この章では、Oracle User Messaging Service (UMS)の機能と改良点について説明します。次のトピックでは、UMSの新機能および変更された機能と、このガイドに記載されているその他の重要な変更について紹介し、詳細情報の参照先を示します。
複数の構成のサポート: UMSでは、デプロイされたドライバの単一インスタンスに対して複数の構成がサポートされています。これにより、ドメイン内の特定のドライバのインスタンスを複数デプロイしなくても、そのドライバの1つのインスタンスを異なる方法で構成できます。12.1.3では、電子メール・ドライバのみで複数の構成がサポートされています。この機能の詳細は、第4.3項「ユーザー・メッセージング・サービス・ドライバの構成」を参照してください。
クラスタ・レベルおよびドメイン・レベルのドライバの構成: UMSでは、ドメイン・レベルおよびクラスタ・レベルでのドライバの構成がサポートされています。クラスタは、UMSでサポートされる最も細かいレベルの構成です。この機能の詳細は、第4.2項「ユーザー・メッセージング・サーバーの構成」を参照してください。
ユーザーが展開可能なサーバー・グループを使用したドライバのデプロイ: 追加ドライバをデプロイするには、ドメインの更新時にFusion Middleware構成ウィザードで展開可能なサーバー・グループを使用します。詳細は、第6.1.1項「Fusion Middleware構成ウィザードを使用したドライバのデプロイ」を参照してください。