17モバイル
この章の内容は次のとおりです。
モバイル・デバイスでの「自分の学習」
オンラインでもオフラインでも、モバイル・デバイス上で学習アイテムを追跡し、学習を続けることができます。自分の学習アイテムは、3つのグループで別々に追跡されます。
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必須学習
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自主的学習
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推奨学習
必須学習
モバイル・デバイス上の「自分の学習」ページでは、学習の要約と、期限の超過した学習アイテムを確認することができます。「必須」タブには、必須学習アイテム・カードが「期限超過」、「完了」のステータス順に表示されます。各カードでは、次の詳細を表示できます。
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この学習アイテムを割り当てた個人
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学習アイテムの名前
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学習アイテム・タイプ・アイコン。たとえばビデオを示す矢印
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学習アイテムを終了する期間
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学習アイテムを終了する残り日数
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進行状況に応じて、「再生」、「もう一度再生」または「再開」ボタン
自主的学習
個人学習アイテムのカードは、モバイル・デバイスの「自分の学習」ページにある「自主的」タブに表示されます。各カードでは、次の詳細を表示できます。
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学習アイテムの名前
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学習アイテムのタイプを表す学習アイテム・タイプ・アイコン。たとえばオンライン・コースを示すコンピュータ・アイコン
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学習アイテムの合計または残りの期間
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進行状況に応じて、「再生」、「もう一度再生」または「再開」ボタン
推奨学習
推奨学習アイテムは、「自分の学習」ページにある「推奨」タブに表示されます。各カードでは、次の詳細を表示できます。
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この学習アイテムを推奨した個人
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学習アイテムの名前
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学習アイテム・タイプ・アイコン。たとえばチュートリアルを示す「表示」ボタン
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学習アイテムの合計または残りの期間
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学習アイテムを終了する残り日数
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進行状況に応じて、「再生」、「もう一度再生」または「再開」ボタン
「再生」ボタンをタップすると、学習が開始されます。一時停止するには、「完了」をタップし、学習アイテムに戻ります。
オフライン学習
オフラインのときでも、学習アイテムを表示し、学習を続行することができます。学習アイテムがアプリケーションによってダウンロードされ、オフライン学習の準備ができます。次にオンラインになったとき、学習の進行状況がクラウドで同期されます。モバイル・デバイスには、進行状況に関するメッセージが表示されます。
HCMモバイル・アプリケーション機能のプロファイル・オプション
プロファイル・オプションを使用して、Oracle HCM Cloudでモバイル・レスポンシブ・ページを有効にします。プロファイル・オプションを「Y」に設定して、HCM Cloudアプリケーション内のページまたは機能のモバイル・レスポンシブ・バージョンを有効にします。アプリケーション・サーバーに対するこの設定は、デスクトップ上で行います。
これを行うには、プロファイル値を「Y」に設定して、HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションおよびその他1つ以上のレスポンシブ・プロファイル・オプション(PER_PERSONAL_INFORMATION_RESPONSIVE_ENABLEDなど)を有効にします。
プロファイル・オプションを表示する手順は、次のとおりです。
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「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
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機能領域: アプリケーション拡張
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タスク: アプリケーション・コア管理者プロファイル値の管理
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変更するプロファイル・オプションを検索します。
次の表に、モバイル・アプリ機能、構成する必要のある関連プロファイル・オプションおよびユーザーの構成の影響を示します。
機能 | プロファイル・オプション・コード | 説明 |
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サーバー・アイドル・タイムアウト |
HCM_MOBILE_SERVER_IDLE_TIMEOUT |
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サーバー・セッション・タイムアウト |
HCM_MOBILE_SERVER_SESSION_TIMEOUT |
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オフライン・アクセス |
HCM_MOBILE_MOBILE_OFFLINE |
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モバイル・デバイスでOracle HCM Cloudへの接続が一時的に切断された場合は、どうなりますか。
すべてのHCM機能でインターネット接続が必要となります。オフライン・アクセスをサポートしているのはLearnのみです。インターネットへの接続を一時的に失ったり、ログアウトせずにOracle HCM Cloudモバイル・アプリを閉じると、管理者によって構成された設定に基づいてアプリケーションがタイムアウトします。