この章では、Oracle API Catalogと統合するためにOracle JDeveloperを構成する方法について説明します。まず、JDeveloper用のOracle Enterprise Repositoryプラグインをダウンロードする必要があります。次に、Oracle API Catalogサーバーへの接続を作成できます。プラグインをインストールして、リポジトリ接続を作成したら、次の手順については第4章「Oracle JDeveloperを使用したOracle API Catalogとの対話」を参照してください。
この章では、次の項目について説明します。
Oracle JDeveloper 12c用のOracle Enterprise Repositoryプラグインをインストールする手順:
ローカル・コンピュータにOracle JDeveloperをインストールします。12c以降では、Oracle SOA Suite Quick Startディストリビューションを使用して、Oracle SOA Suite用に事前構成されたJDeveloperバージョンを取得する必要があります。詳細は、『SOA SuiteおよびBusiness Process Management SuiteのQuick Start for Developersのインストール』のOracle SOA SuiteのQuick Start for Developersのインストールに関する項を参照してください。
注意: Oracle SOA Suite Quick Start for Developersディストリビューションを使用していることを確認します。Oracle BPM Suite Quick Start for Developersディストリビューションには、プラグインと一緒に動作せず、Oracle API Catalogとの使用がサポートされていない、JDeveloperのバージョンが含まれています。 |
My Oracle Supportからパッチ19721053 (p19721053_121300_Generic.zip
)のファイルを取得します。
JDeveloperが閉じていることを確認して、続行します。
パッチのREADME.txt
ファイルの指示に従ってください。
JDeveloperを再起動します。
プラグインをインストールした後で、リポジトリ・サーバーへの接続を作成できます。
新しいリポジトリ接続を作成する手順:
「ファイル」、「新規」をクリックします。「新規ギャラリ」ダイアログが表示されます。
「一般」、「接続」を選択してから、図3-1に示すように、「Oracle Enterprise Repository接続」を選択します。
「OK」をクリックします。図3-2に示すように、「Oracle Enterprise Repository接続」ダイアログが表示されます。
次の情報を入力します。
接続中: OERに接続する場合は「Oracle Enterprise Repository」を、OACに接続する場合は「Oracle API Catalog」を選択します。
接続名: Oracle API Catalog接続の記述名。
リポジトリURL: Oracle API Catalogの実行中インスタンスにアクセスできるURL
ユーザー名: Oracle API Catalogのユーザー名。
パスワード: Oracle API Catalogのパスワード。
「接続のテスト」をクリックします。「ステータス」ペインに成功メッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。
図3-3に示すように、「リソース・パレット」にある「IDE接続」で、Oracle Enterprise Repositoryを展開し、作成したアプリケーション・サーバーの接続を表示します。
「検索」ボックスでアセットを検索するための検索基準を入力します。図3-4に示すように、すべてのアセットの一覧が表示されます。
JDeveloperとOracle API Catalogの間の既存の接続を編集する手順:
リソース・パレットの「IDE接続」の下の部分で、Oracle Enterprise Repositoryを展開すると既存のリポジトリ接続が表示されます。
編集する接続を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
次のいずれかのフィールドを編集します。
リポジトリURL: Oracle API Catalogの実行中インスタンスにアクセスできるURL
ユーザー名: Oracle API Catalogのユーザー名。
パスワード: Oracle API Catalogのパスワード。
「接続のテスト」をクリックします。「ステータス」ペインに成功メッセージが表示されます。
「OK」をクリックして変更を保存し、ダイアログを閉じます。