次のトピックでは、Oracle Coherenceの新機能と変更された機能について、およびこのガイドに記載されるその他の重要な変更について紹介し、詳細情報へのリンクを提供します。このドキュメントは、旧名『Oracle Coherenceクライアント・ガイド』の新版です。
このガイドは12c (12.1.3)でいくつかの点が更新されました。次に、追加または変更された項を示します。
Coherence*Extendの互換性に関する記述を改訂しました。「Coherence*Extendのバージョン間の互換性」を参照してください。
F5統合の手順を改訂しました。付録B「F5 BIG-IP LTMとの統合」を参照してください。
Jersey依存性を改訂しました。「Coherence RESTの依存性」を参照してください。
Oracle Coherence 12c (12.1.2)には、このドキュメントに記載されている次の新機能と変更された機能が含まれています。
アドレス・プロバイダ参照では、オペレーション構成オーバーライド・ファイルにプロキシ・サービス、リモート・キャッシュおよびリモート起動アドレスを定義でき、キャッシュ構成ファイルから参照できます。「TCPアドレス用のアドレス・プロバイダ参照の使用」を参照してください。
ネーム・サービスはExtendクライアントでは、プロキシ・サービス・アドレスではなく、プロキシ・サービス名を指定することでプロキシに接続できます。「ネーム・サービス・アクセプタを使用したプロキシへの接続」を参照してください。
動的スレッド・プールは、クライアント・リクエストの数、リクエストのバックログの合計数およびアイドル・スレッドの合計数を基に、プロキシ・サービスで使用可能なワーカー・スレッドの数を管理します。「Proxyサービスのスレッド・プールの構成」を参照してください。
RESTの条件付きのGETリクエストは、クライアントのオブジェクトが最新バージョンかどうか判定できます。「GET操作」を参照してください。
REST問合せ
名前付け問合せは、REST構成ファイルで定義することにより、リクエストURLに名前で使用できます。「名前付き問合せの使用」を参照してください。
問合せのサイズの制限は、問合せ結果セットのサイズを制御します。「問合せのサイズの制限」を参照してください。
カスタム問合せエンジンは、デフォルトのCohQLセマンティクスではなく、別の問合せセマンティクスを使用できます。「カスタム問合せエンジンの使用」を参照してください。
コンテキスト・パス構成は、複数のCoherence RESTアプリケーションを埋込みHTTPサーバーにデプロイできます。「埋込みHTTPサーバーのデプロイ」を参照してください。
このガイドは12c (12.1.2)でいくつかの点が更新されました。次に、追加または変更された項を示します。
プロキシ・ロード・バランシングの手順を改定しました。「ロード・バランシング接続」を参照してください。
Coherence RESTの依存性の項を改定しました。「Coherence RESTの依存性」を参照してください。
WebLogicサーバーのCoherence RESTをデプロイする手順を改定し、WebLogicサーバー・ドメインの新しいパッケージ要件を含めました。「WebLogicサーバーへのデプロイ」を参照してください。