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Oracle® Fusion Middleware Oracle B2BおよびHealthcareのインストールと構成
12c (12.1.3)
E59409-01
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A Oracle B2Bのセカンダリ・トポロジ

この付録では、Oracle B2Bの代替トポロジについて説明します。

この付録では、次のトポロジについて説明します。

A.1 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびBusiness Activity Monitoring (BAM)のトポロジ

この項には次のトピックが含まれます:

A.1.1 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Business Activity Monitoringのトポロジの理解

図A-1は、Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびBusiness Activity Monitoringのトポロジを示しています。

このトポロジを使用して、Oracle B2BドメインにOracle Business Activity Monitoringを実装します。Oracle Business Activity Monitoringソフトウェアは、専用のクラスタに向けてターゲット設定されます。これにより、Oracle B2BとOracle Business Activity Monitoringソフトウェアの間でのリソースの競合がなくなります。

図A-1 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびBusiness Activity Monitoringのトポロジ

図A-1の説明が続きます
「図A-1 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびBusiness Activity Monitoringのトポロジ」の説明

A.1.2 Oracle SOA Suite、B2BおよびBusiness Activity Monitoringのトポロジのインストールと構成のロードマップ

表A-1は、システムでこのトポロジを構成するために必要なロードマップを説明しています。

表A-1 Oracle SOA Suite、B2BおよびBusiness Activity Monitoringのインストールおよび構成手順の概要

タスク 説明 詳細 特別な指示

システム環境を確認します

インストールの前に、最小限のシステム要件およびネットワーク要件を満たしていることを確認します。

第1.4項を参照してください。

なし。

適切なディストリビューションを入手します

Oracle B2Bをインストールするには、Oracle SOA SuiteとOracle Fusion Middleware Infrastructureがすでにインストールされている必要があります。Oracle SOA Suiteをインストールすると、Business Activity Monitoringも自動的にインストールされます。B2Bは、Oracle Fusion Middleware InfrastructureおよびOracle SOA Suiteと同じOracleホームにインストールする必要があります。

第1.5項を参照してください。

Oracle Infrastructure、Oracle SOA SuiteとBusiness Process Management、およびOracle B2Bのすべてのディストリビューションを入手する必要があります。

インストール・ディレクトリを決めます

作成する必要があるディレクトリが作成されているか、またはインストーラからアクセスでき、最小要件を満たすシステムに存在していることを確認します。

Oracle Fusion Middlewareの理解の主要なOracle Fusion Middlewareディレクトリの場所に関する項を参照してください。

なし。

Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャのインストール

Oracle Fusion Middleware Infrastructureをインストールして、Oracle SOA SuiteおよびB2B用のOracleホーム・ディレクトリを作成します。

『Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成』を参照してください。

Oracle Fusion Middleware Infrastructureを構成する必要はありません。

Oracle SOA Suiteをインストールします

Oracle SOA Suiteソフトウェアを既存のOracle InfrastructureのOracleホームにインストールします。

『Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのインストールと構成』を参照してください。

Oracle SOA Suiteを構成する必要はありません。

Oracle B2Bソフトウェアをインストールします。

Oracle B2Bソフトウェアを既存のOracle InfrastructureとOracle SOA SuiteのOracleホームにインストールします。

第2章を参照してください。

「インストール・タイプ」画面で、「B2B」を選択します。

WebLogicドメインの作成

構成ウィザードを使用してWebLogicドメインの作成および構成を行います。構成画面で必ず適切なオプションを選択してください。

第3章を参照してください。

個別の画面(第A.1.2.1項を参照)に示された指示に従います。

サーバーの起動

ドメインの作成が完了したら、管理サーバーおよび管理対象サーバーを起動します。

第3.3項を参照してください。

なし。

構成の確認

ドメインが適切に構成されていることを確認します。

第3.3項を参照してください。

なし。

Oracle B2Bのインストールと構成後の次の手順

構成したドメインの管理タスクを実行できます。

第5章を参照してください。

なし。


A.1.2.1 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびBusiness Activity Monitoring用に選択する構成オプション

Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびBusiness Activity Monitoringの構成時の画面と選択する必要のあるオプションは、第3章に示したものとほとんど同じです。ただし、異なるオプションを選択する必要がある画面が2つあります。表A-2に主な画面とオプションをリストします。この項に示されたとおりに、構成オプションを選択するようにしてください。

表A-2 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびBusiness Activity Monitoringのトポロジの主要な画面と構成オプション

画面 説明

テンプレート

この画面は、構成ウィザードを起動してドメインを作成した後に表示されます。

タスク2にリストされたテンプレートのほかに、Business Activity Monitoring - 12.1.3.0 [soa]も選択します。

管理対象サーバー

「管理対象サーバー」画面(タスク12)で、bam_server1soa_server1という名前の、2つの管理対象サーバーが作成されます。「追加」をクリックし、それとは別の2つの管理対象サーバー(bam_server2soa_server2)を作成します。

「リスニング・アドレス」ドロップダウン・リストで、管理対象サーバーが存在するホストのIPアドレスを選択します。「すべてのローカル・アドレス」を使用しないでください。

「サーバー・グループ」ドロップダウン・リストで、soa_server1soa_server2SOA-MGD-SVRSに向けてターゲット設定されていることと、bam_server1bam_server2BAM 12-MGD-SVRS-ONLYに向けてターゲット設定されていることを確認します。

クラスタ

「クラスタ」画面(タスク13)で、soa_cluster1bam_cluster1という名前の2つのクラスタを作成します。

サーバーのクラスタへの割当

この画面(タスク14)で、次に指定するようにサーバーを割り当てます。

  • bam_server1bam_server2bam_cluster1に割り当てます

  • soa_server1soa_server2soa_cluster1に割当て

マシン

この画面(タスク16)で、bam_machine1soa_machine1という名前の、2つのマシンを作成します。

サーバーのマシンへの割当

この画面(タスク17)で、次に示すようにサーバーを割り当てます。

  • AdminServerbam_server1およびbam_server2bam_machine1に割り当てます。

  • soa_server1soa_server2soa_machine1に割当て


A.2 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Busのトポロジ

この項には次のトピックが含まれます:

A.2.1 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Busのトポロジの理解

図A-1は、Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Busのトポロジを示しています。

このトポロジを使用して、Oracle B2BドメインにOracle Service Busを実装します。Oracle Service Busソフトウェアは、専用のクラスタに向けてターゲット設定されます。これにより、Oracle B2BとOracle Service Busソフトウェアの間でのリソースの競合がなくなります。

図A-2 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Busのトポロジ

図A-2の説明が続きます
「図A-2 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Busのトポロジ」の説明

A.2.2 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Busのトポロジのインストールと構成のロードマップ

表A-3は、システムでこのトポロジを構成するために必要なロードマップを説明しています。

表A-3 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Busのインストールおよび構成手順の概要

タスク 説明 詳細情報

システム環境を確認します

インストールの前に、最小限のシステム要件およびネットワーク要件を満たしていることを確認します。

第1.4項を参照してください。

なし。

適切なディストリビューションを入手します

Oracle B2Bをインストールするには、Oracle SOA SuiteとOracle Fusion Middleware Infrastructureがすでにインストールされている必要があります。B2Bは、Oracle Fusion Middleware Infrastructure、Oracle SOA SuiteおよびOracle Service Busと同じOracleホームにインストールする必要があります。

第1.5項を参照してください。

Oracle Infrastructure、Oracle SOA SuiteとBusiness Process Management、およびOracle Service Busのすべてのディストリビューションを入手する必要があります。

インストール・ディレクトリを決めます

作成する必要があるディレクトリが作成されているか、またはインストーラからアクセスでき、最小要件を満たすシステムに存在していることを確認します。

Oracle Fusion Middlewareの理解の「Oracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリとは」を参照してください。

なし。

Oracle Fusion Middleware Infrastructureをインストールします

Oracle Fusion Middleware Infrastructureをインストールして、Oracle SOA SuiteおよびB2B用のOracleホーム・ディレクトリを作成します。

『Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成』を参照してください。

Oracle Fusion Middleware Infrastructureを構成する必要はありません。

Oracle SOA Suiteをインストールします

Oracle SOA Suiteソフトウェアを既存のOracle Infrastructureホームにインストールします。

『Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのインストールと構成』を参照してください。

Oracle SOA Suiteを構成する必要はありません。

Oracle Service Busのインストール

Oracle Service Busソフトウェアを既存のOracle InfrastructureとOracle SOA Suiteのホームにインストールします。

『Oracle Service Busのインストールと構成』を参照してください。

Oracle Service Busを構成する必要はありません。

B2Bソフトウェアのインストール

Oracle B2Bソフトウェアを既存のOracle Infrastructure、Oracle SOA SuiteホームおよびOracle Service Busホームにインストールします。

第2章を参照してください。

「インストール・タイプ」画面で、「B2B」を選択します。

WebLogicドメインの作成

構成ウィザードを使用してWebLogicドメインの作成および構成を行います。構成画面で適切なオプションを選択していることを確認します。

第3章を参照してください。

個別の画面(第A.2.2.1項を参照)に示された指示に従います。

サーバーを起動します

ドメインの作成が完了したら、管理サーバーおよび管理対象サーバーを起動します。

第3.3項を参照してください。

なし。

構成を確認します

ドメインが適切に構成されていることを確認します。

第3.3項を参照してください。

なし。

Oracle B2Bのインストールと構成後の次の手順

ここで構成したドメインに対して、運用や管理のタスクを実行できます。

第5章を参照してください。

なし。


A.2.2.1 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Bus用に選択する構成オプション

Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Busの構成時の画面と選択する必要のあるオプションは、第3章に示したものとほとんど同じです。ただし、異なるオプションを選択する必要がある画面が2つあります。表A-4に主な画面とオプションをリストします。この項に示されたとおりに、構成オプションを選択するようにしてください。

表A-4 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Busのトポロジの主要な画面と構成オプション

画面 説明

テンプレート

この画面は、構成ウィザードを起動してドメインを作成した後に表示されます。

タスク2にリストされたテンプレートに加え、Oracle Service Bus - 12.1.3.0 [soa]を選択します。

管理対象サーバー

「管理対象サーバー」画面(タスク12)で、osb_server1soa_server1という名前の、2つの管理対象サーバーが作成されます。「追加」をクリックし、それとは別の2つの管理対象サーバー(osb_server2soa_server2)を作成します。

「リスニング・アドレス」ドロップダウン・リストで、管理対象サーバーが存在するホストのIPアドレスを選択していることを確認します。「すべてのローカル・アドレス」を使用しないでください。

「サーバー・グループ」ドロップダウン・リストで、soa_server1soa_server2SOA-MGD-SVRSの対象となっており、osb_server1osb_server2OSB-MGD-SVRS-ONLYの対象になっていることを確認します。

クラスタ

「クラスタ」画面(タスク13)で、soa_cluster1osb_cluster1という名前の2つのクラスタを作成します。

サーバーのクラスタへの割当

この画面(タスク14)で、次に指定するようにサーバーを割り当てます。

  • osb_server1osb_server2osb_cluster1に割り当てます

  • soa_server1soa_server2soa_cluster1に割り当てます

マシン

この画面(タスク16)で、osb_machine1soa_machine1という名前の、2つのマシンを作成します。

サーバーのマシンへの割当

この画面(タスク17)で、次に示すようにサーバーを割り当てます。

  • AdminServerosb_server1およびosb_server2osb_machine1に割り当てます。

  • soa_server1soa_server2soa_machine1に割当て