個人名形式

個人名形式によって、国の個人名コンポーネントが定義されます。一部の国では名前形式を事前定義できますが、各国に定義できる形式は1つのみです。

次の点に注意してください。

  • 名前形式のない国には名前形式を作成できます。

  • 既存の形式をコピーして基準として使用できます。

  • 国の特定の要件に応じて新しい名前形式を作成できます

事前定義済の個人名形式がない国には、デフォルトで一般名前形式が適用されます。

次のようにして、事前定義済の名前形式を編集できます。

  • 追加コンポーネントの作成

  • 必須コンポーネントの選択

  • コンポーネントの順序の変更

  • コンポーネントの値リストの選択

事前定義済コンポーネントを削除することや、必須コンポーネントをオプションにすることはできません。削除できるのは、事前定義済の名前形式に追加されたコンポーネントのみです。事前定義済の名前形式は削除できません。

ノート: ユーザー定義の名前形式とそのコンポーネントはいつでも作成、編集および削除できます。ユーザー定義の名前形式を使用して個人名が作成された後で、その形式が削除された場合は、デフォルトで一般名前形式が適用されます。

個人名コンポーネント

「姓」は、すべての個人名形式の必須名前コンポーネントです。国の特定の要件に基づいて、他の個人名コンポーネントを必須として設定できます。

次の点に注意してください。

  • 名前コンポーネント「名前情報1」から「名前情報14」は、ローカライゼーション要件用に予約されています。

  • コンポーネント「名前情報15」から「名前情報30」を使用して、国の特定の個人名コンポーネントを定義できます。

たとえば、ある国で母親の旧姓を取得する必要がある場合は、名前コンポーネント「名前情報15」を使用し、そのコンポーネントの表示名を「母の旧姓」として指定できます。