11代休時間
この章の内容は次のとおりです。
代休プランを定義するオプション
企業の休暇ポリシーに従って代休プランを作成するときには、次のルールを構成します。
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取得時間失効
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プラン適格
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登録および終了
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受給権付与期間
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プラン限度
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手動調整
取得時間失効
取得した代休時間が失効の対象かどうかを定義します。「はい」の場合、失効限度と時間枠を定義し、失効した取得時間の処理方法を定義します。全額を失効させるか、支払のために買い取るかどうかを選択できます。
プラン適格
適格プロファイルと代休プランを関連付けて、そのプランに登録できる就業者セットを決定します。
登録および終了
代休プランに就業者を登録するタイミングを決定し、退職した就業者をプランから登録解除するタイミングを選択します。管理者およびマネージャは、構成に基づいてバランスが失効する日付を制御できます。「エントリおよびバランス」タブの「失効日更新」セクションで、これらの日付を制御できるユーザーを決定できます。
受給権付与期間
プラン登録後に一定の時間が経過してから就業者が使用できるようにする場合は、プランの受給権付与期間を定義します。
プラン限度
就業者がプランに累積できる最大代休時間を決定します。さらに、プランにマイナス・バランスが許可されるかどうかを選択します。
手動調整
管理者およびマネージャは、就業者の代休時間バランスを手動で調整できます。「エントリおよびバランス」タブの「手動調整」セクションで、これらの調整を行うことができるユーザーを決定できます。
取得代休時間の失効ルール
代休プランを作成する際は、取得した代休時間が失効の対象となるかどうかを定義するために、次の失効ルールのいずれかを選択する必要があります。
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取得日
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取得給与期間の最終日
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取得週の最終日
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失効なし
取得日
代休時間は、取得日から定義された期間内に失効します。たとえば、12月22日に代休時間が取得され、有効期間が6か月と定義されている場合、代休時間は6月22日に失効します。
取得給与期間の最終日
代休時間は、支給期間の終了時から定義された時間内に失効します。たとえば、12月22日に代休時間を取得し、現在の支給期間が12月16日から12月31日で、有効期間が6か月の場合、代休時間は6月30日に失効します。
取得週の最終日
代休時間は、代休時間を取得した週の終わりから定義された時間内に失効します。たとえば、代休時間が12月22日(12月17日から12月23日の週)に取得され、有効期間が6か月である場合、取得週の終わりが12月23日であるため、代休時間は6月23日に失効します。
失効なし
取得した代休時間は失効しません。