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Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成
12c (12.1.3)
E56221-02
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2 Oracle Fusion Middleware Infrastructureソフトウェアのインストール

この章では、Oracle Fusion Middleware Infrastructureソフトウェアのインストール方法について説明します。

この章の構成は、次のとおりです。

2.1 インストール・プログラムの起動

インストール・プログラムを起動するには、次の手順を実行します。

  1. ターゲット・システムにログインします。

  2. 動作保証されたJDKがシステムに存在している必要があります。詳細は、Oracle Fusion Middlewareのサポートされるシステム構成ページで、12c (12.1.3)向けの適切な動作保証情報のドキュメントを参照してください。

  3. インストール・プログラムをダウンロードしたディレクトリに移動します。

  4. 次の例に示すとおり、ご使用のシステムのJDKディレクトリからjava実行可能ファイルを実行し、インストール・プログラムを起動します。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    /home/Oracle/jdk7_15/jdk1.7.0_15/bin/java -jar fmw_12.1.3.0.0_infrastructure.jar
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_15\bin\java -jar fmw_12.1.3.0.0_infrastructure.jar
    

    これらの例にあるJDKの場所は、ご使用のシステムの実際のJDKの場所に読み替えてください。

インストール・プログラムが表示されると、インストールを開始する準備ができています。インストール・プログラムの各画面の説明は、第2.2項を参照してください。

2.2 インストール画面のナビゲート

インストール・プログラムには、表2-1に示される順に一連の画面が表示されます。

インストール画面に関して詳細な情報が必要な場合は、画面名をクリックしてください。

表2-1 Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストール画面

画面 説明

インストール・インベントリの設定

この画面は、UNIXオペレーティング・システムで、このホストに初めてOracle製品をインストールする場合に表示されます。中央インベントリを作成する場所を指定します。この画面で選択したオペレーティング・システム・グループ名に、中央インベントリの場所に対する書込み権限があることを確認してください。

中央インベントリの詳細は、Oracle Fusion MiddlewareのOracle Universal Installerを使用したソフトウェアのインストールに関するマニュアルのOracle中央インベントリの理解の説明を参照してください。

この画面はWindowsオペレーティング・システムでは表示されません。

ようこそ

製品のインストーラの紹介画面です。

インストール場所

この画面を使用してOracleホーム・ディレクトリの位置を指定します。

Oracle Fusion Middlewareディレクトリ構造の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』のインストールおよび構成のためのディレクトリの選択に関する項を参照してください。

インストール・タイプ

この画面を使用してインストールのタイプと、それに従ってインストールされる製品および機能を選択します。

このトポロジの場合は、「Fusion Middleware Infrastructure」を選択します。

注意: このドキュメントのトポロジには、サーバーの例は含まれていません。この例を本番環境にインストールしないことをお薦めします。

前提条件のチェック

この画面では、ご使用のシステムが最小要件を満たしていることを検証します。

警告またはエラー・メッセージが表示された場合は、第1.4項のいずれかのドキュメントを参照してください。

セキュリティ更新の指定

Oracle Supportアカウントがある場合は、この画面でセキュリティ更新の受信方法を指定します。

アカウントがなく、この手順をスキップしてもよい場合はチェック・ボックスの選択を解除し、フォローアップのダイアログ・ボックスで選択内容を確認します。

「インストール・サマリー」

この画面では、選択したインストール・オプションを検証します。これらのオプションをレスポンス・ファイルに保存する場合は、「保存」をクリックしてレスポンス・ファイルの場所と名前を指定します。レスポンス・ファイルは、後でサイレント・インストールを実行する場合に使用できます。

サイレント・インストールまたはコマンド行インストールの詳細は、Oracle Fusion MiddlewareのOracle Universal Installerを使用したソフトウェアのインストールに関するマニュアルのOracle Universal Installerのサイレント・モードでの使用の説明を参照してください。

「インストールの進行状況」

この画面では、インストールの進行状況を参照できます。

インストール完了

インストールが完了するとこの画面が表示されます。画面上の情報を確認し、「終了」をクリックしてインストーラを終了します。


2.3 インストールの検証

インストールの完了後、次のタスクを正常に実行することでインストールを検証できます。

2.3.1 インストール・ログ・ファイルの確認

インストール・ログ・ファイルの内容を確認し、何も問題が発生していないことを確認します。ログ・ファイルおよびその場所の詳細は、『Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストール』のインストール・ログ・ファイルの理解に関する項を参照してください。

2.3.1.1 ディレクトリ構造のチェック

インストールの内容は、インストール中に選択したオプションによって異なります。

インストール後のディレクトリ構造の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareコンセプトの理解』の「Oracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリとは」を参照してください。

2.3.2 Oracleホームの内容の表示

Oracleホームの内容を、viewInventoryスクリプトを使用して表示することもできます。詳細は、Oracle Fusion MiddlewareのOracle Universal Installerを使用したソフトウェアのインストールに関するマニュアルのOracleホームの内容の表示の説明を参照してください。