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Oracle® Fusion Middleware Oracle BAMでのビジネス・アクティビティのモニタリング
12c (12.1.3)
E54314-04
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3.2 ダッシュボード設計とデプロイメントのチューニング

Oracle Business Activity Monitoring 12cは、拡張されたダッシュボード機能を備えています。次に、最適なパフォーマンスを得るためにお薦めするベスト・プラクティスを示します。

最適なダッシュボード・パフォーマンスのために、次のベスト・プラクティスを推奨事項として取り扱ってください。

  • 特定のユーザー・グループ用のダッシュボードを設計するようにします。汎用のダッシュボードは作成しないようにしてください。

  • 「例外による管理」のレポートを作成します。

  • 様々なユーザー・ロールを処理する人々が、操作の状態を一目で理解してドリルダウンできるようにします。

  • 論理データ・オブジェクトのフィルタ・パラメータとダッシュボード・パラメータを使用して、ダッシュボードのロード前にデータをフィルタします。

  • 1つのダッシュボードを、4から6のビューに限定するか、複数のタブがある1つのビューに限定します。

  • 各ダッシュボードのセルにある「ダッシュボード・アクション」ボタンを効率的に使用します。

    大量の詳細レコードを避けるには、できるだけ要約や集計を使用し、そこから詳細レコードへのドリルダウンを提供します。

  • 表とリストのビューには、パフォーマンスの制限がいくつかあります。Oracle BAMシステムの上限は10420レコードですが、リスト・ビューのリスト数は2000レコードに制限することをお薦めします。該当する場合、ドリルダウン可能なディメンションまたは時間階層は、詳細レコードを戻すノードに達するまで定義します。また、大量のレコードを取得しているときは、BAMサーバー用のメモリー設定を増加する(最大6GBを推奨)ようにします。

  • 設計とベスト・プラクティスについては、Oracle Tech Networkのデモを使用してください。

  • アクティブ・データの間隔とスロットルは、メモリーの影響があるため注意して選択してください。