3 製品およびサービス・データの管理: 製品仕様の管理

この章の内容は次のとおりです。

品目仕様および属性の管理

品目仕様および属性: 説明

品目仕様とは、品目原価やリード・タイムなど、品目の特性を決定する属性のグループです。品目を定義または更新するときに、これらの属性を設定します。

「品目の編集」ページまたは「品目の作成」ページの「仕様」タブから、属性グループに移動して品目属性にアクセスおよび変更できます。

「仕様」タブからアクセスできる属性のタイプには、次のものがあります。

  • 運用属性: 次の仕様グループに編成されます。

    • 原価計算

    • 一般プランニング

    • 在庫管理

    • 請求

    • リード・タイム

    • MPSプランニング

    • オーダー管理

    • 物理属性

    • メイン

    • 概要

    • プロセス製造

    • 購買

    • 受入

    • サービス

    • 構成

    • Webストアー

  • ユーザー定義属性: 「仕様」タブのリンクからアクセスできます。

  • トランザクション属性: 特定の日付に表示できます。

一部の品目属性間に実行される特定の関連があります。これらの関連は2つのグループに分類されます。

  • 必須属性: 一部の関連属性に値がある場合、特定の属性に値を入力する必要があります。

  • 相互依存属性: 属性値に応じて特定の値のみ入力できます。たとえば、「コンポーネントのピック」「はい」に設定されている場合、「プランニング方法」「計画なし」にする必要があります。これらの相互依存性は、同じ仕様グループ内の属性間、または異なる仕様グループの属性間に存在する可能性があります。

必須の品目属性: 説明

品目を定義するときに、関連属性に値が含まれている場合、特定の属性の値を入力する必要があります。次の表に、関連属性も定義されている場合に定義する必要がある属性を示します。

必須属性 関連属性

サービス期間

「契約品目タイプ」「サービス」または「保証」に設定されている場合に必要です。

サービス期間年月

「契約品目タイプ」「保証」に設定されている場合に必要です。

需要タイム・フェンス日数

「需要タイム・フェンス」「ユーザー定義」に設定されている場合に必要です。

外注加工ユニット・タイプ

「外注加工品目」「はい」に設定されている場合に必要です。

プランニング・タイム・フェンス日数

「需要タイム・フェンス」「ユーザー定義」に設定されている場合に必要です。

プランニング・タイム・フェンス日数

「プランニング・タイム・フェンス」「ユーザー定義」に設定されている場合に必要です。

リリース・タイム・フェンス日数

「リリース・タイム・フェンス」「ユーザー定義」に設定されている場合に必要です。

サービス期間

「サービス期間年月」「Null」に設定されている場合に必要です。

保管期限日数

「ロット失効管理」(「保管期限管理」)「品目保管期限日数」に設定されている場合に必要です。

ソース組織

「補充ソース・タイプ」「在庫」または「保管場所」に設定されている場合に必要です。

開始ロット番号

「ロット管理」「全体」ロット管理に設定され、かつロット生成組織パラメータが「品目レベル」に設定されている場合に必要です。

開始ロット・プリフィクス

「ロット管理」「全体」ロット管理に設定され、かつロット生成組織パラメータが「品目レベル」に設定されている場合に必要です。

開始シリアル番号

「シリアル番号管理」「事前定義」シリアル番号に設定されている場合に必要です。

開始シリアル・プリフィクス

「シリアル番号管理」「事前定義」シリアル番号に設定されている場合に必要です。

代替ウィンドウ日数

「代替ウィンドウ」「ユーザー定義」に設定されている場合に必要です。

追加品目属性: 説明

追加品目属性は、付加フレックスフィールドに基づき、ビジネス・プロセス情報とともに品目に関する詳細情報(特性や仕様)を取得するために使用されます。

追加属性の付加フレックスフィールドには、属性の名前と属性値が含まれています。

追加属性は、品目または品目改訂に関連付けられていて、品目仕様タブの「追加属性」にリストされます。

ユーザー定義品目属性と属性グループ: 説明

ユーザー定義属性は、拡張可能フレックスフィールドに基づいています。実行時に使用される属性を決定する属性グループを作成します。

ユーザー定義属性の拡張可能フレックスフィールドは、Product Modelのみのライセンスを供与されているお客様は使用できません。

ユーザー定義属性には、有効な値の静的リストや動的リスト、または値の範囲を設定できます。

ユーザー定義属性の値は、品目の作成時に定義され、その品目のライフサイクルを通して同じ値が維持されます。

注意: 属性グループの作成時や編集時、または属性グループに関連付けられた新しい品目区分の作成時には、属性グループの拡張可能フレックスフィールドを再デプロイして、アプリケーションで使用できるようにする必要があります。

「拡張可能フレックスフィールドの管理」タスクを実行します。「拡張可能フレックスフィールドの管理」タスクにアクセスするには、まず、「設定および保守」の概要ページから、フレックスフィールドを検索します。「拡張可能フレックスフィールドの管理」ページで、EGO_ITEM_EFFという名前のフレックスフィールド・コードを検索します。検索結果で、フレックスフィールド・コードEGO_ITEM_EFFを含んでいる行を選択して、フレックスフィールドの配置をクリックします。フレックスフィールドのデプロイメントが完了したら、「OK」をクリックします。デプロイメント・ステータス列とデプロイメント日列を調べて、拡張可能フレックスフィールドが現在の日付で正常にデプロイされたことを確認します。

ユーザー定義属性グループ

ユーザー定義属性は、属性グループ内に保存できます。ユーザー定義属性を品目に関連付けるには、属性グループを品目区分に追加します。

たとえば、小型ガソリン・エンジン品目区分には、次の仕様が含まれます。

  • 回転数

  • 出力

  • オイルおよび燃料混合

  • 重量

これらの仕様ごとに属性が定義され、それらの属性は「エンジン・パフォーマンス」属性グループとしてグループにまとめられます。

属性グループは、「属性グループの管理」ページで作成します。

注意: ユーザー定義属性ごとに、オプションの検証ルールを定義して、ユーザーがデータを入力するときに適用できます。

属性グループは、単一行、複数行またはバリアントのいずれかになります。

複数行の属性グループでは、属性値の複数のセットを同一のオブジェクト・インスタンスに関連付けできます。これにより、品目、組織、属性グループおよび属性グループ内の固有の値に依存する複数の追加属性を保存できるようになります。

たとえば、品目が書籍の場合は「章」という属性グループを作成して、次に示す属性を含めます。

  • 章番号

  • 名前

  • ページ数

複数行の「章」は1冊の書籍に関連付けできますが、「名前」と「ページ数」はそれぞれ単一行を必要とします。属性「章番号」は、一意キーの部分として識別されます。

ヒント: ユーザー定義属性グループのセットは、単一のページで編成できます。編成したセットは、「仕様」タブからリンクできます。

品目仕様参照

品目資産管理仕様

品目資産管理仕様の属性およびその使用可能な値を次に示します。品目を定義または更新するときに、これらの属性を設定します。

品目資産管理仕様の属性

アクティビティ原因

これは、資産品目タイプ資産アクティビティに設定されている場合に関連します。作業が生成される原因になった状況を指定します。たとえば、ブレークダウン破壊行為通常減耗、または設定などです。

アクティビティ通知要

これは、資産品目タイプ資産アクティビティに設定されている場合にのみ関連します。資産が移動可能かどうか、および修理のために店舗に持ち込む必要があるかどうかを示します。このフィールドは、情報提供のみを目的としています。

アクティビティ・ソース

アクティビティを実行する必要がある理由を示します。これは、資産品目タイプが資産活動に設定されている場合に関連します。

アクティビティ・タイプ

資産活動の保守のタイプを示します。

資産品目タイプ

品目が次のいずれかであるかどうかを示します。

資産グループ、資産アクティビティ、再作成可能品目
停止タイプ

これは、資産品目タイプ資産アクティビティに設定されている場合に関連します。保守活動に停止が必要かどうかを指定します。たとえば、「必須」「不要」などを示します。

品目原価計算仕様

品目原価計算仕様の属性とその有効な値を次に示します。これらの属性は、品目の定義時または更新時に設定します。

品目原価計算仕様

原価計算可能

品目原価についてレポート、評価および支出報告するかどうかを示します。

たとえば、参照品目の原価計算や、出荷または在庫として保有することのない請求書のみ(非在庫)の品目の原価計算を無効にできます。

積上に含む

品目に原価積上を含めるかどうかを示します。

在庫資産価額

品目を在庫内の資産として評価するかどうかを示します。

このオプションをオフにすることで経費項目を示します。

標準ロット・サイズ

工場またはサプライヤからオーダーされた特定の品目の量、または生産プロセスに出庫される標準数量。

品目一般プランニング仕様

品目一般プランニング仕様を構成する属性とその有効な値を次に示します。これらの属性は、品目の定義時または更新時に設定します。

品目一般プランニング仕様の属性

ASNの自動失効

事前出荷通知が自動的に失効するかどうかを示します。

バケット日数

安全在庫数量を動的に計算するための日数を入力します。プランニング・プロセスでは、「安全在庫率」と平均総所要量を乗算したものを、ここに入力した日数で除算します。

保管%

年間保管費の計算に使用される比率を入力します。これは、1ユニットを1年間在庫するためにかかる社内経費を表すユニット原価の比率です。

預託

選択すると、品目は預託されます。これは、品目は社内にあり、所有権はサプライヤにあることを意味します

対象日数

安全在庫レベルを定義するために、平均需要に乗算する日数。

需要期間

平均日次需要の計算に使用する日数。

固定供給日数

計画オーダー数量のサイズとタイミングを変更するために使用する日数を入力します。プラニング・プロセスにより、この値で定義された期間の正味所要量を満たす計画オーダー数量が提示されます。プラニング・プロセスでは、期間ごとに1つの計画オーダーが提示されます。

たとえば、これを使用することで、ライン型品目のショップ型コンポーネントに対する計画オーダーの数を削減します。

固定ロット乗数

固定ロット乗数数量またはライン型レート(1日当たりのユニット数)を入力します。プランニング・アルゴリズム(再オーダー・ポイント、Min-Max、MPSおよびMRP)は、これを使用して、計画オーダー数量またはライン型日次レートのサイズを変更します。

正味所要量が固定ロット・サイズ乗数の数量を下回ると、プランニング・アルゴリズムによって、固定ロット・サイズ乗数の数量1回分の発注が提示されます。

固定オーダー数量

計画オーダー数量またはライン型日次レートのサイズの変更に使用する数量を入力します。正味所要数量が固定オーダー数量に満たないときに、プランニング・プロセスは固定オーダー数量を提示します。正味所要数量が固定オーダー数量を超えるときに、プランニング・プロセスは固定オーダー数量の倍数のオーダーを提示します。ショップ型品目の場合、この属性は固定生産数量または購買数量を定義するために使用します。ライン型品目の場合、この属性は固定生産レートを定義するために使用します。たとえば、トラック満載数量でのみ品目を提供できる場合は、そのトラック満載数量を固定オーダー数量として入力します。

固定数量

再オーダーの固定数量を示します。

予測タイプ

予測タイプを示します。これは、次のいずれかの値になります。

オーダー予測

売上予測

履歴予測

在庫プランニング方法

組織レベルのプランニングのオプションを選択します

Min-Max

最小手持数量を定義します。この数量に達したときに、再オーダーします。最大手持数量を定義することもできます(超過しないようにする手持数量)。

計画なし

プランニング方法を使用しません。MRPまたはMPSの計画品目には、このオプションを選択します。

再オーダー・ポイント

再オーダー・ポイントは、この品目に定義しているプランニング情報に基づいて計算されます。

製造/購買

「在庫品目」が「はい」に設定されている品目に適用するオプションを選択します。Planner Workbenchでは、これを使用して、実装タイプに適した値を設定します。品目にオープン・オーダーが存在する場合は、この値を変更できません。

製造

通常は、製造されます。Planner Workbenchでは、実装タイプにショップ型製造オーダーが設定されます。プランニング・プロセスは、製造品目から下位レベルのコンポーネントに需要を渡します。

購買

通常は、購買されます。Planner Workbenchでは、実装タイプに購買依頼が設定されます。プラニング・プロセスは、購買品目から下位レベルのコンポーネントに需要を渡しません。

供給の最大日数

補充再オーダーに許容される供給の最大日数を示します。

最大Min-Max方式数量

「Min-Maxプランニング」で超過することを禁止する最大手持数量を示します。

最大オーダー

品目の最大オーダー数量またはライン型レート(1日当たりのユニット数)を入力します。プランニング・アルゴリズム(再オーダー・ポイント、Min-Max、MPSおよびMRP)は、これを使用して、計画オーダー数量またはライン型日次レートのサイズを変更します。ショップ型品目の場合、正味所要量が最大オーダー数量を超えたときに、プランニング・アルゴリズムは最大オーダー数量を提示します。ライン型品目の場合、ライン型プランニング期間の平均日次需要が最大オーダー数量を超えたときに、プランニング・アルゴリズムはライン型日次レートとして最大オーダー数量を提示します。たとえば、その数量を上回ると品目の製造能力が不足する発注数量を定義します。

最大オーダー数量

品目の最大オーダー数量またはライン型レート(1日当たりのユニット数)を入力します。プランニング・アルゴリズム(再オーダー・ポイント、Min-Max、MPSおよびMRP)は、これを使用して、計画オーダー数量またはライン型日次レートのサイズを変更します。ショップ型品目の場合、正味所要量が最大オーダー数量を超えたときに、プランニング・アルゴリズムは最大オーダー数量を提示します。ライン型品目の場合、ライン型プランニング期間の平均日次需要が最大オーダー数量を超えたときに、プランニング・アルゴリズムはライン型日次レートとして最大オーダー数量を提示します。たとえば、その数量を上回ると品目の製造能力が不足する発注数量を定義します。

供給の最小日数

補充が発生するまでに許容される供給の最小日数を示します。

最小Min-Max方式数量

「Min-Maxプランニング」で補充するまでの最小手持数量を示します。

最小オーダー

最小オーダー数量またはライン型レート(1日当たりのユニット数)を入力します。プランニング・アルゴリズム(再オーダー・ポイント、Min-Max、MPSおよびMRP)は、これを使用して、計画オーダー数量またはライン型日次レートのサイズを変更します。ショップ型品目の場合、正味所要量が最小オーダー数量に満たないときに、プランニング・アルゴリズムは最小オーダー数量を提示します。ライン型品目の場合、ライン型プランニング期間の平均日次需要が最小オーダー数量に満たないときに、プランニング・アルゴリズムはライン型日次レートとして最小オーダー数量を提示します。たとえば、その数量を下回ると製品を製造しても収益が出なくなるオーダー数量を定義します。

最小オーダー数量

最小オーダー数量またはライン型レート(1日当たりのユニット数)を入力します。プランニング・アルゴリズム(再オーダー・ポイント、Min-Max、MPSおよびMRP)は、これを使用して、計画オーダー数量またはライン型日次レートのサイズを変更します。ショップ型品目の場合、正味所要量が最小オーダー数量に満たないときに、プランニング・アルゴリズムは最小オーダー数量を提示します。ライン型品目の場合、ライン型プランニング期間の平均日次需要が最小オーダー数量に満たないときに、プランニング・アルゴリズムはライン型日次レートとして最小オーダー数量を提示します。たとえば、その数量を下回ると製品を製造しても収益が出なくなるオーダー数量を定義します。

組織

社内購買依頼によって品目が出庫される組織をオプションで入力します。これは、在庫が補充ソース・タイプの場合にのみ適用されます

次の条件を満たす組織を選択できます。

  • 品目がソース組織に割り当てられていること

  • ソース組織と現在の組織の間に有効な組織間関連が定義されていること

ソース組織は、品目がMRP計画であり、算入不可ソース保管場所を選択する場合、現在の組織であってもかまいません。

パーセント

品目の安全在庫数量を計算するための比率を入力します。プランニング・プロセスでは、この比率を平均総所要量に乗算します。

プランニング・プロセスは、「安全在庫」「MRP計画比率」に設定する際に、この属性を使用します。

プランナ

この品目を計画するために割り当てる資材プランナを入力しますこの属性を更新する前に、組織のプランナ・コードを定義する必要があります。

ここで定義したプランナは、移動オーダーの承認が使用される場合に、品目を要求するすべての移動オーダー明細の承認を担当します。

品目がサプライヤ管理の場合は、品目のプランナを入力する必要があります。

リリース承認要

販売オーダーの作成前には、承認が必要になります。承認は、次に示すように設定できます。

顧客:

顧客からリリース承認を取得する必要があります。

サプライヤ

仕入先からリリース承認を取得する必要があります。

なし

リリース承認は不要です。

安全在庫プランニング方法

安全在庫レベルの計算に使用されるプランニング方法。

品目外注支給品

品目が有償支給で品目外注支給品として使用される場合は、この品目に関連付けられている品目外注タイプを示します。有効な選択肢は次のとおりです。

事前配置済

品目は、品目外注支給品とは無関係に製造取引先に販売される品目外注支給品です。

同期済:

品目は、製造取引先に販売される品目外注支給品であり特定のオーダーと同期しています。

保管場所

社内購買依頼によって品目を出庫するソース組織内の保管場所を入力します。これは、補充ソース・タイプが「在庫」または「保管場所」であり、ソース組織を指定した場合にのみ適用されます。MRP計画品目の場合、ソース組織と現在の組織が同じときには、算入不可ソース保管場所を入力する必要があります。

タイプ

要求が履行される方法を示します。

在庫

社内販売オーダー(既存の在庫から在庫保有を出庫するオーダー)になる社内購買依頼を作成することで要求を履行します。

サプライヤ

購買オーダー(サプライヤから品目を購入するオーダー)になる購買依頼を作成することで要求を履行します。

保管場所

移動オーダー(既存の保管場所から在庫保有を出庫するオーダー)になる移動オーダー依頼を作成することで要求を履行します。

注意: Supplier Schedulingを使用している場合は、通常、このフィールドを空白のままにすることをお薦めします。それ以外の場合は、ソース・ルールを上書きすることになります。
ウィンドウ日数

プランニング・エンジンによって考慮される予測の期間を入力します。

品目在庫仕様

品目在庫仕様の属性とその有効な値を次に示します。これらの属性は、品目の定義時または更新時に設定します。

品目在庫仕様の属性

一括ピック

品目を一括でピックできるようになります。

資材不足チェック

品目の資材不足についてチェックすることを示します。

このオプションを有効にすると、品目のトランザクション時に資材不足アラートと資材不足通知がトリガーされます。

子ロット使用可能

親ロットがトランザクションの目的について指定されているときに、品目がトランザクションの目的についてロット管理の対象になるかどうかを示します。

子ロット管理を有効にすると、トランザクションの目的について親ロットと子ロットを指定できます。ロットのトランザクションは、トランザクションに親ロットを指定するかどうかに関係なく、アプリケーションによって処理されます。品目に対する在庫トランザクションまたは在庫予約がある場合、このフィールドは変更できません。この属性をマスター組織レベルで管理する場合は、マスター組織またはマスター組織に関連付けられた子組織にトランザクションまたは予約が存在しないときにのみ、この属性を変更できます。

管理: ロット

資材トランザクション時に品目のバッチのトラッキングのためにロット番号を使用できるかどうかを示します

  • 管理なし: 品目のロット管理を設定しません。

  • 完全管理: ロット番号で在庫残高をトラッキングします。出庫と受入のロット番号を指定する必要があります。

ロット番号管理は、手持数量がない品目に対してのみ設定できます。ロット管理をマスター品目レベルで管理している場合は、すべての子組織の手持数量がアプリケーションによってチェックされます。

管理: 保管期限

特定のロットの品目がいつまで使用可能であるかを示します。

保管期限日数

品目の保管期限を日数で指定します。アプリケーションは、ロットの入庫日から保管期限のカウントを開始します。指定した日数が経過すると、アプリケーションによって警告メッセージが送信されます。

管理なし

この品目に保存期限管理は設定されません。

ユーザー定義

それぞれのロットを受け入れるときに失効日を指定します。期限の経過後に警告の通知がありますが、そのロットは使用できます。

注意: 品目の手持数量が存在する場合、ロットの期限管理は変更できません。ロットの期限をマスター・レベルで管理している場合は、手持数量のチェックは、すべての子組織にある手持数量の合計に対して実行されます。
ロット属性のコピー

子ロットが親ロットのすべての仕様を継承するかどうかを示します。

新規の子ロットが親ロットのすべての属性を継承する場合は、このチェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスの選択を解除すると、子ロットは親ロットの属性を継承しなくなります。

循環棚卸可能

品目の自動循環棚卸スケジューリングがオンになっているかどうかを示します。

デフォルト等級

品目のデフォルト等級を入力します。等級管理されているすべての品目にはデフォルト等級が必要です。品目のデフォルト等級を変更するには、等級変更トランザクションを使用できます。

注意: 品目のトランザクションを実行した場合でも、デフォルト等級を変更できます。
デフォルト・ロット・ステータス

品目のデフォルト・ロット・ステータスを示します。

デフォルト・シリアル・ステータス

品目のデフォルト・シリアル・ステータスを示します。

失効処理

この品目のデフォルト処理コードを入力します。この処理は、ロットの失効時、品質検査の失敗時、またはロットが測定誤差の結果範囲に該当する場合に、失効通知にリストされます。

失効処理間隔

ロットに対する処理を実行する前に、失効日にアプリケーションが追加する日数を入力します。

ロット失効日 + ロット失効処理間隔 = デフォルトの失効処理日

書式検証

組織または品目に定義した子ロット・パラメータに子ロット番号が適合していることを確認する場合は、このチェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスを選択すると、子ロット番号は、子ロット・プリフィクスと数値サフィクスが連結されたロット番号になっていることと、品目レベルでゼロ埋込みを有効にした場合はゼロが埋め込まれて正しい長さになっていることがアプリケーションによって検証されます。

生成

品目をトラッキングするために、品目のユニットごとにシリアル番号を作成して割り当てるタイミングを示します。

  • 在庫受入時動的入力: 品目の受入時にシリアル番号を作成して割り当てます。それ以降は、すべての資材トランザクションで、ユニットごとにシリアル番号を指定する必要があります。

  • 販売オーダー、転送オーダーまたは作業オーダー出庫時の入力: 販売オーダーまたは転送オーダーに対して品目を出庫(出荷)するときに、シリアル番号を作成して割り当てます。このオプションを選択すると、出荷確認時にシリアル番号が必要になります。RMA (返品承認)の品目を受け入れる場合は、販売オーダー出庫時に使用したものと同じシリアル番号を指定する必要があります。「仕掛資材出庫」トランザクションを使用して作業オーダーにコンポーネントを出庫するときにも、シリアル番号が必要です。「仕掛資材返品」トランザクションを使用して、在庫への返品を受け入れる場合は、コンポーネント品目が作業オーダーに出庫されたときに使用したものと同じシリアル番号を参照する必要があります。このシリアル生成オプションを使用する場合は、この品目の販売オーダー、転送オーダーまたは作業オーダー出庫以外の資材トランザクションでは、シリアル番号の入力は必要ありません。たとえば、品目の受入や保管場所転送では、シリアル番号を入力する必要はありません。

  • シリアル番号管理なし: この品目にシリアル番号管理を設定しません。この品目が関連する資材トランザクションのすべてで、シリアル情報が省略されます。

  • 事前設定シリアル番号: 品目の受入時に、事前設定シリアル番号を割り当てます。それ以降は、すべての資材トランザクションで、ユニットごとにシリアル番号を指定する必要があります。

  • 在庫ピック時入力: 品目のピック確認時にシリアル番号を作成して割り当てます。このオプションを選択した場合は、販売オーダー・ピック、転送オーダー・ピック、転送オーダー返品ピックまたは移動要求出庫などの在庫トランザクションに対するピック確認において、シリアル番号を入力することが必要になります。このオプションは、「設定および保守」作業領域で「ピック時のシリアル番号の取得」機能が有効になっている場合に使用可能になります。

次の表に、特定のシリアル番号生成オプション間で相互に変更可能な条件を示します。

変更先または変更元 変更先または変更元 変更可能な条件

在庫受入時動的入力

事前設定シリアル番号

常時

事前設定シリアル番号

シリアル番号管理なし

常時

在庫受入時動的入力

シリアル番号管理なし

品目に手持数量がないとき

販売オーダー、転送オーダーまたは作業オーダー出庫時の入力

事前設定シリアル番号

品目に手持数量がないとき

事前設定シリアル番号

シリアル番号管理なし

品目に手持数量がないとき

在庫受入時動的入力

販売オーダー、転送オーダーまたは作業オーダー出庫時の入力

品目に手持数量がないとき

シリアル生成が品目レベルで管理されている場合、手持数量のチェックは、すべての子組織の手持数量の合計に対して行われます。

注意: ロット置換機能は、シリアル管理されている品目、ロット・シリアルやロット改訂などの組合せ、またはLSRの組合せなどのある品目ではサポートされません
等級管理済

ロット管理に加えて品目が等級管理されているかどうかを示します。等級コードはロットの具体的な特性を表します。「等級管理済」チェック・ボックスを選択した場合は、品目のデフォルト等級の指定が必要になります。

注意: 品目のトランザクションが完了している場合は、このチェック・ボックスを変更できません。
保留日数

ロットのリリースが可能になるまでのロット作成日に加算する日数です。数値を入力しない場合、アプリケーションは、すぐにロットが使用できるようになるとみなします。

ロット作成日 + 保留日数 = デフォルトの保留リリース日

在庫品目

この属性により、この品目の在庫保管とトランザクションが可能になります。このオプションは、次に示す品目属性を有効にする場合はオンにする必要があります。

  • 在庫保有可能

  • トランザクション可能

  • 製造品

これは、品目定義属性です。このオプションを有効にすると、品目は、在庫機能領域のデフォルト・カテゴリ・セットに自動的に割り当てられます。

在庫保管棚管理

保管場所で資材を保管する物理的な領域(段、通路、大箱、棚など)を示します。

動的入力

品目の受入時または出荷時に使用する保管棚を定義します。

管理なし

保管棚管理を設定しません。

事前設定

使用前に保管棚を定義します。

ロット部分化可能

このチェック・ボックスは、部分的なロット数量の割当、予約または移動を可能にする場合に選択します。このチェック・ボックスを選択しないと、この品目は全ロット数量のトランザクションが必要になります。このフィールドは、品目にトランザクションが存在する場合は変更できません。

ロット・マージ可能

ロット管理品目の複数のロットが1つのロットにマージできるかどうかを示します。

ロット分割可能

ロット管理品目が複数のロットに分割できるかどうかを示します。

ロット・ステータス可能

品目がロット・レベルのステータス管理の対象になるかどうかを示します。たとえば、あるロットをテスト中にすることができます。会社は、テスト中のロットをプランニングと予約に使用できるようにして、出荷には使用できないようにするポリシーを設定できます。また、ロットを隔離中にすることもできます。たとえば、会社はプランニングに使用するロットを隔離中にできないようにするポリシーを設定できます。

品目がロット管理されていない場合は、「デフォルト・ロット・ステータス」を指定できます。たとえば、マイクロプロセッサのロットは、浸せき試験が完了するまで「隔離」ステータスすることができます。

ロット置換可能

トランザクション時にロットの置換が可能かどうかを示します。

注意: ロット置換機能は、シリアル管理されている品目、ロット・シリアルやロット改訂などの組合せ、またはLSRの組合せなどのある品目ではサポートされません。
ロット換算可能

ロット管理品目内でロットを換算できるようになります。

満期日数

ロット満期日を決定するためにロット作成日に加算する日数です。数値を入力しないと、アプリケーションは、ロットが作成時に満期になるとみなします。

ロット作成日 + 満期日数 = デフォルトのロット満期日

数量不足エラー

循環棚卸による調整トランザクションが発生するまでに、許容されるマイナス差異の比率を入力します。物理循環棚卸の数量が手持数量より少ない場合、この比率以下の差は許容されます。

たとえば、手持数量が100で、マイナス許容範囲が10%だとします。棚卸数量が許容範囲内の場合、Oracle Inventoryは承認を必要としません。実地棚卸が90ユニットを下回る場合、Oracle Inventoryは調整を作成し、手持数量が実地棚卸に変更されます。

このフィールドにより、アプリケーションが品目レベルで子ロット番号を生成する方法が決まります。子ロット番号の生成は、組織レベルまたは品目レベルで選択できます。有効な選択肢は次のとおりです。

  • 親および子: 「親および子」に設定すると、親ロット番号がプリフィクスの役割を果たし、それに続けて使用可能なロット番号が追加されて子ロットになります。たとえば、親ロットがP1の場合、子ロットはP1-1になります。

  • 親: 「親」に設定すると、子ロット番号はロット番号と同じ順序に基づきます。たとえば、親ロットがP1の場合、子ロットはP2になります。

数量超過エラー

循環棚卸によって調整トランザクションが発生するまでに、許容されるプラス差異の比率を入力します。物理循環棚卸の数量が手持数量より多い場合、この比率以下の差は許容されます。

たとえば、手持数量が100で、プラス許容範囲が10%だとします。棚卸数量が許容範囲内の場合、Oracle Inventoryは承認を必要としません。実地棚卸が110ユニットを上回る場合、Oracle Inventoryは調整を作成し、手持数量が実地棚卸に変更されます。

プリフィクス

品目レベルで子ロットを生成する場合は、オプションで子ロット・プリフィクスを入力できます。

予約可能

この属性により、品目の資材予約を作成できるようになります。品目は、十分な在庫がある場合にのみ予約できます。

注意: 予約が存在している場合は、予約管理をオフにできません。
保管棚制限

この品目のトランザクションを、保管場所情報ウィンドウで定義したリストに指定されている保管棚に制限するかどうかを示します。保管棚の制限は、保管場所も制限している場合にのみ有効です。

保管場所制限

この品目のトランザクションを、保管場所情報ウィンドウで定義したリストに指定されている保管場所に制限するかどうかを示します。保管棚を制限する場合は、このオプションをオンにする必要があります。

再テスト間隔

作成日からロットの再テストが必要になるまでの日数を入力します。アプリケーションは、この数値をロット作成日に加算してデフォルトの再テスト日を決定します。

ロット作成日 + 再テスト間隔 = デフォルトの再テスト日

改訂管理

この属性により、品目改訂を作成できるようになります。このオプションを有効にした場合は、「改訂」タブで出庫および受入に既存の改訂番号を指定する必要があります。

シリアル・ステータス可能

品目がシリアル・レベルでステータス管理の対象になるかどうかを示します。たとえば、新しいシリアル番号には機能のすべてを許可するポリシーを設定し、再加工済品目を除く再加工済シリアル番号には予約を許可するポリシーを設定できます。

品目がシリアル管理の場合は、「デフォルト・シリアル・ステータス」を指定できます。たとえば、分析装置のシリアル番号は浸せき試験が完了するまで「隔離」ステータスにすることができます。

保管期限日数

各ロットがアクティブな日数を入力します。受入時に、アプリケーションはアプリケーション日付に保管期限日数を加算して失効日を決定します。これは、「ロット失効管理」「保管期限日数」を選択している場合にのみ使用されます。

開始番号: 子ロット

各子ロットの開始番号を入力します。このフィールドは、品目の子ロットが有効化されている場合にのみ有効になります。

開始番号: ロット

品目の開始ロット番号を入力します。「組織パラメータ」ウィンドウで、ロット番号生成「品目レベル」に設定すると、この番号が開始ロット番号としてアプリケーションによって使用されます。品目に追加のロットを作成すると、アプリケーションによって後続の各ロットが増分されます。

開始番号: シリアル

すべてのシリアル番号に設定する、この品目専用の開始数値サフィックスを入力します。「事前定義」を選択した場合と、組織パラメータのシリアル番号生成「品目レベル」の場合は、値を入力する必要があります。この開始数値サフィックスは、シリアル管理されるユニットを定義したときに使用されます。それ以降、この数値は後続のシリアル番号ごとに増分されます。

開始プリフィクス: ロット

この品目に定義したすべてのロット番号に対する開始プリフィクスを入力します。「組織パラメータ」ウィンドウでロット番号生成「品目レベル」に設定している場合、このプリフィクスは品目のロット番号を定義する際にアプリケーションによって使用されます。

開始プリフィクス: シリアル

定義するすべてのシリアル番号に対する開始英文字プリフィクスを入力します。「事前定義」を選択している場合と、組織パラメータの「シリアル生成」「品目レベル」の場合は、値を入力する必要があります。このプリフィクスは、シリアル管理されるユニットを定義するときに使用されます。

在庫

品目が在庫保有できるかどうかを示します。

この属性により、品目を在庫保有できるようになります。この属性は、「在庫品目」属性を有効にしている場合にのみ設定できます。品目を取引する場合は、この品目属性を有効にする必要があります。

トランザクション可能

品目にトランザクションを実行できるかどうかを示します。

品目請求仕様

品目請求仕様の属性とその有効な値を次に示します。これらの属性は、品目の定義時または更新時に設定します。

品目請求仕様の属性

会計基準

経時的な収益の認識など、特別な収益認識基準を識別するための会計基準を入力します。

この属性は、参照情報のみを目的としています。

請求有効

品目をアクティブ化するかどうかを示します。「請求可能品目」が有効な場合は、「請求有効」の選択を解除したままにして、一時的に品目を請求から除外できます。

この属性はオプションであり、品目ステータス・コードで設定します。

請求済

品目を請求書に記載するかどうかを示します。このオプションをオンにしたときに、「請求有効」がオフにされていると、一時的に請求を除外できます。「請求有効」が選択されている場合は、このオプションを選択する必要があります。

請求ルール

経時的な収益を認識するときに、請求書を送信する期間を決定するための請求ルールを入力します。

仮受消費税分類コード

事業所と税コードに基づいて税を計算するときに使用する税コードを入力します。

支払条件

有効な支払条件コードを入力します。この属性は、参照情報のみを目的としています。

販売アカウント

顧客への請求書送付時に収益を記録するために使用する総勘定元帳勘定科目を入力します。AutoAccountingが品目に基づいている場合は、その時点で会計仕訳が作成されます。

品目リード・タイム仕様

品目リード・タイム仕様の属性とその有効な値を次に示します。これらの属性は、品目の定義時または更新時に設定します。

品目リード・タイム仕様の属性

累計生産

組立品の製造リード・タイム(日数)に、そのコンポーネントの最大調整済製造累積リード・タイム(それぞれの工程リード・タイム・オフセットを減算して調整したもの)を加算して入力します。購買品目には、累積製造リード・タイムはありません。

累計合計

組立品の合計リード・タイムに、そのコンポーネントの最大調整済累計リード・タイム(それぞれの工程リード・タイム・オフセットを減算して調整したもの)を加算して入力します。

固定

オーダー数量に関係なく、組立品の製造に必要な日数(組立時間や分解時間)を入力します。

リード・タイム・ロット・サイズ

処理リード・タイム(および固定リード・タイムと可変リード・タイム)の計算に使用する数量を入力します。デフォルト値は品目の標準ロット・サイズです。

後処理日数

最初のサプライヤ受入から購買品目の在庫への受入までに必要な日数を入力します。

「製造/購買」属性が「製造」に設定されている場合は、値を入力できません。

前処理日数

オーダーするために購買リード・タイムまたは製造リード・タイムに加算する必要がある日数を入力します。

処理日数

品目の調達または製造に必要な日数を入力します。製造組立品の場合は、処理日数と製造リード・タイムが等しくなります。

変動

組立品の1つの追加ユニットを製造するためにかかる時間を入力します。合計リード・タイムは、変動リード・タイムをオーダー数量で乗算して、固定リード・タイムを加算したものになります。

品目メイン仕様

品目メイン仕様の属性とその有効な値を次に示します。これらの属性は、品目の定義時または更新時に設定します。

品目メイン仕様の属性

承認ステータス

品目の承認ステータス。

品目摘要

品目の摘要を入力します。

書式付き摘要

リッチ・テキスト・コンポーネントを使用した品目の摘要を示します。この摘要は、各種のダウンストリーム・アプリケーションで表示できます。

品目ステータス

品目ステータス・コードにより、ステータス管理対象の属性値を設定またはデフォルト設定します。ユーザー定義ステータス・コードでは、ステータス属性として指定された特定の品目属性を管理します。ステータス属性は、次のとおりです。

BOM許可

製造品

顧客オーダー可能

社内オーダー可能

請求有効

トランザクション可能

購買可能

在庫保有可能

レシピ使用可能

プロセス実行使用可能

これらの属性は、経時変化する品目の機能を管理します。

ライフサイクル・フェーズ

各フェーズは、品目ライフ・サイクル・フェーズの次のフェーズにオブジェクトを促進する前に必要になる、タスクと提出物のセットを表します。

たとえば、コンピュータ・コンポーネントのライフサイクルについてのライフ・サイクル・フェーズは、次のようになります。

コンセプト

設計

プロトタイプ

プリプロダクション

生産

除・売却
梱包タイプ

取引品目ユニット記述子(TIUD)とも呼ばれます。

グローバル取引識別番号(GTIN)階層レベルを表すために使用されます。階層は、製品(品目)の流通チェーンの異なるレベル間のリンクとして使用されます。

形式品目

形式は、複数の類似品目(SKU)をグループ化するために使用するシルエット品目またはモデル品目を表します。一般に、特定の形式品目に属する品目は、1つ以上の製品バリアント属性によって区別します。例として、衣料品の場合は色やサイズ、食料品の場合は風味やサイズがあげられます。

ユーザー品目タイプ

複数のタイプがインストール時にデフォルトで用意されます。これらのタイプは、同時に提供される品目テンプレートに対応します。次のいずれかの値を選択します。

ATOモデル

完成品

運送費

在庫タイプ

キット

モデル

オプション区分

外注加工モデル

PTOモデル

ファントム品目

プランニング

製品ファミリ

購買品目

参照品目

部分組立品

供給品目
換算

トランザクションの換算を示します。

品目固有

この品目に固有の単位換算のみを使用します。

標準

標準単位換算のみを使用します。標準換算のみを使用する場合は、品目固有の換算を作成しないでください。

デフォルト管理
固定

アプリケーションは、プライマリ単位とセカンダリ単位の両方で在庫を保存します。品目数量を一方の単位で入力すると、その数量はアプリケーションによってセカンダリ単位に変換され、両方の数量が表示されます。

デフォルト

アプリケーションは、プライマリ単位とセカンダリ単位の両方で在庫を保存します。品目数量を一方の単位で入力すると、その数量はアプリケーションによって2番目の単位に変換され、両方の数量が表示されます。セカンダリ単位の数量は、プライマリ単位の数量を変更することなく変更できます。

デフォルトなし

アプリケーションは、プライマリ単位とセカンダリ単位の両方で在庫を保存します。このオプションは、2つの単位間のデフォルト換算が通常は同じにならない場合に使用します。プライマリ単位の数量を指定しても、アプリケーションで自動的にセカンダリ単位の数量が表示されることはありません。セカンダリ単位の数量は、トランザクションを処理する前に手動で入力します。セカンダリ数量は、「差異+」属性と「差異-」属性で指定した係数によって、デフォルト換算から変化することがあります。

不足偏差係数

許容偏差には10進値を入力できます。この属性は、組織レベルで割り当てられます。これにより、プラスまたはマイナスの許容範囲を生成します。たとえば、品目の許容可能なトランザクション数量偏差が、設定された換算よりも10パーセント低い場合は、このフィールドに「10」と入力します。

超過偏差係数

許容偏差には10進値を入力できます。この属性は、組織レベルで割り当てられます。これにより、プラスまたはマイナスの許容範囲を生成します。たとえば、品目の許容可能なトランザクション数量偏差が、設定された換算よりも10パーセント高い場合は、このフィールドに「10」と入力します。

プライマリ単位

これは、在庫保有および販売の単位です。必要になる換算は、この単位に基づきます。この属性は、更新できません。また、組織レベルで割り当てられます。

セカンダリ単位

この属性は、設定に応じてマスター・レベルまたは組織レベルで管理できます。

品目が二重単位管理されている場合や、セカンダリ単位で価格設定されている場合は、セカンダリ単位を指定できます。

トラッキング単位

この属性により、手持残高のトラッキング方法を制御します。この属性は、組織レベルで割り当てられます。有効な値は次のとおりです。

プライマリ

アプリケーションにより、手持残高がプライマリ単位でトラッキングされます。

プライマリおよびセカンダリ

アプリケーションにより、手持残高がプライマリ単位とセカンダリ単位の両方でトラッキングされます。

詳細摘要

この品目に関する詳細な摘要を示します。この詳細な摘要は、複数の言語でサポートされます。

価格設定

この属性は、組織レベルで割り当てられます。

価格設定が、プライマリ単位またはセカンダリ単位に基づくかどうかを示します。値をセカンダリに設定すると、出荷確認時にアプリケーションによってオーダー明細の価格が再設定されます。

品目MRPおよびMPSプランニング仕様

品目MRPおよびMPSプランニング仕様の属性とその有効な値を次に示します。品目を定義または更新するときに、これらの属性を設定します。

品目MRPおよびMPSプランニング仕様の属性

許容前倒日数

プランニング・プロセスによりオーダーが再スケジュールされなくなるまでの日数を入力します。プランニング・プロセスは、次の場合にのみ再スケジュールを提示します。

  • 新しく計算されたオーダー日が、元のオーダー期日に許容前倒日数を加算した日付より後の場合

  • 新しく計算されたオーダーが、現在のスケジュール受入のオーダーに違反しない場合

たとえば、元のオーダー期日が6月10日であり、「許容前倒日数」3だとすると、新しい期日が6月13日以降になる場合、プランニング・プロセスは再スケジュールを提示しません。再スケジュールが発生しない場合(「許容前倒日数」のため)、2番目のオーダー(最初の前の期日)は、最初のオーダー後に再スケジュールされません。

これにより、プランの過敏性を緩和し、ささいな再スケジュール推奨を排除できます。特に、オーダーを再スケジュールするよりも、製造と短期の過剰在庫保管のほうが安価になるときに有効です。

これは、ショップ型品目にのみ適用されます。

ATPの計算

納期回答(ATP)を計算してプランニング詳細レポートに出力するかどうかを示します。この計算には、次の式を使用します。

ATP = 計画された生産 - コミットされた需要

説明:

  • 計画された生産 = 計画オーダー、予定受入(購買オーダー、ジョブおよびライン型製造オーダー)、提示されたライン型製造オーダー、算入可能手持数量。

  • コミットされた需要 = 販売オーダー、コンポーネント需要(計画オーダー、ショップ型製造オーダー、提示されたライン型製造オーダーおよびロット失効)。コミットされた需要には、予測された需要は含まれません。

供給の作成

この品目の供給をアプリケーションが提示できるようにするかどうかを示します。この品目を別の品目の需要を満たすための代替として使用する場合は、この属性によって、当初品目の需要に対応する一部として品目に新しい供給を作成できるかどうかを示します。

重要コンポーネント

選択すると、MPSおよびDRP計画の重要コンポーネントとしてのフラグが品目に設定されます。これにより、重要コンポーネントとその資材生産資源の制約のみに関してマスター予定品目を計画できます。デフォルトでは、非表示です。

需要タイム日数

需要タイム・フェンスは、ここに入力した値をプラン日(プラン日が稼働日でない場合は次の稼働日)に加算して計算します。

需要タイム・フェンス

オプションを選択することで、プランニング・プロセスでの総所要量の計算時に、予測需要を無視して、販売オーダー需要のみを考慮に入れる期間を決定します。これにより、過剰在庫発生の危険性が減少します。

需要タイム・フェンスは、ここで選択した値をプラン日(プラン日が稼働日でない場合は次の稼働日)に加算して計算します。

摘要

累積製造リード・タイム

品目の累計製造リード・タイム。

累積合計リード・タイム

品目の合計製造リード・タイム。

合計リード・タイム

品目の合計リード・タイム。

ユーザー定義

「需要タイム・フェンス日数」に入力した値。

配分計画済

品目に使用されるプランニングの種類を示します。配分システムに含まれているキー・リソース(ソーシングや輸送など)のプランニングを支援するための、補充在庫計算のアプリケーションです。デフォルトでは、非表示です。

予算から除外

品目を予算から除外するかどうかを示します。デフォルトでは、非表示です。

予測管理

オプションを選択して、品目に実施する予測のタイプを決定します。これにより、2レベル・マスター・スケジュールの主な処理(需要予測展開、予測消込、プランニング、製造除却および出荷除却)をガイドします。このオプションは、品目が、モデル、オプション区分、オプション、またはモデルおよびオプション区分の必須コンポーネントである場合にのみ該当します。

予測の消込

需要予測を展開するのではなく、直接的に需要を予測します。この値は、Oracle E-Business Suite Supply Chain Planning Applicationsでのみ使用できます。

予測の消込および発生

直接的な需要を予測するか、需要予測を展開します。または両方の方法の組合せを使用します。この値は、Oracle E-Business Suite Supply Chain Planning Applicationsでのみ使用できます。

消込後に展開

最初に直接的に需要を予測し、その後で需要予測を展開することで予測します。

展開後に消込

最初に需要予測を展開して、その後で直接的に需要を予測します。

なし

販売オーダー需要を実施しますが、需要予測は実施しません。

供給の最大在庫日数

目的のビジネス・メトリック(スループット・レート、費用、期日実績、在庫、供給日数など)を達成するために必要とされる、アプリケーション内の資材と供給の最大必要量を入力します。デフォルトでは、非表示です。

最大在庫ウィンドウ

目的のビジネス・メトリック(スループット・レート、費用、期日実績、在庫、供給日数など)を達成するために必要とされる、アプリケーション内の資材と供給の最大必要量(数量)を入力します。デフォルトでは、非表示です。

ペギング

品目の最終組立を計算して出力する時期を決定するために使用するプランニング・プロセスを示します。デフォルトでは、非表示です。

ソフト・ペギング

このオプションは、MRPプラン・オプションで設定した予約レベル・オプションに基づいて、供給を需要に割り当てます。

最終組立ペギング

このオプションでは、部品構成表の最上位で品目がペグされる最終組立品をトレースします。最終組立ペギングを選択していない場合でも、最終組立品をオンラインで計算および表示できます。

最終組立/ソフト・ペギング

このオプションは、ソフト・ペギングと最終組立ペギングの両方に選択します。

ハード・ペギング

このオプションは、MRPプラン・オプションで設定した予約レベル・オプションに基づいて、供給を需要に割り当てます。部品構成表の全レベルでプロジェクト別に、供給から需要と、需要から供給をペギングします。これにより、供給を需要に割り当て、プラン・レベルのオプションに基づいた計画オーダーを生成できます。

最終組立/ハード・ペギング

このオプションは、ハード・ペギングと最終組立ペギングの両方に選択します。

なし

このオプションは、プロジェクト資材割当、最終組立ペギング、および全体ペギングを使用不可にします。

計画在庫ポイント

品目が在庫ポイント品目かどうかを示します。これは、資材または品質の特性を失わずに資材を品目レベルで保管できることを意味します。通常、在庫ポイントは、製造サイクル中の主要な在庫保有フェーズを指します。デフォルトでは、非表示です。

プランニング方法

どの時点で品目をプランニングするかを決定するオプションを選択します。

計画なし

資材所要量の長期プランニングを必要としない品目です。このオプションは、MRPの間接管理費に見合わない大量または低コスト(あるいはその両方)に該当する(通常は依存需要の)品目に対して選択します。このオプションは、「コンポーネントのピック」属性が選択されていない場合は使用できません。

MRPプランニング

このオプションは、手動によるプランニング管理が不要な重要度の低い(通常は依存需要の)品目に対して選択します。

MPSプランニング

品目のマスター・スケジュールを作成し、手動でプランニング管理を実行します。このオプションは、独立需要の品目、業務上重要な品目または重要なリソースを管理する品目に対して選択します。

MRP/DRP計画済

このオプションは、MRPとDRPの両方のプランニングが必要な品目に対して選択します。

MPS/DRP計画済

このオプションは、MPSとDRPの両方のプランニングが必要な品目に対して選択します。

DRP計画済

このオプションは、品目に流通所要量プランニングを実施している複数の組織がある場合に選択します。

プランニング・タイム日数

プランニング・タイム・フェンスは、ここに入力した値をプラン日(プラン日が稼働日でない場合は次の稼働日)に加算して計算します。

プランニング・タイム・フェンス

次に示すオプションのいずれかを選択して、特定の制限をプラニング推奨に適用する期間を決定します。ショップ型品目の場合、プランニング・プロセスは、新しい計画オーダーを提示することや、既存のオーダーを前の日付に再スケジュールすることができません。ライン型品目の場合、プランニング・プロセスは、許容される境界の上下幅に収まる新しい日次レートのみを提示できます。

タイム・フェンスにより、計画の手動管理が向上し、現場や購買スケジュールへの短期の混乱が最小化されます。

プランニング・タイム・フェンスは、ここで選択した値をプラン日(プラン日が稼働日でない場合は次の稼働日)に加算して計算します。

摘要

累積製造リード・タイム

品目の累計製造リード・タイム。

累積合計リード・タイム

品目の合計製造リード・タイム。

合計リード・タイム

品目の合計リード・タイム。

ユーザー定義

「需要タイム・フェンス日数」に入力した値。

事前配置ポイント

事前配置ポイントは取引先とのプッシュ・タイプの関係を表します。プランニングが品目の事前配置ポイントに達すると、既存のすべての供給ダウンストリームは、このポイントまでプッシュされます。

調達先が複数ある修理部品の場合は、品目修理部品サプライヤに対して事前配置ポイントを設定しないでください。調達先が複数の品目に対してこのチェック・ボックスを選択すると、プランニング・プロセスで検出された最初の取引先に対して在庫全体がアプリケーションによってプッシュされます。デフォルトでは、非表示です。

リリース・タイム日数

需要タイム・フェンスは、ここに入力した値をプラン日(プラン日が稼働日でない場合は次の稼働日)に加算して計算します。

リリース・タイム・フェンス

オプションを選択して、ショップ型計画済品目の計画オーダーがWIPジョブまたは購買依頼として自動的にリリースされる期間を決定します。計画オーダーは、次に示す自動リリース基準を満たす必要があります。

  • 新規オーダー日が、オーダー・タイプ(製造または購買)の自動リリース・タイム・フェンス内であること。

    • オーダー日 = 開始日 - 前処理リード・タイム。たとえば、「オーダー日」4月5日の場合、前処理リード・タイムが2日間のときに「開始日」4月7日になります。オーダー日がリリース・タイム・フェンス内にある場合は、計画オーダーがリリースされます。

  • リード・タイムが圧縮されていないこと

  • 標準品目に対するオーダーであること(モデル、オプション区分およびプランニング品目をリリースしない)

  • カンバン品目に対するオーダーでないこと

  • DRP計画内のDRP計画済品目、MPS計画内のMPS計画済品目、またはMRP計画内のMRP計画済品目のオーダーであること。

  • リリース・タイム・フェンス・オプションが、「自動リリースしない」、「リリースしない(カンバン)」または「Null」以外のものとして定義されていないこと

  • メモリーベースのプランニング・エンジンでDRP、MPSおよびMRP計画が実行されること

ライン型製造オーダーの自動リリースはライン型の計画済品目には適用されません。WIPジョブをリリースする前に、資材可用性チェックは実行されません。

リリース・タイム・フェンスは、ここで選択した値をプラン日(プラン日が稼働日でない場合は次の稼働日)に加算して計算します。

摘要

累積製造リード・タイム

品目の累計製造リード・タイム。

累積合計リード・タイム

品目の合計製造リード・タイム。

合計リード・タイム

品目の合計リード・タイム。

ユーザー定義

「需要タイム・フェンス日数」に入力した値。

自動リリースしない

品目は自動リリースできません。

リリースしない(カンバン)

カンバン品目の場合は、計画オーダーの手動または自動リリースを防止します。

修理リード・タイム

サプライヤ・サイトで部品の修理にかかる時間。この定義は、製品の最終的な使用可能部品に関連付けられていて、障害部品には基づいていません。たとえば、障害品目Bから品目Aを修理できる場合、プランニングでは、障害品目Bの修理を計算するときに、品目Aからの修理リード・タイムを前提にします。修理組織では、障害部品を使用可能部品に変換するために、この修理リード・タイムと同じ時間が必要になります。修理リード・タイムは修理組織で定義します。デフォルトでは、非表示です。

修理プログラム

品目の修理についてサプライヤとの関係を示します。デフォルトでは、非表示です。有効な選択肢は次のとおりです。

「障害品受入に関する事前交換」、「購買オーダー出庫に関する事前交換」、「修理返品」
修理歩留

障害部品をアップグレードまたは修理する際の歩留を示します。この修理歩留は、常に最終的な使用可能部品または製品に関連付けられていて、障害部品には基づきません。修理歩留は、修理処理の歩留を表します。修理歩留は、修理組織で定義します。デフォルトでは、非表示です。

オーダー数量端数処理

プランニング・プロセスで計画オーダー数量またはライン型レートを計算するときに、小数値と整数値のどちらを使用するかを指定します。このオプションをオンにすると、小数値は最も近い整数に切り上げられます(切り捨てられることはありません)。プランニング・プロセスでは、過剰数量と過剰レートを追加供給として後続の期間に繰り越します。

減損率

製造中または保管中に損失が予測される資材の平均量を表す係数を入力します。プランニング・プロセスでは、この予測される損失を補うために需要を増分します。たとえば、平均で全ユニットの20%が最終検査で不合格になる場合は、0.2と入力します。プランニング・プロセスでは、1.25 (1/1 - 減損率)という係数に基づいて正味所要量が増分されます。

代替ウィンドウ日数

代替ウィンドウ・タイプが「ユーザー定義」の場合は、品目に対して代替が考慮される日数を入力します。デフォルトでは、非表示です。

代替ウィンドウ・コード

デフォルトでは、非表示です。品目に対して代替を考慮する時間を計算する値を入力します。

摘要

累積製造リード・タイム

品目の累計製造リード・タイム。

累積合計リード・タイム

品目の合計製造リード・タイム。

合計リード・タイム

品目の合計リード・タイム。

ユーザー定義

「需要タイム・フェンス日数」に入力した値。

供給のターゲット在庫日数

プランニング・エンジンで達成するターゲット在庫(供給の日数単位)を入力します。デフォルトでは、非表示です。

ターゲット在庫ウィンドウ

プランニング・エンジンで達成するターゲット在庫(数量単位)を入力します。デフォルトでは、非表示です。

品目オーダー管理仕様

品目オーダー管理仕様の属性とその有効な値を次に示します。品目を定義または更新するときに、これらの属性を設定します。

品目オーダー管理仕様の属性

ATPコンポーネント

ATO品目とPTO品目の部品構成表の追加コンポーネントを、納期回答チェックに含めるかどうかを指定します。コンポーネントの「ATPチェック」がオンに設定されている場合は、該当するコンポーネントがATPチェックに含まれます。

ATPルール

ユーザー定義の納期回答のルールを入力します。ATPルールでは、供給と需要のソース、タイム・フェンスのパラメータ、納期回答の計算方法を定義します。ATPルールには、「ATOのATPルール」のように、わかりやすい名前を付けてください。品目に対するATPルールが存在しない場合は、組織のデフォルトATPルールが使用されます。

バック・トゥ・バック可能

ダウンストリームでの品目の処理方法を示します。値を「はい」に設定すると、一定のバックオーダーが可能になり、ダウンストリーム・アプリケーションは品目が在庫切れになる前に、自動的に品目をオーダーするようになります。

この属性を「はい」に設定する場合は、次に示す属性も「はい」に設定する必要があります。

  • 在庫品目

  • 予約可能

  • 「顧客オーダー」、「顧客オーダー可能」(「自動作成された構成」が「いいえ」に設定されている場合)

チャージ周期

この属性は、マスター組織レベルで管理されます。

継続的または反復的なサービスまたは製品の価格設定にアプリケーションが使用する時間です。このクラスの各単位は、周期値になります。1つの品目には、周期値を1つのみ設定できます。

Null
ATPチェック

需要を設定するときに、納期回答や生産可能数量の情報をチェックするかどうかを示します。

資材のみチェック、資材およびリソースのチェック、リソースのみチェック、「なし」

この属性では、仕掛品の資材所要量に関するコンポーネントATP情報を表示できるかどうかも決定します。

顧客オーダー

外部顧客による品目のオーダーを許可するかどうかを示します。この属性は、「構成品目タイプ」属性が「プランニング」に設定されている場合は、オフにする必要があります。

この属性をオンにした場合、「顧客オーダー可能」をオフにすることで、一時的に品目のオーダーを除外できます。

顧客オーダー可能

品目が現時点で顧客オーダー可能かどうかを示します。

品目の最初の定義では、「顧客オーダー品目」をオンにして、「顧客オーダー可能」をオフにします。これにより、品目に価格を定義できますが、その品目をオーダーすることはできなくなります。

この属性はオプションであり、品目ステータス・コードで設定します。

適格ルール

オファーを顧客が利用できるようにするために満たす必要がある制約または要件のセットを指定します。たとえば、顧客はロイヤルティ・プログラムのメンバーになることや、特定の州に住むこと、会社で高給を得ること、オファーに適格になるために既存の契約に縛られないことを望みます。

社内転送可

社内購買依頼で品目のオーダーを許可するかどうか示します。

この属性をオンにした場合は、「社内オーダー可能」をオフにすることで、社内購買依頼に対する品目のオーダーを一時的に除外できます。

転送オーダー可能

現時点で品目を社内でオーダーできるかどうかを示します。この属性をオンにした場合、「社内オーダー品目」もオンにすると、社内購買依頼で品目を指定できます。

「社内オーダー品目」をオンにした場合、この属性をオフにすることで、社内購買依頼で品目のオーダーを一時的に除外できます。

この属性はオプションであり、品目ステータス・コードで設定します。

オーダー管理トランザクション可能

品目を需要の対象にできるかどうか、および出荷トランザクションがインタフェースされるかどうかを示します。

超過出荷の許容範囲

出荷確認時に出荷可能な上限の出荷量を示します。

ピッキング・ルール

保管場所、保管棚、ロット、改訂のピッキング順序を定義するピッキング・ルールを入力します。

返品可能

顧客による品目の返品を許可するかどうかを示します。

RMA検査要

顧客から返品された品目の検査が必要かどうかを示します。その品目は、在庫に個別に転送する必要があります。

出荷モデル完了

このモデルから派生したすべての構成は、すべての構成コンポーネント(オプション品目または展開品目)の必須数量が使用可能になったときにのみ出荷できるかどうかを示します。

不足出荷の許容範囲

出荷確認時に不足出荷可能な出荷量を示します。

出荷可能

顧客に品目を出荷するかどうかを示します。未処理の販売オーダー明細があるときに、この属性の値を変更すると、警告が発行されます。

この属性は、「構成品目タイプ」属性が「プランニング」に設定されている場合は、オフにする必要があります。

販売製品タイプ

次の販売製品タイプを示します。

「商品」、「定期購買」、「単発サービス」、「研修」、「含まれる保証」、「延長保証」、「サービス・レベル契約」、「ソフトウェア保守」、予防保守、「導入」

品目物理仕様

品目物理仕様の属性とその有効な値を次に示します。品目を定義または更新するときに、これらの属性を設定します。

品目物理仕様の属性

販促資料

品目が販促資料かどうかを示します。

コンテナ

品目が販売オーダーの出荷に使用するコンテナであることを識別します。

コンテナ・タイプ

コンテナとして識別されたクラスについて、コンテナのタイプを示します。

ダウンロード可能

品目がダウンロード可能かどうかを示します。

電子フォーマット

品目が電子フォーマットとしてのみ存在していて、物理的には存在していないことを示します。

イベント

品目がイベントかどうかを示します。

ディメンション: 高さ

品目の高さを入力します。

ディメンション: 長さ

品目の長さを入力します。

ディメンション: 幅

品目1ユニットの幅を入力します。

分割不可

品目を分割してオーダーできるかどうかを示します。

内部容積

「ユニット容積」と同じ単位でコンテナまたは車両の内部容積を入力します。この属性は、コンテナの容量制限を計算するために出荷で使用されます。

最大積載重量

コンテナまたは車両の最大積載重量を入力します。

最小積載率

コンテナまたは車両を使用するときの最小積載率を入力します。

ユニット

品目のディメンションの単位を示します。

ユニット容積

品目1ユニットの容積を入力します。

ユニット重量

品目1ユニットの重量を入力します。

車両

品目の出荷に車両を使用するかどうかを示します。

倉庫機材

品目が機材かどうかを示します。

品目プロセス製造仕様

品目プロセス製造仕様の属性とその有効な値を次に示します。品目を定義または更新するときに、これらの属性を設定します。

品目プロセス製造仕様の属性

CAS番号

ケミカル・アブストラクツ・サービス(CAS)登録番号を示します。CAS番号により、化学物質を一意に特定します。CAS登録データベースに物質が入力されると、CASの科学者がその物質にCAS登録番号を割り当てます。CASの科学者は、新しい物質を識別して、データベース内の連番を割り当てます。

危険物

品目が危険であるかどうかを示します。

プロセス原価計算可能

このチェック・ボックスは、この品目でプロセス原価計算モジュールを使用する場合に選択します。プロセス原価計算を有効にするには、在庫資産属性を有効化する必要があります。組織がプロセス製造使用可能の場合、マスター・レベルおよび組織レベルの管理は原価計算に適用されません。アプリケーションは組織ごとに原価を格納します。また、複数の組織で同じ原価を使用する必要がある場合は、プロセス原価計算で設定を実行する必要があります。

プロセス実行使用可能

このチェック・ボックスは、この品目を生産バッチで原料、製品または副産物として使用する場合に選択します。この属性は、「製造品」属性と相互排他ではありません。WIPおよびプロセス製造の両方で品目を使用する場合は、両方の属性を「はい」に設定できます。

プロセス品質使用可能

このチェック・ボックスは、この品目でプロセス製造品質モジュールを使用する場合に選択します。この品目のサンプルおよび仕様を作成する場合は、このチェック・ボックスを選択する必要があります。

プロセス供給保管棚

プロセス製造で品目が原料として通常消費される保管棚を入力します。

プロセス供給保管場所

プロセス製造で品目が原料として通常消費される保管場所を入力します。この保管場所は、製品の製造現場またはステージング領域を表します。

プロセス歩留保管棚

生産バッチの結果を収める保管棚を入力します。

プロセス歩留保管場所

生産バッチの結果を収める保管場所を入力します。

レシピ使用可能

このチェック・ボックスは、この品目をプロセス製造のレシピまたは算式で使用できるようにする場合に選択します。この属性はいつでも変更できますが、チェック・ボックスの選択を解除すると、この品目は以降のレシピで使用できなくなります。

品目購買仕様

品目購買仕様の属性とその有効な値を次に示します。品目を定義または更新するときに、これらの属性を設定します。

品目購買仕様の属性

購買文書摘要更新の許可

購買オーダーで品目摘要の更新を可能にします。

デフォルト・バイヤー

品目の購買に割り当てたバイヤーを入力します。

危険度区分

危険度区分は、国際取引で危険物のカテゴリを識別するために使用します。

仮払消費税分類コード

品目に該当する税コードを選択します。税コードにより、この品目に使用可能な税務当局と税率が示されます。このフィールドを有効にするには、課税属性を選択する必要があります。

検査要

サプライヤからの受入時に品目を検査してから、対応する請求書の支払いをするかどうかを示します。

請求書消込許容範囲%

購買オーダー出荷の自動消込に許容する比率を入力します

請求の消込は、ステータスの変更のみです。出荷に対する追加品目の請求書照合は後で実行できます。

請求書照合オプション

請求書照合を使用するかどうかを示します。有効な値は次のとおりです。

「オーダー」、「受入」
定価

購買オーダー、購買依頼、RFQまたは見積に対するデフォルトの価格として使用する値を入力します。

サプライヤ在庫補充を実行するときには、定価を指定して購買依頼が自動的に生成されるようにする必要があります。

市場価格

品目の市場価格を入力します。

照合承認レベル

照合認証のステータス。次のいずれかになります。

「Null」(空白)、「2方向」、「3方向」、「4方向」
ネゴシエーション要

ネゴシエーションが必要かどうかを示します。

外注加工

外注加工購買オーダー明細に品目を追加できるかどうかを示します。このオプションは、「購買」も選択している場合にのみ選択できます。

外注組立

これが外注組立品目であるかどうかを示します。このチェック・ボックスを選択することで、組立品目に品目外注支給品があることを示します。この属性は、課金ベースの有償支給が有効な場合にのみ選択できます。

価格許容範囲%

価格許容比率(品目の通常価格範囲を超える最大価格比率)を入力します。たとえば、許容比率が5の場合、購買オーダーの最大許容価格は購買依頼価格の5%増しになります。5%増しを超える購買オーダー価格は許容されず、その購買オーダーは承認できなくなります。

購買可能

購買オーダーで品目をオーダーするかどうかを示します。これは、「購買」が有効な場合にのみ設定できます。

「購買可能」チェック・ボックスの選択を解除すると、一時的に購買機能を制限できます。「購買可能」「マスター・レベル」管理に設定されている場合は、「購買品目」を「マスター・レベル」管理に設定する必要があります。

この属性はオプションであり、品目ステータス・コードで設定します。

購買

品目の購買および受入をするかどうかを示します。このオプションをオンにすると、「購買可能」属性を設定できるようになります。

品目がベンダー管理の場合は、このオプションを選択する必要があります。

受入消込許容範囲%

購買オーダー出荷の自動消込に使用する許容比率を入力します。

出荷に対する追加品目の受入は後で実行できます。

受入要

請求書支払の前に、品目の受入が必要かどうかを示します。

端数処理ファクタ

0から1までの数値を入力します。この係数により、社内購買依頼の数量の端数処理方法が決まります。この数量は、購買依頼明細の単位と品目の出庫単位の間で換算した結果として得られます。この係数により、出庫単位は端数ではなく整数になります。

課税

サプライヤが課税するかどうかを示します。

国連番号

国連識別番号を入力します。UN番号は、国際取引で特定の資材(たとえば危険物など)を識別するために使用されます。

出庫ユニット

在庫からの品目の出庫に通常使用する単位を入力します。

出庫ユニットは、オーダー数量の端数処理、出荷の最小化、保管および原価処理に使用します。出庫ユニットは、プライマリ単位と同じ単位区分に属するすべての単位で同じであることが必要です。

ユニット・タイプ

外注処理のユニットのタイプを示します。

承認済サプライヤ使用

承認済のサプライヤのみを使用するかどうかを示します。

品目受入仕様

品目受入仕様の属性とその有効な値を次に示します。品目を定義または更新するときに、これらの属性を設定します。

品目受入仕様の属性

処理

受入日が「受入数量許容範囲」で定義した範囲を超えるときに実行する処理を示します。

なし

許容範囲を超えても何も強制しません。

拒否

許容範囲を超えた数量の受入を拒否します。エラー・メッセージが表示され、「受入数量許容範囲」の割合を超えるオーダー数量の受入ができなくなります。

警告

超過受入数量管理許容範囲の割合で決定される数量を上回る受入を承諾すると、エラー・メッセージが表示されますが、受入は実行されます。

簡易トランザクションの許可

配送数量が購買オーダー明細残高と等しい場合に、この品目の搬送数量すべてを1回のデータ入力トランザクションで配送できるかどうかを示します。このオプションの選択を解除した場合は、個々の配分を個別に配送する必要があります。この品目に関係するトランザクションに対して「受入オプション」ウィンドウで定義した値を使用するに場合は、このフィールドを空白にします。

代替受入の許可

この品目のかわりに、定義済代替品の受入を許可するかどうかを示します。有効な代替は、「品目関係性」ウィンドウで定義します。この品目に関係するトランザクションに対して「受入オプション」ウィンドウで定義した値を使用するに場合は、このフィールドを空白にします。

未オーダー受入の許可

購買オーダーのない品目の受入を可能にするかどうかを示します。このオプションをオンにすると、受入後に適切な購買オーダーに対応付けできるようになります。このオプションをオフにした場合、品目に対するすべての受入には、対応する購買オーダーが必要になります。この品目に関連するトランザクションに対して「受入オプション」ウィンドウで定義した値を使用する場合は、このフィールドを空白にします。

前倒日数

警告や拒否なしで納期前の品目の受入を可能にする日数を入力します。たとえば、納期が金曜日の場合に3を入力すると、火曜日に品目の受入が可能になります。

遅延日数

警告や拒否なしで納期後の品目の受入を可能にする日数を入力します。

たとえば、納期が月曜の場合に2を入力すると、水曜日に品目の受入が可能になります。

出荷先事業所の強制

購買オーダーで定義された出荷先事業所とは異なる事業所にサプライヤが配送できるようにするかどうかを管理するオプションを選択します。

なし

強制される出荷先はありません

拒否

購買オーダーの出荷先事業所に配送されない品目の受入が拒否されます

警告

購買オーダーの出荷先事業所とは異なる事業所に品目を受入れようとすると警告メッセージが表示されますが、受入は実行されます。

受入日処理

受入日が「納期前受入許容日数」または「納期後受入許容日数」で定義した範囲を超えたときに実行する処理を示します。選択肢は次のとおりです。

なし

強制される受入日の例外はありません。

拒否

受入日が「納期前受入許容日数」または「納期後受入許容日数」で定義した範囲を超えたときに受入を拒否します。

警告

「納期前受入許容日数」または「納期後受入許容日数」で定義した範囲を超えた品目を受け入れようとすると警告メッセージが表示されますが、受入は実行されます。

受入経路

受入時の品目の経路を示します。

直接

受入時に、品目を目的の事業所に直接配送します。

検査

品目を受け入れてから、検査して、配送します。

標準

品目を受け入れてから、検査なしで配送します。

許容範囲%

受入数量の許容範囲比率を入力します。これは、超過受入数量管理処理Over-Receipt Quantity Control Action属性で使用される、超過受入の最大許容率です。たとえば、許容範囲比率が5の場合、受入トランザクションの許容数量は、購買オーダー明細でオーダーした数量の5%以内になります。オーダー数量の5%を超える数量は許容されません。

品目サービス・グループ仕様

品目サービス・グループ仕様の属性とその有効な値を次に示します。品目を定義または更新するときに、これらの属性を設定します。

品目サービス・グループ仕様の属性

請求タイプ

ユーザー定義可能であることを示し、次の3つの請求カテゴリ・コードのいずれかでタグ付けする必要があります。

「資材」(M)、「労務」(L)、「費用」(E)、「消耗品」(C)

「請求タイプ」は、割引率を定義するために契約で使用します。

固定資産の作成

これは、Enterprise Install Baseで使用する減価償却在庫資産が品目によって作成されるかどうかを示します。値「はい」は、導入ベース・トラッキングをオンにした場合にのみ適用可能です。

期間

サービス期間を示す正の数値を入力します。「期間」「継続期間」は、保証品目タイプおよびサービス契約品目タイプにのみ必要です。ここに入力した数値と継続期間により、サービスをオーダーしたときのデフォルトが設定されます。「時間」単位区分に関連付けられていない場合は、任意の期間または単位を選択できます。

継続期間

サービス継続期間を示す数値を入力します。

「期間」「継続期間」は、保証品目タイプおよびサービス契約品目タイプにのみ必要です。

契約カバレージ可能

品目がサービス契約によるカバー対象として適格かどうかを示します。契約カバレージに適格な品目は、「トラッキング」として定義することも必要です。このオプションを有効にすると、この品目のサービスをオーダーできます。

障害トラッキング可能

この品目の障害が追跡可能かどうかを示します。

プロビジョニング可能

このチェック・ボックスは、サービス履行マネージャによる電子履行に品目が適格になるようにする場合に選択します。サービス履行マネージャでの追加の設定が必要になります。

サービス請求可能

このチェック・ボックスは、「請求タイプ」フィールドを有効にする場合に選択します。

インスタンス区分

このチェック・ボックスは、構成済リンクを定義するためにTelecommunication Service Orderingで使用されます。有効なオプションは、「リンク」のみです。これは、導入ベース・トラッキングが有効な場合にのみ適用可能です。

回収済部品の処分

このフィールドは、将来の使用のために予約されています。現在、3つのすべての処分タイプは、部品が技術者のデフォルト保管場所または指定の保管場所に向けて取引されます。将来、このフィールドにより、障害部品または未使用部品を倉庫の合同ポイントに返品するプロセスを管理することになります。

サービス要求

品目に対するサービス要求を作成できるかどうかを選択します。有効な選択肢は次のとおりです。

使用可能:

品目に対するサービス要求を作成できます。

使用不可

: この品目に対してサービス要求は使用できません。

非アクティブ

この品目に対するサービス要求は非アクティブです。

Null

この品目に対するサービス要求は作成できません。

サービス開始遅延

出荷後に保証を開始する日数を示す正の数値を入力します。

標準カバレージ

「販売製品タイプ」が「含まれる保証」の場合にのみ、この品目に関連付ける関連カバレージを選択します。カバレージ・テンプレートは、適切な資格/権利タイプを使用して、Oracle Contract Management Cloudで作成されます。

導入ベース内追跡

これにより、ライフサイクル・トラッキングが有効になります。この設定は、設定後に変更できません。このオプションは、マスター品目レベルで設定します。

品目構成仕様

品目構成仕様の属性とその有効な値を次に示します。品目を定義または更新するときに、これらの属性を設定します。

品目構成仕様の属性

オーダー組立

通常、品目が販売オーダー需要に対して製造されるかどうかを示します。最終組み立て作業オーダーは、販売オーダー明細に基づいて作成されます。

自動作成された構成

品目が自動的に作成されるかどうかを示します。

ベース・モデルがNullの場合、この属性は選択できません。

ベース・モデル

この属性は、設定によってマスター・レベルまたは組織レベルで管理されます。

ATO構成の作成元になったモデルが表示されます。構成品目には、ベース・モデルとしてオーダー済モデル品目がリストされます。

構成品目の作成

この品目属性は、ATO品目にのみ使用できます。この属性により、次のオプションに基づいた構成品目の部品構成表を作成できます。

「ソーシング基準」、「モデル基準の品目、ソーシング基準の構成」、「モデル基準」
有効性管理

品目の構成が有効日構成と有効ユニット構成であるかどうかを示します。通常、有効モデル構成は、プロジェクト製造に関連付けられます。

構成品目タイプ

品目に含めることができる部品構成表のタイプを示します(標準、モデル、プランニングなど)。

コンフィギュレータ・モデル・タイプ

次に示す既存のモデルの構成と一致する機能を示します。

  • 標準

  • コンテナ

  • Null

供給タイプ

構成コンポーネントが作成されると、親品目から供給タイプが継承されます。別の品目をコピーして品目を作成した場合、供給タイプもコピーされます。供給タイプは、必要に応じて変更できます。

品目Webストアー・オプション仕様

品目Webオプション仕様の属性とその有効な値を次に示します。品目を定義または更新するときに、これらの属性を設定します。

品目Webストアー・オプション仕様の属性

バックオーダー可能

このアイテムがバックオーダー可能かどうかを示します(ATPが失敗した場合)。

最小ライセンス数量

ライセンスに基づいてオーダーおよび配布される製品に対して、顧客がオーダーする必要があるライセンスの最小数を示します。

Web上でオーダー可能

この品目がWebからオーダーできるかどうかを示します。

Webステータス

この品目のWebステータスを示します。

使用不可

この品目はWebに対応していません。

公開済

この品目はWebに対応していて、公開されています。

未公開

この品目はWebに対応していて、非公開です。

品目仕掛仕様

品目仕掛仕様の属性とその有効な値を次に示します。品目を定義または更新するときに、これらの属性を設定します。

品目仕掛仕様の属性

製造品

ショップ型製造オーダーまたはライン型組立品を作成するかどうかを示します。

この属性は、「在庫品目」属性が無効な場合、または「構成品目タイプ」属性が「標準」に設定されている場合は、無効にする必要があります。

この属性はオプションであり、品目ステータス・コードで設定します。

在庫保管ペナルティ

完了予定日までに完了していないジョブの在庫保管ペナルティを1日当たりのユニット数で指定します。たとえば、品目に対する未完了ジョブの在庫保管ペナルティを1日当たり10に設定します。

保管棚

品目を仕掛に出庫(プッシュ)またはバックフラッシュ(プル)する供給保管棚を入力します。この品目を使用するすべての部品構成表に、WIP供給保管棚を定義することもできます。ここに定義する供給保管棚は、部品構成表の供給保管棚によって上書きされます。保管棚を入力する前に、WIP供給保管場所を入力する必要があります。

工程スラック

工程間に遅延時間がある品目の工程スラック・ペナルティを、1日当りのユニット数で示します。

供給保管場所

品目を仕掛に出庫(プッシュ)またはバックフラッシュ(プル)するプライマリ保管場所を入力します。

許容範囲タイプ

「パーセント」または「金額」を選択するか、フィールドを空白のままにします。「過剰完了許容範囲タイプ」を選択しない場合、許容範囲のデフォルトは組織レベルで設定した許容範囲になります。組織レベルで許容範囲を設定していない場合、デフォルトはNullになり、過剰完了が許容されないことを意味します。

許容範囲値

この属性の値は、選択した「過剰完了許容範囲タイプ」の数値になります。これにより、過剰完了を許可する組立品の許容率または数量が決定されます。たとえば、「過剰完了許容範囲タイプ」として「パーセント」を選択しているときに、「過剰完了許容範囲値」として「100」を入力すると、元のジョブ数量または予定数量の100パーセントまでの過剰完了を許容することになります。「過剰完了許容範囲タイプ」を選択していないと、このフィールドに値を入力できなくなります。

タイプ

コンポーネントの供給タイプを示します。選択肢は次のとおりです。「工程プル」、「バルク」、「組立プル」、「ファントム」、「プッシュ」、「サプライヤ」。