このドキュメントでは、WebLogic Scripting Tool (WLST)で使用できる、Oracle SOA Suite、Business Process Management、Enterprise SchedulerおよびManaged File TransferのすべてのWLSTコマンドについて説明します。
注意:
Oracle Fusion Middlewareコンポーネント用のWLSTコマンドは、コンポーネントが ORACLE_HOMEディレクトリにインストールされている場合のみ使用できます。そのため、SOA Suite WLSTコマンドは、SOA Suiteがインストールされている場合のみ使用できます。
このドキュメントは、SOAアプリケーションをデプロイするOracle SOA Suiteの管理者およびオペレータを対象としています。読者は、WebテクノロジおよびWebLogic Server製品およびFusion Middleware製品がインストールされているオペレーティング・システムとプラットフォームに精通していることを前提としています。
このマニュアルの構成は次のとおりです。
この章「概要とロードマップ」では、このガイドの構成および関連ドキュメントについて説明します。
「Oracle SOA SuiteのカスタムWLSTコマンド」では、SOA Suiteの各カスタムWLSTコマンドについて詳細に説明します。
「カスタムWLSTコマンド」では、Business Process Management (BPM)の各カスタムWLSTコマンドについて詳細に説明します。
「Oracle Enterprise SchedulerのカスタムWLSTコマンド」では、Oracle Enterprise Scheduler (ESS)の各カスタムWLSTコマンドについて詳細に説明します。
「カスタムWLSTコマンド」では、Oracle Managed File Transfer (MFT)の各カスタムWLSTコマンドについて詳細に説明します。
WebLogic Scripting Toolの使用方法については、『WebLogic Scripting Toolの理解』を参照してください。
その他のWLSTコマンドおよびその他のWebLogic Server管理インタフェースについては、次を参照してください。
『WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス』では、WebLogic ServerのWLSTコマンドについて説明しています。
インフラストラクチャ・コンポーネントWLSTコマンド・リファレンスは、Java Required Files (JRF)、Webサービス、Metadata Services (MDS)、Application Development Framework (ADF)、ダイナミック・モニタリング・サービス(DMS)、ロギング、診断フレームワーク、User Messaging Service (UMS)およびEnterprise Scheduling Service (ESS)などの、Oracle Fusion Middlewareのコア・コンポーネントで使用可能なWLSTコマンドについて説明しています。
インフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンスでは、監査、SSL、Oracle Identity Federation、Directory Integration Platform、Oracle Access Management (OAM)、Oracle Security Token ServiceおよびOracle Keystore Serviceを含むOracle Fusion Middlewareインフラストラクチャのセキュリティ・コンポーネントで使用可能なWLSTコマンドについて説明しています。
『WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』では、WebCenter Portal、WebCenter Content、WebCenter Information Rights Management (IRM)およびWebCenter Imaging Process Management (IPM)を含むWebCenterコンポーネントに使用できるWLSTコマンドについて説明しています。
Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発のAntタスクを使用したWebLogic Serverドメインの構成と使用に関する項では、WebLogic Serverインスタンスの起動および停止とWebLogicドメインを構成するためのWebLogic Antタスクの使用について説明しています。
Oracle WebLogic Serverへのアプリケーションのデプロイのデプロイメント・ツールに関する項では、アプリケーションおよびスタンドアロン・モジュールのデプロイ用にWebLogic Serverで提供されているいくつかのツールについて説明しています。
管理コンソール・オンライン・ヘルプでは、WebLogicドメインを管理およびモニタリングするためのWebベースのグラフィカル・ユーザー・インタフェースについて説明しています。
『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』では、グラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用したWebLogicドメインの作成または既存ドメインの拡張について説明しています。
「PackおよびUnpackコマンドを使用したテンプレートとドメインの作成」: 既存のWebLogicドメインをすばやく簡単に再作成するコマンドについて説明します。
『Oracle WebLogic Server JMXによるカスタム管理ユーティリティの開発』: Java Management Extensions (JMX) APIを使用してWebLogic Serverリソースをモニターおよび変更する方法について説明します。
『SNMPによるOracle WebLogic Serverのモニタリング』: Simple Network Management Protocol (SNMP)を使用してWebLogicドメインをモニターする方法について説明します。