25福利厚生構成のエクスポートおよびインポート

この章の内容は次のとおりです。

プログラム、プログラム外のプラン、または適格プロファイルを、1つの環境からエクスポートできます。またそれらを他の環境にインポートしたり、同じ環境内の同じ企業や別の企業にインポートすることができます。これを行うには、「設定および保守」または「プラン構成」作業領域の「エクスポート・プラン構成」タスクを開きます。

プラン構成のエクスポートでは、次のものが重要となります。

  • エクスポートに含まれる項目

  • エクスポートから除外される項目

  • エクスポート・ファイルとログ・ファイル

前提条件

プラン構成をエクスポートする前に、次のようにします。

  • 関連するプログラムやプランの「検索結果」セクションで、エクスポートするプログラムまたはプログラム外のプランを検証します。

  • 「評価およびレポート」作業領域で、エクスポートするプログラムやプランのサンプル加入者を対象に「ライフ・イベント加入の評価」プロセスを実行します。

この検証と評価の結果を、宛先環境での同じ検証と評価の結果と比較できます。

エクスポートに含まれる項目

エクスポート・プロセスには、選択した最上位レベル・オブジェクトに関連付けられた下位オブジェクトが含まれます。

エクスポートされる親オブジェクト 含まれる下位オブジェクト

プログラム構成

関連付けられたプラン・タイプ、プラン、オプション、年期、法的エンティティ、レポート・グループ、組織、適格プロファイル、ライフ・イベント、処理項目、Formula、レート、補償範囲、複数プラン・タイプ間の補償範囲、登録承認、および扶養家族および受取人指定

プログラム外のプラン構成

関連付けられたプラン・タイプ、オプション、年期、法的エンティティ、レポート・グループ、規約、組織、適格プロファイル、ライフ・イベント、処理項目、Formula、レート、補償範囲、登録承認、および扶養家族および受取人指定

適格プロファイル

関連付けられた導出要因、サービス区域、およびFormula

エクスポートから除外される項目

標準レートのエクスポートでは、次の項目が除外されます。

  • エレメント入力パラメータ

  • その他入力パラメータ

加入者適格プロファイルのエクスポートでは、次の適格基準が除外されます。

適格カテゴリ 基準

個人情報

休暇、資格、およびコンピテンシ

雇用

パフォーマンス評点

その他

健康関連補償範囲選択と別プランへの加入

すべての扶養家族適格プロファイル・エクスポートでは、「その他 - 別プランで補償」適格基準が除外されます。

関連補償範囲

すべての基準

これらの適格基準エクスポート除外は、プログラム、プログラム外のプラン、または適格プロファイルのいずれをエクスポートするかにかかわらず、すべてのエクスポートに適用されます。

エクスポート・ファイルとログ・ファイル

「エクスポート・プラン構成」プロセスのステータスは、「エクスポート・プラン構成」ページでモニターします。プロセスが完了したら、対応する「ダウンロード」ボタンをクリックして、ダウンロードされたファイル・ダイアログ・ボックスを開きます。

「ダウンロードされたファイル」ダイアログ・ボックスでは、次のことができます。

  • エクスポートされたプラン構成を含む.zipファイルを開いたり、保存する。

  • ログ・ファイルを開く。ログ・ファイルには次の詳細情報が記録されます。

    • どの親プロセスや子プロセスでどのプロセス構成がエクスポートされたか(ビジネス・オブジェクト・レコード数を含む)

    • エクスポート中に発生したエラーの解決に役立つ情報

注意: エクスポート・ファイルをローカルに保存した後で、そのファイルを編集しないでください。「インポート・プラン構成」プロセスは、エクスポートしたファイルへの編集を検出し、編集済ファイル内のプラン構成をインポートすることなく、ただちに終了します。

ある環境からエクスポートされたプログラム、プログラム外のプラン、または適格プロファイルを別の環境にインポートできます。同じ環境にある別のエンタープライズにインポートすることもできます。これを行うには、「設定および保守」または「プラン構成」作業領域の「インポート・プラン構成」タスクを使用します。

インポート中には、次のことができます。

  • オブジェクトを作成したり、ソース環境と宛先環境の両方に存在するオブジェクトを再利用する。

  • サードパーティ・オブジェクト(HRオブジェクトや給与オブジェクトなど)を環境間でマップする。

宛先環境のものよりも新しいアプリケーション・バージョンを使用したソース環境からプランをインポートすることはサポートされていません。

プラン構成をインポートするための基本プロセスは次のとおりです。

  1. 宛先環境を設定します。

  2. 次のいずれかの方法を使用して、プラン構成をインポートします。

    • すべての宛先指定オブジェクトを作成する

    • 既存の宛先指定オブジェクトを再利用する

  3. ソースと宛先のHR、給与、および報酬オブジェクトをマップします。

  4. インポートされたプラン構成をレビューします。

  5. インポートされたプラン構成を最終確定します。

  6. インポートされたプラン構成を検証します。

宛先環境の設定

プラン構成をインポートする前に、次の項目を設定する必要があります。

  • 関連するすべてのHR、給与、および報酬構造およびオブジェクト:

    • HRオブジェクトには、雇用主、事業所、ジョブ、および組織が含まれます。

    • 給与オブジェクトには、給与定義と給与エレメントが含まれます。

    • 報酬オブジェクトには、給与ベースが含まれます。

  • インポート・オブジェクトに関連付けられた適格プロファイルで使用した基準。関連付けられた適格プロファイルは、基準設定なしでもインポートできます。ただし、適格プロファイルの基礎となる基準が環境内にない場合は、適格プロファイルが機能しません。

すべての宛先指定オブジェクトを作成してインポートする

プラン構成をインポートする際には、すべての指定オブジェクトを(再利用ではなく)作成できます。

  • インポート中にインポート・プロセスがすべてのソース指定オブジェクトの先頭または末尾に追加する、プリフィクス、サフィクス、または両方を入力します。

  • 「既存の指定オブジェクトの再利用」チェック・ボックスがオフになっていることを確認します。

既存の宛先オブジェクトを再利用してインポートする

既存の宛先オブジェクトがインポート日付けで利用可能な場合は、インポートするソース・オブジェクトに一致する宛先指定オブジェクトを再利用できます。

インポート・プロセスでは、次の操作が実行されます。

  • ソース・オブジェクトに一致する既存の宛先指定オブジェクトが先日付で利用可能になる場合、それらのオブジェクトは再利用されません。

  • 先日付の宛先オブジェクトが見つかった場合、プリフィクスまたはサフィクスを入力するよう求められます。

次の表は、インポート・プロセスで常に再利用される既存の指定オブジェクトと、その再利用の条件を示したものです。

条件 再利用されるオブジェクト

「既存の指定オブジェクトの再利用」を選択した場合

プラン、プラン・タイプ、オプション、レポート・グループ、規約、適格プロファイル、およびユーザー定義ライフ・イベント

「既存の指定オブジェクトの再利用」を選択したかどうかを問わない

年期、事前定義のライフ・イベント、処理項目、およびFormula

HR、給与、および報酬オブジェクトのマッピング

対応する宛先オブジェクトにインポートするソース・ワークフォース・ストラクチャ(HR)、給与、および報酬設定オブジェクトをマップする必要があります。

マップする必要があるソース・オブジェクトは次のとおりです。

  • 雇用主、組織、事業所、部門、個人タイプ、ジョブ、アサイメント・ステータス、等級、ポジション、パフォーマンス評点、資格、およびコンピテンシ

  • Formula、給与定義、および給与ベース

インポート・プロセス中にマッピングを実行するには、宛先オブジェクトのデータ・アクセス権限を持っている必要があります。

インポートされたオブジェクトのレビュー

「インポートしたプラン構成のレビュー」ページで、ソース・オブジェクトと宛先オブジェクトの数の相違を、グラフを使用して視覚的に特定します。関連するバーをクリックして、次のことを行います。

  • ソース・オブジェクトと宛先オブジェクトに関する詳細を表示する

  • どのソース・オブジェクトがインポートされたかを特定する

このレビューでカバーされるソース・オブジェクトと宛先オブジェクトは、年齢および勤続期間要因、年齢要因、福利厚生バランス、福利厚生グループ、報酬要因、複数プラン・タイプ間の補償範囲、補償範囲、適格プロファイル、常勤換算要因、勤務時間要因、勤続期間要因、ライフ・イベント、オプション、プラン・タイプ、プラン、規約、レポート・グループ、サービス区域、標準レート、ユーザー定義基準、および変動レート・プロファイルです。

インポートされたオブジェクトの最終確定

インポートされたプログラムまたはプログラム外のプランのステータスを、検証に備えて「待ち状態」から「アクティブ」に変更します。インポート・プロセスでは、次の操作が実行されます。

  • 宛先環境内にFastFormulaが存在する場合、常にそれらが再利用されます

  • ソースFormulaがLDGレベルで定義されていても、まだグローバル・レベルで存在していないFastFormulaが作成されます

  • 入力されたプリフィクスやサフィクスを無視して、ソースFormulaと同じ名前を使用したFormulaが作成されます

インポートされたFormulaと作成されたFormulaのロジックを検証して、その後それらを個別または一括でコンパイルする必要があります。Formulaをコンパイルするには、「プロセスまたはレポートの送信」ページで「Formulaのコンパイル」プロセスを実行します。

インポートされたオブジェクトの検証

次の宛先検証と評価の結果を、ソース環境での結果と比較できます。

  • 「福利厚生プラン構成のインポート」ページでインポート要求を検索し、「検索結果」セクションで名前をクリックします。「インポートされたプラン構成の検証」ページを開いて、インポートされたプログラムまたはプログラム外のプランを検証します。

  • 「評価およびレポート」作業領域の「プロセス」タブで、サンプル個人を対象に「ライフ・イベント加入の評価」プロセスを実行します。

「設定および保守」作業領域を使用して、変移ルール、デフォルト福利厚生関係、レートおよび補償範囲ユーザー値といった福利厚生オブジェクトをインポートおよびエクスポートします。

一般に、次のステップを実行して、福利厚生オブジェクトをエクスポートおよびインポートします。

  1. ソース環境で、実装プロジェクトを使用して構成パッケージを作成し、次のいずれかの福利厚生オブジェクトに関連する設定タスクを含めます。

    • 福利厚生ライフ・イベントの管理 - 変移ライフ・イベント用

    • デフォルト福利厚生関係の構成 - 福利厚生関係用

    • レートおよび補償範囲ユーザー値の管理 - 休暇または疾病時間の売却に関連するユーザー値用

  2. 構成パッケージをエクスポートし、ZIPファイルをダウンロードします。

  3. 宛先環境では、構成パッケージを選択し、ZIPファイルをインポートできます。

ソース環境で実行する手順

次のステップを実行します。

  1. 「設定および保守」作業領域で実装プロジェクトを作成します。

  2. 「福利厚生ライフ・イベントの管理」などの福利厚生タスクを実装プロジェクトに追加します。

  3. 「設定および保守」作業領域で、構成パッケージの管理タスクを使用して、作成した実装プロジェクトの構成パッケージを作成します。

  4. 設定データをエクスポートします。

  5. エクスポートが完了したら、エクスポートした福利厚生オブジェクトを含むZIPファイルをダウンロードします。

宛先環境で実行する手順

次のステップを実行します。

  1. 宛先環境で、「設定および保守」作業領域の構成パッケージの管理タスクを開きます。

  2. ソース環境で作成した構成パッケージを検索します。パッケージを作成したユーザーを示すフィールドに表示されるデフォルト値はクリアできます。これを実行して、正しい構成パッケージを取得します。

  3. ダウンロードしたZIPファイルを使用して、構成パッケージをアップロードします。アプリケーションは、既存の実装プロジェクトをZIPファイルの詳細に置き換えます。

  4. 設定データをインポートします。

  5. インポートが完了したら、福利厚生オブジェクトの構成ページを確認します。たとえば、「レートおよび補償範囲ユーザー値の管理」ページを開いて、データが想定どおりに表示されているかどうかを確認します。

福利厚生プラン構成のエクスポートおよびインポート

エクスポートおよびインポート機能を使用すると、プログラム、プランおよび適格プロファイルを1つの環境からXML形式でエクスポートし、別の環境(開発、テスト、本番など)および同じ環境にインポートできます。また、有効日の更新、エラー処理、検証など、更新した構成を環境間で移行し、ログ・ファイルを使用してインポートの問題をトラブルシューティングすることもできます。インポート後にソースとターゲットの各行を比較できます。

エクスポート処理とインポート処理の概要は次のとおりです。

テスト

これらのエクスポート・タスクとインポート・タスクには、「プラン構成」作業領域と「設定および保守」作業領域の両方からアクセスできます。

福利厚生プラン構成のエクスポート方法

エクスポートする福利厚生オブジェクトに応じて、エクスポートに含まれる各関連福利厚生オブジェクトの詳細を次に示します。

福利厚生オブジェクト 関連オブジェクト

プログラム

  • 関連プラン・タイプ

  • プラン、オプション

  • 年期

  • 法的エンティティ

  • レポート・グループ

  • 組織

  • 適格プロファイル

  • ライフ・イベント

  • 処理項目

  • Formula

  • レート

  • 補償範囲

  • 複数プラン・タイプ間の補償範囲

  • 登録承認

  • 扶養家族および受取人指定

プログラム外のプラン

  • 関連プラン・タイプ

  • オプション

  • 年期

  • 法的エンティティ

  • レポート・グループ

  • 規約

  • 組織

  • 適格プロファイル

  • ライフ・イベント

  • 処理項目

  • Formula

  • レート

  • 補償範囲

  • 登録承認

  • 扶養家族および受取人指定

適格プロファイル

  • 関連導出要因

  • サービス区域およびFormula

プラン構成データをZIPファイルとしてエクスポートおよびダウンロードするステップは、次のとおりです。

  1. 「ナビゲータ」「福利厚生管理」「プラン構成」をクリックします。

  2. 「処理」パネルで、「福利厚生プラン構成のエクスポート」をクリックします。

  3. 「作成」をクリックします。

  4. 必要なフィールドを入力して、「送信」をクリックします。

  5. 「検索結果」セクションに戻り、タスクが完了するまで待ちます。「リフレッシュ」をクリックすると最新のステータスが表示されます。

  6. タスクが完了したら、「ダウンロード」リンクをクリックします。ZIPファイルとログ・ファイルをダウンロードできます。構成を宛先環境にインポートするには、ZIPファイルが必要です。ログ・ファイルには、エクスポートされた各福利厚生オブジェクトの結果が含まれています。

福利厚生プラン構成のインポート方法

エクスポート・プロセスの一部としてダウンロードしたZIPを使用して、プラン構成を宛先環境にインポートします。

インポートできない適格プロファイル基準を次に示します。

適格プロファイル・カテゴリ インポートでサポートされない基準

個人情報

  • 休暇

  • 資格

  • コンピテンシ

雇用

  • パフォーマンス評点情報

その他

  • 健康関連補償範囲選択

  • 別プランに加入

  • 別プランで補償

関連補償範囲

  • すべての基準

インポートによって宛先環境で新規プランまたはプログラムが作成されると、それらは「待ち状態」ステータスになります。インポートによって既存のプランが更新されると、エクスポート・ファイルに基づいてステータスが更新されます。

プログラムおよびプランでのインポートの動作に関連する側面のリストを次に示します。

側面 インポートの動作

ユーザー値とレポート・グループ

インポートでは、ユーザー値にプリフィックスとサフィクスは追加されません。エクスポートZIPファイルと宛先環境の両方でユーザー値の名前が同一である場合、宛先環境で再利用されます。ユーザー値名がソースで変更され、その後構成をエクスポートした場合、インポートによって宛先環境でオブジェクトが作成されます。同様に、ソースでレポート・グループの名前を変更すると、インポートによって宛先環境で新規オブジェクトが作成されます。

標準レートおよび給与エレメント

按分詳細はインポートに含まれません。ソースからエクスポートされるすべての給与エレメントおよび入力値が宛先に存在する必要があります。

フレックス・シェル・プラン

インポートでは、フレックス・シェル・プランとそれに関連付けられたプラン・タイプにプリフィクスおよびサフィクスは追加されません。

エクスポートしたプラン構成ZIPファイルをインポートするステップは、次のとおりです。

  1. 「プラン構成」作業領域で、「福利厚生プラン構成のインポート」をクリックします。

  2. 「作成」をクリックします。

  3. 「インポート・タイプ」リストで、インポートする福利厚生オブジェクトのタイプを選択します。

  4. 「参照」をクリックして、エクスポートしたZIPファイルを検索します。

  5. 「送信」をクリックします。

  6. 「タスク・リスト」セクションで、プロセスが完了するまで待ちます。「リフレッシュ」をクリックすると最新のステータスが表示されます。

  7. プロセスが終了したら、「インポート・プラン構成データ」タスク行の「タスクに進む」リンクをクリックします。インポートする福利厚生オブジェクトに応じて、「福利厚生プラン構成のインポート」ページで関連するマッピング・セクションを確認できます。マッピングを確認し、必要に応じて変更します。

  8. 完了したら、「発行」をクリックします。「タスク・リスト」セクションで、タスクが完了するまで待ちます。「リフレッシュ」をクリックすると、最新のステータスが表示されます。

  9. タスクが完了したら、「戻る」をクリックします。

  10. 「検索結果」セクションで、ログ・ファイルをダウンロードするために作成したインポートの「ダウンロード」リンクをクリックします。ログ・ファイルには、インポートされた各福利厚生オブジェクトの結果が含まれています。詳細は、「ログ・ファイルを使用してインポート済オブジェクトを確認する方法」の項を参照してください。

  11. 福利厚生オブジェクトの構成ページを確認します。たとえば、「レートおよび補償範囲ユーザー値の管理」ページを開いて、データが想定どおりに表示されているかどうかを確認します。

ログ・ファイルを使用してインポート済オブジェクトを確認する方法

インポート・プロセスによって、インポートされた福利厚生オブジェクトのリストを提供するログ・ファイルが生成されます。また、ログ・ファイルは、ソース・オブジェクトと宛先オブジェクトの違いも示します。たとえば、ソース・オブジェクトと宛先オブジェクトの両方の構成が同じである場合、ログ・ファイルにはそのように示されます。

宛先にソース・オブジェクトが存在しない場合、ログ・ファイルには、「Source objects missing in destination」・セクションにそれらのオブジェクトがリストされます。これは通常、インポートしたオブジェクトを区別するためにプリフィクスとサフィクスを使用するときに発生します。これらのオブジェクトは、アプリケーションによって作成されます。

サンプル・ログ・ファイル1

宛先で追加のオブジェクトが見つかったがソースに存在しない場合、「Additional objects in Destination」セクションには、そのようなオブジェクトのリストが示されます。これは、インポート後に宛先でこれらのオブジェクトを更新し、その後別のファイルをインポートした場合に発生します。

サンプル・ログ・ファイル2

福利厚生のエクスポートおよびインポートに関するFAQ

プラン構成のエクスポート要求がエラーのある状態で「完了」ステータスになっている場合は、その要求の「ダウンロード」ボタンをクリックします。ダウンロードされたファイル・ダイアログ・ボックスで、末尾が.logになっている項目をクリックしてログ・ファイルを表示します。

インポート中に重複した順序付けエラーを修正するにはどうすればよいですか。

福利厚生オブジェクトをインポートするとき、インポート中にソース・オブジェクトと宛先オブジェクトをマップする方法に違いがあると、エラーが発生する可能性があります。たとえば、従業員適格基準で適格プロファイルをインポートする場合は、マッピング・セクションで宛先基準を従業員にマップする必要があり、他の値はマッピングしません。これは、「資格プロファイルの作成」ページで、連番が同じ2つの異なる適格基準を作成したときに表示されるエラーと似ています。

インポート中に休暇欠勤プランのエラーを修正するにはどうすればよいですか。

休暇売却休暇欠勤プランまたは疾病時間売却プランを含む福利厚生オブジェクト構成をインポートする前に、これらのプランが宛先環境に存在することを確認する必要があります。また、インポート中にこれらのプランにプリフィクスまたはサフィクスを指定することはできません。

インポート中に給与エレメントのエラーを修正するにはどうすればよいですか。

インポートする福利厚生オブジェクト構成に、エレメントおよび入力パラメータにリンクする標準レートが含まれている場合は、これらが宛先環境に存在することを確認する必要があります。

インポート中に有効日エラーを修正するにはどうすればよいですか。

子福利厚生オブジェクトの有効日が親オブジェクトの有効日の範囲内であることを確認する必要があります。これは、ソース環境と宛先環境の両方のオブジェクトに適用されます。たとえば、この構成をインポートするとします。

福利厚生オブジェクト 有効開始日 有効終了日

プログラムA

2020年1月1日

2025年12月31日

プランA

2020年1月1日

2025年12月31日

プランB

2020年1月1日

2025年12月31日

その後、ソース環境で、プランAの有効終了日を2026年4月に変更すると、宛先環境のプログラムはそれより早く2025年12月31日に以前に終了するため、インポートは成功しません。これを解決するには、宛先環境のプランの有効日をソース環境と同じ日付に変更する必要があります。