6 収集の実行

この章の内容は次のとおりです。

プランニング・データの収集: 説明

サプライ・チェーン・プランニング作業領域のいずれかからプランを実行するには、プランニング・データ・リポジトリにデータを収集する必要があります。オーダー納期回答およびオーダー管理のプロセスでも、プランニング・データ・リポジトリを使用してオーダーへの納期回答およびオーダーの管理を行います。

プランニング・データ・リポジトリにデータを収集するには、次のタスクを実行できます。

  • プランニング・データの収集: このタスクは、Oracle Fusionソース・システムからデータを収集する場合に使用します。

  • ファイルからプランニング・データのロード: このタスクは、完全に外部のソース・システムからデータを収集する場合に使用します。

セキュリティ権限に応じて、サプライ・チェーン・プランニング作業領域のいずれかからこれらのタスクを実行するか、「設定および保守」作業領域、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリング、「サプライ・チェーン・プランニング構成」機能領域の順に移動できます。

次の図は、プランニング・データ・リポジトリへのデータの移入に使用できる収集プロセスを示しています。

この収集プロセス・フローでは、Oracle Fusionソース・
システムからのデータ収集を開始すると、ステージング表によって
Oracle Fusionソース・システムからデータがプルされます。同様に、
ファイルからのデータ収集を開始すると、データはファイルから
ステージング表にプッシュされます。その後、ステージング表のデータが
予定済プロセスを使用してプランニング・リポジトリにロードされます。

プランニング・データの収集

データ収集プロセスには、2つのステップがあります。「プランニング・データの収集」プロセスでは、まずOracle Fusionソース・システムからステージング表にデータがプルされます。その後、ステージング表からプランニング・データ・リポジトリにデータがロードされます。

「プランニング・データの収集」ページでは、次のタブを使用して、収集するデータを選択します。

  • 参照データ

  • 需要プランニング・データ

  • 供給プランニング・データ

参照データのほとんどは、グローバル・エンティティです。グローバル・エンティティは、すべてのソース・システムに共通します。たとえば、単位(UOM)はすべてのソース・システムに共通します。供給プランニングおよび需要プランニングのデータは、トランザクション・データです。トランザクション・データのほとんどは、ローカル・エンティティです。ローカル・エンティティは、各ソース・システムに固有です。たとえば、手持数量は各ソース・システムに固有です。

収集フィルタを選択して、収集するデータをさらに絞り込むこともできます。選択内容は収集テンプレートに保存できます。

ファイルのプランニング・データのロード

このオプションは、CSVファイルを使用してプランニング・データ・リポジトリにデータを移入する場合に使用します。

ファイルからプランニング・データをロードするには、次の手順を実行します。

  1. CSVファイルを作成します。CSVファイルを作成するために、事前定義の一連のMicrosoft Excelファイルをインポート・テンプレートとして使用できます。

  2. CSVファイルをインポートします。ナビゲータから、「ファイル・インポートおよびエクスポート」をクリックして新しいインポートを作成します。アカウントにscm/planningDataLoader/Importを指定します。

  3. 「ファイルのプランニング・データのロード」プロセスを実行します。プロセスを送信すると、まず、CSVファイルからステージング表にデータがプッシュされます。その後、ステージング表からプランニング・データ・リポジトリにデータがロードされます。

グローバル・エンティティの収集: 説明

データ収集において、Oracle Fusionのサプライ・チェーン・プランニングでは、特定のビジネス・エンティティをグローバル・エンティティと呼びます。グローバル・エンティティは各インスタンスに固有であり、すべてのソース・システムに共通します。Oracle Fusionソース・システムから収集されたか、あるいはファイル・ベース・データ・インポート(FBDI)方法を使用して外部ソース・システムから収集されたかに関係なく、グローバル・エンティティは共通です。

グローバル・エンティティのデータを収集するとき、プランニング・データ・リポジトリはグローバル・エンティティの各インスタンスのレコードを1つのみ格納します。データ収集プロセスによってグローバル・エンティティからソース・システム参照が削除され、データ・リポジトリにデータが格納されます。データ収集プロセスにおいて、グローバル・エンティティの同じインスタンスが複数のソース・システムから収集される場合、データ・リポジトリには最後の収集の値が格納されます。

たとえば、次のシナリオは、3つのソース・システム(それぞれの名前はソース・システムA、B、C)から単位(UOM)と呼ばれるグローバル・エンティティを収集する方法について説明しています。

  • ソース・システムAには単位のインスタンスがあります。ソース・システムAから単位を収集しているときに、キログラム単位が収集されます。キログラム単位が収集されるのはこのときが初めてです。データ収集プロセスでは、データ・リポジトリ内にキログラム・レコードが作成されます。

  • ソース・システムBには単位のインスタンスが存在しません。ソース・システムBから単位を収集しているときに、データ収集プロセスによってキログラム値が収集されることはありません。ソース・システムBにはキログラム単位のレコードが存在しなかったため、データ収集プロセスによってデータ・リポジトリ内のキログラム・レコードが変更されることはありません。ソース・システムAからのキログラム値のレコードは依然として有効です。

  • ソース・システムCには単位のインスタンスがあります。ソース・システムCから単位を収集しているときに、キログラム単位が再収集されます。ソース・システムCからの値に一致させるように、データ収集プロセスによってデータ・リポジトリにキログラム・レコードが登録されます。

注意: FBDI収集方法を使用する場合、グローバル・エンティティ・ファイルにはソース・システムが必要です。収集フレームワークでは、ソース・システムが各レコードのソース・システムに一致するか確認されます。ソース・システム識別子によって各データ・レコードにマークが付けられます。

サプライ・チェーン・プランニングでは、次のエンティティがグローバル・エンティティとして分類されます。

  • オーダー・オーケストレーション参照オブジェクト

  • 単位および単位換算

  • 需要区分

  • 通貨および通貨換算区分

  • 出荷方法(運送業者、輸送モード、サービス・レベル)

  • 顧客と顧客サイト

  • サプライヤおよびサプライヤ・サイト

  • リージョンとゾーン

  • 承認済サプライヤ・リスト

  • サプライヤ生産能力

  • プランナ

「ターゲット」、「ネット・チェンジ」、および「自動選択」収集タイプ: 説明

プランニング・データを収集するときに「プランニング・データの収集」タスクで指定するパラメータの1つに「収集タイプ」パラメータがあります。このタスクは、任意のサプライ・チェーン・プランニング作業領域から選択できます。「収集タイプ」パラメータに対して、次のいずれかの値を選択できます。

  • ターゲット: 大量のソース・システム・データを収集する場合は、「ターゲット」収集タイプを選択します。通常、「ターゲット」収集タイプは、トランザクション・データの一括アップロード、インスタンスのアップグレード、収集フィルタの変更などのシナリオで使用します。

  • ネット・チェンジ: 正常に完了した最後の収集サイクル以降の変更されたデータおよび新しいレコードを収集する場合、「ネット・チェンジ」収集タイプを選択します。

  • 自動選択: プランニング・プロセスによって各エンティティに適切な収集タイプを決定および自動選択する場合は、「自動」収集タイプを選択します。

ターゲット

「ターゲット」収集タイプは、データ・リポジトリ内のデータに対して完全なリフレッシュを実行する場合に使用します。このモードでは、選択されたエンティティの既存のデータがプランニング・プロセスによってデータ・リポジトリから削除されます。次に、選択したエンティティのデータが、後でソースから収集された場合に、削除されたデータが、そのデータに置き換えられます。

注意: 品目原価、リソース可用性、会計カレンダ、すべての出荷および記帳履歴データの各データ収集エンティティについては、「ターゲット」収集タイプのみを使用できます。

ネット・チェンジ

「ネット・チェンジ」収集タイプを使用すると、データが増分収集されます。「ネット・チェンジ」収集タイプでは、変更された、または新しいデータのみが収集されます。通常、「ネット・チェンジ」収集タイプを使用してデータを収集する方が、「ターゲット」収集タイプを使用するよりも高速です。一般的に、「ネット・チェンジ」収集タイプは、過去にターゲット収集を実行し、その後、実行システムのデータを適用してプランニング・データを最新の状態に保つ場合に使用します。収集タイプが「ネット・チェンジ」の場合は、需要プランニング・データを選択できません。

自動選択

どの収集タイプを選択すべきかわからない場合、およびプランニング・プロセスによって各エンティティの収集タイプを決定する場合は、「自動」収集タイプを使用します。プランニング・プロセスでは、各エンティティが複数のファクタ(エンティティの最後の収集日など)に基づいて評価され、エンティティに対して実行する収集(ターゲットまたはネット・チェンジ)が決定されます。収集するエンティティを手動で選択することも、あるいは事前定義されたテンプレートの1つを使用してエンティティを選択することもできます。事前定義されたテンプレートの1つを選択する場合、「参照データ」、「需要プランニング・データ」および「供給プランニング・データ」タブで変更を行うことはできません。

データ収集、オーダー・オーケストレーションおよびオーダー納期回答: 仕組み

プランニング・データ・リポジトリにデータを移入するには、データ収集を実行します。収集されたデータは、サプライ・チェーン・プランニングのプロセスで使用されるだけでなく、Oracle Fusion Order Managementのオーダー・オーケストレーション・プロセスとOracle Fusion Global Order Promisingのプロセスでも使用されます。

データ収集

データ収集を実行して、プランニング・データ・リポジトリ(オーダー・オーケストレーションおよびプランニング・データ・リポジトリとも呼ばれる)にOracle Fusionソース・システムまたは完全に外部のソース・システムのデータを移入します。外部ソース・システムからデータをロードする際には、XLSMファイルを使用してデータを必要な形式に編成し、そのデータをCSVファイルに変換します。その後で、CSVファイルをプランニング・データ・リポジトリにアップロードできます。

オーダー・オーケストレーション

オーダー・オーケストレーション・プロセスでは、プランニング・データ・リポジトリ内の参照データが直接使用されます。サプライ・チェーン・プランニング作業領域を使用していなくても、オーダー・オーケストレーションの参照エンティティについてはデータ収集を実行する必要があります。

注意: Oracle Fusionソース・システムからデータを収集する前に、ソース・システムについて少なくとも1つの組織を定義する必要があります。1つ以上の組織を設定した後は、「プランニング・ソース・システムの管理」ページで組織リストを更新し、少なくとも1つの組織を収集に使用できるようにする必要があります。どの組織も有効にしていない場合、収集プロセスはエラーで終了します。

オーダー納期回答

グローバル・オーダー納期回答プロセスでは、プランニング・データ・リポジトリのデータのインメモリー・コピーを使用します。オーダー・オーケストレーション・プロセスからOracle Fusion Global Order Promisingにスケジューリング要求または有効数量のチェック要求が送信されると、オーダー納期回答プロセスでは、メイン・メモリーに保管されたデータを使用して、オーダー・オーケストレーションに返信する応答を決定します。メイン・メモリーが常に最新の内容を反映するように、毎収集後に「グローバル・オーダー納期回答」データ・ストアをリフレッシュする必要があります。

Oracle Fusionソース・システムからのデータの収集

Oracle Fusionソース・システムからの参照データ、供給データおよび需要データの収集: 説明

データを収集するときには、参照データ、需要データおよび供給データの3つのカテゴリからデータを収集します。「プランニング・データの収集」ページには、これらの各カテゴリのタブがあります。

収集されたデータは、プランニング・データ・リポジトリに保管されます。

次の図は、Oracle Fusionソース・システムからプランニング・データ・リポジトリに収集するデータの3つのカテゴリを示しています。

プランニング・データ・リポジトリに収集されるデータのタイプ。

コールアウトの説明

  1. 参照データは、主にOracle Fusion SCM Cloudをソースとします。

  2. 需要データは、Oracle Order Management Cloud ServiceおよびOracle Materials Management Cloud Serviceから取得されます。

  3. 供給データは、Oracle Inventory Management Cloud Service、Oracle Manufacturing Cloud ServiceおよびOracle Purchasing Cloud Serviceをソースとします。

参照データ

収集プロセスは、主にOracle Fusion SCM Cloudをソースとする参照データから始まります。基本品目、リソース、組織、顧客とサプライヤ、カレンダ・データなどのデータ収集エンティティを収集します。

注意: Oracle Fusion Sales and Operations Planningでは、リソース構成表エンティティを使用して製造品目をその関連のコンポーネントおよびリソース所要量にリンクします。外部ソース・システムからのリソース構成表の収集の詳細は、「プランニング・データ・ファイルのロード」を参照してください。

さらに、Oracle Supply Chain Planning Cloudを使用して次の項目を収集します。

  • 品目構成: 品目レベルの需要をコンポーネント需要および供給に展開するため

  • 作業定義: 製造品目のコンポーネントおよびリソース所要量を割り当てるため

  • 単位: プラン・データを調整し、プランをある一連の単位から別のものに変換するため

  • 原価: 財務の観点からプランをレビューし、プランニングの意思決定による財務的な影響を評価するため

需要データ

需要データ収集のソースとしては、次の2つが考えられます。

  • Oracle Order Management Cloud Serviceからの販売オーダー: これを需要予測の基礎として使用するとともに、現在のオーダーで短期予測タイム・バケットの需要を消費できます。

  • Oracle Materials Management Cloud Serviceからの出荷履歴: これを使用して出荷予測を生成できます。

供給データ

供給データは、次の3つのソースから収集します。

  • Oracle Inventory Management Cloud Service: 手持在庫、予約、資材転送、移動中在庫供給および受入に関連するデータが提供されます。

  • Oracle Manufacturing Cloud Service: 仕掛ステータスおよび製造作業オーダーが提供されます。

  • Oracle Purchasing Cloud Service: 購買依頼および購買オーダーが提供されます。

収集フィルタおよび収集テンプレートの使用: 説明

共通するエンティティ・セットを繰り返し収集する必要がある場合は、収集フィルタおよび収集テンプレートを使用します。収集フィルタおよび収集テンプレートは「プランニング・データの収集」ページにあります。「プランニング・データの収集」ページを開くには、サプライ・チェーン・プランニング作業領域のいずれかで「プランニング・データの収集」タスクをクリックします。

セキュリティ権限に応じて、「プランニング・データの収集」ページは、「設定および保守」作業領域からも開くことができます。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングをクリックし、次に「サプライ・チェーン・プランニング構成」機能領域をクリックします。

  2. 「サプライ・チェーン・プランニング構成」機能領域で、「プランニング・データの収集」タスクをクリックします。

収集フィルタ

収集フィルタを使用して、収集プロセスのパフォーマンスと効率を高め、関連性のないデータがプランニング・データ・リポジトリに蓄積されることを防止します。カタログ、オーダー・タイプ、価格表などを利用して、様々なフィルタ基準を使用しながら収集を実行できます。出荷および記帳履歴情報の収集には、日付ベースのフィルタを使用することもできます。

収集フィルタの有効化

収集フィルタを有効にするには、まず、プランニング・データ収集のフィルタ名のロードという予定済プロセスを「予定済プロセス」作業領域から実行する必要があります。予定済プロセスを実行するときに、「プランニング・データの収集」ページでフィルタが有効化されます。これにより、次の収集からフィルタを適用できます。

収集テンプレート

一定期間にわたって一連のデータを繰り返し収集する場合は、収集テンプレートを使用します。特定のニーズに対応する事前定義済テンプレートを1つ選択するか、あるいは独自のテンプレートを作成して後で使用できるように保存することができます。

事前定義済テンプレートをリストから選択するとき、「収集タイプ」フィールドには「自動選択」がデフォルトで設定されます。このフィールドを編集することはできません。また、事前定義済テンプレートを選択すると、「収集フィルタの選択」フィールドは無効になります。

「プランニング・データの収集」ページで収集テンプレートを作成するには、データ収集エンティティを選択し、後で使用できるようにテンプレートを保存します。たとえば、「手持」、「購買オーダー」および「購買依頼」など、特定の供給プランニング・トランザクション・エンティティを頻繁に収集する場合は、これらのエンティティを収集テンプレートとして保存します。これにより、その後の収集サイクルで同じエンティティを選択するためにかかる時間が短縮されます。

アップロード・プロセス中にテンプレート・ファイルにエラーが含まれていた場合は、ログ・ファイルで見つかった問題を修正し、テンプレート・ファイルを再度アップロードしてください。

「ターゲット」収集タイプを使用したOracle Fusionソースからの収集: 手順

データ・リポジトリの完全なリフレッシュを行うには、ターゲット収集を実行します。ターゲット収集は即座に実行することも、プロセスを後で実行するようにスケジューリングすることもできます。需要プランニング・データは「ターゲット」収集タイプを使用した場合にのみ収集できます。

「ターゲット」収集タイプを使用して、参照データ、需要プランニング・データおよび供給プランニング・データを収集するには、次の手順を実行します。

  1. サプライ・チェーン・プランニング作業領域のいずれかをクリックするか、「設定および保守」作業領域をクリックします。

  2. 「設定および保守」をクリックした場合は、「設定および保守」作業領域でオファリングを選択します。「設定: サプライ・チェーン・プランニング」ページで、「サプライ・チェーン・プランニング構成」機能領域をクリックしてから「プランニング・データの収集」タスクをクリックします。

  3. サプライ・チェーン・プランニング作業領域のいずれかをクリックした場合は、「タスク」パネル・タブをクリックします。「タスク」パネル・ドロワーで、「プランニング・データの収集」タスクをクリックします。

  4. 「プランニング・データの収集」プロセスの次のパラメータを指定します。

    1. ソース・システムを選択します。

    2. 収集タイプに「ターゲット」を選択します。

    3. 収集フィルタを選択します。

    4. 「参照データ」タブで、必要な参照エンティティを「選択したエンティティ」領域に移動します。

    5. 「需要プランニング・データ」タブで、次の手順を実行します。

      • 「収集時間枠オプション」を選択します。

        プランニング・プロセスでは、統計予測に履歴需要データが使用されます。履歴需要データは、「需要プランニング・データ」タブにあるオプションを使用して、プランニング・データ・リポジトリに収集できます。「収集時間枠オプション」セクションで、データを収集する日付範囲を指定できます。「固定日付範囲」オプションを使用すると、指定した日付範囲内の履歴データを収集できます。

        「ローリング日付範囲」オプションを使用すると、指定した日数分の履歴データを収集できます。たとえば、週次で予測する場合は、1週間に1回需要履歴データを収集し、「ローリング日付範囲」として7日を選択します。データ収集によって、最近の週の需要履歴データが収集されます。

        「期間の自動ロール・オフ」オプションを使用すると、需要履歴データの収集を実行するたびに、「保持する日数」フィールドに指定した日数分の履歴データが切り捨てられます。たとえば、52週間分の履歴データに基づいて各週の予測を行う場合は、「期間の自動ロール・オフ」チェック・ボックスを選択し、「保持する日数」に364日(52x7)を指定します。この設定によって、毎週データを収集しながら、最新の52週間分の履歴を保持し、52週よりも古い履歴データを自動的にパージできます。

      • 出荷履歴メジャーと記帳履歴メジャーを選択します。選択したメジャーに加えて、金額データ、履歴転送オーダーおよび価格表を収集するには、該当するチェック・ボックスを選択します。特定のオーダー・タイプのみを収集する場合は、「含めるオーダー・タイプ」値リストから選択します。デフォルトでは、すべてのオーダー・タイプが含められます。履歴メジャーおよび属性を選択した場合は、関連するチェック・ボックスを選択して、出荷履歴オプションと記帳履歴オプションを収集します。

      注意: 需要プランニング・データを収集する前に、「プランニング・データ収集のフィルタ名のロード」予定済プロセスを正常に実行しておく必要があります。
    6. 「供給プランニング・データ」タブで、必要な供給エンティティを「選択したエンティティ」領域に移動します。リソース可用性を収集する場合、リソース可用性の開始日と終了日を指定します。リソース可用性の既存のデータを収集できます。リソース可用性データを再生成してから、データを収集することもできます。「データを再生成してから収集」オプションを選択すると、収集プロセスによってまず「リソース可用性ジョブの更新」予定済プロセスが実行され、続けてリソース可用性データが収集されます。

  5. (オプション)「スケジュール」タブをクリックし、収集をできるだけ早く実行するように設定するか、または別の時間に実行するようにスケジュールします。

  6. 「送信」をクリックして収集プロセスを開始します。

  7. 「予定済プロセス」ページを使用して、収集ステータスをモニターします。

  8. 「プラン入力」作業領域で、収集されたデータをレビューします。

「ネット・チェンジ」タイプを使用したOracle Fusionソースからの収集: 手順

Oracle Fusionソース・システムからデータを収集するには、ネット・チェンジ収集を実行するか、プロセスを後で実行するようにスケジュールします。ネット・チェンジ収集を実行する前に、選択したエンティティに対してターゲット収集を実行する必要があります。最初のターゲット収集後に、ネット・チェンジ収集を実行できます。

「ネット・チェンジ」収集タイプを使用して、参照データおよび供給プランニング・データを収集するには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータで、サプライ・チェーン・プランニング作業領域のいずれかをクリックするか、「設定および保守」作業領域をクリックします。

  2. 「設定および保守」をクリックした場合は、「設定および保守」作業領域でオファリングを選択します。「設定: サプライ・チェーン・プランニング」ページで、「サプライ・チェーン・プランニング構成」機能領域をクリックしてから「プランニング・データの収集」タスクをクリックします。

  3. サプライ・チェーン・プランニング作業領域のいずれかをクリックした場合は、「タスク」パネル・タブをクリックします。「タスク」パネル・ドロワーで、「プランニング・データの収集」タスクをクリックします。

  4. 「プランニング・データの収集」プロセスの次のパラメータを指定します。

    1. ソース・システムを選択します。

    2. 収集タイプとして「ネット・チェンジ」を選択します。

      注意: 「ネット・チェンジ」収集タイプでは、フィルタ基準および需要プランニング・データを変更することはできません。
    3. 「参照データ」タブで、必要な参照エンティティを「選択したエンティティ」領域に移動します。

    4. 「供給プランニング・データ」タブで、必要な供給エンティティを「選択したエンティティ」領域に移動します。

  5. (オプション)「スケジュール」タブをクリックし、収集をできるだけ早く実行するように設定するか、または別の時間に実行するようにスケジュールします。

  6. 「送信」をクリックして収集プロセスを開始します。

  7. 「予定済プロセス」ページを使用して、収集ステータスをモニターします。

  8. 「プラン入力」作業領域で、収集されたデータをレビューします。

プランニング・データ・ファイルのロード

プランニング・データ・ファイルのロード: 概要

特定のビジネス・オブジェクトについては、CSVファイルを使用して、「ターゲット」または「ネット・チェンジ」方法でデータをアップロードできます。

注意: CSVファイルを作成するには、このために用意されている一連のMicrosoft Excelテンプレート・ファイルを使用できます。テンプレートは、Oracle Help CenterでSCM Cloudファイル・ベース・データ・インポート・ガイドからダウンロードできます。

選択したエンティティのデータをプランニング・データ・リポジトリでリフレッシュする場合は、「ターゲット」モードを使用します。データを増分収集する場合は、「ネット・チェンジ」モードを使用します。「ネット・チェンジ」収集モードでは、変更された、または新しいデータのみが収集されます。「ネット・チェンジ」モードを使用したデータ収集は、「ターゲット」モードと比較して高速です。「ネット・チェンジ」モードは、実行システムのデータを適用してプランニング・データを最新の状態に保つために使用します。

次の図は、ファイルからデータを収集するプロセスを示しています。

「ファイルからプランニング・データのロード」タスクの
フロー・チャート。

ファイルからプランニング・データをロードするには、次の手順を実行します。

  1. Microsoft Excelテンプレートを使用して、CSVファイルを作成します。

  2. ファイルからプランニング・データをロードするプロセスを実行します。

  3. プランニング・データのロード・プロセスを検証します。

  4. ロードしたデータをレビューします。

プランニング・データのロードに使用するCSVファイルの作成: 手順

サプライ・チェーン・プランニング作業領域のいずれかまたは「設定および保守」作業領域で「ファイルからプランニング・データのロード」タスクを実行するには、ロードするデータを準備する必要があります。インポート用のファイルを作成するために使用する、必要なCSVファイルを作成する必要があります。この手順では、CSVファイルを作成して、プランニング・データをロードできるように準備する方法について説明します。

  1. Oracle Supply Chain Management Cloudのファイルベースのデータ・インポート・ガイドで、該当するファイル・インポート・テンプレート(XLSMファイル)を探します。テンプレートをローカル領域に展開します。

    CSVファイルの作成およびインポートの詳細は、Oracle SCM Cloud Oracle SCM Cloudの共通機能の実装ガイドの外部統合の章で、Oracle Cloudの外部データ統合サービスの項を参照してください。

  2. 準備するエンティティのテンプレート・ファイルを開き、ファイル・インポート・テンプレート・ワークシートにデータを入力します。

    CSVファイルを生成する前に、テンプレート・ファイルでマクロを有効にする必要があります。

    注意: 日付が含まれるセルについて、データがデータ型の正しい書式に設定されていることを確認します。たとえば、日付はYYYY/MM/DDに設定する必要があります。
  3. ワークシートでのデータの準備が終了したら、CSVファイルを生成します。CSVファイルの生成ボタンは、ワークブックの「手順およびCSVの生成」ワークシートにあります。

  4. 生成したCSVファイルを保存する際、エンティティの提示名を使用する必要があります。アンダースコアや他の文字をファイル名に追加できます。たとえば、CSVファイルにShipmentHistory_abc.csvと名前を付けたり、ファイルにLoadingCSV.zipと名前を付けることができます。

  5. 圧縮ユーティリティを使用して、CSVファイルをzipファイル形式に圧縮します。zipファイルには任意の名前を付けることができます。

    注意: ソース・システムの1つの圧縮ファイルに複数のCSVファイルを格納できます。ロード・プロセスでは、それらが順番にアップロードされます。CSVファイルを選択し、直接圧縮します。ファイルが格納された親フォルダを圧縮しないでください。

    これで、プランニング・データを収集するためにアップロードするファイルの準備が完了しました。

データ収集順序: 収集エンティティがどのように関連しているか

このトピックでは、データ収集時に従う必要がある順序を取り上げます。データ収集では、事前定義された順序でエンティティが収集されます。収集されたエンティティによって、供給プランニング計算の基礎が形成されます。データの正確性を確保するために、必ず適切な順序でエンティティを収集する必要があります。先行するエンティティを収集せずにエンティティを収集することはできません。CSVファイルを使用して外部ソース・システムからデータを収集する場合、データ収集順序はきわめて重要です。

すべてのエンティティに対してターゲット収集を実行する場合は、収集の順序を無視できます。なぜなら、ターゲット収集では、1つの収集要求内にあるすべてのエンティティの収集順序が自動化されているからです。1つの要求で多くのエンティティを収集する場合、このトピックで示す順序に従ってエンティティが収集されます。数個のエンティティのみを収集する場合は、収集順序に関する情報を認識しておく必要があります。たとえば、品目やリソースを収集する前に作業オーダーを収集すべきではありません。

ワークフローをシンプルにするために、収集順序は2つに分けられています(パートAとパートB)。パートBの収集エンティティはパートAの収集エンティティに応じて異なります。パートBのエンティティを収集する前に、パートAのエンティティを収集する必要があります。また、収集エンティティは表示を簡単にするためにグループ化されています。パートAのデータ・グループは次のとおりです。

  • 品目データに関する収集順序パートA

  • リージョン、事業所および顧客データに関する収集順序パートA

  • 通貨、カレンダ、需要区分および単位データに関する収集順序パートA

パートBのデータ・グループは次のとおりです。

  • 販売オーダーおよび割当セットに関する収集順序パートB

  • 作業オーダー、作業定義および品目構成に関する収集順序パートB

パートAの収集順序はすべて、収集されたデータが存在するソース・システムの定義から始まります。同じソース・システムにデータを収集している場合は、ソース・システムを1回だけ定義します。その後、同じソース・システムを使用してすべてのエンティティを収集します。

次の図はデータ収集順序の概要を示しています。この概要は、パートAとパートBがどのように組み合わさって完全なデータ収集フローを形成しているかを示しています。

このイメージは、データ収集順序の概要を示しています。データ収集順序は、理解しやすくするためにより小さいグループに分けられています。このイメージは、その小さいグループがどのように関連して1つの完全なワークフローを形成しているかを示しています。このイメージは2つに分けられます(パートAとパートB)。パートAには3つのグループがあり、パートBには2つのグループがあります。パートAですべてのデータを収集してから、パートBに進みます。パートAには次の3つのグループがあります。最初のグループは、通貨データおよびカレンダ・データに関する収集順序パートAです。2つ目のグループは、リージョン・データおよび顧客データに関する収集順序パートAです。3つ目のグループは、品目データに関する収集順序パートAです。
パートBには次の2つのグループがあります。最初のグループは、販売オーダーおよび割当セットに関する収集順序パートBです。2つ目のグループは、作業オーダー、作業定義および品目構成に関する収集順序パートBです。

品目データに関する収集順序パートA

次のイメージは、外部ソース・システムから品目データを収集する際に従うべき収集順序を示しています。このイメージは、品目データの収集に関するエンティティの半分のみを表しています。

注意: 組織の収集後に他のエンティティ(プランナ、品目原価、保管場所、運送業者、カレンダ割当、サプライヤ、サプライヤ・サイトなど)を収集できるように、組織エンティティにはアスタリスク・マークが付けられています。これらのエンティティに関する収集順序の詳細は、通貨、カレンダ、需要区分および単位データに関する収集順序パートAの図を参照してください。組織の後に収集されるエンティティを参照してください。また、必ずサプライヤ・サイトを収集する前に事業所を収集してください。
品目データの収集順序について説明します。
収集は常に、ソース・システムの定義と組織の作成から始まります。組織を収集し、続いて収集順序Bを行います。品目を収集するには、組織の作成後に単位をロードし、Oracle Fusionの「製品情報管理」で品目をロードしてから、品目を収集します。次のエンティティを収集します。単位区分換算、顧客固有の品目関係性、品目関係性、品目原価、品目構成、品目カタログ、安全在庫レベル。次に、品目構成コンポーネント、カタログ・カテゴリ関連を収集します。最後に、品目カテゴリを収集してから、引き続き収集順序パートBで言及されたデータの収集を行います。

ここで説明したデータを収集するときは、次のサブセクションで説明されている収集順序パートBを引き続き実行してください。

  • 販売、オーダーおよび割当セットに関する収集順序パートB

  • 作業オーダー、作業定義および品目構成に関する収集順序パートB

リージョン、事業所および顧客データに関する収集順序パートA

次のイメージは、外部ソース・システムからリージョンおよび顧客データを収集する際に従うべき収集順序を示しています。このイメージは、品目データに関するエンティティの半分のみを表しています。

リージョン、事業所、顧客データを収集する順序について説明します。収集は常に、ソース・システムの定義から始まります。次に、取引先コミュニティの顧客とリージョンをロードします。顧客とリージョンをロードしたら、取引先コミュニティ・アーキテクチャ(TCA)の顧客サイトをロードできます。次に、事業所、顧客およびリージョンを収集できます。リージョンの収集後、出荷方法を収集できます。その後、ソース・ルール、ソース割当、ソース組織、受入組織を収集できます。事業所と顧客を収集したら、顧客サイトを収集できます。次に、カレンダ割当と顧客固有の品目関係性を収集します。カレンダ割当を収集したら、引き続き収集順序パートBで言及されたデータの収集を行います。

ここで説明したデータを収集するときは、次のサブセクションで説明されている収集順序パートBを引き続き実行してください。

  • 販売、オーダーおよび割当セットに関する収集順序パートB

  • 作業オーダー、作業定義および品目構成に関する収集順序パートB

通貨、カレンダ、需要区分および単位データに関する収集順序パートA

次のイメージは、外部ソース・システムから通貨、カレンダ、需要区分および単位データを収集する際に従うべき収集順序を示しています。また、必ずサプライヤ・サイトを収集する前に事業所を収集してください。

注意: 順番に収集する必要があるカレンダに関連付けられた他のエンティティが存在するため、カレンダ・エンティティにはアスタリスク・マークが付けられています。カレンダに関連付けられている他のエンティティを収集するには、カレンダのアップロード順序の図を参照してください。
通貨、カレンダ、単位および需要区分データを収集する順序について説明します。収集は常に、ソース・システムの定義から始まります。次に、通貨、カレンダ・データ、需要区分、事業所および単位を収集します。通貨の収集後、通貨換算タイプを収集し、次に通貨換算レートを収集できます。単位の収集後、単位換算と単位区分換算を収集できます。
カレンダまたは需要区分、あるいはその両方の収集後、組織を収集します。
次の図に従って、データ収集を続行します。組織の後にデータの収集を続行します。組織の収集後、プランナ、品目原価、保管場所、運送業者、サプライヤを収集します。次に、サプライヤ・サイトを収集してから、カレンダ割当を収集します。
運送業者およびサプライヤのデータを収集しない場合は、カレンダ割当を直接収集することもできます。カレンダ割当、品目原価、保管場所を収集したら、引き続き収集順序パートBで言及されたデータの収集を行います。

ここで説明したデータを収集するときは、次のサブセクションで説明されている収集順序パートBを引き続き実行してください。

  • 販売、オーダーおよび割当セットに関する収集順序パートB

  • 作業オーダー、作業定義および品目構成に関する収集順序パートB

カレンダ・データに関する収集順序

次のイメージは、カレンダ・データを収集する際に従うべき収集順序を示しています。カレンダ・データはパートAのデータ収集の一部です。次のサブセクションでカレンダ・データを収集します。通貨、カレンダ、需要区分および単位データに関する収集順序パートA。

カレンダ・データを収集する順序について説明します。
カレンダ・データには収集できるエンティティのリストが含まれています。カレンダを収集したら、カレンダ・シフト、カレンダ例外、期間開始日、週開始日を収集できます。カレンダ・シフトを収集したら、カレンダの稼働日パターン・データを収集できます。カレンダ例外を収集したら、収集後のカレンダ生成日データを収集できます。

販売オーダーおよび割当セットに関する収集順序パートB

次のイメージは、外部ソース・システムから販売オーダーおよび割当セット・データを収集する際に従うべき収集順序を示しています。パートBのデータ・エンティティはパートAに応じて異なります。そのため、パートBのエンティティを収集する前に、パートAにリストされているエンティティを収集する必要があります。

販売オーダーおよび割当セットを収集する順序について説明します。収集順序パートAに示されているすべてのエンティティを収集したら、出荷方法、販売オーダー、承認済サプライヤ・リスト(ASL)、サプライヤ生産能力、計画オーダー、予測、手持、転送オーダー、購買オーダー、出荷方法を収集できます。
手持、転送オーダー、購買オーダーの収集後、予約を収集できます。出荷方法の収集後、ソース・ルール、ソース割当、ソース組織および受入組織を収集できます。

作業オーダー、作業定義および品目構成に関する収集順序パートB

次のイメージは、外部ソース・システムから作業オーダー、作業定義、品目構成データを収集する際に従うべき収集順序を示しています。パートBのデータ・エンティティはパートAに応じて異なります。そのため、パートBのエンティティを収集する前に、パートAにリストされているエンティティを収集する必要があります。

作業オーダー、作業定義および品目構成を収集する順序について説明します。収集順序パートAで示されているすべてのエンティティを収集したら、単位換算、作業オーダーおよび部門リソースを収集できます。作業オーダーの収集後、予約、作業オーダー資材所要量、作業オーダー・リソース所要量を収集できます。部門リソースの収集後、作業オーダー・リソース所要量、リソース可用性、リソース能力、リソース構成表および作業定義を収集できます。作業定義の収集後、品目構成コンポーネント工程を収集し、次に品目の代替コンポーネントを収集することができます。

インポート・テンプレートを使用したCSVファイルの作成: 説明

Microsoft Excelテンプレート(XLSMファイル)を使用して、サポートされている収集エンティティのデータを準備できます。テンプレートは、Oracle Supply Chain Management Cloudファイル・ベース・データ・インポート・ガイドにリスト表示されています。テンプレートをローカル・ドライブに抽出し、テンプレートで説明されているとおりに適切なデータを入力してCSVファイルを生成します。CSVファイルをzipファイル形式に圧縮し、「ファイル・インポートおよびエクスポート」ユーティリティを使用してその.zipファイルをユニバーサル・コンテンツ・マネージャにアップロードします。その後、データはユニバーサル・コンテンツ・マネージャからプランニング・データ・リポジトリにロードされます。

Oracle Fusionソース用データの収集

次の表に、Oracle Fusionソースのプランニング・データ・リポジトリにロード可能な収集エンティティを示します。「収集エンティティ」列は、データを収集できるエンティティの名前を示しています。「XLSMファイル名」列は、各収集エンティティ用にダウンロードするテンプレート名を示しています。XLSMテンプレートは、Oracle Supply Chain Management Cloudファイル・ベース・データ・インポート・ガイド(FBDIガイド)からダウンロードします。「データ・インポート・ガイドのリンク」列は、テンプレートのダウンロード元となるFBDIガイドでのトピック名を示しています。たとえば、「品目原価」収集エンティティのデータを収集するには、FBDIガイドの品目原価のインポートに関するトピックを参照してください。

収集エンティティ データ・インポート・ガイドのリンク XLSMファイル名

品目原価

サプライ・チェーン・プランニングの品目原価

ScpItemCostImportTemplate.xlsm

顧客固有の品目関係性

サプライ・チェーン・プランニングの品目代替

ScpItemSubstituteImportTemplate.xlsm

プランナ

サプライ・チェーン・プランニングのプランナ

ScpPlannersImportTemplate.xlsm

品目サプライヤ

サプライ・チェーン・プランニングの承認済サプライヤ・リスト

ScpApprovedSupplierListImportTemplate.xlsm

需要区分

サプライ・チェーン・プランニングの需要区分

ScpDemandClassImportTemplate.xlsm

配賦割当および配賦ルール

サプライ・チェーン・プランニングのプランニング配賦ルール

ScpPlanningAllocationRulesImportTemplate.xlsm

ATP割当およびATPルール

サプライ・チェーン・プランニングの有効在庫数量ルール

ScpATPRulesImportTemplate.xlsm

供給更新ルール

サプライ・チェーン・プランニングのリアルタイム供給更新

ScpRealTimeSupplyUpdatesImportTemplate.xlsm

記帳履歴

サプライ・チェーン・プランニングの記帳履歴

ScpBookingHistoryImportTemplate.xlsm

オプション記帳履歴

サプライ・チェーン・プランニングのオプション記帳履歴

ScpOptionBookingHistoryImportTemplate.xlsm

出荷履歴

サプライ・チェーン・プランニングの出荷履歴

ScpShipmentHistoryImportTemplate.xlsm

オプション出荷履歴

サプライ・チェーン・プランニングのオプション出荷履歴

ScpOptionShipmentHistoryImportTemplate.xlsm

価格表

サプライ・チェーン・プランニングの価格表

ScpPriceListImportTemplate.xlsm

コーザル・ファクタ

サプライ・チェーン・プランニングの原因ファクタ

ScpCausalFactorsImportTemplate.xlsm

予測メジャー

サプライ・チェーン・プランニングの予測メジャー

ScpForecastMeasureImportTemplate.xlsm

予測

サプライ・チェーン・プランニングの外部予測

ScpExternalForecastImportTemplate.xlsm

安全在庫レベル

サプライ・チェーン・プランニングの安全在庫レベル

ScpSafetyStockLevelImportTemplate.xlsm

サプライヤ生産能力

サプライ・チェーン・プランニングの承認済サプライヤ能力

ScpApprovedSupplierCapacityImportTemplate.xlsm

計画オーダー供給

サプライ・チェーン・プランニングの計画オーダー供給

ScpPlannedOrderSupplyImportTemplate.xlsm

ソース・ルールおよび割当

サプライ・チェーン・プランニングのソース・ルール

ScpSourcingImportTemplate.xlsm

相互参照マッピング情報

サプライ・チェーン・プランニングの相互参照データ

ScpCrossReferenceDataImportTemplate.xlsm

外部ソース - 「その他」バージョンからのデータの収集

次の表に、外部ソース(バージョンが「その他」)からプランニング・データ・リポジトリにロード可能な収集エンティティを示します。「収集エンティティ」列は、データを収集できるエンティティの名前を示しています。「XLSMファイル名」列は、各収集エンティティ用にダウンロードするテンプレート名を示しています。XLSMテンプレートは、Oracle Supply Chain Management Cloudファイル・ベース・データ・インポート・ガイド(FBDIガイド)からダウンロードします。「データ・インポート・ガイドのリンク」列は、テンプレートのダウンロード元となるFBDIガイドでのトピック名を示しています。たとえば、「品目」および「品目原価」収集エンティティのデータを収集するには、FBDIガイドの品目原価のインポートに関するトピックを参照してください。

収集エンティティ データ・インポート・ガイドのリンク XLSMファイル名

品目原価

サプライ・チェーン・プランニングの品目原価

ScpItemCostImportTemplate.xlsm

顧客固有の品目関係性

サプライ・チェーン・プランニングの品目代替

ScpItemSubstituteImportTemplate.xlsm

プランナ

サプライ・チェーン・プランニングのプランナ

ScpPlannersImportTemplate.xlsm

組織(倉庫)と組織サイト(組織サイト - 内部事業所マッピングを含む)

サプライ・チェーン・プランニングの組織

ScpOrganizationImportTemplate.xlsm

保管場所

サプライ・チェーン・プランニングの保管場所

ScpSubInventoryImportTemplate.xlsm

サプライヤおよびサプライヤ・サイト

サプライ・チェーン・プランニングのサプライヤ

ScpPlanningSupplierImportTemplate.xlsm

品目サプライヤ

サプライ・チェーン・プランニングの承認済サプライヤ・リスト

ScpApprovedSupplierListImportTemplate.xlsm

事業所間の出荷ネットワーク

サプライ・チェーン・プランニングの事業所間の出荷方法

ScpInterLocationShipMethodsImportTemplate.xlsm

通貨、通貨換算タイプおよび通貨換算レート

サプライ・チェーン・プランニングの通貨

ScpCurrencyImportTemplate.xlsm

単位、単位換算および単位区分換算

サプライ・チェーン・プランニングの単位

ScpUOMImportTemplate.xlsm

カレンダ、カレンダ例外、カレンダ・シフト、週開始日、期間開始日およびカレンダ・シフト稼働日パターン

サプライ・チェーン・プランニングのカレンダ

ScpCalendarImportTemplate.xlsm

カレンダ関連

サプライ・チェーン・プランニングのカレンダ割当

ScpCalendarAssignmentsImportTemplate.xlsm

需要区分

サプライ・チェーン・プランニングの需要区分

ScpDemandClassImportTemplate.xlsm

出荷輸送モード、出荷サービス区分および運送業者

サプライ・チェーン・プランニングの運送業者

ScpCarrierImportTemplate.xlsm

配賦割当および配賦ルール

サプライ・チェーン・プランニングのプランニング配賦ルール

ScpPlanningAllocationRulesImportTemplate.xlsm

ATP割当およびATPルール

サプライ・チェーン・プランニングの有効在庫数量ルール

ScpATPRulesImportTemplate.xlsm

供給更新ルール

サプライ・チェーン・プランニングのリアルタイム供給更新

ScpRealTimeSupplyUpdatesImportTemplate.xlsm

運送条件、FOBポイント、請求ルールおよび会計基準、出荷優先度、支払条件、返品事由、税分類コード、免税事由、販売実績タイプ、アクティビティ・タイプ、文書カテゴリ、支払方法および入金方法

サプライ・チェーン・プランニングのオーダー・オーケストレーション

ScpOrderOrchestrationImportTemplate.xlsm

記帳履歴

サプライ・チェーン・プランニングの記帳履歴

ScpBookingHistoryImportTemplate.xlsm

オプション記帳履歴

サプライ・チェーン・プランニングのオプション記帳履歴

ScpOptionBookingHistoryImportTemplate.xlsm

出荷履歴

サプライ・チェーン・プランニングの出荷履歴

ScpShipmentHistoryImportTemplate.xlsm

オプション出荷履歴

サプライ・チェーン・プランニングのオプション出荷履歴

ScpOptionShipmentHistoryImportTemplate.xlsm

価格表

サプライ・チェーン・プランニングの価格表

ScpPriceListImportTemplate.xlsm

コーザル・ファクタ

サプライ・チェーン・プランニングの原因ファクタ

ScpCausalFactorsImportTemplate.xlsm

予測メジャー

サプライ・チェーン・プランニングの予測メジャー

ScpForecastMeasureImportTemplate.xlsm

会計カレンダ

サプライ・チェーン・プランニングの会計カレンダ

ScpFiscalCalendarImportTemplate.xlsm

予測

サプライ・チェーン・プランニングの外部予測

ScpExternalForecastImportTemplate.xlsm

ユーザー定義階層

サプライ・チェーン・プランニングのユーザー定義階層

ScpCustomHierarchyImportTemplate.xlsm

安全在庫レベル

サプライ・チェーン・プランニングの安全在庫レベル

ScpSafetyStockLevelImportTemplate.xlsm

販売オーダーに対する供給予約

サプライ・チェーン・プランニングの予約

ScpReservationImportTemplate.xlsm

手持

サプライ・チェーン・プランニングの供給の手持

ScpOnhandImportTemplate.xlsm

購買オーダー、購買依頼、受入中の購買オーダーおよび移動中

サプライ・チェーン・プランニングの購買オーダーの購買依頼

ScpPurchaseOrderRequisitionImportTemplate.xlsm

転送オーダー

サプライ・チェーン・プランニングの転送オーダー

ScpTransferOrderImportTemplate.xlsm

サプライヤ生産能力

サプライ・チェーン・プランニングの承認済サプライヤ能力

ScpApprovedSupplierCapacityImportTemplate.xlsm

リソースおよびリソース・シフト

サプライ・チェーン・プランニングのリソース

ScpResourcesImportTemplate.xlsm

リソース可用性

サプライ・チェーン・プランニングのリソース可用性

ScpResourceAvailabilityImportTemplate.xlsm

作業定義(品目構成と作業定義間のマッピングを含む)、作業定義工程および作業定義工程リソース

サプライ・チェーン・プランニングの工順

ScpRoutingsImportTemplate.xlsm

作業オーダー供給

サプライ・チェーン・プランニングの作業オーダー供給

ScpWorkOrderSuppliesImportTemplate.xlsm

作業オーダー資材所要量

サプライ・チェーン・プランニングの作業オーダー・コンポーネント需要

ScpWIPComponentDemandsImportTemplate.xlsm

作業オーダー・リソース所要量

サプライ・チェーン・プランニングの作業オーダー工程リソース

ScpWIPOperationResourceImportTemplate.xlsm

計画オーダー供給

サプライ・チェーン・プランニングの計画オーダー供給

ScpPlannedOrderSupplyImportTemplate.xlsm

ソース・ルールおよび割当

サプライ・チェーン・プランニングのソース・ルール

ScpSourcingImportTemplate.xlsm

相互参照マッピング情報

サプライ・チェーン・プランニングの相互参照データ

ScpCrossReferenceDataImportTemplate.xlsm

主要顧客オプション

サプライ・チェーン・プランニングの主要顧客オプション

ScpKeyCustomerOptionsImportTemplate.xlsm

外部ソース - 「外部」バージョンからのデータの収集

次の表に、外部ソース(バージョンが「外部」)からプランニング・データ・リポジトリにロード可能な収集エンティティを示します。「収集エンティティ」列は、データを収集できるエンティティの名前を示しています。「XLSMファイル名」列は、各収集エンティティ用にダウンロードするテンプレート名を示しています。XLSMテンプレートは、Oracle Supply Chain Management Cloudファイル・ベース・データ・インポート・ガイドからダウンロードします。「FBDIガイドのリンク」列は、テンプレートのダウンロード元となるOracle Supply Chain Management Cloudファイル・ベース・データ・インポート・ガイド(FBDIガイド)でのトピック名を示しています。たとえば、「品目」および「品目原価」収集エンティティのデータを収集するには、Oracle Supply Chain Management Cloudファイル・ベース・データ・インポート・ガイドの品目原価のインポートに関するトピックを参照してください。FBDIガイドでは、プランニング関連のすべてのエンティティ名の先頭に"サプライ・チェーン・プランニングの"が付きます。

収集エンティティ FBDIガイドのリンク XLSMファイル名

品目

サプライ・チェーン・プランニングの品目

ScpItemImportTemplate.xlsm

品目原価

サプライ・チェーン・プランニングの品目原価

ScpItemCostImportTemplate.xlsm

品目関係性

サプライ・チェーン・プランニングの品目代替

ScpItemSubstituteImportTemplate.xlsm

カタログ、カテゴリおよび品目カテゴリ

サプライ・チェーン・プランニングのカタログ

ScpCatalogImportTemplate.xlsm.xlsm

品目構成

サプライ・チェーン・プランニングの品目構成

ScpBillofMaterialImportTemplate.xlsm

リソース構成表

サプライ・チェーン・プランニングのリソース構成表

ScpBillOfResourcesImportTemplate.xlsm

プランナ

サプライ・チェーン・プランニングのプランナ

ScpPlannersImportTemplate.xlsm

顧客と顧客サイト

サプライ・チェーン・プランニングの顧客

ScpCustomerImportTemplate.xlsm

リージョン

サプライ・チェーン・プランニングのリージョン

ScpRegionsImportTemplate.xlsm

ゾーン

サプライ・チェーン・プランニングのゾーン

ScpZonesImportTemplate.xlsm

リージョン - ゾーン・マッピング

サプライ・チェーン・プランニングのリージョン - ゾーン・マッピング

ScpRegionZoneMappingImportTemplate.xlsm

事業所およびリージョン - 事業所・マッピング

サプライ・チェーン・プランニングの事業所

ScpLocationsImportTemplate.xlsm

組織および組織サイト

サプライ・チェーン・プランニングの組織

ScpOrganizationImportTemplate.xlsm

保管場所

サプライ・チェーン・プランニングの保管場所

ScpSubInventoryImportTemplate.xlsm

サプライヤおよびサプライヤ・サイト

サプライ・チェーン・プランニングのサプライヤ

ScpSupplierImportTemplate.xlsm

品目サプライヤ(承認済サプライヤ・リスト)

サプライ・チェーン・プランニングの承認済サプライヤ・リスト

ScpApprovedSupplierListImportTemplate.xlsm

事業所間の出荷ネットワークおよび移動時間

サプライ・チェーン・プランニングの事業所間の出荷方法

ScpInterLocationShipMethodsImportTemplate.xlsm

通貨および通貨換算

サプライ・チェーン・プランニングの通貨

ScpCurrencyImportTemplate.xlsm

単位、単位換算および単位区分換算

サプライ・チェーン・プランニングの単位

ScpUOMImportTemplate.xlsm

カレンダ、カレンダ例外、シフト、シフト稼働日パターン、週開始日および期間開始日

サプライ・チェーン・プランニングのカレンダ

ScpCalendarImportTemplate.xlsm

カレンダ関連

サプライ・チェーン・プランニングのカレンダ割当

ScpCalendarAssignmentsImportTemplate.xlsm

需要区分

サプライ・チェーン・プランニングの需要区分

ScpDemandClassImportTemplate.xlsm

運送業者、出荷輸送モードおよび出荷サービス区分

サプライ・チェーン・プランニングの運送業者

ScpCarrierImportTemplate.xlsm

GOP配賦ルールおよびルール割当

サプライ・チェーン・プランニングのプランニング配賦ルール

ScpPlanningAllocationRulesImportTemplate.xlsm

GOP ATPルールおよびルール割当

サプライ・チェーン・プランニングの有効在庫数量ルール

ScpATPRulesImportTemplate.xlsm

GOP供給更新ルール

サプライ・チェーン・プランニングのリアルタイム供給更新

ScpRealTimeSupplyUpdatesImportTemplate.xlsm

オーダー・オーケストレーション参照オブジェクト、運送条件、FOBポイント、請求ルールおよび会計基準、出荷優先度、支払条件、返品事由、税分類コード、免税事由、販売実績タイプ、アクティビティ・タイプ、文書カテゴリ、支払方法および入金方法

サプライ・チェーン・プランニングのオーダー・オーケストレーション

ScpOrderOrchestrationImportTemplate.xlsm

相互参照マッピング情報

サプライ・チェーン・プランニングの相互参照データ

ScpCrossReferenceDataImportTemplate.xlsm

記帳履歴

サプライ・チェーン・プランニングの記帳履歴

ScpBookingHistoryImportTemplate.xlsm

オプション記帳履歴

サプライ・チェーン・プランニングのオプション記帳履歴

ScpOptionBookingHistoryImportTemplate.xlsm

出荷履歴

サプライ・チェーン・プランニングの出荷履歴

ScpShipmentHistoryImportTemplate.xlsm

オプション出荷履歴

サプライ・チェーン・プランニングのオプション出荷履歴

ScpOptionShipmentHistoryImportTemplate.xlsm

価格表

サプライ・チェーン・プランニングの価格表

ScpPriceListImportTemplate.xlsm

コーザル・ファクタ

サプライ・チェーン・プランニングの原因ファクタ

ScpCausalFactorsImportTemplate.xlsm

予測メジャー

サプライ・チェーン・プランニングの予測メジャー

ScpForecastMeasureImportTemplate.xlsm

会計カレンダ

サプライ・チェーン・プランニングの会計カレンダ

ScpFiscalCalendarImportTemplate.xlsm

メジャー、販売および業務プランニング・バックログ、在庫および生産履歴

サプライ・チェーン・プランニングのメジャー

ScpMeasuresImportTemplate.xlsm

ユーザー定義階層

サプライ・チェーン・プランニングのユーザー定義階層

ScpCustomHierarchyImportTemplate.xlsm

予測

サプライ・チェーン・プランニングの外部予測

ScpExternalForecastImportTemplate.xlsm

販売オーダー

サプライ・チェーン・プランニングの販売オーダー

ScpSalesOrderImportTemplate.xlsm

安全在庫レベル

サプライ・チェーン・プランニングの安全在庫レベル

ScpSafetyStockLevelImportTemplate.xlsm

販売オーダーに対する供給予約

サプライ・チェーン・プランニングの予約

ScpReservationImportTemplate.xlsm

手持

サプライ・チェーン・プランニングの供給の手持

ScpOnhandImportTemplate.xlsm

購買オーダー、購買依頼、受入中の購買オーダー、移動中

サプライ・チェーン・プランニングの購買オーダーの購買依頼

ScpPurchaseOrderRequisitionImportTemplate.xlsm

転送オーダー(費用タイプの転送を含む)

サプライ・チェーン・プランニングの転送オーダー

ScpTransferOrderImportTemplate.xlsm

サプライヤ生産能力

サプライ・チェーン・プランニングの承認済サプライヤ能力

ScpApprovedSupplierCapacityImportTemplate.xlsm

リソース、リソース・シフト

サプライ・チェーン・プランニングのリソース

ScpResourceImportTemplate.xlsm

リソース可用性

サプライ・チェーン・プランニングのリソース可用性

ScpResourceAvailabilityImportTemplate.xlsm

作業定義(品目構成と作業定義間のマッピングを含む)、作業定義工程、作業定義工程リソース

サプライ・チェーン・プランニングの工順

ScpRoutingsImportTemplate.xlsm

作業オーダー供給

サプライ・チェーン・プランニングの作業オーダー供給

ScpWorkOrderSuppliesImportTemplate.xlsm

作業オーダー資材所要量

サプライ・チェーン・プランニングの作業オーダー・コンポーネント需要

ScpWIPComponentDemandsImportTemplate.xlsm

作業オーダー・リソース所要量

サプライ・チェーン・プランニングの作業オーダー工程リソース

ScpWIPOperationResourceImportTemplate.xlsm

計画オーダー供給

サプライ・チェーン・プランニングの計画オーダー供給

ScpPlannedOrderSupplyImportTemplate.xlsm

ソース・ルールおよび割当

サプライ・チェーン・プランニングのソース・ルール

ScpSourcingImportTemplate.xlsm

主要顧客オプション

サプライ・チェーン・プランニングの主要顧客オプション

ScpKeyCustomerOptionsImportTemplate.xlsm

プランニング・データ・ファイルのロード: 手順

ファイルからプランニング・データをロードするには、まずロードするデータを準備する必要があります。データを準備するには、関連するXLSMテンプレートをダウンロードしてそのXLSMテンプレートを必要なデータで更新し、アップロードに必要なCSVファイルを作成します。この手順では、データを準備してCSVファイルを作成した後のファイルからプランニング・データをロードする方法について説明します。

  1. ナビゲータから、「ファイル・インポートおよびエクスポート」ページを使用して、すでに準備してzipしたCSVファイルをユニバーサル・コンテンツ・マネージャにアップロードします。アカウントscm/planningDataLoader/Importを使用してzipファイルをアップロードします。

    注意: ユニバーサル・コンテンツ・マネージャ・サーバーへのファイルのアップロードの詳細は、Oracle SCM Cloud Oracle SCM Cloud共通機能の実装ガイドの「外部統合」のOracle Cloudの外部データ統合サービスに関する項を参照してください。
  2. サプライ・チェーン・プランニング作業領域のいずれかまたは「設定および保守」作業領域、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングから、「ファイルからプランニング・データのロード」タスクを選択します。

  3. 「ファイルのプランニング・データのロード」ページで次のパラメータを指定します。

    1. ソース・システムを選択します。

    2. 「ネット・チェンジ」または「ターゲット」収集タイプを選択します。

    3. 前の手順でユニバーサル・コンテンツ・マネージャにインポートした.zipファイルを選択します。

  4. 「発行」をクリックします。プロセスIDを書き留めます。このプロセスIDは、プロセスのステータスをレビューするときに必要になります。

収集プロセスの検証とプランニング・データ・リポジトリ内のデータのレビュー

プランニング・データのロード・プロセスの検証: 手順

アップロードしたファイルのプロセス・ステータスを検証し、ログ・ファイルでエラーや警告をレビューするには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータで、「スケジュール済プロセス」をクリックします。

  2. 検索領域で、プランニング・データのロード・プロセスで発行したときに書き留めたプロセスIDを入力します。「検索」をクリックします。

  3. プロセスをモニターして完了状況を検証します。

    プロセスが警告付きで完了している場合、警告ステータスを示している要求を選択し、「ログの表示」ボタンをクリックして詳細をレビューします。

  4. エラーがある行については、ログ・ファイルで見つかった問題を解決し、CSVファイルを再度アップロードします。修正した行のみをロードするには、「ネット・チェンジ」オプションを使用します。

プランニング・データ・リポジトリ内のデータのレビュー: 説明

プランニング・データ・リポジトリに収集またはロードされたデータは、2つの異なるオプションを使用してレビューできます。使用するオプションは、レビューするデータ収集エンティティによって異なります。

プランニング・データ・リポジトリに収集またはロードされたデータをレビューするには、次のいずれかのオプションを使用します。

  • 「プラン入力」ページ・レイアウトを使用したデータのレビュー

  • 「供給ネットワーク・モデルの保守」ページを使用したデータのレビュー

次のエンティティをレビューする場合は、「供給ネットワーク・モデルの保守」ページを使用します。

  • 組織

  • 顧客

  • サプライヤ

  • 運送業者

  • 事業所間の出荷ネットワーク

供給ネットワーク・モデルに含まれないデータをレビューする場合は、「プラン入力」ページ・レイアウトを使用します。「プラン入力」ページ・レイアウトでは、次のデータを確認できます。

  • 供給データ

  • 需要データ

運送業者とサプライヤは、いずれかのオプションを使用して確認できます。

「プラン入力」ページ・レイアウトを使用したデータのレビュー

ロードしたプランニング・データをレビューするには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータで、「プラン入力」をクリックします。

  2. 「プラン」メニューから、「プラン入力」を右クリックし、「オープン」をクリックします。

    「プラン入力」メニューのスクリーンショット
    ヒント: プレビュー・ペインを「フル・ペイン」に設定すると、データをフル・ペインで表示できます。「変更」をクリックし、「フル・ペイン」を選択します。
  3. 「プラン入力」ページで、「オープン」をクリックし、「フル・ペイン」をクリックします。

  4. 「表、グラフまたはタイル・セットのオープン」ページで、表名を検索します。

  5. 検証するデータの基準を入力し、「検索」をクリックします。

  6. 「検索結果」表でデータをレビューします。

「供給ネットワーク・モデルの保守」ページを使用したデータのレビュー

「供給ネットワーク・モデルの保守」ページを使用してプランニング・データをレビューするには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータで、「プラン入力」をクリックします。

  2. 「タスク」メニューから、「供給ネットワーク・モデルの保守」をクリックします。

  3. 検証するデータの基準を入力し、「検索」をクリックします。

  4. 「検索結果」表でデータをレビューします。

顧客データの集計

顧客データの集計: 概要

主要顧客を指定するには、主要顧客データ・オプション収集テンプレートを使用します。これらの顧客についてデータが表示されます。各ゾーンでは、主要でない顧客のデータが「その他すべて」というメンバーに集計されます。主要でない顧客のプランニング・データを集計することにより、主要顧客の分析に集中できます。ScpKeyCustomerOptionsImportTemplate.xlsmを使用して主要顧客を指定すると、残りの顧客のデータが「その他すべて」メンバーに集計されます。

アップロード・テンプレートに指定されていないデータは、各ゾーンの「その他すべて」メンバーに集計されます。予測などのデータを分析する際には、主要顧客と、主要でない顧客の集計データを含む「その他すべて」メンバーを表示できます。

主要顧客を指定して、主要でない顧客のデータを集計すると、次のようなメリットがあります。

  • プランニングに必要な主要顧客のデータを整理できる

  • Oracle Supply Chain Management Cloudから必要なデータのみを収集して時間を節約できる

  • 主要顧客専用のプランを作成できる

プランの主要顧客集計データをリセットする方法

ScpKeyCustomerOptionsImportTemplate.xlsmファイルの集計レベルの値を変更した後、ファイルをアップロードしてプランを再実行する必要があります。

プランの主要顧客集計データをリセットするには、次の手順を実行します。

  1. ScpKeyCustomerOptionsImportTemplate.xlsmファイルをレビューします。

  2. レベル名のすべての値(たとえば、顧客)の集計レベル値を更新し、CSVファイルをアップロードします。

  3. 「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域からプランを開いて、「その他すべてのレベルのメンバーに主要でない顧客のデータを集計します」チェック・ボックスを有効にします。プランを再実行します。

主要顧客オプション・テンプレートの使用: 考慮する点

ScpKeyCustomerOptionsImportTemplate.xlsmファイルを使用して、未集計データを使用可能にする必要がある主要顧客を指定します。主要でない顧客については、インポート・テンプレートで定義した集計レベルにより、データが保持されるか集計されるかが決まります。

主要顧客を指定するには、「KeyCusOptnHeader」タブで、「階層名」列に有効な顧客階層の名前を入力し、「レベル名」列にその階層の有効なレベルを入力します。そのレベルのすべての顧客が主要顧客と見なされます。特定の顧客のみが主要顧客と見なされるようにするには、「KeyCusOptnMembers」詳細タブに特定の顧客名を入力します。

主要顧客の集計データを使用して、主要顧客専用のプランを作成できます。

テンプレートで主要顧客を定義し、主要顧客と主要でない顧客の両方について集計レベルの値を設定して、テンプレートをアップロードします。テンプレートの設定を使用して、データに異なる集計レベルを設定します(1、2、3など)。

集計レベル

次の表に集計レベルを示します。

集計レベル 説明

1

主要でない顧客サイトを保持および集計します。主要顧客のデータを利用できるだけでなく、主要でない顧客のデータも、未集計のデータが必要なプランのために保持されます。主要でない顧客の集計データが必要なプランでは、集計された顧客データを使用できます。

2

主要でない顧客サイトを集計します。主要顧客に指定されていない顧客は、ゾーンごとに「その他すべて」サイトに集計されます。「階層名」列と「レベル名」列が空白の場合は、すべての顧客が主要でない顧客と見なされ、ゾーンごとに「その他すべて」サイトに集計されます。つまり、主要顧客が存在しないことになります。

3

顧客サイトを集計しません。すべてのデータを顧客サイト・レベルで使用できます。

主要顧客を含むプランを作成すると、主要顧客については最下位レベルのデータを使用できますが、主要でない顧客のデータは「その他すべて」メンバーに集計されます。

以前にロードした顧客の主要顧客の指定を削除するには、集計レベル3を使用します。これにより、すべての顧客のデータを最下位レベルで使用できるようになります。どの顧客も主要顧客としてマークされません。

集計レベル3を選択した場合の結果は次のとおりです。

  • 集計は行われません。すべてのデータが顧客サイト・レベルのみになります。

  • 以前の収集実行でオプション2または3を使用した場合は、ゾーンごとの「その他すべて」メンバーとそのデータがすべて削除されます。

  • 主要顧客の機能を使用しているプランが無効になります。それらのプランを再実行する必要があります。

「KeyCusOptnMembers」詳細タブはオプションです。特定の顧客を主要顧客に指定する場合に使用します。「階層名」列と「レベル名」列のエントリは、「KeyCusOptnHeader」タブで入力した情報と同じにする必要があります。レベル・メンバー名列に有効なレベル・メンバー名を入力します。それらのメンバーのみが主要顧客と見なされます。

  • 「KeyCusOptnMembers」詳細タブが空の場合は、ヘッダー・タブで選択した階層レベルのすべての子メンバーが主要顧客に指定されます。

  • 「KeyCusOptnHeaderMembers」詳細タブが空でない場合は、リストされているメンバーのみが主要顧客に指定されます。

それらのメンバーは、ヘッダー・タブで指定されている階層レベルの子である必要があります。

プランを作成する際に、「プラン・オプション」ダイアログ・ボックスのオプションで、プランに使用する顧客集計レベルを指定できます。

  • 主要顧客のデータは利用できますが、主要でない顧客のデータは「その他すべて」という名前のレベル・メンバーに集計されます。

  • オプションの選択が解除されている場合、プランの顧客データは集計されません。

Oracle E-Business Suiteからの顧客の集計データのロード: 手順

このトピックでは、Oracle E-Business Suiteソース・システムからOracle Supply Chain Planning Cloud宛先システムに顧客の集計データをロードする手順について説明します。

手順は次のステップで構成されています。

  1. Oracle E-Business Suiteソース・システムからデータを抽出します。

  2. Oracle E-Business Suiteソース・システムに主要顧客を定義している場合は、サプライ・チェーン・プランニングの主要顧客オプション・ファイルを準備します。

  3. デスクトップまたはローカル・ハード・ドライブにファイルを追加します。

  4. Oracle Supply Chain Planning Cloud宛先システムにデータをインポートします。

このトピックでは、各ステップの追加詳細を説明します。

前提条件

Oracle E-Business Suiteソース・システムからデータを抽出するのに必要なプロセスを実行するには、管理者ロール(上級プランニング管理者または上級サプライ・チェーン・プランナ)が必要です。

ソース・システムは、Oracle Supply Chain Planning Cloudの取引先コミュニティ・ソース・システムの1つとして設定されている必要があります。

サプライ・チェーン・プランニング作業領域の1つから、Oracle Supply Chain Planning Cloud宛先システムにデータをインポートするためのステップを実行できます。このステップを実行するのに管理者ロールは必要ありません。

データの抽出

Oracle E-Business Suiteソース・システムからデータを抽出するには、Oracle Supply Chain Planning Cloudプロセスのデータの抽出を実行します。

プロセスを実行する際は、MSD_DEM_CUSTOMER属性の次の条件を考慮してください。

  • MSD_DEM_CUSTOMER_ATTRIBUTEがnullに設定された場合は、すべてのサイトが抽出されます。

  • MSD_DEM_CUSTOMER_ATTRIBUTEが「なし」に設定された場合は、すべてのレコードがデフォルトの顧客サイトに集計されます。

  • MSD_DEM_CUSTOMER_ATTRIBUTEが有効な顧客属性に設定された場合は、すべてのサイトが抽出されます。

抽出されたデータは、ソース・システムの中間層にあるzipファイル形式のファイルに格納されます。

主要顧客オプション・ファイルの準備

Oracle E-Business Suiteソース・システムに主要顧客を定義した場合は、次のステップを実行して、サプライ・チェーン・プランニングの主要顧客オプション・ファイルを準備します。

  1. サプライ・チェーン・プランニングの主要顧客オプション・オブジェクトのファイル・ベース・データ・ロード用のテンプレートをダウンロードします。

  2. ファイルにデータを追加します。

  3. CSVファイルを生成します。

プランニング・データをロードするためのファイルの準備の詳細は、「プランニング・データ・ファイルのロード: 概要」および「プランニング・データのロードに使用するCSVファイルの作成: 手順」の各ヘルプ・トピックを参照してください。

デスクトップまたはローカル・ハード・ドライブへのファイルの追加

Oracle E-Business Suite中間層で抽出されたZipファイルを検索し、デスクトップまたはローカル・ハード・ドライブにファイルをダウンロードまたは転送します。

Oracle E-Business Suitesソース・システムに主要顧客を定義した場合は、Zipファイルに主要顧客オプション・ファイルを含めます。

Oracle Supply Chain Planning Cloud宛先システムへのデータのインポート

Oracle Supply Chain Planning Cloud宛先システムにデータをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. ナビゲータから、「ファイル・インポートおよびエクスポート」をクリックします。

  2. 「ファイル・インポートおよびエクスポート」ページで、次の値を使用してアップロード処理を実行します。

    • ファイル: 作成したファイル

    • アカウント: scm/planning DataLoader/Import

  3. サプライ・チェーン・プランニング作業領域の1つから、「プランニング・ソース・システムの管理」タスクを実行して、ソース・システムがすでに作成されているかどうかを確認します。ソース・システムがまだ作成されていない場合は、次の値を使用して作成します。

    • バージョン: 外部

    • コード: Oracle E-Business Suiteソース・システムで使用されているコードと同じである必要があります。

  4. 「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域から、「ファイルからプランニング・データのロード」タスクを実行します。