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Oracle® Fusion Middleware Oracle HTTP Serverリリース・ノート
12c (12.1.3)
E56225-04
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4 このリリースで修正された不具合

この章では、以前のOracle HTTP Serverリリースに存在していることがわかっていた解決済の既知の問題について確認します。

次の表に、解決済の問題を示します。

問題 説明 報告されたOHSバージョン

起動障害の診断時に手動でDOMAIN_HOME/servers/<instancename>/logsを作成する

Oracle HTTP Serverインスタンスが起動せず、以前に起動したことがない場合は、ディレクトリDOMAIN_HOME/servers/<instancename>/logsを手動で作成し(存在しない場合)、その後そのインスタンスの起動を再度試みて、すべての診断情報が書き込まれるようにします。このログ・ディレクトリが存在しない場合、lastinvocation.logログ・ファイル(なんらかの起動障害の診断に使用される)には書き込まれません。

12.1.2.0.0

adminserverという名前のインスタンスを作成すると例外がスローされる

adminserverという名前のインスタンスを作成しようとすると、Oracle HTTP Serverによって例外がスローされ、その後は有効な名前であってもインスタンスを作成できなくなります。このため、管理サーバーと同じ名前を使用するインスタンスは作成しようとしないでください。

12.1.2.0.0

ssl.conf内でSSLWalletディレクティブが適切に保存されない可能性がある

Fusion Middleware ControlでSSLウォレットを更新する場合、SSLWalletディレクティブがssl.confに適切に保存されない可能性があります。

12.1.2.0.0

起動失敗の診断時に手動でログ・ディレクトリを作成する

Oracle HTTP Serverインスタンスが起動せず、以前に起動したことがない場合は、ディレクトリDOMAIN_HOME/servers/<instancename>/logsを手動で作成し(存在しない場合)、その後そのインスタンスの起動を再度試みて、すべての診断情報が書き込まれるようにします。このログ・ディレクトリが存在しない場合、lastinvocation.logログ・ファイル(なんらかの起動障害の診断に使用される)には書き込まれません。

12.1.2.0.0

「WebLogicプラグインの有効化」オプションが誤ってチェック・ボックスとして記述されている。

サーバーおよびクラスタ・ページの「WebLogicプラグインの有効化」オプションが、以前のリリースの『Oracle WebLogic Serverプロキシ・プラグインの使用』では誤ってチェック・ボックスとして記述されていました。「WebLogicプラグインの有効化」オプションは実際には3つの項目を含むドロップダウン・リストです。詳細は、「WebLogicプロキシ・プラグインの構成の前提条件」を参照してください。

12.1.3.0.0

WindowsプラットフォームでのEditHttpConfツールの場所がインストレーション・ガイドで誤って記述されている。

『Oracle HTTP Serverのインストールと構成』のConfiguring Oracle HTTP Server WebGate for Oracle Access Managerに関する項では、WindowsプラットフォームのEditHttpConfツールへのパスがOracle_Home/webgate/ohs/tools/setup/InstallTools/EditHttpConfと誤って記述されていました。これはOracle_Home/webgate/ohs/tools/EditHttpConfに修正されました。

12.1.3.0.0