コンテキスト・データ接続の使用

コンテキスト・データ接続では、データベース表からアセット関連データにアクセスできます。アセット・モニタリングに関連付けられたOracle NoSQL Database Cloud Serviceインスタンスにデータを格納できます。Database Cloud Serviceインスタンスを使用することもできます。

コンテキスト・データはカスタムKPI計算に使用できます。たとえば、フォークリフトに共通のアセット・タイプがあり、モデル番号に基づいてフォークリフトごとに燃料容量が異なる場合は、アセットの燃料容量データをDatabase Cloud Service表に格納できます。フォークリフトの平均燃料レベルの割合など、KPIを計算する必要がある場合は、次のような式を使用できます。

Average(FuelLevel*100/FuelCapacity)

ここで、FuelLevelはセンサー値であり、アセットのFuelCapacityはコンテキスト・データ表から取得されます。

コンテキスト・データは予測分析にも使用できます。たとえば、Oracle NoSQL Database Cloud Service表を構成して、予測モデルをトレーニングするための履歴センサー・データを格納できます。

Oracle NoSQL Database Cloud Serviceインスタンスへのコンテキスト・データ接続の作成

Oracle NoSQL Database Cloud Service表にリンクするためのコンテキスト・データ接続を作成します。表のデータをKPI計算および予測分析に使用できます。

  1. 「メニュー」「Menu」アイコンをクリックし、「構成」を選択します。
  2. 「コンテキスト・データ」「コンテキスト・データ」アイコンタブをクリックします。
  3. 「新規作成」(「新規作成」アイコン)アイコンをクリックします。
  4. コンテキスト・データ接続の名前およびオプションの説明を入力します。
  5. 「タイプ」リストで「NoSQL」を選択します。
  6. 「表名」フィールドに表の名前を入力します。
    1. 表がNoSQLデータベースにすでに存在する場合は、「表はすでに存在します」を選択します。
  7. 新しい表を作成している場合は、「フィールド」セクションで「新規作成」(「新規作成」アイコン)アイコンをクリックして、表の列を追加します。
    追加する表の各列に名前タイプ(データ型)を指定します。主キー列を追加している場合は「主キー」を選択します。
  8. 「アソシエーション」で、NoSQL表のフィールドを対応するセンサー属性に関連付けることができます。
    1. 「追加」をクリックし、アソシエーションの名前を選択します。
    2. 「開始」で、アセット・タイプを選択します。
    3. そのアセット・タイプに使用できるセンサー属性のリストから、センサー属性を選択します。
    4. 「宛先」で、対応するNoSQL表の列を選択します。
    5. 必要に応じて、追加のセンサー属性を列のアソシエーションに追加します。
  9. 「保存」をクリックして、コンテキスト・データ接続を作成します。

Database Cloud Serviceインスタンスへのコンテキスト・データ接続の作成

Database Cloud Service表にリンクするためのコンテキスト・データ接続を作成します。表のデータをKPI計算および予測分析に使用できます。

  1. 「メニュー」「Menu」アイコンをクリックし、「構成」を選択します。
  2. 「コンテキスト・データ」「コンテキスト・データ」アイコンタブをクリックします。
  3. 「新規作成」(「新規作成」アイコン)アイコンをクリックします。
  4. コンテキスト・データ接続の名前およびオプションの説明を入力します。
  5. 「タイプ」リストで「DBaaS」を選択します。
  6. 「表名」フィールドに表の名前を入力します。
    1. 表がDBaaSデータベースにすでに存在する場合は、「表はすでに存在します」を選択します。
  7. 「接続文字列」フィールドに、Database Cloud ServiceインスタンスのURLを入力します。
  8. 「ユーザー名」フィールドに、Database Cloud Serviceインスタンスのユーザー名を入力します。
  9. 「パスワード」フィールドに、Database Cloud Serviceインスタンスのパスワードを入力します。
  10. 新しい表を作成している場合は、「フィールド」セクションで「新規作成」(「新規作成」アイコン)アイコンをクリックして、表の列を追加します。
    追加する表の各列に名前タイプ(データ型)を指定します。主キー列を追加している場合は「主キー」を選択します。
  11. 「アソシエーション」で、DBaaS表のフィールドを対応するセンサー属性に関連付けることができます。
    1. 「追加」をクリックし、アソシエーションの名前を選択します。
    2. 「開始」で、アセット・タイプを選択します。
    3. そのアセット・タイプに使用できるセンサー属性のリストから、センサー属性を選択します。
    4. 「宛先」で、対応するDBaaS表の列を選択します。
    5. 必要に応じて、追加のセンサー属性を列のアソシエーションに追加します。
  12. 「保存」をクリックして、コンテキスト・データ接続を作成します。

コンテキスト・データ接続の編集

コンテキスト・データ接続を編集して、データ接続設定を変更します。

  1. 「メニュー」「Menu」アイコンをクリックし、「構成」を選択します。
  2. 「コンテキスト・データ」「コンテキスト・データ」アイコンタブをクリックします。
  3. 「コンテキスト・データ」リストでコンテキスト・データ接続を選択します。
  4. 「Edit」(「Edit」アイコン)アイコンをクリックします。
  5. コンテキスト・データ接続の設定を編集します。
  6. 「保存」をクリックします。

コンテキスト・データ接続の複製

コンテキスト・データ接続を複製して、既存のコンテキスト・データ接続の設定を新規のコンテキスト・データ接続に迅速にコピーします。

  1. 「メニュー」「Menu」アイコンをクリックし、「構成」を選択します。
  2. 「コンテキスト・データ」「コンテキスト・データ」アイコンタブをクリックします。
  3. 「コンテキスト・データ」リストでコンテキスト・データ接続を選択します。
  4. 「Duplicate」(「Duplicate」アイコン)アイコンをクリックします。
    複製のコンテキスト・データ接続が編集用に開きます。
  5. 「名前」フィールドにコンテキスト・データ接続の名前を入力し、オプションの説明を追加します。
  6. (オプション)残りのコンテキスト・データ接続の設定を編集します。
  7. 「保存」をクリックします。

コンテキスト・データ接続の削除

不要になったコンテキスト・データ接続を削除します。

  1. 「メニュー」「Menu」アイコンをクリックし、「構成」を選択します。
  2. 「コンテキスト・データ」「コンテキスト・データ」アイコンタブをクリックします。
  3. 「コンテキスト・データ」リストでコンテキスト・データ接続を選択します。
  4. 「Delete」(「Delete」アイコン)アイコンをクリックします。
  5. 「はい」をクリックして確認します。