場所の作成と管理
場所を作成して、アセットの保管場所および使用場所を定義します。
マップ・ビューで場所を検索し、使用可能なアセットにズーム・インできます。アセットが許可された場所から移動された場合、Oracle IoT Asset Monitoring Cloud Serviceでは、運用マネージャに報告されるインシデントを生成できます。
たとえば、心電計(EKGマシン)は病院の心臓病科で使用される重要な診断ツールです。心臓病科では、EKGマシンが部外に移動されないようにする必要があります。EKGマシンに対して割り当てられた場所を定義すると、マシンが部外に移動されたときに心臓病科のスタッフに対してアラートを発行できます。
マップ上にジオフェンスを描画することで、屋外の場所を作成します。屋内の場所の場合、さらにフロア・プランや高度データを使用できます。
フロア・プランのある場所の作成
屋内アセットの場合、ジオフェンス境界を作成する前に、マップの上にフロア・プランを追加することを選択できます。高度パラメータを使用して、様々なフロアにあるアセットを区別することもできます。
- 「Menu」(
)アイコンをクリックし、「Places」をクリックします。
- 「追加」アイコン(
)をクリックして新しい場所を追加します。
- 「Details」領域の次のフィールドに入力します。
- Name: 場所の名前を入力します。
- Description: 場所の説明を入力します(オプション)。
- Tags: 場所のタグを入力します(オプション)。各タグ名を入力した後に、[Enter]キーを押します。
- (オプション)場所に対して高度パラメータを指定します。
- 最小高度(メートル): プランの最小高度値を入力します。
- 最大高度(メートル): プランの最大高度値を入力します。
- フロア・プランを追加する手順:
- 「Add Floor Plan」をクリックします。
- フロア・プラン・イメージの場所を参照し、イメージ・ファイルを選択します。
- 「オープン」をクリックして、「続行」をクリックします。
- 2つのマーカー・アイコン(
)をプラン上の異なる2つの場所にドラッグし、それぞれの「緯度」および「経度」値を入力します。
- 「Show Floor Plan on Map」をクリックすると、フロア・プランがマップに重ね合わせて表示されます。
- アセットのジオフェンスをマップ上に描画する手順:
- 「保存」をクリックします。
- 「Back」をクリックして「Places」リストに戻ります。
場所の編集
場所の名前、説明、最小および最大高度、フロア・プラン、地理的境界などの場所設定を編集、追加、複製または削除するには、場所を編集します。
- 「Menu」(
)アイコンをクリックし、「Places」をクリックします。
- 「Places」リストで場所を選択します。
- 「Edit」(
)アイコンをクリックします。
- 「Name」、「Description」または「Tags」フィールドを編集します。
- 地理的境界を編集するには、次のいずれかのオプションを選択します。
- 新しいフロア・プランを追加するには、「Add Floor Plan」をクリックします。
- 高度設定を編集するには、「Plan Altitude Range」の「Min」および「Max」の高度数値を編集します。
- 地理的境界を追加するには、マップ内の「Edit」(
)アイコンをクリックします。
- 既存の地理的境界の制御点を移動するには、大きい円をクリックしてドラッグします。
- 既存の地理的境界の2つの大きい円の間に新しい制御点を追加するには、小さい円をクリックします。
- 「保存」をクリックします。