、標準の学習管理者に対する参照セキュリティ定義を提供します。これには、Oracle Learning Cloudでの管理者機能を有効にするための、必要なすべての機能権限と集計権限が含まれます。このジョブ・ロールを使用することはできますが、ユーザーに直接付与することはできません。「ワークフォース・ストラクチャ」→「自分のワークフォース」でデータ・ロールを作成する必要があります。データ・ロールは、ジョブ・ロールの集計権限に含まれる、Oracle Learning Cloudのデータ・セキュリティ・ポリシーをインスタンス化します。データ・セキュリティ・ポリシーの初期化は、データ・ロールで定義されている個人セキュリティ・プロファイルに基づいて行われ、これにより、Oracle Learning Cloudアプリケーション内のデータへのアクセス権がユーザーに付与されます。

学習者と学習者マネージャ

従業員とライン・マネージャの抽象ロールは、学習者と学習者マネージャの参照セキュリティ定義を提供します。これには、特にOracle Learning Cloudの学習に関するすべてのセルフサービス機能を有効にするための、必要なすべての機能権限と集計権限が含まれます。抽象ロールを直接使用することはできません。抽象ロールは、コピーしてから独自のカスタム・バージョンを作成します。こうすることで、それ以降は抽象ロールへの追加ができなくなるうえ、不要な追加機能がユーザーに対して自動的に有効になることがありません。

学習管理者のデータ・ロールには、構成を完了するための手動による追加のデータ・ポリシー設定タスクが必要です。管理者のデータ・ポリシーの一部は、個人セキュリティ・プロファイルに依存しないため、これらは手動で作成する必要があります。これを行うため、このデータ・ロールのデータ・ポリシーをセキュリティ・コンソールで変更し、追加のデータ・ポリシーを定義する必要があります。

どちらのカスタム抽象ロールについても、「ワークフォース・ストラクチャ」→「自分のワークフォース」でデータ・ポリシーを初期化する必要があります。セキュリティ・プロファイルによって、従業員とライン・マネージャのカスタム抽象ロールの集計権限に含まれるOracle Learning Cloudのデータ・セキュリティ・ポリシーがインスタンス化されます。

ユーザーへのロールの付与

データ・ロールまたは抽象ロールを設定したら、次のいずれかをセキュリティ・コンソールで実行して、データ・ロールをユーザーに付与する必要があります。

  • ユーザー・アカウントを編集し、データ・ロールを追加

  • データ・ロールを編集し、それにユーザーを追加

標準ユーザーの設定では、次のロールをユーザーに付与する必要があります。

ユーザー 付与されるロール

従業員

カスタムの従業員抽象ロール

ライン・マネージャ

カスタムの従業員抽象ロールおよびカスタムのライン・マネージャ抽象ロール

管理者

カスタムの従業員抽象ロール、学習管理者データ・ロール、カスタムのライン・マネージャ抽象ロール(管理者がライン・マネージャを兼任している場合)

標準のロールは、必要に応じてカスタム・ロールに置換できます。データ・ロールをユーザーに付与したら、ユーザーはOracle Learning Cloudとその機能にアクセスできます。その他の制限付きの機能については、標準ロールをカスタム・ロールに置換できます。

標準の学習管理者: 説明

学習スペシャリストのロールにより、ユーザーは、カタログ学習アイテム、自己ペース・オンライン講義のコンテンツ、トレーニング・リソース、割当、イニシアチブおよび設定を「管理」作業領域で管理できます。

次の表は、アプリケーションの評価で使用できる質問リストの作成に必要な機能権限を示しています。これらの権限は通常、人事担当者などの他のHCMロールに付与されます。したがって、これらの権限を含むロールがまだユーザーに付与されていない場合は、学習管理者のロールに追加できます。

ロール・タイトル 説明

質問リスト・テンプレートの管理

質問リスト・テンプレートの作成、更新および削除を許可します。

質問リストの管理

質問リストの作成、更新および削除を許可します。

質問の管理

ライブラリに組み込まれる質問の作成、更新および削除を許可します。

標準の学習者: 説明

従業員の抽象ロールには、ユーザーがOracle Learning Cloudで学習を消費および実施するために必要なすべての権限が含まれています。

標準の学習者ユーザーは、関連する次のタスクを実行できます。

  • 「現在の学習」ページにアクセス

  • 「自分の学習」ページにアクセスして同僚の学習プロファイルにアクセス

  • 学習アイテムを検索して表示

  • 自主的学習と必須学習の割当を表示して実行

  • 学習評価を表示および実施

  • 学習アイテムに自主的に登録

  • メンバーまたはマネージャとして学習コミュニティに参加

  • 受け取った推奨事項を表示

  • ビデオを公開

  • チュートリアルをオーサリング

  • 学習コミュニティを作成および管理

  • 学習アイテムを他の学習者に推奨

  • モバイルWeb機能にアクセス

データ・セキュリティ・ポリシーおよびセキュリティ・プロファイル

学習者のデータ・ポリシーを決定する一因は、個人セットと、それらの個人にアプリケーションで表示する学習アイテムを定義する、個人セキュリティ・プロファイルです。

次の表は、標準的な学習者の個人および公開個人のセキュリティ・プロファイルを示しています。

セキュリティ・プロファイル 説明

個人プロファイル

自身のレコードの表示

自分の学習割当にアクセスし、自分が作成したセルフサービス学習アイテムを管理する権限を付与します。

公開個人プロファイル

すべての個人の表示

アプリケーション内の全員にアクセス権を付与し、自分のセルフサービス学習に対する貢献を確認してそれらをメンバーまたはマネージャとして学習コミュニティに追加できるようにします。

標準の学習者マネージャ: 説明

学習者マネージャの抽象ロールには、Oracle Learning Cloudのユーザーが、管理対象者に学習を割り当て、その学習の進捗状況を追跡するために必要な権限が含まれます。

学習者マネージャは、関連する次のタスクを実行できます。

  • 従業員に対し、必須学習割当を表示、作成および管理

  • 従業員に対し、自主的学習割当を表示、作成および管理

  • 従業員が受け取る推奨を表示

  • 受け取った推奨事項を表示

  • 学習プロファイル・ページにアクセス

  • 学習アイテムを他の学習者に推奨

  • 学習アイテムを検索して表示

  • メンバーまたはマネージャとして学習コミュニティに参加

  • ビデオを公開

  • チュートリアルをオーサリング

  • 学習コミュニティを作成および管理

  • 学習コミュニティで必須メンバーを作成および管理

  • 学習コミュニティで必須学習割当を作成および管理

  • 他の学習者が貢献した学習アイテムをそれらの学習者の学習プロファイルで表示

  • モバイルWeb機能にアクセス

注意: 学習者マネージャが学習を利用できるようにするには、従業員の抽象ロールで権限を付与する必要があります。

データ・ポリシーおよびセキュリティ・プロファイル

学習者マネージャのデータ・ポリシーを決定する一因は、アプリケーションで学習者マネージャに表示する個人セット、学習アイテム、学習割当を定義する、個人セキュリティ・プロファイルです。次の表は、標準的な学習者マネージャの個人および公開個人のセキュリティ・プロファイルを示しています。

セキュリティ・プロファイル 説明

個人プロファイル

マネージャ階層の表示

管理階層にある対象者の学習割当と学習アイテムへのアクセス権を付与します。

公開個人プロファイル

すべての個人の表示

アプリケーション内の全員にアクセス権を付与し、自分のセルフサービス学習に対する貢献を確認してそれらをメンバーまたはマネージャとして学習コミュニティに追加できるようにします。

カスタムの学習者: 説明

標準のロールは、Oracle Learning Cloudの従業員セルフサービス機能を使用可能にする、学習者ロールの設定方法を示します。カスタム・ロールを作成することで、特定の機能を学習者に対して非表示にできます。各権限は、ユーザーに対して非表示にする、アプリケーション内で実行できる特定の機能に関連しています。このトピックでは、学習者ロールによく付与される、一般的な権限グループについて説明します。

学習者ロールには、次のアプリケーション・ユーザーが定義されます。

  • コア学習者

  • ピアツーピア学習者

  • 推奨指向学習者

コア学習者

Oracle Learning Cloudで学習を利用するには、全学習者がアプリケーションで少なくともコア学習者として定義される必要があります。これらの学習者は次のタスクを実行できます。

  • 学習アイテムを検索して表示

  • 学習アイテムに自主的に登録

  • 自主的学習と必須学習の割当を表示して実行

  • メンバーまたはマネージャとして学習コミュニティに参加

  • 他から受け取った推奨を表示

  • モバイルWeb機能にアクセス

次の表は、ユーザーに付与される機能権限を示しています。ユーザーはコア学習者としてこれらを実行します。

権限名 説明

学習者の「セルフサービス」作業領域へのアクセス

学習の「セルフサービス」作業領域から「自分の学習」ページにアクセスします

学習者によるカタログ外学習要求の作成

学習者によるカタログ外学習要求の開始を許可します。

次の表は、ユーザーに付与される集計権限を示しています。ユーザーはコア学習者としてこれらを実行します。

ロール名 説明

学習の共通コンポーネントへのアクセス

コア学習者は、学習の共通コンポーネントにアクセスし、関連タスクを実行できます。

自主的学習の管理

学習者に、自分の自主的学習割当への参加と管理を許可します。

学習コミュニティの表示

学習者に、自分がメンバーとなっている学習コミュニティの表示を許可します。

推奨学習の表示

学習者に、自分に推奨された学習アイテムの表示を許可します。

必須学習の表示

学習者に、自分の必須学習割当の表示を許可します。

ピアツーピア学習者

コア学習者の機能に加え、ピアツーピア学習者は、次のいずれかまたはすべてのタスクを実行して、学習に貢献できます。

  • ビデオを公開

  • チュートリアルをオーサリング

  • 学習コミュニティを作成および管理

  • 学習アイテムを他の学習者に推奨

  • 他の学習者が貢献した学習アイテムをそれらの学習者の学習個人プロファイルで表示

次の表は、ユーザーに付与される追加の集計権限を示しています。ユーザーはピアツーピア学習者としてこれらを実行します。必要に応じて、これらの権限は独立して付与できます。

ロール名 説明

学習コミュニティの管理

学習者に、学習コミュニティの作成と管理を許可します。

学習セルフサービス・チュートリアルの管理

学習者に、チュートリアルのオーサリングと公開を許可します。

学習セルフサービス・ビデオの管理

学習者に、ビデオの公開と管理を許可します。

推奨学習の管理

学習者に、学習の推奨を許可します。

学習者に、自分に推奨された学習アイテムの表示を許可します。

学習者の貢献の表示

学習者に、個人の学習貢献の表示を許可します。

公開学習コミュニティの表示

ユーザーに、個人がメンバーとなっている学習コミュニティの表示を許可します。

注意: 追加の機能権限は必要ありません

推奨指向学習者

コア学習者の機能に加え、推奨指向学習者は「現在の学習」ページにアクセスして、次のカードの学習アイテムを表示できます。

  • 必須学習カード

  • 自主的学習カード

  • 推奨学習カード

次の表は、ユーザーに付与される追加の機能権限を示しています。ユーザーは推奨指向学習者としてこれらを実行します。

権限名 説明

「現在の学習」へのアクセス

学習の「セルフサービス」作業領域にある「現在の学習」ページへのアクセスを許可します

注意: 追加の集計権限は必要ありません。

データ・ポリシーおよびセキュリティ・プロファイル

学習者のデータ・ポリシーを決定する一因は、個人セットと、それらの個人にアプリケーションで表示する学習アイテムを定義する、個人セキュリティ・プロファイルです。次の表は、標準的な学習者の個人および公開個人のセキュリティ・プロファイルを示しています。

セキュリティ・プロファイル 説明

個人プロファイル

自身のレコードの表示

自分の学習割当にアクセスし、自分が作成したセルフサービス学習アイテムを管理する権限を付与します。

公開個人プロファイル

すべての個人の表示

アプリケーション内の全員にアクセス権を付与し、自分のセルフサービス学習に対する貢献を確認し、他者に学習を推奨し、それらをメンバーまたはマネージャとして学習コミュニティに追加できるようにします。

カスタムの学習者マネージャ: 説明

標準のロールは、Oracle Learning Cloudのマネージャ・セルフサービス機能を使用可能にする、学習者マネージャ・ロールの設定方法を示します。カスタム・ロールを作成することで、特定の機能を学習者マネージャに対して非表示にできます。各権限は、ユーザーに対して非表示にする、アプリケーション内で実行できる特定の機能に関連しています。このトピックでは、学習者マネージャによく付与される、一般的な権限グループについて説明します。

学習者マネージャ・ロールには、次のアプリケーション・ユーザーが定義されます。

  • コア学習者マネージャ

  • 割当権限を持つ学習者マネージャ

  • ピアツーピア学習者マネージャ

  • ビジネス・ライン学習者マネージャ

コア学習者マネージャ

コア学習者マネージャは、管理対象者に対して次の学習割当を表示できます。

  • 必須割当の進捗を「自分のチーム」と学習プロファイル(「自分の学習」)ページで表示および追跡

  • 自主的割当の進捗を「自分のチーム」と学習プロファイル(「自分の学習」)ページで表示および追跡

  • 推奨された学習アイテムを自分の学習プロファイル(「自分の学習」)ページで表示

コア学習者マネージャは、次のタスクも実行できます。

  • 学習アイテムを検索して表示

  • メンバーまたはマネージャとして学習コミュニティに参加

  • 他者から推奨された学習アイテムを表示

  • モバイルWeb機能にアクセス

注意: コア学習者マネージャは、コア学習者の権限が付与されていないかぎり、講義や専門などのカタログ学習アイテムを自主的に登録することはできません。

次の表は、コア学習者マネージャの機能を実現するために付与された集計権限を示しています。

ロール名 説明

学習の共通コンポーネントへのアクセス

共通の学習コンポーネントにアクセスします。

学習コミュニティの表示

学習者に、自分がメンバーとなっている学習コミュニティの表示を許可します。

学習者マネージャによる推奨学習の表示

マネージャに、個人セキュリティ・プロファイル内の個人から受け取った推奨、および公開個人セキュリティ・プロファイル内の個人に推奨した学習アイテムの表示を許可します。

学習者マネージャによる必須学習の表示

マネージャに、個人セキュリティ・プロファイル内の個人に割り当てた必須学習割当の表示を許可します。

学習者マネージャによる自主的学習の表示

マネージャに、個人セキュリティ・プロファイル内の個人に割り当てた自主的学習割当の表示を許可します。

次の表は、ユーザーに付与される機能権限を示しています。ユーザーはコア学習者マネージャとしてこれらを実行します。

権限名 説明

学習者マネージャの「セルフサービス」作業領域へのアクセス

学習の「セルフサービス」作業領域から「自分のチーム」ページへのアクセスを許可します

割当権限を持つ学習者マネージャ

コア学習者マネージャの機能に加え、学習者マネージャは、次のいずれかまたはすべてのタスクを実行できます。

  • 従業員に対し、必須学習割当を作成および管理

  • 従業員に対し、自主的学習割当を作成および管理

次の表は、ユーザーに付与される追加の集計権限を示しています。ユーザーは学習者マネージャとしてこれらを実行します。

ロール名 説明

学習者マネージャによるカタログ外学習要求の作成

学習者マネージャによるカタログ外学習要求の開始を許可します。

学習者マネージャによる学習要求の管理

マネージャに、受け取った学習要求の管理を許可します。

学習者マネージャによる必須学習の管理

マネージャに、必須学習の作成と管理を許可します。

学習者マネージャによる自主的学習の管理

マネージャに、自主的学習の作成と管理を許可します。

注意: 追加の機能権限は必要ありません。

ピアツーピア学習者マネージャ

コア学習者マネージャの機能に加え、ピアツーピア学習者マネージャは、次のいずれかまたはすべてのタスクを実行して、学習に貢献できます。

  • ビデオを公開

  • チュートリアルをオーサリング

  • 学習コミュニティを作成および管理

  • 学習アイテムを他の学習者に推奨

  • 他の学習者が貢献した学習アイテムをそれらの学習者の学習個人プロファイルで表示

次の表は、ユーザーに付与される追加の集計権限を示しています。ユーザーはピアツーピア学習者マネージャとしてこれらを実行します。

ロール名 説明

学習セルフサービス・チュートリアルの管理

学習者に、チュートリアルのオーサリングを許可します。

学習セルフサービス・ビデオの管理

学習者に、ビデオの公開と編集を許可します。

推奨学習の管理

学習者に、学習の推奨と、受け取った推奨の表示を許可します。

学習者の貢献の表示

学習者に、個人の学習に対する貢献の表示を許可します。

公開学習コミュニティの表示

学習者に、自分がメンバーとなっている学習コミュニティの表示を許可します。

注意: 追加の機能権限は必要ありません。

ビジネスライン学習者マネージャ

コア学習者マネージャの機能に加え、ビジネスライン学習者マネージャは、次のうち1つ以上のタスクを実行できます。

  • 学習コミュニティを作成および管理

  • 学習コミュニティの必須メンバーを作成および管理

  • 学習コミュニティで必須学習割当を作成および管理

  • 学習コミュニティでビデオを公開、およびそのままビデオを公開

  • 学習コミュニティでチュートリアルを公開

  • 他の学習者が貢献した学習アイテムをそれらの学習者の学習プロファイルで表示

次の表は、ユーザーに付与される追加の集計権限を示しています。ユーザーはビジネスライン学習者マネージャとしてこれらを実行します。

ロール名 説明

学習コミュニティの管理

学習者に、学習コミュニティの作成を許可します。

学習セルフサービス・チュートリアルの管理

学習者に、チュートリアルのオーサリングを許可します。

学習セルフサービス・ビデオの管理

学習者に、ビデオの公開と編集を許可します。

学習コミュニティの必須メンバーの管理

コミュニティへの必須メンバーの追加を許可します。

学習者の貢献の表示

学習者に、個人の学習に対する貢献の表示を許可します。

公開学習コミュニティの表示

学習者に、自分がメンバーとなっている学習コミュニティの表示を許可します。

次の表は、ユーザーに付与される追加の機能権限を示しています。ユーザーはビジネスライン学習者マネージャとしてこれらを実行します。

権限名 説明

OTBIを使用した学習コミュニティのメンバーの管理

OTBI分析オブジェクトを使用した、コミュニティへのメンバーの追加を許可します。

学習コミュニティの必須メンバーの管理

コミュニティへの必須メンバーの追加を許可します。

データ・ポリシーおよびセキュリティ・プロファイル

学習者マネージャのデータ・ポリシーを決定する一因は、アプリケーションで学習者マネージャに表示する個人セット、学習アイテム、学習割当を定義する、個人セキュリティ・プロファイルです。次の表は、標準的な学習者マネージャの個人および公開個人のセキュリティ・プロファイルを示しています。

セキュリティ・プロファイル 説明

個人プロファイル

マネージャ階層の表示

管理階層にある対象者の学習割当と学習アイテムへのアクセス権を付与します。

公開個人プロファイル

すべての個人の表示

アプリケーション内の全員にアクセス権を付与し、自分のセルフサービス学習に対する貢献を確認し、他者に学習を推奨し、それらをメンバーまたはマネージャとして学習コミュニティに追加できるようにします。

カスタムの学習管理者: 説明

標準のロールは、Oracle Learning Cloudの管理者機能を使用可能にする、学習管理者ロールの設定方法を示します。カスタム・ロールを作成することで、特定の機能を管理者に対して非表示にできます。各権限は、ユーザーに対して非表示にする、アプリケーション内で実行できる特定の機能に関連しています。このトピックでは、学習管理者によく付与される、一般的な権限グループについて説明します。

学習管理者ロールの次のアプリケーション・ユーザーは、アプリケーションで定義できます。

  • コア学習管理者

  • 学習コンテンツ管理者

  • リソース管理者

  • カタログ・マネージャ

  • 学習割当管理者

  • 学習イニシアチブ管理者

  • 学習実装者

コア学習管理者

コア学習管理者は、管理ダッシュボードとカタログ・アイテムを表示できます。追加の機能権限は必要ありません。

次の表は、ユーザーに付与される集計権限を示しています。ユーザーはコア学習管理者としてこれらを実行します。

ロール名 説明

学習の共通コンポーネントへのアクセス

共通の学習コンポーネントにアクセスします。

学習管理へのアクセス

学習管理の作業領域にアクセスします。

カタログ学習コミュニティの表示

管理者の作業領域でのコミュニティの検索および表示を許可します。

カタログ学習コースの表示

管理者の作業領域でのコースの検索および表示を許可します。

カタログ学習講義の表示

管理者の作業領域での講義の検索および表示を許可します。

カタログ学習専門の表示

管理者の作業領域での専門の検索および表示を許可します。

注意: カタログ学習のコース、講義、専門またはコミュニティのいずれかの表示権限をユーザーに付与できます。

学習コンテンツ管理者

コンテンツ管理者は、「管理」作業領域で自己ペース・オンライン講義のコンテンツを検索、表示および管理できます。

次の表は、ユーザーに付与される追加の集計権限を示しています。ユーザーはコンテンツ管理者としてこれらを実行します。

アプリケーション・ユーザー 機能

Eラーニング・コンテンツの管理

管理者に、カタログ・リソース領域へのアクセス、および自己ペース講義のEラーニング・コンテンツの作成と管理を許可します。

注意: 追加の機能権限は必要ありません。

リソース管理者

リソース管理者は、「管理」作業領域で自己ペース・オンライン講義の学習リソースを検索、表示および管理できます。次の表は、ユーザーに付与される追加の集計権限を示しています。ユーザーはリソース管理者としてこれらを実行します。

ロール名 説明

トレーニング・リソースの管理

管理者に、カタログ・リソース領域へのアクセス、および自己ペース講義のリソースの作成と管理を許可します。

注意: 追加の機能権限は必要ありません。

カタログ・マネージャ

カタログ・マネージャは、講義のコンテンツ項目と学習リソースにアクセスし、カタログのコース、講義、専門およびコミュニティを管理できます。

カタログ・マネージャに付与される機能権限は次のとおりです。

権限名 説明

OTBIを使用した学習コミュニティのメンバーの管理

OTBI分析オブジェクトを使用した、コミュニティへのメンバーの追加を許可します。

カタログ学習アイテムへのアクセスの管理

カタログ学習アイテムへのアクセスの管理を許可します。

カタログ学習アイテムのアクセス・グループの管理

カタログ学習アイテムのアクセス・グループの管理を許可します。

次の表は、ユーザーに付与される追加の集計権限を示しています。ユーザーはカタログ・マネージャとしてこれらを実行します。

注意: いずれか1つの権限のみをユーザーに付与できます。
ロール名 説明

カタログ学習コースの管理

管理者に、学習カタログ・コースの作成と管理を許可します。

カタログ学習講義の管理

管理者に、学習カタログ・コースの講義の作成と管理を許可します。

カタログ学習の専門の管理

管理者に、学習カタログの専門の作成と管理を許可します。

カタログ学習コミュニティの管理

管理者に、学習カタログのコミュニティの作成と管理を許可します。

学習コミュニティの必須メンバーの管理

コミュニティへの必須メンバーの追加を許可します。

カタログ学習アイテムへのアクセスの表示

管理者に、カタログ学習アイテムに関する学習者のアクセス詳細の表示を許可します。

カタログ・マネージャのデータ・ポリシーを決定する一因は、アプリケーションでカタログ・マネージャが管理するカタログ学習アイテムのセットを定義する、個人セキュリティ・プロファイルです。次の表は、カタログ・マネージャの個人および公開個人のセキュリティ・プロファイルを示しています。

セキュリティ・プロファイル 説明

個人プロファイル

すべての個人の表示

作成されたすべてのカタログのコース、講義および専門の編集を許可します。

公開個人プロファイル

すべての個人の表示

カタログ管理には使用されません。

学習割当管理者

学習割当管理者は、担当する従業員に対して、次のうち1つ以上を実行できます。

  • カタログ学習アイテムの既存の必須学習割当または自主的学習割当の進捗を表示

  • カタログ学習アイテムの既存の管理者推奨を表示

  • カタログ学習アイテムの既存の必須学習割当または自主的学習割当を管理

  • カタログ学習アイテムの既存の管理者推奨を管理

  • カタログ学習アイテムの必須割当、自主的割当または推奨割当を作成

次の表は、ユーザーに付与される追加の機能権限を示しています。ユーザーは割当管理者としてこれらを実行します。

権限名 説明

管理者による推奨学習割当の作成

学習管理の作業領域での推奨学習割当の作成を許可します。

管理者による必須学習割当の作成

学習管理の作業領域での必須学習割当の作成を許可します。

管理者による自主的学習割当の作成

学習管理の作業領域での自主的学習割当の作成を許可します。

管理者による推奨学習割当レコードの管理

学習管理の作業領域での推奨学習割当の管理を許可します。

管理者による必須学習割当レコードの管理

学習管理の作業領域での必須学習割当の管理を許可します。

管理者による自主的学習割当レコードの管理

学習管理の作業領域での自主的学習割当の管理を許可します。

次の表は、集計権限を示しています。

ロール名 説明

管理者による学習割当の表示

管理者の作業領域での学習割当の検索および表示を許可します。

学習割当管理者のデータ・ポリシーは、アプリケーションで管理者が学習を割り当てることのできる個人セットを定義する、個人セキュリティ・プロファイルによって決まります。次の表は、学習割当管理者の個人および公開個人のセキュリティ・プロファイルを示しています。

セキュリティ・プロファイル 説明

個人プロファイル

すべての個人の表示

管理の作業領域内で、必須学習と自主的学習を全員に割り当てる権限を付与します。

公開個人プロファイル

すべての個人の表示

管理の作業領域内で、推奨学習を全員に割り当てる権限を付与します。

学習イニシアチブ管理者

学習イニシアチブ管理者は、担当する従業員に対して、次のうち1つ以上のタスクを実行できます。

  • カタログ学習アイテムの既存の必須学習割当または自主的学習割当の進捗を表示

  • カタログ学習アイテムの既存の管理者推奨を表示

  • カタログ学習アイテムの必須学習イニシアチブ、自主的学習イニシアチブまたは推奨学習イニシアチブを作成および管理

次の表は、ユーザーに付与される追加の機能権限を示しています。ユーザーはイニシアチブ管理者としてこれらを実行します。

権限名 説明

管理者による必須学習イニシアチブの管理

学習管理の作業領域での必須学習イニシアチブの作成および管理を許可します。

管理者による推奨学習イニシアチブの管理

学習管理の作業領域での推奨学習イニシアチブの作成および管理を許可します。

管理者による自主的学習イニシアチブの管理

学習管理の作業領域での自主的学習イニシアチブの作成および管理を許可します。

管理者による学習割当の表示

管理者の作業領域での学習割当の検索および表示を許可します。

次の表は、集計権限を示しています。

ロール名 説明

管理者による学習割当の表示

管理者の作業領域での学習割当の検索および表示を許可します。

学習イニシアチブ管理者のデータ・ポリシーは、アプリケーションで管理者が学習を割り当てることのできる個人セットを定義する、個人セキュリティ・プロファイルによって決まります。次の表は、学習イニシアチブ管理者の個人および公開個人のセキュリティ・プロファイルを示しています。

セキュリティ・プロファイル 説明

個人プロファイル

すべての個人の表示

管理の作業領域内で、全員の必須学習イニシアチブと自主的学習イニシアチブを管理する権限を付与します。

公開個人プロファイル

すべての個人の表示

管理の作業領域内で、推奨学習イニシアチブを全員に割り当てる権限を付与します。

学習実装者

学習実装者は、「管理」作業領域で学習設定タスクを実行し、次のような学習の構成を管理します。

  • 外部プロバイダ

  • Oracle Social Network設定

  • 評価

次の表は、ユーザーに付与される追加の機能権限を示しています。ユーザーは学習実装者としてこれらを実行します。

権限名 説明

学習設定の管理

学習管理設定へのアクセスを許可します。

学習メディア・プラットフォームの管理

メディア・プラットフォームをプロビジョニングするためのアクセスを許可します。

注意: 追加の集計権限は必要ありません。

上に示す機能権限に加え、次の表ではアプリケーションの評価で使用できる質問リストの作成に必要な機能権限を示しています。これらの権限は通常、人事担当者などの他のHCMロールで付与されます。したがって、これらの権限を含むロールがまだユーザーに付与されていない場合は、「学習管理者」ロールに追加するだけで十分です。

権限名 説明

質問リスト・テンプレートの管理

質問リスト・テンプレートの作成、更新および削除を許可します。

質問リストの管理

質問リストの作成、更新および削除を許可します。

質問の管理

ライブラリに組み込まれる質問の作成、更新および削除を許可します。

注意: 追加の集計権限やデータ・ポリシーは必要ありません。

カスタムの学習モデレータ: 説明

学習モデレータ・ロールにより、ユーザーは、ヒューマン・タスク通知の学習アイテムを承認、休止および削除できます。

集計権限

次の表は、ユーザーに付与される集計権限を示しています。ユーザーは学習モデレータとしてこれらを実行します。

ロール名 機能

管理者生成学習のモデレート

カタログ学習アイテムをモデレートするためのアクセスを許可します。

ユーザー生成学習のモデレート

セルフサービス学習アイテムをモデレートおよび承認するためのアクセスを許可します。

注意: 追加の機能権限は必要ありません。

データ・ポリシーおよびセキュリティ・プロファイル

学習モデレータのデータ・ポリシーは、モデレート対象の個人セットを定義する、個人セキュリティ・プロファイルによって決まります。

次の表は、標準的な学習モデレータの個人および公開個人のセキュリティ・プロファイルを示しています。

セキュリティ・プロファイル 説明

個人プロファイル

すべての個人の表示

作成されたあらゆる学習アイテムの承認とモデレーションを行うための、ヒューマン・タスクのコンテンツへのアクセス権を付与します。

公開個人プロファイル

すべての個人の表示

アプリケーションでは使用されません。