プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Process Management Studioでのビジネス・プロセスの開発
12c (12.1.3)
E56238-06
目次へ移動
目次

前
次

3 プロセスおよびプロセス・エディタの使用

この章では、Oracle BPM Studioでビジネス・プロセスを作成および使用する方法について説明します。ここではビジネス・プロセスの全般的な概要を示し、プロセス・エディタ・ウィンドウについて説明します。また、プロセスを作成して使用する手順、およびプロセスでフロー・オブジェクトを使用する手順についても説明します。

この章の内容は次のとおりです。

3.1 プロセスのスタート・ガイド

ビジネス・プロセスは、Oracle BPM Suiteで作成されたプロセスベースのビジネス・アプリケーションのコア・コンポーネントです。

プロジェクトは、ビジネス・アプリケーションのすべてのリソースを含む上位レベルのラッパーであり、プロジェクト内のプロセスはアプリケーションの動作を決定します。

3.1.1 ビジネス・プロセスの概要

ビジネス・プロセスとは、明確に定義された結果が実行後に発生するような一連のタスクです。

一般にビジネス・プロセスを作成するのは、必要なビジネス要件を決定し、Business Process Composerを使用して対応するプロセス・フローを定義するビジネス・アナリストです。その後は、そのビジネス・プロセスを、プロセス・アセット・マネージャ(Oracle BPM Suiteが提供する設計時リポジトリ)を使用してプロセス開発者と共有します。

このフローは様々なBPMNフロー・オブジェクトによって定義されます。BPMN (Business Process Modeling Notation)は、ビジネス・プロセス・モデルを取得するためのグラフィカルな表記です。これは、ビジュアル・フローおよび実装プロパティを取得します。Oracle BPM Suiteでは、BPMN 2.0を使用してBPMNプロセスをモデル化および実装します。

3.1.1.1 プロセスのタイプ

Oracle BPMを使用して、実行する必要がある作業に応じて、様々なタイプのBPMNプロセスを作成します。表3-1は、Oracle BPMでサポートされているプロセスのタイプを示しています。

表3-1 プロセス・タイプ

プロセス・タイプ 説明

同期サービス

同期サービスは、他のプロセスまたはサービスから同期的に起動できるプロセスです。同期サービスでは、コール側プロセスは、起動されたプロセスが完了するまで待ってから続行します。

非同期サービス

非同期サービスは、他のプロセスまたはサービスから非同期的に起動できるプロセスです。非同期サービスでは、コール側プロセスは、起動されたプロセスが完了するまで待たずに続行します。

手動プロセス

手動プロセスは、ユーザー相互作用を必要とするプロセスです。手動プロセスは開始イベントおよび終了イベントなしで開始および終了します。開始イベントの直後に、参加者がUIフォームを発行したときにプロセスをトリガするイニシエータ・タスクがあります。

再使用可能なプロセス

コール・アクティビティから起動できるプロセスです。再使用可能なプロセスは、コール・アクティビティからのみ起動できます。また、再使用可能なプロセスは、None開始イベントおよびNone終了イベントによっても開始および終了します。

Oracle BPMでは、再使用可能なプロセスは、None開始イベントが1つのみ含まれるものとされています。また、プロセス・フローにイニシエータ・ノードが存在しません。None開始イベントが別のタイプに変更されたり、イニシエータ・ノードがプロセス・フローに追加された場合、このプロセスは再使用可能であるとみなされなくなります。たとえば、イニシエータ・パターンを使用したユーザー・タスクまたは作成インスタンスとして実装された受信タスクがNone開始イベント直後に追加されると、このプロセスは再使用したり別のプロセスからコールすることができなくなります。

3.1.2 新しいビジネス・プロセスの作成方法

ビジネス・プロセスはOracle BPMプロジェクト内に作成されます。1つ以上のプロセスをプロジェクトに追加できます。

新しいビジネス・プロセスを作成するには:

  1. プロジェクトを開きます。
  2. 「アプリケーション」ウィンドウで、プロジェクトのノードを開きます。
  3. 「BPMNプロセス」を右クリックして、「新規」の次に「BPMN 2.0プロセス」を選択します。

    BPMN 2.0プロセス・ウィザードが表示されます。

  4. 名前とオプションの説明を入力します。
  5. 作成するプロセスのタイプを選択し、「次へ」をクリックします。

    プロセス・タイプの詳細は、プロセスのタイプを参照してください。

  6. 必要に応じて、プロセス引数、初期実装プロパティを定義します。
  7. プロセス・サンプリング・ポイント、「プライマリ・プロセス」、データの関連付けの失敗での「インスタンスの一時停止」および「サービス・ネームスペース」などの拡張プロパティを定義します。

    「プライマリ・プロセス」を選択して、コンポジットのプライマリ編成プロセス・フローとしてプロセスをマークします。チェックすると、Business Activity Monitoring (BAM)はコンポジットのプライマリ・プロセス・フローのみに対してデータ・オブジェクトをフィルタおよび分析できます。

  8. 「終了」をクリックします。

プロセス・エディタで新規プロセスが開きます。

新規ビジネス・プロセスは、デフォルト・シーケンス・フローで接続されている開始および終了イベントを使用して作成されます。開始および終了イベントのタイプは、作成したプロセスのタイプに応じて異なります。

3.1.3 ビジネス・プロセスを開く方法

Oracle BPMプロジェクトを開いた後、このプロジェクトに含まれる任意のプロセスを開くことができます。プロセスはプロセス・エディタ・ウィンドウで開きます。

ビジネス・プロセスを開くには:

  1. プロジェクトを開きます。
  2. 「アプリケーション」ウィンドウで、プロジェクトのノードを開きます。
  3. 「BPMNプロセス」を開きます。
  4. 開くプロセスをダブルクリックします。

プロセス・エディタ・ウィンドウでプロセスが開きます。プロセス・エディタでのプロセスの処理の詳細は、「プロセス・エディタの概要」を参照してください。

3.1.4 ビジネス・プロセスの削除方法

プロジェクトからプロセスを削除できます。ただし、削除するプロセスへの参照がプロジェクト内の他の部分に残っていないことを確認する必要があります。

ビジネス・プロセスをプロジェクトから削除するには:

  1. プロジェクトを開きます。
  2. 「アプリケーション」ウィンドウで、「BPMNプロセス」を開きます。
  3. 削除するプロセスを右クリックし、「削除」を選択します。

    「削除の確認」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  4. 必要に応じて、「使用方法の表示」をクリックし、削除するプロセスの使用方法を表示します。
  5. 「はい」をクリックします。

3.1.4.1 ビジネス・プロセスの削除に関する必知事項

プロジェクトからビジネス・プロセスを削除する場合、プロジェクトの他の部分からそのビジネス・プロセスへのすべての参照を削除する必要があります。

たとえば、削除するプロセスが別のプロセスからメッセージ・スロー・イベントを通じて呼び出されていた場合は、削除するプロセスを参照しないように呼出し側プロセスを再構成します。

プロセスを削除して参照を削除する前に、削除するプロセスの使用状況を確認してください。

3.2 プロセス・エディタの概要

プロセス・エディタには、プロセスのモデルの作成に使用できるキャンバスが用意されています。また、会話を介して他のBPMNプロセスを処理することもできます。

図3-1は、プロセス・エディタの例を示しています。

図3-1 プロセス・エディタ

図3-1の説明が続きます
「図3-1 プロセス・エディタ」の説明

各プロセス・エディタの下部には、次の2つのエディタ・タブがあります。

  • 「設計者」エディタ・タブ: キャンバスが表示され、Business Process Management Notation and Modeling (BPMN)を使用してビジネス・プロセスを作成およびモデリングできます。デフォルトでは、プロセスは設計者モードで開きます。

  • 「スクリプト」エディタ・タブ: プロセスで使用されているスクリプトを表示します。エディタの最上部にあるリストから、表示するスクリプトを選択できます。

  • 「コラボレーション」エディタ・タブ: 会話を介して他のBPMNプロセスおよびサービスを処理できます。

  • 「履歴」エディタ・タブ: 変更履歴を表示します。変更のリストを表示し、様々なバージョンのプロセスを比較することもできます。

プロセス・エディタという用語は、明示的に他に指定されていないかぎり、エディタの設計者モードを表します。

プロセス・エディタ・ウィンドウでプロセスを開く場合は、キャンバスの上部に表示されるフロー・オブジェクト・ツールバーを使用して、様々なBPM表記を挿入できます。キャンバスの下部にあるステータス・バー上のコントロールを使用して、エラーや警告を表示して修正したり、レイアウトを構成したり、ズーム・レベルを変更できます。また、プロセス・エディタは、「サムネイル」ウィンドウにおけるプロセスのビューと同期化されています。サムネイルの詳細は、「「サムネイル」ビュー」を参照してください。

フロー・オブジェクト・ツールバーおよびドロップダウン・メニュー

フロー・オブジェクト・ツールバーを使用すると、一般的なBPMフロー・オブジェクトに簡単にアクセスできます。フロー・オブジェクトは、ツールバーの次のドロップダウン・メニューから使用できます。

  • アクティビティ: 「コール」、「ビジネス・ルール」、「送信」などのアクティビティがあります。

  • 対話型: 「ユーザー」、「イニシエータ」などの対話型アクティビティがあります。

  • 通知: 「メール」、「音声」などのアクティビティがあります。

  • 捕捉: 「エラー」、「メッセージ」などのイベントがあります。

  • スロー: シグナルのスロー、シグナルの終了などのイベントがあります。

  • ゲートウェイ: 「排他」および「パラレル」があります。

  • アーティファクト: 「測定」および「シーケンス・フロー」があります。

ドロップダウン・メニューのフロー・オブジェクトは、コンポーネント・パレットで使用されるものと同じです。BPMNフロー・オブジェクトの詳細は、『Oracle Business Process Composerによるビジネス・プロセスの開発』の「BPMNフロー・オブジェクト・リファレンス」を参照してください。

検索

その名前を使用している特定のフロー・オブジェクトを検索できます。

コンポジット・エディタを開く

このツールバー・アイテムを使用すると、SOAコンポジット・エディタが開きます。

図3-2 プロセス・エディタのステータス・バー

図3-2の説明が続きます
「図3-2 プロセス・エディタのステータス・バー」の説明

強調表示レベル

このステータス・バー・アイテムを使用すると、特殊なオーバーレイ記号を使用してプロセスで強調表示されるメッセージの重大度レベルを変更できます。このアイテムの使用方法の詳細は、「プロセスでメッセージの強調表示レベルを変更する方法」を参照してください。

ズーム

このステータス・バー・アイテムを使用すると、プロセスのスケールを変更できます。ズーム・ツールの使用方法の詳細は、「プロセスでズーム・レベルを変更する方法」を参照してください。

「レイアウト」と「グリッドの表示」

これらのステータス・バー・アイテムを使用すると、プロセスで自動レイアウト・ユーティリティを使用および構成したり、グリッド・オーバーレイのオンとオフを切り替えることができます。詳細は、「プロセスでレイアウト・プロパティを構成する方法およびグリッドを使用する方法」を参照してください。

3.3 プロセスの使用

プロセス・エディタでプロセスを使用するときは、複数のプロセスを開く、プロセスをイメージとしてエクスポートする、メッセージの強調表示レベルを変更する、ズーム・レベルを変更する、またはレイアウト・プロパティを構成することができます。

エディタ・ウィンドウでは、プロセスを1つ以上開くことができます。各プロセスは、エディタ・ウィンドウの上部にある「ドキュメント」タブで、プロセス名によって識別されます。処理できる(アクティブにできる)プロセスは、常に1つのみです。

3.3.1 プロセスをイメージとしてエクスポートする方法

プロセス設計全体はPNGファイルにのみエクスポートできます。

プロセスをエクスポートするには:

  1. イメージとしてエクスポートするプロセスを開きます。
  2. キャンバス上のフロー・オブジェクトが存在しない任意の場所を右クリックし、「プロセス・イメージの生成」を選択します。
  3. 「オブジェクト・ファイルの選択」ダイアログ・ボックスで、選択したディレクトリに移動します。
  4. ファイル名を入力して、「OK」をクリックします。

3.3.2 プロセスでメッセージの強調表示レベルを変更する方法

プロセス内のフロー・オブジェクトに対してエラー・メッセージや警告メッセージが表示される場合、プロセス・エディタのフロー・オブジェクト・アイコンが、赤色のエラー記号または黄色の警告記号によってオーバーレイで強調表示されます。

プロセスで強調表示されるメッセージの重大度レベルを変更できます。使用できる強調表示レベルは次のとおりです。

  • なし: エラーや警告は表示されません。

  • エラー: エラーのみが表示されます。

  • 警告: 警告とエラーの両方が表示されます。

注意:

プロセス・エディタで設定した強調表示レベルが影響を及ぼすのは、アクティブなプロセスのフロー・オブジェクトのみです。他のプロセス・エディタ・タブですでに開かれている他のプロセスは、影響を受けません。ただし、アクティブなプロセス・エディタで設定した強調表示レベルは、その後、同じプロジェクトで新規プロセスを開いたり作成すると、そのすべてに影響を及ぼします。これは、プロセス・レベルで強調表示を変更した時点で、「プロジェクト・プリファレンス」ダイアログ・ボックスの「強調表示レベル」プリファレンスが同じ値に更新されるためです。

プロジェクト内のすべてのプロセスに対して強調表示されるようメッセージの重大度を設定するには、「プロジェクト・プリファレンスを編集する方法」を参照してください。

プロセスで表示されるメッセージの強調表示レベルを変更するには:

  1. プロセス・エディタでプロセスを開きます。
  2. ステータス・バーで、強調表示レベルをクリックしてスライダを表示します。
  3. 使用するレベルにスライドします。

    影響を受けるフロー・オブジェクト上で、エラー記号または警告記号のオン/オフが、設定したレベルに応じて切り替わります。

    プロセスでの現在の強調表示レベルは、プロセス・エディタのステータス・バーに表示されるアイコンとラベルにより示されます(エラーの場合には赤色の円にxが表示され、警告の場合には黄色の三角形に!(感嘆符)が表示されます)。重大度レベルが設定されていない場合は、ラベル「なし」が表示されます。

注意:

プロセスでフロー・オブジェクトに関連付けられるメッセージを表示するには、「フロー・オブジェクトのエラーまたは警告を表示および修正する方法」を参照してください。

3.3.3 プロセスでズーム・レベルを変更する方法

プロセス・エディタには3つのステータス・バー・アイテムが提供されており、これらのアイテムを使用して、アクティブなプロセスのスケールを簡単に変更できます。

プロセスでズーム・レベルを変更するには:

  1. プロセス・エディタでプロセスを開きます。
  2. スケールを変更するには、次の方法のいずれかを使用します。
    • スライダを使用してズーム・レベルを変更します。スケールを100%に戻すには、スライダをダブルクリックします。

    • 現在のパーセント値の横にあるドロップダウン矢印をクリックして、別のパーセント・ズーム・レベルを選択します。

    • スケールを100%に戻すには、「ズームのリセット」アイコンをクリックします。

3.3.4 プロセスでレイアウト・プロパティを構成する方法およびグリッドを使用する方法

[これは、アクションがアクティブなプロセスのみに影響を与える強調表示レベル動作と矛盾しています。ここでは、あるプロセスでレイアウト/グリッドを変更すると、エディタ・ウィンドウ内で開いている他のすべてのプロセスの設定に即時に影響を与えますが、1回実行ユーティリティは例外で、アクティブなプロセスのみに影響を与えます。この矛盾する動作は後で修正するとDevは言っています。]

自動レイアウト・ユーティリティを使用するようプロセスを構成できます。自動レイアウトがオンの場合は、フロー・オブジェクトがプロセスに追加されると、JDeveloperにより配置の位置合せが自動的に行われ、フロー・オブジェクトが上下または左右に並べて表示されます。自動レイアウトがオフの場合は、プロセスのバックグラウンドで横線や縦線のグリッドを使用して、フロー・オブジェクトの位置合せに活用できます。

プロセスでレーンの最適化をアクティブ化することもでき、可能な場合にこれを行うと、JDeveloperによりすべてのアクティビティが指定した他のレーンに移動されて、不要なレーンが削除されます。

プロセスで自動レイアウト・ユーティリティを使用し、レーンを最適化するには:

  1. プロセス・エディタでプロセスを開きます。

  2. ステータス・バーで、「レイアウト」をクリックします。

  3. ポップアップ・ダイアログで「オフ」をクリックして自動レイアウト・ユーティリティをオンにするか、または「オン」をクリックしてオフにします。

  4. 自動レイアウトがオンになっている場合は、「レーンの最適化」を選択して、非対話型アクティビティを持つ対話型ロールをプルーニングします。

    レーンの最適化は、自動レイアウト・ユーティリティがオンになっている場合にのみ使用可能です。

  5. 自動レイアウトがオフになっている場合は、「レイアウトを1回実行」をクリックすると、プロセスおよびプロジェクトで自動レイアウト・ユーティリティをオンにしなくても、プロセス内のフロー・オブジェクトの位置合せが自動的に行われます。

プロセスでグリッドを使用するには:

  1. プロセス・エディタでプロセスを開きます。
  2. ステータス・バーで、「グリッドの表示」を選択してプロセス設計にグリッドを追加します。
  3. グリッドをオフにするには、「グリッドの表示」を選択解除します。

注意:

「レイアウトを1回実行」ユーティリティを除き、レーンの最適化、自動レイアウトまたはグリッドをプロセスでアクティブ化または非アクティブ化すると、「プロジェクト・プリファレンス」ダイアログ・ボックスの類似する構成設定が、同時に同じ値に更新されます。これは、ダイアログ・ボックスやプロセス・エディタのステータス・バーでいずれかのプリファレンスを変更するまで、プロジェクト内のすべてのプロセスで同じ設定が使用されることを意味します。

プロジェクトでレイアウトまたはグリッドのプリファレンスを設定するには、「プロジェクト・プリファレンスを編集する方法」を参照してください。

3.4 プロセス内でのフロー・オブジェクトの使用

いくつかの異なる方法で、フロー・オブジェクトをプロセスに追加できます。また、プロパティを編集したり、コピーして貼り付けたり、フロー・オブジェクトをドラフトとしてマークすることもできます。さらに、シーケンス・フロー・プロパティを使用し、エラーや警告を修正することもできます。

BPMNフロー・オブジェクトの詳細は、Oracle Business Process Composerでのビジネス・プロセスの開発のBPMNフロー・オブジェクト・リファレンスを参照してください。

3.4.1 「コンポーネント」ウィンドウからフロー・オブジェクトを追加する方法

BPMNフロー・オブジェクトは「コンポーネント」ウィンドウから追加できます。

「コンポーネント」ウィンドウからフロー・オブジェクトを追加する手順は次のとおりです。

  1. フロー・オブジェクトを追加するプロセスを開きます。
  2. 「ウィンドウ」メニューから、「コンポーネント」を選択します。
  3. 「コンポーネント」ウィンドウで、追加するフロー・オブジェクトをクリックします。
  4. プロセス・エディタで、プロセス内のフロー・オブジェクトを追加するポイントをクリックします。
  5. 開かれたダイアログ・ボックスでフロー・オブジェクト・プロパティを適宜編集し、「OK」をクリックします。

    特定のフロー・オブジェクト・プロパティの詳細は、フロー・オブジェクトのオンライン・ヘルプを参照してください。

3.4.2 プロセス・エディタ・ツールバーからフロー・オブジェクトを追加する方法

プロセス・エディタ・ツールバーには、コンポーネント・パレットで使用されるものと同じBPMNフロー・オブジェクトに対するドロップダウン・メニューが含まれています。これは、プロセス・エディタ・ウィンドウを全画面モードに最大化したため、フロー・オブジェクトを追加するのにコンポーネント・パレットを使用できない場合に役立ちます。

プロセス・エディタ・ツールバーからフロー・オブジェクトを追加するには:

  1. フロー・オブジェクトを追加するプロセスを開きます。
  2. ツールバーで、追加するフロー・オブジェクト・アイコンの横にあるドロップダウン矢印をクリックします。次に、ドロップダウン・メニューからオブジェクトを選択します。

    ツールバーのメニュー・アイコンが、選択したオブジェクトのアイコンに変わります。カーソルも同じアイコンに変わります。選択したオブジェクトをプロセスに追加しないで選択解除するには、[Esc]を押します。

  3. プロセス・エディタ・キャンバスで、フロー・オブジェクトを追加するプロセス内のポイントにカーソルを置き、クリックして挿入します。
  4. 必要に応じて、表示されるダイアログ・ボックスでフロー・オブジェクトのプロパティを編集し、「OK」をクリックします。

    特定のフロー・オブジェクト・プロパティの詳細は、フロー・オブジェクトのオンライン・ヘルプを参照してください。

注意:

ドロップダウン・メニューから最後に選択したオブジェクトが、このメニューに対するデフォルトの選択されたオブジェクトとなります。デフォルト・オブジェクトは、ツールバーのメニュー・アイコンによって示されます。これにより、次回このメニュー・アイコンをクリックしてキャンバスをクリックしたときに、デフォルト・オブジェクトがプロセスに追加されます。

3.4.3 コンテキスト・メニューからフロー・オブジェクトを追加する方法

BPMNフロー・オブジェクトは、プロセス・エディタ・キャンバス上のコンテキスト・メニューを使用して追加できます。

コンテキスト・メニューからフロー・オブジェクトを追加するには:

  1. フロー・オブジェクトを追加するプロセスを開きます。
  2. フロー・オブジェクトを追加するプロセス内のポイントにカーソルを置き、右クリックします。
  3. コンテキスト・メニューから「アクティビティの追加」を選択し、次に、サブメニュー「タスク」「サブプロセス」「イベント」「ゲートウェイ」のいずれかから、フロー・オブジェクトを選択します。
  4. 追加したフロー・オブジェクトを右クリックして、「プロパティ」を選択します。
  5. 必要に応じて、表示されるダイアログ・ボックスでフロー・オブジェクトのプロパティを編集し、「OK」をクリックします。

    特定のフロー・オブジェクト・プロパティの詳細は、フロー・オブジェクトのオンライン・ヘルプを参照してください。

3.4.4 フロー・オブジェクト・プロパティを編集する方法

「プロパティ」ダイアログ・ボックスを使用して、プロセス内の各フロー・オブジェクトのプロパティを編集できます。

フロー・オブジェクトのプロパティを編集するには:

  1. 編集するフロー・オブジェクトが含まれるプロセスを開きます。
  2. フロー・オブジェクトを右クリックして、「プロパティ」を選択します。
  3. 必要に応じてプロパティを編集し、「OK」をクリックします。

3.4.5 フロー・オブジェクトのエラーまたは警告を表示および修正する方法

プロセスまたはプロセス内のオブジェクトにエラーや警告が発生すると、「アプリケーション」ウィンドウのプロセス・アイコンまたはプロセス・エディタのフロー・オブジェクト・アイコンに、エラーを表すxを含む赤色の円記号または警告を表す!(感嘆符)を含む黄色の三角形記号が表示されます。

プロセス・エディタでは、ステータス・バーの上部にあるメッセージ領域を使用して、フロー・オブジェクトに関連するエラー・メッセージおよび警告メッセージを表示したり、プロセス内のすべてのエラーや警告のリストを表示できます。その後、修正提案を使用できる場合は、修正する問題を選択できます。

フロー・オブジェクトのエラーまたは警告を表示して修正するには:

  1. エラーや警告が発生したフロー・オブジェクトを含むプロセスを開きます。
  2. 必要に応じて、プロセスで強調表示されるメッセージの重大度レベルを変更します。詳細は、「プロセスでメッセージの強調表示レベルを変更する方法」を参照してください。
  3. 当面の問題タブを選択し、プロセス内のメッセージを表示します。

    図3-3 当面の問題タブを選択した状態のプロセス・エディタ

    図3-3の説明が続きます
    「図3-3 当面の問題タブを選択した状態のプロセス・エディタ」の説明
  4. エラーまたは警告の記号を含むフロー・オブジェクトを選択します。

    図3-3に示すように、選択したフロー・オブジェクトに関連するメッセージがメッセージ領域にリストされます。エラーの場合にはxを含む赤色の円記号、警告の場合には!を含む黄色の三角記号が表示されます。

    修正提案を使用できるものについては、メッセージの横のマージンに電球アイコンが表示されます。すべての問題に修正提案が表示されるわけではありません。たとえば、実装が存在しないノード、またはユーザー・タスク・プロパティやデータ・アソシエーションに問題があるノードの場合は、修正提案が表示されます。

  5. 適用可能な場合、メッセージの横のマージンに表示されている電球アイコンをクリックします。

    ポップアップが開き、問題に対して使用可能な1つ以上の修正提案が表示されます。

  6. ポップアップの修正提案を選択します。
  7. 適用可能な場合、次のいずれかを実行します。
    • ダイアログ・ボックスが開く場合は、必要に応じて変更を行い、「OK」をクリックします。

    • 複数の開始イベントまたは無条件送信シーケンス・フローが存在する場合、要求されたら保持するものを選択します。

注意:

問題のあるすべてのフロー・オブジェクトに対するすべてのエラーと警告を表示するには、メッセージ領域がすでに展開されているプロセス・エディタで選択されたオブジェクトを選択解除します。メッセージ領域が非表示になっている場合は、プロセス内のオブジェクトを何も選択しないで「表示」をクリックします。

3.4.6 フロー・オブジェクトをドラフトとしてマーク/マーク解除する方法

フロー・オブジェクトがドラフトとしてマークされている場合、これは、このオブジェクトにデータ・オブジェクト値を設定できるデフォルトの実装があることを意味します。プロセスにおいてドラフト・フロー・オブジェクトは、デフォルトのカラー・アイコンの場所にグレーのアイコンが表示されることによって示されます。

ドラフトとしてマークされたフロー・オブジェクトは未実装とみなされます。ただし、ドラフト・フロー・オブジェクトが含まれたプロセスをデプロイすることは可能ですが、警告が発行されます。

ドラフトとしてマークできるのは、イベントおよびアクティビティのみです。実装がすでに定義されているイベントやアクティビティもドラフトとしてマークできます。ただし、既存のデータ・アソシエーションは、ドラフト・ステータスを変更すると、実装で削除されます。

ドラフト・フロー・オブジェクトのデータ・オブジェクトは、「データ・アソシエーション」ダイアログ・ボックスでカスタム割当てを使用して初期化できますが、そのダイアログ・ボックスでは実装引数は使用できません。ドラフト・フロー・オブジェクトでデータ・アソシエーションを定義しようとすると、図3-4に示すように、「データ・アソシエーション」ダイアログ・ボックスの上部にエラー・メッセージが表示されます。

図3-4 「データ・アソシエーション」ダイアログ

図3-4の説明が続きます
「図3-4 「データ・アソシエーション」ダイアログ」の説明

データ・オブジェクトおよびデータ・アソシエーションの詳細は、第8章「プロセス設計の情報の処理」を参照してください。

フロー・オブジェクトをドラフトとしてマーク/マーク解除するには:

  1. 編集するフロー・オブジェクトが含まれるプロセスを開きます。
  2. マークするフロー・オブジェクトを右クリックして、「ノードをドラフトとしてマーク」を選択します。

    フロー・オブジェクト・アイコンの色がグレーに変わります。

  3. フロー・オブジェクトをマーク解除するには、アイコンを右クリックして、「ノードのドラフトのマークを解除」を選択します。

    フロー・オブジェクトの色が元の色に戻ります。

注意:

フロー・オブジェクトの「プロパティ」ダイアログ・ボックスにある「ドラフト」チェック・ボックスを使用して、フロー・オブジェクトのドラフト・ステータスを切り替えることもできます。「プロパティ」ダイアログ・ボックスの使用方法の詳細は、「フロー・オブジェクト・プロパティを編集する方法」を参照してください。

3.4.7 フロー・オブジェクトをコピーして貼り付ける方法

プロセス内またはプロセス間で、1つ以上のフロー・オブジェクトをコピーして貼り付けることができます。シーケンス・フロー、境界および測定は、次の条件が満たされる場合にのみコピーされることに注意してください。

  • 遷移、境界および測定が選択されている

  • 遷移、境界および測定がアタッチされているすべての要素もコピー対象として選択されている

注意:

イベント・サブプロセス内のオブジェクトをコピーして貼り付けることはできません。

プロセス内でフロー・オブジェクトをコピーして貼り付けるには:

  1. コピーするフロー・オブジェクトが含まれるプロセスを開きます。プロセス間でコピーする場合は、両方のプロセスを開きます。
  2. 次のいずれかを行います。
    • コピーするフロー・オブジェクトをクリックして選択します。

    • 複数のフロー・オブジェクトを選択するには、[Ctrl]を押したまま各オブジェクトをクリックします。

    • フロー・オブジェクトのグループの周囲でカーソルをクリックしてドラッグし、オブジェクトを選択します。クリックしてドラッグすると、ボックスがキャンバス上に描画されます。

  3. 右クリックして「コピー」を選択します。

    「コピー」がコンテキスト・メニューに表示されない場合、これは、選択したオブジェクトがコピー不可であることを意味します。

  4. コピーしたフロー・オブジェクトを挿入するプロセスに、ナビゲートします。
  5. 新規のフロー・オブジェクトを追加するプロセス・キャンバス内の空白の場所で、右クリックして「貼付け」を選択します。

    スイムレーンの外に貼り付ける場合は、新規ロールがプロセスに追加され、新規フロー・オブジェクトがそこに貼り付けられます。ロールおよびスイムレーンの詳細は、Oracle Business Process Composerでのビジネス・プロセスの開発のBPMNフロー・オブジェクト・リファレンスを参照してください。

必要に応じて、「レイアウト」ポップアップの「レイアウトを1回実行」ユーティリティを使用し、オブジェクトの位置合せを自動的に行います。プロセス・エディタの自動レイアウトの詳細は、「プロセスでレイアウト・プロパティを構成する方法およびグリッドを使用する方法」を参照してください。

3.4.8 シーケンス・フローを追加および使用する方法

新規ビジネス・プロセスは、シーケンス・フローによってすでに接続されている開始イベントおよび終了イベントを使用して作成されます。フロー・オブジェクトをプロセスに追加するときには、シーケンス・フローに沿って任意の場所にオブジェクトを追加すると、JDeveloperにより、この新規オブジェクトが自動的にフローに接続されます。

ただし、独自のシーケンス・フローが適用可能で必要な場合には作成できます。たとえば、2つの条件シーケンス・フローおよび1つのデフォルト・シーケンス・フローを含むゲートウェイを追加する必要がある場合があります。

シーケンス・フローおよびゲートウェイによるプロセス・フローの制御の詳細は、Oracle Business Process Composerでのビジネス・プロセスの開発のBPMNフロー・オブジェクト・リファレンスを参照してください。

シーケンス・フローで使用される矢印線のスタイルを変更したり、接続されたオブジェクトをあるシーケンス・フローから別のシーケンス・フローへ移動することもできます。

シーケンス・フローを使用して2つのオブジェクトを接続するには:

  1. プロセスを開きます。

  2. 「コンポーネント」ウィンドウで、「アーティファクト」を開き、「シーケンス・フロー」をクリックします。

  3. プロセス・エディタで、送信シーケンス・フローが開始する最初のオブジェクト上にカーソルを置きます。

    送信シーケンス・フローが開始できるオブジェクト上では、カーソルが+(プラス記号)に変わります。たとえば、送信フローはゲートウェイ・オブジェクトから開始できますが、送信フローがすでに含まれている開始イベントからは開始できません。

  4. クリックしてシーケンス・フローの開始を指定してから、シーケンス・フローが終了する必要がある2番目のオブジェクトまでカーソルをドラッグします。

    カーソルをドラッグすると、先端に矢印の付いた線がキャンバスに描画されます。カーソルが受信シーケンス・フローを配置できるオブジェクト上に置かれると、+(プラス記号)が表示されます。

  5. クリックして、シーケンス・フローの終了を指定します。

    デフォルトでは、2つのオブジェクトは直交スタイルのシーケンス・フローによって接続されます。

シーケンス・フローのスタイルを変更するには:

  1. プロセスを開きます。

  2. 変更するシーケンス・フローの線を右クリックします。

  3. コンテキスト・メニューから「スタイル」を選択して、次に、「直線」「曲線」または「直交」を選択します。

    選択した線の既存のスタイルは、コンテキスト・サブメニューでグレー表示されています。

接続したオブジェクトをあるシーケンス・フローから別のシーケンス・フローに移動するには:

  1. プロセスを開きます。
  2. 移動する接続されたオブジェクトをクリックします。

    シーケンス・フローで接続されたオブジェクトには、受信および送信の接続フローがすでに含まれています。

  3. オブジェクトをプロセス内の新規のポイントにドラッグします。

    この新規のポイントは、同じプロセス内の別のシーケンス・フローに含まれている必要があります。ターゲット・フローが青色に変わると、ドラッグしたオブジェクトをその新規のポイントに挿入できることを示します。

  4. 適切なターゲット・シーケンス・フローを配置したら、カーソルを解放します。

    選択したオブジェクトが元のシーケンス・フローから切断され、ターゲット・シーケンス・フローに再接続されます。

3.5 ドラフト・プロセスの使用

ドラフト・プロセスとは、実装が未定義のフロー・オブジェクトを1つ以上含むプロセスです。ドラフト・プロジェクトを使用すると、すべてのフロー・オブジェクトが実装される前に、完了しているプロセス部分をテストできます。

ドラフト・プロセスを作成するには、プロセス内の1つ以上のフロー・オブジェクトをドラフトとしてマークします。

3.5.1 ドラフト・プロセスの概要

フロー・オブジェクトをドラフトとして構成すると、そのフロー・オブジェクトのデータ・アソシエーションは構成できません。すでにデータ・アソシエーションを割り当てたフロー・オブジェクトをドラフトとしてマークすると、データ・アソシエーションは失われます。

ドラフト・フロー・オブジェクトの実装の詳細を定義できます。ただし、これは必須ではありません。ドラフト・フロー・オブジェクトに実装が定義されていなくても、プロジェクトの検証時にエラーは発生しません。

3.5.2 フロー・オブジェクトをドラフトとしてマークする方法

フロー・オブジェクトは、基本プロパティ内でドラフトとしてマークされます。

フロー・オブジェクトをドラフトとしてマークするには:

  1. プロセスを開きます。
  2. プロセス・エディタで、ドラフトとしてマークするフロー・オブジェクトを右クリックします。
  3. 「ノードをドラフトとしてマーク」を選択します。

3.6 プロセスのドキュメント化

ドキュメント・エディタを使用すると、プロセスを追加したり、プロセスおよびフロー・オブジェクトのユース・ケース・ドキュメントを追加できます。

ドキュメント・エディタには、ツールバーおよびドキュメントを入力できるエディタ・ペインが含まれています。

3.6.1 ドキュメント・エディタの概要

図3-5は、ドキュメント・エディタを示しています。

図3-5 ドキュメント・エディタ

図3-5の説明が続きます
「図3-5 ドキュメント・エディタ」の説明

ツールバーでは、ドキュメントのタイプや言語(製品に追加の言語を定義した場合)を選択できます。

ドキュメント・エディタ・ツールバーの詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。

3.6.2 ドキュメントをプロセスに追加する方法

これらのいずれかのタイプのドキュメントをプロセスに追加するには、ドキュメント・エディタを使用します。

  • ドキュメント: これは、プロセス・ワークスペース・アプリケーションでプロセス参加者に表示されるドキュメントです。

  • ユース・ケース・ドキュメント: これは、ビジネス・プロセスの更新時にプロセス・アナリストおよびプロセス開発者に表示されるドキュメントです。

プロセス内のフロー要素にドキュメントを追加するには:

  1. ドキュメントを追加するプロセスを開きます。
  2. 「ウィンドウ」メニューから、「ドキュメント」を選択します。
  3. ドキュメント化するプロセス内のフロー・オブジェクトを選択します。
  4. ドロップダウン・リストから、追加するドキュメントのタイプを選択します。
  5. ドキュメントを入力します。
  6. 「ファイル」メニューから、「保存」を選択して変更を保存します。

3.6.3 プロジェクトのプロセス・レポートの生成

プロジェクト内の各プロセスをリストし、各プロセスに関する詳細情報を表示するレポートを生成できます。

  • 詳細ビジネス・プロセス

  • ビジネス要件

  • 問題とコメント

  • データ・オブジェクト

  • プロセスvsデータ

  • データvsプロセス

  • ヒューマン・タスクvsプロセス

  • サービスvsプロセス

  • ユーザー・タスク

  • プロセス・イメージ

  • RACI (責任、説明責任あり、相談済および通知済)

プロセス・レポートを生成するには:

  1. プロセスを右クリックしてプロセス・レポートを選択するか、プロジェクトを右クリックして「BPM」「プロセス・レポート」を選択します。

    「プロセス・レポート」ダイアログが表示されます。

    図3-6 「プロセス・レポート」ダイアログ

    図3-6の説明が続きます
    「図3-6 「プロセス・レポート」ダイアログ」の説明
  2. 次のレポート詳細を選択し、「OK」をクリックします。
    • レポート・タイプの選択

    • ドキュメントを表示: 説明を表示する場合に選択します。

    • ビジネス・プロパティの表示

    • 出力ファイル・タイプの選択:

これらのレポートの詳細は、「プロセスのドキュメント化」を参照してください。