Oracle® Solaris Studio 12.4: Discover および Uncover ユーザーズガイド

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更新: 2015 年 12 月
 
 

計測済みバイナリの実行

discover を使用してバイナリを計測したあと、そのバイナリを通常の場合と同じ方法で実行します。通常、特定の組み合わせの入力により、プログラムが予期しない動作を行なった場合は、そのプログラムを discover を使用して計測し、同じ入力を使用して実行して、潜在的なメモリーの問題を調べます。計測済みのプログラムの実行中に、discover は、選択した形式 (テキスト、HTML、またはその両方) の指定された出力ファイルに、検出されるメモリーエラーに関する情報を書き込みます。レポートの解釈の詳細は、discover レポートの分析を参照してください。

計測のオーバーヘッドのため、計測後のプログラムは実行速度が大幅に低下する可能性があります。メモリーアクセスの頻度に応じて、50 倍も低速に実行される場合があります。