カスタム・アセット・シミュレーションの作成

Asset Monitoring Simulatorを使用すると、独自のアセット・タイプおよびシミュレーション・モデルを含めることができるカスタム・アセット・パッケージを作成できます。

1つ以上のカスタム・アセット・パッケージ・モデルをシミュレータに追加します。次に、追加したモデルのアセット・パッケージ・シミュレーションを作成します。アセット・パッケージ・シミュレーションを作成すると、カスタム・モデルに含まれるアセットがインスタンス化されます。
  1. IoTデバイス・シミュレータを使用して、デバイス・モデルおよびシミュレートするデバイスを作成します。
    IoTデバイス・シミュレータでは、ハードウェアを接続および設定しなくても、環境に対してシミュレートするデバイスを作成できます。これらのシミュレートするデバイスに対して、構成可能なライブ・データ、アラートおよびイベントを生成できます。

    IoTデバイス・シミュレータは、次のURLにあります。

    https://hostname/ds

    シミュレートするデバイスの作成の詳細は、Oracle Internet of Things Cloud Serviceでのアプリケーションの開発ガイドのデバイスおよびデバイス・アクティビティのシミュレートを参照してください。

  2. デバイス・モデルをOracle IoT Asset Monitoring Cloud Serviceアプリケーションで使用できるようにします。
    Oracle IoT Asset Monitoring Cloud Serviceアプリケーションに関連付ける必要があるOracle Internet of Things Cloud Serviceでのデバイス・モデルを選択します。

    Oracle IoT Asset Monitoring Cloud Serviceでアセット・タイプを構成するときに、表示されるデバイス・モデル・オプションは、Oracle Internet of Things Cloud Serviceで事前に選択したオプションです。

    Oracle IoT Asset Monitoring Cloud Serviceへのデバイス・モデルの追加の詳細は、クラウド・サービスへのデバイス・モデルの割当てを参照してください。

  3. Oracle IoT Asset Monitoring Cloud Serviceでアセット・タイプを作成します。
    アセット・パッケージ・モデルに含めるアセット・タイプを作成します。アセット・タイプを作成する際は、IoTデバイス・シミュレータで作成したデバイス・モデルを関連付けてください。

    Oracle IoT Asset Monitoring Cloud Serviceでのアセット・タイプの作成の詳細は、新しいアセット・タイプの作成を参照してください。

  4. カスタム・アセット・パッケージ・モデルを作成します。
    1. Asset Monitoring Simulatorで、「メニュー」(「Menu」アイコン)をクリックし、「シミュレーション」を選択します。

      Asset Monitoring Simulatorには、次の場所からアクセスできます。

      https://hostname/am-sim

    2. 「シミュレーション」ページで、「追加」(アセット・パッケージ・モデルの作成アイコン)をクリックします。
    3. 「カスタム」を選択します。
      アセット・モデルの編集ページが表示されます。
    4. 新しいアセット・パッケージ・モデルの「名前」を入力します。
    5. 「アセット・モデルの追加」をクリックして、アセット・タイプをモデルに追加します。

      「アセット・モデル」ダイアログ
    6. 「アセット・モデル」ダイアログで、次を選択します。
      • アセット・タイプ: アセット・パッケージ・モデルに含めるアセット・タイプを選択します。アセット・タイプを選択すると、デバイス・シミュレータ内の関連デバイス・モデルが自動的に選択されます。

      • アセット数: アセット・パッケージ・モデルのインスタンス化時に作成する(指定したアセット・タイプの)アセット数。

      • デフォルト場所: すべてのアセットのデフォルトの割り当てられた場所。「初期化の追加」をクリックして、各アセットに個別に場所を割り当てることもできます。

    7. (オプション)「初期化の追加」をクリックして、アセット・モデルに含まれる各アセットの場所を個別に割り当てます。次の書式を使用して、アセットの場所を指定できます。
      • 場所: Oracle IoT Asset Monitoring Cloud Serviceで定義された場所のリストから場所を選択します。

      • 住所: 国名またはコードを含む住所を入力します。次に例を示します。

        任意の住所、Santa Clara CA、US

      • 地理ロケーション: GPS座標のカンマ区切りリストを入力します。書式は次のとおりです。

        緯度, 経度または緯度, 経度, 高度

    8. 「OK」をクリックして、アセット・モデルを追加します。
    9. (オプション)必要に応じて、さらにアセット・モデルを追加します。
    10. アセット・モデルの編集ページで、「保存」をクリックしてカスタム・アセット・モデルを保存します。
  5. カスタム・アセット・パッケージ・シミュレーションを作成します。
    カスタム・アセット・パッケージ・モデルをインスタンス化してカスタム・アセット・パッケージを作成できるようになりました。アセット・パッケージをインスタンス化する手順は、アセット・パッケージ・シミュレーションの作成を参照してください。