バージョン2とバージョン3の退職および辞職

この表は、既存のバージョン2の退職と辞職のUIと新しいバージョン3の退職と辞職のUIを比較して示しています。

バージョン2 バージョン3
  • 個人レベルのセキュリティまたはアサイメント・レベルのセキュリティを使用できます。
  • アサイメント・レベルのセキュリティを有効にすると、アクセス権がないアサイメントをユーザーが検索できません。ただし、就業者が雇用関係のアサイメントのいずれかにアクセスできる場合は、雇用関係を終了できます。雇用関係の終了時には、これらのアサイメントへのアクセス権がない場合でも、雇用関係内のアサイメントは終了します。
  • 個人レベルのセキュリティまたはアサイメント・レベルのセキュリティを使用できます。
  • アサイメント・レベルのセキュリティを使用する場合は、雇用関係内のすべてのアサイメントへのアクセス権がないかぎり、雇用関係を終了できません。
  • 退職または辞職は、雇用関係からのみ実行できます。
  • 雇用関係または単一のアサイメントを終了または辞職できます。
  • 就業者に複数の雇用関係がある場合は、就業者は自分で辞職できず、HR担当者に連絡する必要があります。
  • 就業者は、辞職するアサイメントまたは雇用関係を選択できます。
  • 雇用関係フレックスフィールド(DDFおよびDFF)のみを使用できます。
  • 雇用関係(DDFおよびDFF)および割当(DDF、DFFおよびEFF)フレックスフィールドを使用できます。
  • 「アサイメントの変更」→「アサイメントの終了」処理を使用して、アサイメント・レベルの退職(アサイメントの終了)を実行できます。ただし、通常、管理者は「アサイメントの変更」処理にアクセスできません。この場合、マネージャはHR担当者に連絡して、部下のアサイメント・レベルの退職を実行する必要があります。
  • マネージャが退職UIを使用して、アサイメント・レベルの退職を実行できるようになりました。
  • マネージャまたはHR担当者は、引き続き「アサイメントの変更」ページ(「アサイメントの終了」処理)を使用してアサイメントを終了できます。
  • 雇用関係レベルで退職詳細を表示できます。退職フィールドには、「ユーザー・アクセスの取消」、「再雇用の推薦」フィールド・グループおよび「最終勤務日」が含まれます。
  • 選択した退職レベルに応じて、アサイメント・レベルまたは雇用関係レベルで退職詳細を表示できます。
  • 退職フィールド(「ユーザー・アクセスの取消」、「再雇用の推薦」フィールド・グループおよび「最終勤務日」)もアサイメント・レベルで表示されるようになりました。
  • 複数の雇用関係を持つ就業者は辞職できません。
  • 雇用関係に複数のアサイメントがある就業者は、単一のアサイメントから辞職できません。雇用関係全体から辞職する以外に選択肢はありません。
  • 複数の雇用関係を持つ就業者が辞職できます。
  • 就業者は、雇用関係全体または単一のアサイメントから辞職できます。
  • 退職は特権トランザクションです。
  • 退職は、同じアサイメントのすべての処理待ちトランザクションより優先され、他のトランザクションは拒否されます。
  • 退職は特権トランザクションではありません。
  • 退職は、同じアサイメントの処理待ちトランザクションとともに表示されます。

バージョン3退職についてと、それに対して有効にするステップの詳細は、My Oracle Support (https://support.oracle.com)で『Version 3 Termination and Resignation』(文書ID 2821906.1)という文書を参照してください。