ダッシュボードでの累積アセット・メトリックの追跡

ダッシュボードを使用して、アセットの累積メトリックまたはキー・パフォーマンス・インジケータ(KPI)を追跡します。

Oracle IoT Asset Monitoring Cloud Serviceのダッシュボードでは、接続されているアセット、アセットの可用性、アセット利用率など、監視対象アセットの主要なメトリックを追跡できます。

デフォルトでは、次のシステムKPIがダッシュボードに表示されます。

接続されているアセット: 現在接続されているアセットの割合を示します。過去1時間以内にアプリケーションがアセット・センサーと通信した場合に、アセットは接続されているとみなされます。
アセット利用率: 現在利用されているアセットの割合を示します。割り当てられたストレージの場所にアセットがない場合、アセットは利用されたとみなされます。
アセットの可用性: 現在使用可能なアセットの割合を示します。アセットにオープンの停止インシデントが報告されていない場合、アセットは使用可能とみなされます。

システム・メトリックはライブ・データに基づいています。ライブ・メトリック値は2分ごとにリフレッシュされます。

環境にユーザー定義メトリックを作成した場合は、これらをダッシュボードに追加して、すべてのアセットに対して集計されたメトリック値を表示できます。ビジネス・プロセスに関連するアセット・データを追跡するためのユーザー定義メトリックの作成の詳細は、独自のメトリックの定義を参照してください。

ダッシュボードにメトリックを追加すると、アセット・タイプのすべてのアセットに対してメトリックが集計されます。たとえば、複数のアセットに対し、オープン・インシデントの平均数を表示するように選択できます。

ダッシュボード・メトリックへのアクセス

ダッシュボード・ビューに切り替えて、アセットの累積メトリックまたはキー・パフォーマンス・インジケータ(KPI)を追跡します。

「メニュー」(

)アイコンをクリックして、「ダッシュボード」をクリックします。

ダッシュボードのタイトルの下に、システム・メトリックおよび追加されたユーザー定義メトリックが表示されます。

ダッシュボードへのメトリックの追加

ダッシュボードにメトリックまたはキー・パフォーマンス・インジケータ(KPI)を追加して、該当するアセットで集計されたメトリック・データを表示します。

ダッシュボードにシステム・メトリックまたはユーザー定義メトリックを追加できます。ダッシュボードにメトリックを追加すると、アセット・タイプのすべてのアセットに対してメトリックが集計されます。たとえば、複数のアセットに対し、オープン・インシデントの平均数を表示するように選択できます。

「メニュー」()アイコンをクリックして、「ダッシュボード」をクリックします。
「メトリックの構成」()アイコンをクリックします。
「メトリックの追加」()アイコンをクリックします。
「メトリック」で、追加するシステムまたはユーザー定義メトリックを選択します。
ユーザー定義メトリックを追加する場合、ダッシュボードに追加する前に、メトリックを作成しておく必要があります。ユーザー定義メトリックの作成の詳細は、独自のメトリックの定義を参照してください。
メトリックに対して「集計」を選択します。
集計は、メトリック・アセット・タイプのすべてのアセットに対して実行されます。

たとえば、複数の温度センサーの温度メトリックの平均を計算できます。または、すべての温度センサーの最大温度を表示することもできます。
ダッシュボードのメトリックのラベルを選択します。デフォルトのラベルは、選択したメトリックの名前を使用します。
ラベルは、メトリック名とは異なるように指定できます。たとえば、アセット間の最大温度を集計する場合、Maximum Temperatureを使用してこのファクトを強調できます。
(オプション)メトリック値に対して表示するオプションの単位を指定します。
たとえば、メトリックで1平方インチ当たりポンドの単位で圧力を測定する場合、psiを使用できます。
ダッシュボードのメトリックの色を選択します。
メトリックに対する適切な表示タイプを選択します。
「OK」をクリックして、ダッシュボードにメトリックを追加します。
「保存」をクリックして、ダッシュボードの変更内容を保存します。

ダッシュボードでのメトリックの編集

ダッシュボードのメトリックを編集して、その集計設定、ラベルまたは外観を変更します。

「メニュー」()アイコンをクリックして、「ダッシュボード」をクリックします。
「メトリックの構成」()アイコンをクリックします。
編集するメトリックに対して「編集」()アイコンをクリックします。
集計、ラベル、単位、色、外観など、メトリック設定を編集します。
集計は、メトリック・アセット・タイプのすべてのアセットに対して実行されます。

たとえば、複数の温度センサーの温度メトリックの平均を計算できます。または、すべての温度センサーの最大温度を表示することもできます。

ラベルは、メトリック名とは異なるように指定できます。たとえば、アセット間の最大温度を集計する場合、Maximum Temperatureを使用してこのファクトを強調できます。
「OK」をクリックします。
「保存」をクリックして、ダッシュボードの変更内容を保存します。

ダッシュボードのメトリックの場所の変更

ダッシュボードのメトリックの場所を変更して、必要な順序でメトリックを表示します。

「メニュー」()アイコンをクリックして、「ダッシュボード」をクリックします。
「メトリックの構成」()アイコンをクリックします。
メトリックをクリックし、ハンドル()を使用してドラッグして、リボンの新しい場所に移動します。
「保存」をクリックして、ダッシュボードの変更内容を保存します。

ダッシュボードからのメトリックの削除

不要になったメトリックをダッシュボードから削除します。

「メニュー」()アイコンをクリックして、「ダッシュボード」をクリックします。
「メトリックの構成」()アイコンをクリックします。
ダッシュボードから削除するメトリックに対して「削除」()アイコンをクリックします。
「保存」をクリックして、ダッシュボードの変更内容を保存します。