5学習者の管理
この章の内容は次のとおりです。
学習者
学習者の追加: 手順
講義を作成または更新するたびに、講義に学習者を追加できます。「学習カタログ」の「講義」タブまたは「学習者」ページの「学習割当」タブから、新規学習者を追加し、既存の学習者のステータスを追跡します。
学習者の追加
講義に学習者を追加するには、次の手順を実行します。
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「講義」ページで、「学習者」タイルをクリックします。
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「学習者の結果」セクションで、「学習者の追加」をクリックします。
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割当のタイプとして「自主的」、「必須」、「推奨」のいずれかを選択します。
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割当詳細ページで、選択した割当タイプの詳細を入力します。続行する前に、「割当」フィールドの項目を選択する必要があります。
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「学習者の選択基準」フィールドで、指定ユーザーを検索して学習者を選択するか、既存の分析レポートに基づいて学習者を選択するか、組織チャートに基づいて学習者を選択するかを指定します。
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個人を検索するか、分析レポートを使用するか、組織チャートを使用して学習者を検索します。指定フォルダに配置されている個人IDのセットを取得する、分析レポートのリストから選択できます。選択したレポートが実行され、レポートで指定された個人が学習者として講義に追加されます。
既存の学習者の管理
「学習者の管理」ページでは、講義に登録した学習者、または自身によって登録された学習者をすべて表示できます。学習者の登録を取り下げたり、学習者のステータスを手動で「完了」に設定したりすることもできます。それらのタスクを実行する手順は、次のとおりです。
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「学習者の管理」ページに移動します。「学習者の検索」セクションで、名前または割当ステータスを基準にして学習者を検索します。
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学習者が講義をまだ開始していない、または進行中の場合は、その登録を取り下げることができます。割当および学習者を強調表示し、「ステータスの変更」メニューから「学習者の取下げ」を選択します。プロンプトが表示されたら、取下理由を選択してコメントを入力する必要があります。こうすると登録が取り消され、必要条件(「必須割当」タイプの場合)または推奨(「推奨割当」タイプの場合)も取り消されます。
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学習者の講義を完了としてマークできます。学習者を選択し、「アクティビティの管理」をクリックします。「アクティビティの管理」ページで、「完了日」を指定し、「完了ステータス」を選択し、必要に応じて「事由コード」を選択して完了します。
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「学習者」ページで1人以上の学習者を選択して、Eメールを送信できます。次に、「Eメールの送信」をクリックし、「学習者へ」を選択します。
学習割当
学習割当: 説明
学習者を学習アイテムに割り当てて、その割当を自主的、必須、推奨のいずれかに指定することができます。学習者は、「学習者の管理」ページ、または「学習カタログ」の割当可能な学習アイテムから、アイテムに割り当てることができます。
割当タイプ
割当タイプは、次のとおりです。
割当タイプ | 自動登録 | 完了 |
---|---|---|
自主的 |
はい |
自主的アイテムの完了は必須ではありません。学習者は、これらの割当を、「現在の学習」ページの「自主的学習」セクションで確認できます。いつ完了するかを選択できます。 |
必須 |
はい |
指定日までに完了する必要があります。学習者は、「現在の学習」ページの「必須学習」セクションで、必須割当、割当者および期日を確認できます。 |
推奨 |
いいえ |
完了は必須ではありません。学習者は、「推奨の表示」ページで、推奨アイテムおよびそのアイテムの推奨者を表示できます。推奨から学習アイテムに直接移動できます。 |
割当ステータス
割当ステータスを使用すると、学習者の進行状況を追跡し、制御できます。割当ステータスは、次のとおりです。
ステータス | 説明 |
---|---|
完了済 |
学習者が、学習アイテムの必須コンポーネントをすべて完了したことを示します。学習者のステータスは、自動的に「完了」に設定されます。学習者のステータスを手動で「完了」に設定することもできます。「完了」またはその他のステータスに設定した後、変更を元に戻すことはできません。 |
コンテンツ完了 |
学習者が講義を完了したものの、必須の評価は保留中であることを示します。 |
進行中 |
学習者が、学習アイテムのコンポーネントを少なくとも1つ開始したことを示します。 |
未開始 |
学習者が、学習アイテムのコンポーネントをどれも開始していないことを示します。 |
不合格 |
学習者が学習アイテムのコンポーネントの完了基準を満たしていなかったことを示します。 |
取下済 |
学習者が、学習アイテムの登録から取り下げられたことを示します。登録を取り下げることができるのは、割当ステータスが「未開始」か「進行中」の学習者のみです。 |
要求済 |
学習アイテムに対して、割当の学習要求が作成され、承認待ちであることを示します。 |
アクティブ化待ち |
学習者が、学習アイテムのコンポーネントをまだ開始できないことを示します。 |
前提条件待ち |
学習者が、学習アイテムに割り当てられているが、学習前提条件を達成するまでいずれのコンポーネントも開始できないことを示します。 |
キャンセル待ち |
定員に達しているため、学習者が講義のキャンセル待ちに入れられていることを示します。 |
要求承認済 |
学習要求が承認され、管理者によるアクティブ化待ちであることを示します。「アクセス・コントロール」ルールの構成で自動アクティブ化が選択されていない場合、割当はすべてこのステータスで終了します。 |
要求否認済 |
学習要求が拒否されたことを示します。 |
取下げ承認待ち |
学習者が学習アイテムからの取下げ要求を送信し、まだ承認されていないことを示します。 |
削除済 |
学習者が割当から削除されたことを示します。削除後、割当は学習者の成績証明書に表示されません。 |
自主的割当の作成: 手順
自主的学習割当を作成できます。自主的アイテムを学習者が完了することは必須ではありません。学習者は、これらの割当を、「現在の学習」ページの「自主的学習」セクションで確認できます。いつ完了するかを選択できます。次の2つの場所から割当を作成できます。
-
「学習者」→「学習割当」→「学習者の検索」
-
「学習カタログ」→「学習アイテム」(講義、コース、専門)→「検索結果」→「学習者」タイルからアイテムを選択
特に明記されている場合を除き、両方の領域からの手順は同じです。次の手順は「学習者」から開始します。
割当を完了するための基本的な手順は3つあります。
-
割当詳細を定義します。
-
割当の対象となる学習者を選択します。
-
割当に拡張ルールを適用します。
割当詳細の定義
割当の詳細を定義します。
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「自分のクライアント・グループ」作業領域で、「学習」をクリックします。
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「学習者」をクリックし、「学習者の結果」領域に移動します。
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「学習者の追加」をクリックします。
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「自主的」を選択します。
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割当の名前を入力します。この属性は管理者にのみ表示されます。
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必要に応じて、摘要を入力します。この情報は管理者向けであり、学習者には表示されません。
-
開始日を選択します。これは、割当が学習者に「現在の学習」ページで表示される日付です。デフォルトでは、現在の日付が表示されます。
-
「アイテムの選択」をクリックして、割り当てる学習アイテムを選択します。
注意: 「学習カタログ」からこのページにナビゲートした場合、学習アイテムはすでに選択されています。 -
「次として割当」ドロップダウン・リストで、「本人」またはいずれかの別名を選択します。
-
必要に応じて、割当に関するメモを入力します。
注意: 「学習要求詳細」セクションのフィールドは、割当の承認プロセスを使用する場合に役立ちます。 -
「次以降に開始」の日付を選択します。これは、学習者に割当を開始させるターゲット日です。
-
「完了期限」の日付を選択します。これは、学習者に割当を完了させるターゲット日です。
-
「購買オーダー番号」を入力します。これは、この要求に使用される購買番号です。
-
必要と思われる調整コメントを入力します。
-
このセクションに表示されるその他のフィールドに情報を入力します。これらは、組織専用に作成されたフレックスフィールドです。
-
「次」をクリックします。
割当の対象となる学習者の選択
割当の対象となる学習者を選択します。
-
「学習者の選択」をクリックします。
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次のいずれかを選択します。
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分析レポートの使用 - 事前定義済の分析レポートを使用して学習者を検索します。
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組織チャート・グループの使用 - 組織チャート・グループを使用して学習者を検索します。学習者の組織全体または直属の部下のみを選択できます。
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学習者 - 就業者ベースの属性または学習割当に基づいて学習者を検索します。「パーソナライズ」をクリックすると、後で使用できるようにこの検索を保存できます。
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学習者基準の使用 - 就業者基準または割当基準を使用して、特定の学習者を検索します。たとえば、作成された割当の属性に基づいて学習者を検索するなどです。
-
-
「次」をクリックします。
割当の拡張ルールの定義
割当の拡張ルールを選択します。
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初期割当ステータスに「アクティブ」または「要求承認済」を選択します。これは、割当が最初に作成されたときのステータスです。
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「学習アイテム基準日」フィールドに「最新」または「学習者への割当日」を選択します。これは、割当後に学習者に表示される学習アイテムのバージョンを示します。「最新」を選択すると、後で更新した場合、学習者には完了するまで最新バージョンの学習アイテムが常に表示されます。「学習者への割当日」を選択すると、後で更新したとしても、学習者には割り当てられたときに存在していた学習アイテムのバージョンが常に表示されます。完了すると、この設定に関係なく、学習者には自分が完了したバージョンが表示されます。
-
「送信」をクリックします。
必須割当の作成: 手順
指定日までに完了する必要があります。学習者は、「現在の学習」ページの「必須学習」セクションで、必須割当、割当者および期日を確認できます。
次の2つの場所から割当を作成できます。
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「学習者」→「学習割当」→「学習者の検索」
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「学習カタログ」→「学習アイテム」(講義、コース、専門)→「検索結果」→「学習者」タイルからアイテムを選択
次に示す場合を除き、両方の領域からの手順は同じです。次の手順は「学習者」から開始します。
割当を完了するための基本的な手順は3つあります。
-
割当詳細を定義します。
-
割当の対象となる学習者を選択します。
-
割当に拡張ルールを適用します。
割当詳細の定義
割当の詳細を定義します。
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「自分のクライアント・グループ」作業領域で、「学習」をクリックします。
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「学習者」をクリックし、「学習者の結果」領域に移動します。
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「学習者の追加」をクリックします。
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「必須」を選択します。
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割当の名前を入力します。この属性は管理者にのみ表示されます。
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必要に応じて、摘要を入力します。この情報は管理者向けであり、学習者には表示されません。
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開始日を選択します。これは、割当が学習者に「現在の学習」ページで表示される日付です。デフォルトでは、現在の日付が表示されます。
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「アイテムの選択」をクリックして、割当を選択します。
注意: 「学習カタログ」からこのページにナビゲートした場合、割当はすでに選択されています。 -
「次として割当」ドロップダウン・リストで、「本人」またはいずれかの別名を選択します。
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必要に応じて、割当に関するメモを入力します。
注意: 「学習要求詳細」セクションのフィールドは、割当の承認プロセスを使用する場合に役立ちます。 -
「次以降に開始」の日付を選択します。これは、学習者に割当を開始させるターゲット日です。
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「完了期限」の日付を選択します。これは、学習者に割当を完了させるターゲット日です。
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「購買オーダー番号」を入力します。これは、この要求に使用される購買番号です。
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必要と思われる調整コメントを入力します。
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このセクションに表示されるその他のフィールドに情報を入力します。これらは、組織専用に作成されたフレックスフィールドです。
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「次」をクリックします。
割当の対象となる学習者の選択
割当の対象となる学習者を選択します。
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「学習者の選択」をクリックします。
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次のいずれかを選択します。
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分析レポートの使用 - 事前定義済の分析レポートを使用して学習者を検索します。
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学習者 - 就業者ベースの属性または学習割当に基づいて学習者を検索します。「パーソナライズ」をクリックすると、後で使用できるようにこの検索を保存できます。
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組織チャート・グループの使用 - 組織チャート・グループを使用して学習者を検索します。学習者の組織全体または直属の部下のみを選択できます。
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学習者基準の使用 - 就業者基準または割当基準を使用して、特定の学習者を検索します。たとえば、作成された割当の属性に基づいて学習者を検索するなどです。
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「次」をクリックします。
割当の拡張ルールの定義
割当の拡張ルールを選択します。
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初期割当ステータスに「アクティブ」または「要求承認済」を選択します。これは、割当が最初に作成されたときのステータスです。
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「学習アイテム基準日」フィールドに「最新」または「学習者への割当日」を選択します。これは、割当後に学習者に表示される学習アイテムのバージョンを示します。「最新」を選択すると、後で更新した場合、学習者には完了するまで最新バージョンの学習アイテムが常に表示されます。「学習者への割当日」を選択すると、後で更新したとしても、学習者には割り当てられたときに存在していた学習アイテムのバージョンが常に表示されます。完了すると、この設定に関係なく、学習者には自分が完了したバージョンが表示されます。
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有効期間オプションを選択します。これにより、割当の完了が有効とみなされる期間の開始日を設定できます。「期日後」を選択した場合、有効期間は割当の期日後に開始されます(割当が完了している場合)。学習者が期日の1か月前に割当を完了した場合、期日を経過するまで割当は有効になりません。「完了後」を選択した場合、有効期間は割当の完了後に開始されます。割当が完了せずに期日に達した場合は、割当が完了していないため、有効期間は開始しません。
注意: このフィールドは、必須のコース割当でのみ使用します。 -
割当が失効するかどうかを示す失効ルールを選択します。
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日付で失効 - 失効日を定義し、繰返し(毎年、2年ごとなど)を設定します。たとえば、6月1日に2年ごとに失効するように割当を設定できます。
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年単位で失効 - 失効日を年単位で定義します。これは有効期間の開始に対する相対日付です。たとえば、有効日が完了日に設定され、学習者が2019年12月1日に割当を完了し、割当が1年で失効する場合、その割当は2020年12月1日に失効します。これは、失効日が静的に定義されるのではなく計算されるため、「日付で失効」とは異なります。
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失効なし - 割当に失効日はありません。
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日数単位で失効 - 失効日を日数単位で定義します。たとえば、割当が7日間で失効するように設定できます。
注意: このフィールドは、必須のコース割当でのみ使用します。
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更新オプションを選択します。
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なし - 割当の更新はありません。
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完了後 - 学習者は現在の割当の完了直後に次の更新割当を受け取ります。
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失効までの期間 - 更新は初期割当の失効より前に行われます。これは、学習者が、現在の割当が失効する指定日数前に次の割当を受け取ることを意味します。初期割当が失効する何日前に更新を送信するかの日数を示します。
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期日後 - 更新は初期割当の期日より後に行われます。期日の何日後に更新を送信するかの日数を入力します。
注意: このフィールドは、必須のコース割当でのみ使用します。
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「送信」をクリックします。
推奨割当の作成: 手順
推奨学習割当を作成できます。推奨割当の完了は必須ではありません。学習者は、「推奨の表示」ページで、推奨アイテムおよびそのアイテムの推奨者を表示できます。推奨から学習アイテムに直接移動できます。
次の2つの場所から割当を作成できます。
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「学習者」→「学習割当」→「学習者の検索」
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「学習カタログ」→「学習アイテム」(講義、コース、専門)→「検索結果」→「学習者」タイルからアイテムを選択
次に示す場合を除き、両方の領域からの手順は同じです。次の手順は「学習者」から開始します。
割当を完了するための基本的な手順は3つあります。
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割当詳細を定義します。
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割当の対象となる学習者を選択します。
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割当に拡張ルールを適用します。
割当詳細の定義
割当の詳細を定義します。
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「自分のクライアント・グループ」作業領域で、「学習」をクリックします。
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「学習者」をクリックし、「学習者の結果」領域に移動します。
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「学習者の追加」をクリックします。
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「推奨」を選択します。
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割当の名前を入力します。この属性は管理者にのみ表示されます。
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必要に応じて、摘要を入力します。この情報は管理者向けであり、学習者には表示されません。
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「アイテムの選択」をクリックして、割当を選択します。
注意: 「学習カタログ」からこのページにナビゲートした場合、割当はすでに選択されています。 -
「次として割当」ドロップダウン・リストで、「本人」またはいずれかの別名を選択します。
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必要に応じて、割当に関するメモを入力します。
注意: 「学習要求詳細」セクションのフィールドは、割当の承認プロセスを使用する場合に役立ちます。 -
「次以降に開始」の日付を選択します。これは、学習者に割当を開始させるターゲット日です。
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「完了期限」の日付を選択します。これは、学習者に割当を完了させるターゲット日です。
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「購買オーダー番号」を入力します。これは、この要求に使用される購買番号です。
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必要と思われる調整コメントを入力します。
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このセクションに表示されるその他のフィールドに情報を入力します。これらは、組織専用に作成されたフレックスフィールドです。
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「次」をクリックします。
割当の対象となる学習者の選択
割当の対象となる学習者を選択します。
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「学習者の選択」をクリックします。
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次のいずれかを選択します。
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分析レポートの使用 - 事前定義済の分析レポートを使用して学習者を検索します。
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学習者 - 就業者ベースの属性または学習割当に基づいて学習者を検索します。「パーソナライズ」をクリックすると、後で使用できるようにこの検索を保存できます。
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組織チャート・グループの使用 - 組織チャート・グループを使用して学習者を検索します。学習者の組織全体または直属の部下のみを選択できます。
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学習者基準の使用 - 就業者基準または割当基準を使用して、特定の学習者を検索します。たとえば、作成された割当の属性に基づいて学習者を検索するなどです。
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「次」をクリックします。
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「送信」をクリックします。
注意: 「送信」をクリックすると、推奨が学習者に送信されます。割当ステータスは常に「推奨」です。学習アイテムのバージョンは常に最新です。推奨割当を送信した後に学習アイテムを更新した場合、学習者は常に最新バージョンにアクセスします。
学習イニシアチブ
学習イニシアチブ: 説明
実行中の割当を学習イニシアチブと呼びます。一度だけ適用される学習割当とは異なり、学習イニシアチブを作成および定義したら、複数の割当を続けて生成できます(終了日は指定してもしなくてもかまいません)。分析レポートまたは組織チャートを使用して、組織内の特定の学習者グループに割り当てることもできます。たとえば、倫理と業務に関するコースの学習イニシアチブを作成し、入社時の全従業員に割り当てることができます。このイニシアチブは、全新入社員に対し、指定した期日までにコースを完了するための割当を継続的に作成します。
「割当ルールに対するPerson IDの評価」プロセスと「動的割当の調整」プロセスが、学習イニシアチブの割当対象者となる新しい学習者や、グループを離れる学習者がいないかどうかを確認します。
割当タイプと同じく、学習イニシアチブにも次のタイプがあります。
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自主的学習イニシアチブ
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必須学習イニシアチブ
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推奨学習イニシアチブ
講義、コースまたは専門の学習イニシアチブは、次の場所から作成できます。
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学習アイテムの「学習者」コンテンツ領域
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「管理者」作業領域(「学習者」ページの「学習イニシアチブ」タブ)
倫理と業務に関するコース向けの必須学習イニシアチブの作成
次の例では、倫理と業務に関するコース向けの必須学習イニシアチブを「管理者」作業領域(「学習者」ページ)から作成する手順を説明します。
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「学習者」ページの「学習イニシアチブ」タブで、「イニシアチブの追加」→「必須」をクリックします。
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「割当詳細」ページで次を指定します。
フィールド 値 名前
ビジネス倫理の割当
注意: システム生成の名前を使用することも、独自に割り当てることもできます。摘要
これは、組織全体で必須の割当です。
割当
倫理と業務に関するコースを検索して選択します。
次として割当
「本人」を選択します。学習アイテムを割り当てたことが学習者にわかります。別の人物として割り当てるには、「CEOのオフィス」、「セキュリティ」、「法務部門」などの別の値を使用します。
添付するノート
学習者に表示する、この割当に関するテキストを入力します(このコースから組織のビジネス倫理を学ぶ、など)。
初期期日オプション
リストの「日」を選択し、「15」と入力します。イニシアチブの開始日に特定された学習者には、この15日が期日として適しています。
継続中期日
その他の学習者(このイニシアチブの対象者)には、20日を指定します。このコースを受講する学習者は、入社後20日以内にこのコースを完了する必要があります。
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「次」をクリックします。
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「学習者の選択」ページで「学習者の追加」、組織チャート・グループの検索と選択の順にクリックします。
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組織グループを選択して「OK」をクリックします。
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「次」をクリックして、この表に示すようにイニシアチブの「拡張ルール」を指定します。
フィールド 値 学習アイテム基準日
リストの「最新」を選択します。学習者は、割当を実行するときに最新のコース・コンテンツを利用できます。
「イニシアチブ開始日」または「学習者への割当日」を選択して、指定日が到来したらコースが表示されるようにすることもできます。
有効期間オプション。
「完了後」を選択すると、期日を待つのではなく、割当の完了直後に、割当完了が有効になります。
失効
「失効までの年数」を選択し、「2年」を選択します。コースの期限を設定する際は、更新オプションを指定する必要があります。
更新オプション
リスト内の「完了後」を選択して、コース割当が完了した場合にのみコース割当を更新できるようにします。
学習者消込
これは、学習イニシアチブ固有のオプションです。イニシアチブの割当に対して学習者を消し込むことができます。
この学習イニシアチブに参加しなくなった学習者の割当を取り下げるには、チェック・ボックスを選択します。
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「送信」をクリックします。イニシアチブが正常に処理されると、イニシアチブが作成され、受信者に送信されたという確認メッセージが表示されます。
学習者に特定の結果が割り当てられるコースまたは専門を見つけるには、どうすればいいですか。
特定の学習結果のコースまたは専門を検索するには、「カタログの管理」ページで「学習結果で検索」を使用します。学習結果に関連するキーワードを入力して、「基本」検索を実行します。あるいは、「拡張」検索を使用して、学習結果で使用されている特定の属性または値を含むキーワードを入力します。検索結果からコースを選択し、講義詳細を開きます。「学習者の管理」を使用して、コースまたは専門を学習者に割り当てます。
学習割当と学習イニシアチブの違いは何ですか。
学習割当とは、特定の日に学習者または学習者グループに割り当てられる学習の1つです。たとえば、アジャイル・プロジェクト管理に関するコースを、この手法を特定のプロジェクトに対して使用する必要がある特定組織の従業員に割り当てます。
学習イニシアチブとは、学習者グループに対する実行中の割当のことです。たとえば、倫理と業務に関するコースを、2017年1月1日以降に入社した従業員に割り当てます。入社する全従業員を対象とする割当を作成し、2年おきにコースを繰り返す学習イニシアチブを作成できます。