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Oracle® Fusion Middleware Oracle API Catalog開発者ガイド
12cリリース1 (12.1.3)
E59449-03
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3 Oracle API Catalogとの統合をサポートするOracle JDeveloperの構成

この章では、Oracle API Catalogと統合するためにOracle JDeveloperを構成する方法について説明します。まず、JDeveloper用のOracle Enterprise Repositoryプラグインをダウンロードする必要があります。次に、Oracle API Catalogサーバーへの接続を作成できます。プラグインをインストールして、リポジトリ接続を作成したら、次の手順については第4章「Oracle JDeveloperを使用したOracle API Catalogとの対話」を参照してください。

この章では、次の項目について説明します。

3.1 Oracle Enterprise Repository JDeveloper 12cプラグインのインストール

Oracle JDeveloper 12c用のOracle Enterprise Repositoryプラグインをインストールする手順:

  1. ローカル・コンピュータにOracle JDeveloperをインストールします。12c以降では、Oracle SOA Suite Quick Startディストリビューションを使用して、Oracle SOA Suite用に事前構成されたJDeveloperバージョンを取得する必要があります。詳細は、『SOA SuiteおよびBusiness Process Management SuiteのQuick Start for Developersのインストール』のOracle SOA SuiteのQuick Start for Developersのインストールに関する項を参照してください。


    注意:

    Oracle SOA Suite Quick Start for Developersディストリビューションを使用していることを確認します。Oracle BPM Suite Quick Start for Developersディストリビューションには、プラグインと一緒に動作せず、Oracle API Catalogとの使用がサポートされていない、JDeveloperのバージョンが含まれています。

  2. My Oracle Supportからパッチ19721053 (p19721053_121300_Generic.zip)のファイルを取得します。

  3. JDeveloperが閉じていることを確認して、続行します。

  4. パッチのREADME.txtファイルの指示に従ってください。

  5. JDeveloperを再起動します。

3.2 新しいリポジトリ接続の作成

プラグインをインストールした後で、リポジトリ・サーバーへの接続を作成できます。

新しいリポジトリ接続を作成する手順:

  1. 「ファイル」「新規」をクリックします。「新規ギャラリ」ダイアログが表示されます。

  2. 「一般」「接続」を選択してから、図3-1に示すように、「Oracle Enterprise Repository接続」を選択します。

    図3-1 「新規ギャラリ」ダイアログ

    図3-1の説明が続きます
    「図3-1 「新規ギャラリ」ダイアログ」の説明

  3. 「OK」をクリックします。図3-2に示すように、「Oracle Enterprise Repository接続」ダイアログが表示されます。

    図3-2 「Oracle Enterprise Repository接続」ダイアログ

    図3-2の説明が続きます
    「図3-2 「Oracle Enterprise Repository接続」ダイアログ」の説明

  4. 次の情報を入力します。

    • 接続中: OERに接続する場合は「Oracle Enterprise Repository」を、OACに接続する場合は「Oracle API Catalog」を選択します。

    • 接続名: Oracle API Catalog接続の記述名。

    • リポジトリURL: Oracle API Catalogの実行中インスタンスにアクセスできるURL

    • ユーザー名: Oracle API Catalogのユーザー名。

    • パスワード: Oracle API Catalogのパスワード。

  5. 「接続のテスト」をクリックします。「ステータス」ペインに成功メッセージが表示されます。

  6. 「OK」をクリックします。

  7. 図3-3に示すように、「リソース・パレット」にある「IDE接続」で、Oracle Enterprise Repositoryを展開し、作成したアプリケーション・サーバーの接続を表示します。

    図3-3 リソース・パレット

    図3-3の説明が続きます
    「図3-3 リソース・パレット」の説明

  8. 「検索」ボックスでアセットを検索するための検索基準を入力します。図3-4に示すように、すべてのアセットの一覧が表示されます。

3.3 既存のリポジトリ接続の編集

JDeveloperとOracle API Catalogの間の既存の接続を編集する手順:

  1. リソース・パレットの「IDE接続」の下の部分で、Oracle Enterprise Repositoryを展開すると既存のリポジトリ接続が表示されます。

  2. 編集する接続を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

  3. 次のいずれかのフィールドを編集します。

    • リポジトリURL: Oracle API Catalogの実行中インスタンスにアクセスできるURL

    • ユーザー名: Oracle API Catalogのユーザー名。

    • パスワード: Oracle API Catalogのパスワード。

  4. 「接続のテスト」をクリックします。「ステータス」ペインに成功メッセージが表示されます。

  5. 「OK」をクリックして変更を保存し、ダイアログを閉じます。