コンテキスト・データ接続の使用
コンテキスト・データ接続では、データベース表からアセット関連データにアクセスできます。アセット・モニタリングに関連付けられたOracle NoSQL Database Cloud Serviceインスタンスにデータを格納できます。Database Cloud Serviceインスタンスを使用することもできます。
コンテキスト・データはカスタムKPI計算に使用できます。たとえば、フォークリフトに共通のアセット・タイプがあり、モデル番号に基づいてフォークリフトごとに燃料容量が異なる場合は、アセットの燃料容量データをDatabase Cloud Service表に格納できます。フォークリフトの平均燃料レベルの割合など、KPIを計算する必要がある場合は、次のような式を使用できます。
Average(FuelLevel*100/FuelCapacity)
ここで、FuelLevel
はセンサー値であり、アセットのFuelCapacity
はコンテキスト・データ表から取得されます。
コンテキスト・データは予測分析にも使用できます。たとえば、Oracle NoSQL Database Cloud Service表を構成して、予測モデルをトレーニングするための履歴センサー・データを格納できます。
Oracle NoSQL Database Cloud Serviceインスタンスへのコンテキスト・データ接続の作成
Oracle NoSQL Database Cloud Service表にリンクするためのコンテキスト・データ接続を作成します。表のデータをKPI計算および予測分析に使用できます。
Database Cloud Serviceインスタンスへのコンテキスト・データ接続の作成
Database Cloud Service表にリンクするためのコンテキスト・データ接続を作成します。表のデータをKPI計算および予測分析に使用できます。