Oracle® Solaris Studio 12.4: OpenMP API ユーザーズガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

1.1 サポートされる OpenMP の仕様

このマニュアルでは、OpenMP API 仕様バージョン 4.0 (このマニュアルでは OpenMP 4.0 とも呼んでいます) の Oracle Solaris Studio 実装に固有の問題について説明します。この仕様は OpenMP の正式な Web サイト (http://www.openmp.orghttp://www.openmp.org/) にあります。


注 -  Oracle Solaris プラットフォーム上で最適なパフォーマンスおよび機能を得るために、最新バージョンの OpenMP 実行時ライブラリ libmtsk.so が実行中のシステムにインストールされていることを確認してください。

Oracle Solaris Studio コンパイラの全リリースと、おのおのでの OpenMP API の実装に関する最新情報については、Oracle Solaris Studio ポータル (http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solarisstudiohttp://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solarisstudio) を参照してください。


注 -  このリリースの Oracle Solaris Studio は、OpenMP 4.0 の仕様を完全にサポートしています。ただし、次の点に注意してください。
  • SIMD 構文は受け入れられます。ただし、SIMD 構文で SIMD 命令がまったく使用されない場合があります。

  • device 構文は受け入れられます。ただし、すべてのコードはホストデバイス上で実行されます。使用可能なデバイスはホストデバイスのみです。