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Oracle® Fusion Middleware Oracle BAMでのビジネス・アクティビティのモニタリング
12c (12.1.3)
E54314-04
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A.1.3 BAMCommandを使用したプロジェクトのエクスポート

BAMCommandを使用してプロジェクトをエクスポートする場合、プロジェクトにはそのプロジェクトのアーティファクトおよび参照データ・オブジェクトが格納されます。ソース・コントロールを設計する際は、エクスポートしたプロジェクトzipファイルにデータ・オブジェクトが格納されるため、それらのオブジェクトは個別のzipファイルに抽出するか、データ・オブジェクトを明示的にエクスポートした場合は削除するように計画する必要があります。

BAMCommandでエクスポートしたzipファイル内に格納されるアーティファクト

次の表に、BAMCommandでエクスポートしたzipファイル内に格納されるアーティファクトの短縮形式のリストを示します。

dataobject/ DATAOBJECT_NAME/
  • DataObject.xml – データ・オブジェクトの定義

  • data.csv – データ・オブジェクトのコンテンツ

ems/ EMS_NAME/*
project/ PROJECT_NAME/
  • parameter/*

  • businessquery/*

  • view/*

  • kpi/*

  • dashboard/*

  • alert/*

よく使用されるBAMCommandパラメータとその結果

次の表では、よく使用されるBAMCommandパラメータとその機能について説明します。

-cmd export –type project –name "project name" –file export.zip

プロジェクトのエクスポート

-cmd export –type project –regex "project name" –file export.zip

正規表現に基づいたプロジェクトのエクスポート

-cmd export …. –contents 0

データ・オブジェクトのコンテンツを含まないプロジェクトのエクスポート

-cmd export –type dataobject –name "DO_NAME" –contents 0

コンテンツを含まないデータ・オブジェクト

-cmd export –type ems –name "EMS_NAME"

EMSのエクスポート

-cmd import –file import.zip –mode overwrite

既存のアーティファクトを上書きするインポート

-cmd import –file import.zip –mode update

既存のアーティファクトを保持して新規のアーティファクトを追加するインポート