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Oracle® Fusion Middleware Oracle API Catalog開発者ガイド
12cリリース1 (12.1.3)
E59449-03
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4 Oracle JDeveloperを使用したOracle API Catalogとの対話

この章では、Oracle JDeveloperの使用のプロセスと、Oracle API Catalogとの対話について説明します。

この章では、次の項目について説明します。

4.1 Oracle JDeveloperの使用

Oracle API Catalogによって、SOAエコシステム内のすべてのアセットを分類するための柔軟性のあるメタモデルが提供されます。主に、アプリケーション開発用の単一の真のソースとしてライフサイクルの計画、設計および構築フェーズで使用されます。

Oracle SOA Suiteは、Oracle API Catalog 12cとともに使用できます。

この節では、以下のトピックについて説明します。

4.1.1 JDeveloperアプリケーションとOracle API Catalogとの関連付け

JDeveloperアプリケーションをデフォルトのOracle API Catalog接続に関連付けて、JDeveloperを使用したOracle API Catalogからアセットを使用する必要があります。JDeveloperアプリケーションをデフォルトのOracle API Catalog接続に関連付けるには、次の手順を実行します。

  1. Oracle JDeveloperで、「ツール」メニューを展開し、Oracle API Catalogを選択します。Oracle Enterprise Repositoryの構成ダイアログが表示されます。


    注意:

    Oracle API Catalogを使用している場合も、JDeveloperの「ツール」メニューから「Oracle Enterprise Repository」を選択します。

  2. 図4-1に示すように、次のオプションを選択します。

    • リポジトリ接続: 使用状況の追跡に使用するOracle API Catalog接続を選択します。


    注意:

    「リポジトリ・プロジェクト」オプションはOracle API Catalogでは使用できません。

    図4-1 Oracle Enterprise Repositoryの構成ダイアログ

    図4-1の説明が続きます
    「図4-1 Oracle Enterprise Repositoryの構成ダイアログ」の説明

  3. 「OK」をクリックします。

選択した接続からのアセットを使用できるようになりました。

4.1.2 Oracle API Catalogの検索

Oracle JDeveloperを使用すると、Oracle Enterprise Repositoryで使用可能なAPIにアクセスできます。Oracle JDeveloperを介して、様々な基準に一致するAPIの検索、または開発プロジェクトに関係するAPIの表示を行うことができます。

Oracle Enterprise Repositoryでアセットを検索するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle JDeveloperで、「リソース・パレット」をクリックします。「リソース・パレット」タブがIDE接続とともに表示されます。

  2. 「検索」テキスト・フィールドで、詳細を表示するAPIの名前などの検索条件を入力して、「検索の開始」をクリックします。「検索結果」ペインがAPIとともに表示されます。

4.1.3 Oracle Enterprise RepositoryからのAPIの使用

プロジェクトにAPIをダウンロードできます。通常、APIのペイロードは、サービス(たとえばWSDLまたはWADLファイル)を使用するために必要な機能です。

Oracle Enterprise RepositoryからWSDLファイルまたはサービスを使用するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle JDeveloperで、composite.xmlファイルをダブルクリックします。「composite.xml」ページが表示されます。

  2. 「コンポーネント・パレット」から、Webサービス・コンポーネントを「外部参照」スイムレーンにドラッグ・アンド・ドロップします。「Webサービスの作成」ダイアログが表示されます。

  3. 「WSDL URL」フィールドの下部にある既存のWSDLの検索アイコンをクリックします。「WSDLチューザ」ダイアログが表示されます。

  4. 図4-2に示すように、「Oracle Enterprise Repository」タブを選択します。

    図4-2 「WSDLチューザ」ダイアログ

    図4-2の説明が続きます
    「図4-2 「WSDLチューザ」ダイアログ」の説明

  5. ナビゲーション・ツリーを使用して、起動または使用するサービスを検出します。

    サービスに関連付けられているWSDLまたはUDDIキーが1つしかない場合、同じWSDLまたはUDDIキーを使用して参照を作成します。図4-3に示すように、関連付けられているWSDLまたはUDDIキー(あるいはその両方)が2つ以上ある場合、「WSDLの選択」ダイアログが表示されます。

    図4-3 「WSDLの選択」ダイアログ

    図4-3の説明が続きます
    「図4-3 「WSDLの選択」ダイアログ」の説明

    使用するURLまたはUDDIキーを選択する必要があります。JDeveloperでUDDIキーを解決するには、参照を作成する前にUDDI接続を作成する必要があります。これを行わないと、UDDIキーを選択できません。

  6. 「OK」をクリックします。

Oracle Enterprise RepositoryからWADLファイルまたはサービスを使用するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle JDeveloperで、composite.xmlファイルをダブルクリックします。「composite.xml」ページが表示されます。

  2. 「コンポーネント・パレット」から、REST Serviceコンポーネントを「外部参照」スイムレーンにドラッグ・アンド・ドロップします。「RESTバインディングの作成」ダイアログが表示されます。

  3. 必要な情報を、「名前」「タイプ」および「ベースURI」フィールドに入力します。

  4. 必要な情報を「リソース」パネルに入力します。

  5. 「操作バインディング」パネルで「追加」アイコンをクリックし、「WADLサービスに基づく操作の追加」を選択します。「WADLチューザ」ダイアログが表示されます。

  6. 「Oracle Enterprise Repository」タブを選択します。

  7. ナビゲーション・ツリーを使用して、起動または使用するサービスを検出します。